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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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301.  クライング・ゲーム 《ネタバレ》 
 いやあ、完全にニール・ジョーダンの掌の上で踊らされてしまいましたね。最初はIRA絡みの政治色の強いストーリーなのかなと思ったら、どんどん違った方向(いろんな意味で)へ進んでいきますからね。まあラストの締めかたも見事で、本当に面白かったです(オスカー脚本賞受賞も納得です)。   これから観る方は予備知識なしでこの作品にぶつかった方がいいですよ。いろんな衝撃を味わえますから。ちょっとグロテスクな部分もありますけど・・・。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-03 20:30:05)
302.  BROTHER 《ネタバレ》 
虚無的な暴力描写に満ち溢れ、日本では悲劇的に捉えられがちな「バイオレンス系北野映画」が、アメリカを舞台にすると半分コメディではないかと感じてしまうほどのアクション娯楽映画に変貌していて興味深かったです。日本では異質な北野映画の世界も、アメリカでは日常のことなんでしょうかね?   しかしまあ、おなじみの北野組の面々がLAと全くマッチしていないのが本当に笑えました。この違和感もこの作品の魅力かもしれませんね。   奥の深さはあまり感じませんでしたが、アメリカナイズ(?)された北野映画ということで貴重な一本であることは間違いありません。  
[地上波(邦画)] 7点(2009-01-29 19:35:34)
303.  凶気の桜 《ネタバレ》 
序盤は、窪塚ワールド全開のトンデモ映画っぽくてちょっと「何だかなあ」という感じでしたが、ストーリー展開が進むに連れ凄く面白くなってきましたね。   「リアル」なイデオロギーなんて人間が人間である限り存在しないのに、その「リアル」を求めたが故に、「リアル」に成りすました「フェイク」な連中に翻弄されてしまう・・・。この作品は、社会という大海の中で純粋に「リアル」を求める若者と、それを利用する「フェイク」な大人が作り出した悲劇ではないかと思います。   しかし、窪塚洋介の存在感は圧倒的でしたね。まあ、いろいろある人ですけど、もっとこの才能を輝かせないと本当に勿体無いですね。 
[地上波(邦画)] 8点(2009-01-26 19:40:36)
304.  肉体の門(1988)
 女性による任侠映画という感じで、女優陣の迫力の凄さに圧倒されました。この豪華なキャスティングとお色気満載なところは80年代日本娯楽映画の王道ですね・・・・。 しかし、ラストの爆風に歪む顔は・・・・
[地上波(邦画)] 6点(2009-01-25 19:39:24)
305.  ボーイ・ミーツ・プサン 《ネタバレ》 
何というか、総てにおいて中途半端で消化不良を起こしてしまっている感じですね。   釜山の観光名所が紹介されているのが良かったくらいですかね。釜山映画祭も実際のオープニングの映像は凄く熱気があって惹きつけられましたけど、その後やけにショボくなって、いつの間にか終わってましたしね・・・・。   江口のりこの使い方も「ええええええ、もっと上手い使い方あんだろ。」という感じでした。別に韓国を舞台にしているからって韓流っぽさを出す必要は全く無いと思うのですが・・・・。 
[DVD(邦画)] 3点(2009-01-19 20:07:29)
306.  赤軍派-PFLP 世界戦争宣言 《ネタバレ》 
 メッセージはひたすら「武装闘争」を呼びかけるなど非常に過激ですが、映像はパレスチナゲリラの日常を結構淡々と映して、冒頭等に出てくるニュース映像との落差に「闘争の現実」を感じてしまいますね。   正直、訴えかけられるメッセージに対しては賛同しかねるのですが、当時の世界的な新左翼運動についての歴史的資料という意味では非常に興味深い作品でありました(当時の赤軍派の動向も描かれています)。 
[映画館(邦画)] 7点(2009-01-13 15:54:08)
307.  風の絨毯 《ネタバレ》 
