Menu
 > レビュワー
 > ばかぽん さん
ばかぽんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 389
性別 男性
年齢 42歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
ただ若い男の子と女の子が入れ替わってラブラブやって、そこにきれいな映像が乗っかってるだけなら、ベートーベンの第九に「夢をあきらめないで。あなたを愛してるわ〜」なんて歌詞をつけたような作品になってしまっただろう。しかし新海監督はただきれいな映像を撮るだけの男ではなかった。人間と町、その土台となる文化と価値観、そういったものをきちんと細部まで描き、ストーリーが映像の単なる付属物ではなく、相乗効果と説得力を生み出す土台としてきちんと機能させている。口噛み酒、組紐、そしておんぶされたおばあちゃんの語りのシーンを観て「あ、この映画は大丈夫だ」と思った。人や物に対する新海監督の優しい想いのようなものが垣間見えた瞬間でもあった。 圧巻だったのは彗星が町へと墜落するまでの一連の流れだ。本来なら町を救えるのか?というシリアスな局面であり、不安でドキドキするところなのだが、美しく壮大な映像をRADWINPSのイヤーン!ステキ!な曲にのせて、トキメキドキドキへと変えてしまった(一応断っておくけれど私はRADWIMPSのファンではございません)。町を壊し、好きな人を死に追いやる彗星すら容赦なく感動的で美しいものにしてしまう、これぞ新海マジックだ。全くもって憎らしい限りである。 私ももう30オーバーのおっさんであるが、中高生のときに観てしまったら鑑賞後はさぞかし妄想・・いや感動で胸がいっぱいになったにちがいない。次回作は果たしてどうなるのか今から楽しみである。  ところであいつら、いつお互いを好きになったのか?まあいいか。
[DVD(字幕)] 8点(2016-11-23 09:06:57)
22.  シン・ゴジラ
もはや国民的映画の一つと言ってもよいゴジラ映画を撮るとなれば、普通の監督ならついつい既存のゴジラに引っ張られて中途半端なものを作ってしまいそうだが、そこはさすが庵野監督だと感心した。これだけのビッグネーム映画であるにも関わらず、物怖じすることなく、自分の信念に従う姿勢はお見事。ところどころに散見される庵野節にエヴァファンなら思わずニヤリと言ったところだろう。 欲を言えばもっと映像が何とかならなかったかと思う。ハリウッド映画みたいに、とは言わない。しかし制作費はなくとも魅力的な映像は作れるんだという何か日本人らしいセンス、発想、技術力といったものが見たかった。映像においてもゴジラの発祥国として、金にものをいわせるハリウッドゴジラをぎゃふんと言わせるものを庵野監督なら見せてくれるのではないか・・と期待していただけに残念である。
[DVD(邦画)] 7点(2016-11-23 08:19:01)(良:1票)
23.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
できないものはできない!それでも映画化したいなら素直にアニメ映画にするべきだったと思います。 まずCGについてはある程度覚悟していましたが、予想以上にひどかったです。巨人は百歩ゆずって許すとしても見せ場である立体起動装置のスピード感や迫力がほとんどありません。CGの稚拙さをごまかそうとして、無駄にアップにしたり、カメラワークでごまかしたりしているのが見え見えでとても気になります。どう考えてもアニメの方が迫力があります。そこがアニメに劣るのであれば映画化する意味はないのではないかと思うのですが・・。加えて気持ち悪さを過剰に強調した音響が気になってとにかく映画に入り込めません。 演技というかキャラクターも全体的に作りもの感が半端ありません。特にキリシマが謎すぎます。なんなんでしょう、あのキャラクターは。かなりイタいやつでしたね。 残念ながら2作目を観ることはないでしょう。商業主義の弊害を象徴したような映画。
[DVD(邦画)] 2点(2016-02-07 05:44:11)
24.  海街diary
地方の情緒、ありふれた日常、ささやかな幸せ、人と人のつながり、やりたいことは理解できますが、やっぱりすでにやり尽くされてる感は否めないですね。それでもこれだけきれいな人が4人も揃うと、ずっと観ていられる不思議。たいして何か起こるわけでもなく、ときどきわざとらしいというか、お決まりの展開なんかあったりして、始終ニヤニヤさせられます。とりわけ面白いわけでも感動するわけでもないけれど、何だか安らかな休息を味わったような気がして、不快な気持ちにはならない映画です。続編とかあるとわりと観てしまいそうです。こんな映画も必要なのだろうと思います。ちなみに映画を読んだ後に原作を読むとすずが三姉妹のもとへ来るエピソードがもっと感動的なのに、映画はわりとあっさりしていることに気付きました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-18 00:49:58)
