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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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301.  11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち 《ネタバレ》 
 三島由紀夫の自決前の姿を、当時の左翼運動とリンクさせながら描いていて非常に興味深い作品でした。何というか、世の為人の為を考えた行動というよりは自分の思い・美学を貫こうという幼いともいえる姿勢から来る行動という面が強いように感じて、「日本文学史に名を残す文豪」というイメージがやや崩れましたね。    国の運営に理想や目標は必要かもしれませんが、そこに美学を持ち込むことの危うさを感じましたね。 
[DVD(邦画)] 7点(2013-08-17 01:20:35)
302.  刑事物語2 りんごの詩 《ネタバレ》 
冴えない男がヒーローになったり、美女(しかもどこか影があるいい女)にもてたり、おまけに観光気分も味わえる・・・ こういう、気取りの無い、男のための娯楽映画が最近無いですよねえ・・・・。
[地上波(邦画)] 7点(2013-05-16 00:07:52)
303.  聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実― 《ネタバレ》 
 この映画で興味深かったところは、山本五十六という人物の考え・行動よりも、大本営発表をそのまま載せ、国民を煽りつづけたマスコミと、その報道を受けて心理的に勢いづく多くの国民の姿を描いているところですね。    報道は事実を冷静に伝えるのが本筋であり、そこに思想や思いを付け加えることがいかに危険であるのか良くわかります。   
[地上波(邦画)] 7点(2013-01-19 09:36:14)
304.  ギリギリの女たち 《ネタバレ》 
 ストーリー的には普遍的な家族ドラマで、特筆するようなものはありません。ただ、3.11の被災地に住居を構え生活していた小林政広監督だからこそ描ける被災地の状況は非常に興味深かったです。    今後も被災地住民のリアルな感情を描く作品を撮ってもらいたいですね。   
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-16 23:51:17)
305.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 
 相変わらず、昭和の高度成長時代を舞台にした時代劇という感じでしたね。まあ、ここまで来たら、同じ設定で60年代後半から70年代、80年代の移り変わりまで描いて欲しいですね。    なんというか、吉岡秀隆だけがコントみたいな演技になっているのが気になりましたが、まあ安心してみていられる作品でした。     
[DVD(邦画)] 7点(2012-10-21 22:34:38)
306.  ヒミズ 《ネタバレ》 
相変わらず、昭和後期の日本映画を思わせる作風(ヒロインがアイドルだったら、まんま相米慎二作品のようです)に、これまた相変わらずの壊れた家族関係を描いた、まあ「これぞ園子温監督の映画!」という映画なんですが、この作品はとにかく全てにおいてストレートです。見ているこっちが恥ずかしくなるくらいストレートです。    家族や社会に対するストレス、不満、不適合といった様々な要素が入り混じって、内面から湧き上がる暴力的な衝動をそのまま160キロのストレートにこめてスクリーンから投げ込んできて、何度打ち返しても打ち返しても、ひたすらストレートをど真ん中に投げ込んでくる感じです。    震災関連の設定もまた、園監督が2011年の日本という状況の中で恥ずかしげもなく衝動的に使ってしまったということで、この衝動だらけの作品の方向性に合っているように感じました。    決して傑作ではありませんが、ロックコンサートのようなカタルシスを与えてくれる作品でした。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:37:05)(良:1票)
307.  クライマーズ・ハイ(2008) 《ネタバレ》 
 なんと言うか、サラリーマンをやっている者としては非常にテンションが上がる作品でしたね。やはり、仕事は意地とプライドで熱くこなしていかないと面白くないなと思いましたね。    まあ、そういう感じで夢中になって見てたのですが、最後の方は正直「え?これで終わり?」と思ってしまうようなあっさりとした終わり方でやや残念でした・・・・・。    ジャーナリストに一時憧れていた者としては非常に面白い作品でした。   