 一枚のペルシャ絨毯に込められた人々の思いが伝わってきましたね。派手さは無いですが、日本とイランの伝統的な文化の交流や人々の心が打ち解けていく様は見ていて興味深かったです。  
[地上波(邦画)] 7点(2009-01-05 21:00:39)
308.  犬神家の一族(2006) 《ネタバレ》 
 旧作も未見なので、今回初めてこの作品を観たわけですが、ストーリーというよりは佐清マスクや逆さ死体等次々出てくるインパクトのある映像が面白かったですね。やはり、日本映画を代表する一本であることは間違いないです。
[地上波(邦画)] 7点(2008-12-29 21:29:48)
309.  私が棄てた女 《ネタバレ》 
 とにかくこの作品は森田ミツ役の小林トシエの熱演に尽きますね。優越感を感じさせてくれて、尽くしてくれて、しかも全てを赦してくれる・・・男にとってまさに理想の女性を見事に演じています。   森田ミツという女性は、日本が豊かさを得る代わりに失ってしまった「何か」を象徴しているのかも知れませんね。   ちょっと、彼女の死後の展開がシュール過ぎて別の作品のようになってしまったのが残念でした。 
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-27 18:42:48)
310.  UDON 《ネタバレ》 
 讃岐うどんは大好きなので楽しく観ることができました。特に、「讃岐うどんブーム」がどのようにして起こり、収束していったかについて描いているのは興味深かったです(ブームと引き換えに失うものも多いんですね・・・・)。   しかしまあ、シンプルさと安さが自慢の讃岐うどんをテーマに扱っている割には、無駄な費用をかけているような・・・・。時間もちょっと長かったです。 
[地上波(邦画)] 7点(2008-12-23 18:58:05)
311.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
 観る前は、たびたびテレビ等で流れる夏目雅子の「なめたらいかんぜよっ」のイメージが強くて、ずっと彼女が花子役で男勝りの女性を演じている映画とばかり思ってましたが全然違ってました・・・・。   それにしても、仲代達也の硬軟自在の演技に最初から最後まで引き付けられましたね。目力がとにかく凄かったです。   タイトルは「鬼龍院花子の生涯」となっていますが、彼女の描写自体はそれほどありません。表情のアップさえ少なく非常に印象が薄くなっています。それにも関わらず、彼女の名前がタイトルに付けられているところに、封建的な男性社会の中で自分の力で人生を切り開くこともできずひっそりと散っていった多くの女性たちに向けた原作者の思いが込められているように感じました。 
[地上波(邦画)] 8点(2008-12-14 17:47:08)
312.  ひかりごけ 《ネタバレ》 
 極限状態に置かれた人間の姿を描いた前半部分は非常に惹きこまれるものがありましたね。特に三國連太郎の演技には凄まじいまでのリアルさを感じました。   しかし、後半の裁判シーンから急に不条理劇や安っぽい怪奇映画のような展開になっていき、結局何を伝えたかったのかよくわからないまま終わってしまったのが残念です(まあ私が原作を未読ということもあると思いますが)。正直笠智衆の裁判官役には「?」という感じでした。 
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-11-29 20:12:08)
313.  夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY 《ネタバレ》 
 子供の世界と大人の世界の付かず離れずというか、隔絶しているようで実はつながっている微妙な関係性をさらっとしたタッチで描いています。しかし、中島監督はCM界の巨匠だったこともあって、人の心をつかむのが本当に巧いですね。音楽の使い方も見事でした。    心情をテレビに映し出されるドラマで表現したり、階段を上っていくシーン等々「嫌われ松子の一生」の原点がこの作品にはありましたね(派手な映像処理は無いですが)。  
[地上波(邦画)] 8点(2008-11-21 14:41:58)
314.  靖国 YASUKUNI 《ネタバレ》 