25.  鉄道員(ぽっぽや)(1999) 《ネタバレ》 
高倉健の存在感たるやさすがです。そして広末涼子の制服姿の破壊力たるやですよ。ええ、ええ。本当に困ったものです。なんだか雰囲気だけで持っていってる感はありますが、まあ最後までわりとストレスなく観ることができたので及第点といったところです。それにしても高倉健に女の子がキスするシーン、アレは何なんだと思ってたら、何と彼女は実の娘!ああ、なんだそういうことか・・じゃあキスしても仕方・・いや、ダメだろ!!なおさらダメだろ!!!「わーいキスしちゃったー」じゃねえよ!お父さんはそんな娘に育てた覚えはねえよ!全く困った映画ですね。
[DVD(邦画)] 7点(2016-01-18 00:23:38)
26.  ドラゴンボールZ 復活の「F」 《ネタバレ》 
フリーザ4ヶ月修行すれば戦闘力130万はいくと驚愕の宣言→「えっ?雑魚じゃん」 結果フリーザでゴッドの力を持つスーパサイヤ人と五分五分→「何が起こった?」 天津飯「ヤムチャとチャオズは危険だから置いてきた」→「亀仙・・」 ピッコロがドドリアザーボンに匹敵するという赤い牛に手こずる→「ピッコロwww」 ご飯がフリーザ第一形態にワンパンで沈む→「ご飯www」 ゴールデンフリーザ→「どうしてこうなった」 悟空、雑魚キャラのレーザービームで大ピンチ→「スーパサイヤ人とは何ぞや?」 ウィスの時間巻き戻しで破壊された地球が元に戻るというまさかの展開!→「いや、予想通り」 悟空、不意打ちかめはめ波でフリーザ瞬殺→「・・・」 そしてエンディングへ→「ん?悟空とベジータが共闘したらっていう伏線はほったらかしですか?」 まあ何が一番ダメかって赤牛のデザインがひどすぎるっていうね。
[DVD(邦画)] 2点(2015-10-10 06:31:40)
27.  バケモノの子 《ネタバレ》 
一郎彦が暴走したあたりから物語に自然な流れのようなものが失われて、胡散臭さが匂ってしまい、物語に入り込めなくなってしまった。おまけにこれまでの細田作品と比べると新鮮さが欠けている。それでも十分に良い作品だとは思うけれど、ついついハードルをあげてみてしまうから、期待との落差でがっかり感は否めない。
[映画館(邦画)] 7点(2015-09-06 22:59:55)
28.  ワイルド・スピード/SKY MISSION
いや、もうそこは死んどけよ。登場人物のターミネーターっぷりが半端ない。ピンチにことごとく絶妙なタイミングで助けが入るところが漫画っぽい。別にいいんだけどあそこまで連発されると、なんだかなー、もういいよって気になる。これがワイルド・スピード初デビューだったので面白ければ他のも観ようかと思いましたが、止めておきます。
[DVD(字幕)] 6点(2015-09-06 22:27:47)
29.  リトル・フォレスト 夏・秋 《ネタバレ》 
淡々、たんたんと流れる食材、料理、景色、人。ドラマティックな盛り上がりも感情の起伏もそこにはない。1日1日をただひたすらに自然とともに生きて行く。退屈なはずが不思議とずっと見てられる。まるでヒーリング音楽のような。もしかすると自分はしばらく本当に美味しい空気や食材というものを味わってないのかもしれない。今度実家に帰ったら山に山菜でも取りにいこうか、とりあえず今日はスーパーで買った野菜をできるだけそのままに食してみようか、忘れかけていたものを取り返さないと、なんて思ったり。そんな気持ちになる素敵な映画だった。一つ苦言を呈するならアイガモを絞めるシーンはあっても良かったかなと思います。個人的見解ですが。 
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-22 02:17:16)
30.  劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)
原作のファンですがつまらなかったですね。ハンターハンターの世界観とはほぼ遠い。ただ自分がもしハンターハンターで映画作れっていわれたらって考えると確かに難しいんですよね。ワンピースやナルトなどの他のジャンプ作品に比べてファンが少し濃い気がしますし、何より作者が変人ですからね。結局あの変人の作品はあの変人にしか作れないってことなんだろうなあと思います(けなしてるわけではありません)。
[DVD(字幕)] 4点(2015-02-08 04:17:07)
31.  劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-
やっぱ面白くない。結局冨樫ワールドは他の人には作り出せないということなのでしょうね。他の漫画を映画にするよりも難易度が高いのだろうと解釈しています。仕方ないっちゃあ仕方ない。
[DVD(字幕)] 3点(2015-02-08 04:10:48)
32.  STAND BY ME ドラえもん