[地上波(邦画)] 7点(2012-09-25 00:09:18)
308.  モテキ 《ネタバレ》 
 10数年後この作品をまた見直して、懐かしさに涙したい・・・   いまどきの若者を描いているようですが、アラフォー世代がいまどきの若者世代に紛れ込んでしまったらどうなるのかを描いているようにも見えて中々面白かったですね。    80年代からあまり変わらぬ日本映画的なダサさが内容と上手くマッチしていて、照れくさくなるような恥ずかしさがあるけれどもついつい観てしまう作品に仕上がっています。    まあ、2010年代初頭の文化を切り取っている作品なので将来貴重な映像作品になるのではないでしょうか。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-06-02 23:54:58)
309.  哀しい気分でジョーク 《ネタバレ》 
 たけしが呟く「そういうことか・・・」のセリフにこの作品の全てがつまっています。人気コメディアンが抱える「業」のようなものを、実際に当時人気絶頂であったビートたけしが見事に演じています。   キャストをはじめ全体的に80年代初頭の雰囲気に満ち溢れた作品でしたね。途中、シドニーの観光案内が出てきたのは笑ってしまいましたが(タイアップなんでしょうけど)。   しかし、たけしは全然歌唱力はないんだけど、味のある歌を聞かせてくれますね。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-28 23:45:20)
310.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 
「人類未踏」の劔岳に登頂する栄誉よりも、まずは地図を作成するという己の職務を、名誉や面子に拘る周囲に流されることなく優先する姿勢には素直に感銘を受けました。    何よりも剱岳を初めとする立山連峰の荘厳な美しさ、厳しい自然の姿がふんだんに描かれており、大スクリーンで見ておくべきだったと後悔しましたね。スタッフ、キャストの方々のまさに命を賭けた奮闘が画面を通して伝わってきました。    ややほろ苦なストーリー展開も人生というものは不如意なものであるということを改めて実感させてくれます。   
[地上波(邦画)] 7点(2012-04-17 00:16:14)
311.  圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録 《ネタバレ》 
非常に地味で華々しさは全くありませんが、権力というか当時の「大人の世界」の論理に対して戦いを挑む若者の姿にはいろいろと考えさせられました。彼らもまだ20前後で頭でっかちな部分もあるけれども、おかしいと思ったことに対しおかしいと声を上げる姿勢は間違ってはいないと思います。   彼らは闘争では何も変えることはできなかったかもしれませんが、このように映像記録として残り多くの人間に影響を与えたという意味では非常に大きな戦果を得たといえるのではないでしょうか。  
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-07 23:35:16)
312.  大阪ハムレット 《ネタバレ》 
松坂慶子と岸部一徳の安定した演技力によって、このかなりヘヴィな要素を内在した物語が、まるでNHKの朝ドラのようにさわやかに仕上がっているのが非常に面白かったですね。   映画の要所要所に謎や疑問点が散りばめられていて、その解答を考えながらストーリーを追わせていくような作りにもなっているのも良かったと思います。何せ、「ハムレット」はいわば疑心暗鬼の物語ともいえますからね。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-13 14:29:53)(良:1票)
313.  六ヶ所村ラプソディー 《ネタバレ》 
 日本の原子力の権威である斑目春樹氏が言い放った「原子力発電に対して安心できる日など来ない」という言葉、もうこれに尽きますね。   そして、これといった産業も無く、金も仕事も無い辺鄙な村に金と仕事を提供する代わりに危険と放射能を押し付ける構造は何ともいえない虚しさを感じましたね。   3.11を経験した今、この作品が訴えるメッセージをより多くの人に受け止めてもらいたいですね。   この問題に中立はありえないという言葉が非常に印象的でした。    
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-26 00:13:00)
314.  激情版 エリートヤンキー三郎 《ネタバレ》 