 いろいろ話題になった作品ではありますが、途中までは結構中立的に靖国問題を描いているように感じました。まあ8月15日に靖国神社に集まる人々は右寄りであれ左寄りであれ強い思い入れを持って来ている方が多いですから、その日の光景を撮ることによって「日本人の本音」の一部を引き出すことには成功していると思います。(右寄りであれ左寄りであれ)考え方が完全にファシズム志向に陥っているように見える人たちや、「靖国問題」を利用して現体制批判や自分たちの主義主張の推進を図っていこうとしてるようにしか思えない人たちの言動や行動も生々しく映し出されていて非常に考えさせられました。   しかしながら、後半に突如流れる戦時中の写真やニュース映像の羅列がこの作品を完全にぶち壊してしまっていて非常に残念でなりません。 
[DVD(邦画)] 6点(2008-11-16 22:45:45)
315.  あの夏、いちばん静かな海。 《ネタバレ》 
北野武の世界に余計な言葉はいらない、久石譲の音楽さえあればそれでいい・・・・という感じの秀作。
[映画館(邦画)] 8点(2008-11-11 19:08:41)(良:1票)
316.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 
とにかく「あるクラスが一人になるまで殺しあう」という設定が非常に興味深かったです。また教師キタノの不気味さこそが、国家権力というものの真の姿を象徴しているように思えましたね。
[映画館(邦画)] 7点(2008-11-11 19:06:37)
317.  コントロール(2007) 《ネタバレ》 
自殺という結末はわかっているだけに、そこに至るまでの道程を見ていくのは辛いものがありました。ただ、好きなバンドの話だけに、知ることができてよかったですが・・・・。   しかしこの映画、ジョイ・ディビジョンやニュー・オーダーを知らない人が見ても重苦しさを感じるだけではないでしょうかね。伝説のロッカーであるイアン・カーティスを一人の悩める若者として等身大に描いているところに意味があるわけですから。  
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 18:36:37)
318.  櫻の園 -さくらのその- (2008) 《ネタバレ》 
 まあ、某大手芸能プロダクション製作ということで、所属タレント達を魅力的に映し出して商品価値を高めていくことが主たる目的の一つでしょうから中味が殆ど学芸会化してしまっているのは仕方ないんでしょうね・・・・・。正直、途中まではこの作品に「櫻の園」のタイトルをつけるのは詐欺ではないかと怒りすら感じながら観ていました。   しかしながら、この「オ○カープロモーション学芸会」が徐々に「櫻の園」とシンクロしていき、エンドロールが流れる頃にはすっかり新しい「櫻の園」として爽やかな感動を呼び起こしてくれるんですから、中原監督の手腕は大したものです(まあ、旧作に思い入れのある方だと拒否反応を起こす人もいると思いますけど)。 
[映画館(邦画)] 7点(2008-11-11 17:55:39)
319.  東京物語 《ネタバレ》 
 何というか、「映画」を超越した唯一無二の作品に出会うことが出来たといったらちょっとオーバーかも知れませんが、とにかく観ていて心の奥底からいろいろな感情が静かに湧き上がってくるのを抑えることができませんでした。何なんでしょうか、この観ているものの心を捉え、自分自身を省みさせ、そして全てを受け入れてくれるようなこの感覚は・・・・。   この思いを上手く言葉にできないのがもどかしいですね。しかし、何というか葬儀後、兄や姉の行動に不満を述べる香川京子を諭す原節子の言葉と、その後のシーンでの笠智衆の「ええんじゃよ,それで。」は本当に心に沁みましたね。   これから、何回も観返したい作品です。 
[DVD(邦画)] 10点(2008-10-28 20:09:29)
320.  櫻の園(1990) 《ネタバレ》 
 今度リメイク(内容は全然違うみたいですが)されるということで、十数年ぶりに観返したんですが、当時のあの雰囲気が殆ど鮮度を落とさず残っていてちょっと驚きました。    ほぼ登場人物たちと同世代なこともあって、この何という事もない日常の空気が非常に懐かしくそして愛おしく感じられました。     
[地上波(邦画)] 9点(2008-10-20 12:48:27)
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