301. デビルマン
《ネタバレ》 壮大な原作を知っているだけに映画の不出来さは残念というほかない。 見せ方がへたですね。 とてつもないことが起こっているのだけど、大したことでもないように見える演出。 闘いの場面が最大の見せ所のはずが、ぜんぜんなっていませんね。 双子の演技は特筆するのほどのヘタさ加減です。 これでは原作ファンの怒りを買うのは当たり前。 シリーズものにしてじっくりと謎を描いてゆけばエヴァンゲリオンに匹敵するほど話題になりえたかもしれないのに。 詰め込みすぎの脚本に難有り。 駄作映画、クソ映画の称号は永遠についてまわるでしょう。 [DVD(邦画)] 1点(2008-05-09 23:02:46) |
302. Coo/遠い海から来たクー
《ネタバレ》 退屈な原作による退屈なアニメ。 フランス人が見たら大激怒すること間違いなしのとんでもストーリー。 (日本人がこんな風に描かれていたらどうおもいます?) 子役の声優がとてもへた。山口智子もいまいち。 見せ所がなくシリアスな展開がだらだらと進む。(忠実に原作をなぞっているだけなのだが) アニメーションもしょぼい、しょぼい。 子供が見ても退屈するとおもうわ。 最後恐竜出しすぎ! [DVD(邦画)] 1点(2008-04-29 08:51:17) |
303. ゴジラ対メガロ
《ネタバレ》 300万年前のレムリア大陸の末裔、海底王国シートピアがアメリカの水爆実験で被害を受けた。 (シートピアといいつつ、そのデザインは、イースター島のモアイなのだが) そこで怪獣メガロで東京を襲わせることにって、ちょっとへんじゃないですか。 それにロボット研究所のあのチャチサ加減はふんぱんものですな。 たった一人で作ってるんだね。 シートピアの二人組は盗聴器を取り付けるために忍び込んだのに、あのちらかしようったら。 二人組は、全く活躍せず、一人はトラック運転手に崖から突き落とされ、一人は何度もやられて挙句の果てにメガロの壊した岩で圧死。 あのムダなカーチェイスはなんの意味が? 不思議と戦う場所は東京ではなく、山の裾野のような場所。 自衛隊やビルの壊れる場面は、古いフィルムの使いまわし。 かっこ悪いデザインのジェット・ジャガーは急に意思をもち、巨大化し、怪獣と闘いだす。 闘い終わると縮小し、元の意思のないロボットに戻る。 出前じゃあるまいし、電話一本で宇宙からガイガンが呼び出せるとは! ご都合主義かつ安直な脚本の見本。 ゴジラがでてくる「流星人間ゾーン」よりもひどい特撮。 [DVD(邦画)] 1点(2008-04-28 04:54:18) |
304. 父と暮せば
《ネタバレ》 終始退屈で、いらつく映画。 父と子の会話が延々つづいてどうする。 映画監督としてもっと大志をもってほしい。 映像作家としての誇りはないのか? 役者の演技もたいしてうまくない。 なによりめりはりがない。 覚えたセリフをいうのがやっとってとこでしょ。 これってほんとに映画ですか? 何の感動もなし。 [地上波(邦画)] 1点(2008-04-11 04:18:24) |
305. 明日への遺言
《ネタバレ》 退屈な映画の典型ですね。 GHQ側は、名古屋空襲の際、日本軍に撃墜され、B29からパラシュートで脱出した捕獲搭乗員38名を裁判なしで即斬首した責任を取らせたい、 岡田中将は、無差別空襲自体が違法であるから処罰しただけと主張。 岡田中将の意見など通るわけもなく、当然死刑。 岡田中将は全責任は命令したわたしにあり、部下には責任はないといったが、 それは当然のこと。 これを美談として描きたかったのかねえ? 戦争の悲惨さを描きたいのなら、空襲の場面、機銃照射の場面、孤児院が焼ける場面などをていねいに描けばいい。 それなのに予算がないのか、全くの手抜きで、証人に証言させるだけ。 空襲の様子などは絵で見せるだけ(失笑) ぐだぐだと証言だけすすむ法廷の密室劇では、感情移入などできるはずもない。 TVドラマでももっとましに作るとおもう。 岡田中将は裁判時56歳くらいなのに、役者がえらく年取っていて違和感ありあり。 あんなよぼよぼで年寄りくさい中将なんてありえない。 もっと軍人らしく壮健であったはず。 まちがっても若者は見に行ってはいけない。 題名の明日への遺言もなんのことか不明。 こころに何も残らないむなしい映画です。 [映画館(邦画)] 1点(2008-03-11 01:43:14) |
306. リリイ・シュシュのすべて
ワザとらしい作り物の世界。後味が悪い。「気に入らないやつは殺せ、完全犯罪で」というメッセージ。ドビュッシーがかわいそう。 [DVD(邦画)] 0点(2009-05-11 15:08:37) |
307. 書を捨てよ町へ出よう
《ネタバレ》 いもっぽい映画ですね。 ストーリーは渾然としており、オムニバス形式と理解したほうがよいでしょう。 田舎出の兄ちゃんが、田舎出の兄ちゃんを描いたような作品。 気を衒って、いろんなことをしていますが、訴えかけてくるものがありません。 そもそも演技力がないんですね。 実験的な映画なのですから、若者のエネルギーが充満していればよいのですが、 どーも芝居がかってしまってて。 かっこよさの欠片もないですね。 寺山修二ののちの活躍をかんがえると、不思議なくらい才能がかんじられない。 [ビデオ(邦画)] 0点(2008-04-16 19:25:03) |