これだけの濃いキャストを揃えながら、それぞれの個性を上手く引き出しながらもクドすぎない仕上がりは見事ですね。内容云々は言うだけ野暮なので・・・  しかし、板倉のはまり役っぷりは素晴らしかったですね。小沢兄弟と竹内力の共演も見物です。  
[地上波(邦画)] 7点(2011-08-24 00:39:48)
315.  母べえ 《ネタバレ》 
 反戦映画であり、「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」という日本国憲法第19条の精神の重要さを強く訴える映画でしたね。   吉永小百合のキャスティングはドラマとしてはちょっと違和感(年齢的に)がありましたが、山田洋次が自分の考えを伝えるためにはどうしても彼女でなければならなかったのでしょう。   母べえが死ぬ間際に、死んだ夫にあの世でなんか会いたくない、生きている夫に会いたいという台詞は非常に考えさせられましたね。「綺麗事」に人々を縛り付け、自らも「綺麗事」に殉じようとする風潮(美徳ですけどね)に対するカウンターであるように感じました。   鶴瓶がいい味出してました。  
[地上波(邦画)] 7点(2011-08-18 00:53:50)
316.  TOMORROW 明日 《ネタバレ》 
 一瞬で大量殺戮が可能である原子爆弾の非人間性を、そしてありふれた日常が突然人為的に遮断される恐ろしさを我々に伝えてくれる作品でした。   戦争を完全になくすことは正直難しいかもしれませんが、少なくとも核爆弾による大量殺戮だけは二度と繰り返してはならないと思いました。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-12 00:51:28)
317.  DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? 《ネタバレ》 
 予備知識がないと何がなんだかよくわからない作りになっているので、初心者向きではないですね。ただ、時代の寵児となるには、良く考え、努力を重ね、尚且つ運を掴まなければならないことは理解できました。
[DVD(吹替)] 7点(2011-07-21 23:50:06)
318.  樺太1945年夏 氷雪の門 《ネタバレ》 
 樺太でこのような悲惨な状況になっていたことを知ることができただけでもこの作品を観た意味があったと思いました。ソ連の将校の「敗戦国に国際法など無い」というセリフが、戦争というものの本質を体現しているように感じましたね。   大空襲や原子爆弾で多くの民間人を虐殺しても、日本の無条件降伏後も戦闘・殺戮を続け、捕虜をシベリアで奴隷のように働かせて死に至らしめても、勝者であるが故に裁かれることは無く、敗者のみが徹底的にその罪を糾弾される・・・・・(まあ罪は糾弾されるべきなんですが)。非常に理不尽さを感じますね。   非常にいろいろなことを考えさせられる作品でした。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-07-20 00:36:20)
319.  軽蔑(2011) 《ネタバレ》 
 主人公の男があまりにもチャラくて馬鹿すぎるのと鈴木杏の激しい変貌っぷりが恐らく賛否両論を巻き起こすであろうなとは思いますが、何はともあれ新宮を舞台にした中上作品の映画化はファンにとってはたまりませんでした。スクリーンに映しだされる新宮の街並を見て、死ぬ前に一度は訪れてみたいなと思いましたね。また、親子の対立・複雑な家族関係などを見ていると、誰か「岬」や「枯木灘」、「地の果て至上の時」を映画化してくれないかなと願ってしまいますね。   後半部分の展開はまさに往年の角川映画が蘇ったという感じで非常に懐かしさすら感じました。   それにしても、大森南朋の崩れっぷりは同世代の人間として参考にしたいくらいでしたね。  
[映画館(邦画)] 7点(2011-07-02 01:19:46)
320.  西の魔女が死んだ 《ネタバレ》 
 サチ・パーカーの「魔女」役が非常に嵌ってましたね(お母さんであるシャーリー・マクレーンも魔女みたいな女優さんですからね)。特に独特な日本語の発音が絶妙でとても心地よかったです。そして、その「魔女」の魅力を垂れ流すだけでなく、考え方の違いから来るすれ違い、感情のぶつかり合いもしっかり描いてるのも良かったと思います。    山梨の風景も非常にきれいで、大画面のスクリーンで見たかったですね。まあ、ゲンジ役の木村祐一がどうみても怪しい関西のオヤジだったのはちょっとアレでしたけど・・・。   派手さはありませんが、じんわりと心に響いてくる映画でした。  
[地上波(邦画)] 7点(2011-07-02 00:27:49)
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