想像していたよりのCG技術は高かったように思います。ほとんど違和感なく見れます。「日本やるじゃん」って素直に思いました。ストーリーはわかっていたことですが良いとこどりの寄せ集めですから、特に驚きも何もありません。ただ元が良いので、わかっていても感動します。しかし不二子先生亡き今、完全新作のドラえもん映画で名作が生まれないのはただただ残念です。それでもドラえもんが好きなので新作が出ればこれからも観るでしょう。いつの日か大人になった私にも涙とワクワクを与えてくれるすばらしいドラえもん映画が帰ってくることを信じて。なんつって。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-01-24 06:16:51)
33.  誰も守ってくれない
題材はとても良い。でもそれだけ。この映画は何をやりたいのだろう。エンターテイメントをやりたいのか文学系映画をやりたいのか。どっちにしても中途半端と言わざるをえない。 個人的にこういった映画であまり盛ってほしくない。もちろん映画である以上必要な脚色というものもあるだろう。しかしこの映画はその必要な範疇を逸脱しているように思う。警察やマスコミの描き方には悪意しか感じられない。安いキャラクター安いセリフにうんざりでとても感情移入できない。こんなやついるわ〜(B級作品の世界に)みたいなやつしか出てこない作り物だらけの映画。全てのものに魂が込もってない。ペンションで尋問する警察官や妹の彼氏の再登場なんて失笑もの。これ面白いと思ってやってんのか?なにあのとってつけたようなテーマソング。 こういった映画の意義の一つは真実の追求であると思う。普段目にすることのできない世界や価値観を提示することに意味がある。にも関わらず度を超えた脚色によって真実から遠ざかってしまうことはまさに本末転倒はないだろうか? 見終わって何だか怒りしか残らなかったなあ。それでもこの映画で少しでも容疑者側の家族について考える人たちが増えるのなら、まあ少なからず意味のある映画だったのかもしれない。全く背筋が凍るぜ。じゃかましいわ。
[DVD(字幕)] 3点(2015-01-20 05:36:32)
34.  THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 《ネタバレ》 
テーマは愛というだけあって、ナルトとヒナタのやりとりがメイン。前半のラブコメよろしくな展開はつい口元がゆるむ。全体的には決して悪くない。しかし細部においてはところどころ気になるポイントがあり、もっと良くなったんじゃないかと思うと素直に喜べない。例えばナルトの中でも人気の高いサスケやカカシは申し訳程度に登場させるだけで見せ場はほとんどない。アクションシーンは迫力にかける。感動シーンの演出が下手(何かあざといし、そこはそのBGMじゃないだろ)。ご都合主義な幻術トラップ。もっと作り込んでほしかったなあという何とも中途半端な気持ちになってしまったのは残念だ。けっこう面白いんだけどね。 
[映画館(邦画)] 7点(2015-01-18 00:34:56)
35.  ドラゴンボールZ 神と神
破壊神、スーパーサイヤ人ゴッド・・。まあそういう設定でもつくらないとどうしようもないっていう制作者側の都合もわかるんですけどね・・。アニメーション技術の進化をみせつけるために無理やりストーリや設定を用意した感じが否めない。悟空しか活躍してないし。ベジータやご飯は申し訳程度に戦闘させているだけ。出来レース感が凄い。まあそれでもドラゴンボールファンなら楽しめるんでしょうけれど。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-12-24 07:21:54)
36.  風立ちぬ(2013)
宮崎駿にとって本作は引退を決意できるほどの最高傑作なのか・・。私にはそう思えない。どちらかといえば映画としての素晴らしさとは別に、そこには非常に私的な感情が入り混じっているように感じる。 別に私的な感情を作品に込めることを否定しているわけではない。ある意味ではそれはあらゆる芸術作品にとってとても重要なことだからだ。しかしこの映画に込められた私的感情は少し方向性が違うようだ。上手く説明はできないが、ただの好き嫌いにも似た感情のように私には思える。そんな感情を込めても映画は良くならない。もしかすると、風立ちぬは映画監督宮崎駿にとっての最後のわがままだったのかもしれない。 それにしても、声優だけは看過できない。誰もが衝撃を受けた庵野秀明の主役声優での起用を、私は宮崎監督のことだから、きちんとした理由があるのだろうと肯定的にとらえていたが、実際に視聴してみると違和感しか無い。いちいち声が気になって物語に集中できない。主人公がしゃべる度に庵野の顔が浮かぶ。これだけで-1点。宮崎監督本人の口からぜひ起用理由を聞いてみたい。
[映画館(邦画)] 6点(2013-12-24 04:40:34)
37.  ONE PIECE FILM Z
ワンピース映画の中では最も満足できる作品でした。原作者ではない人間が脚本を書いているにも関わらず、ファンの心をくすぐる要素を多分に盛り込みながらも、ワンピースの世界観を壊していませんでした。守るべきところは守り、攻めるところは攻めるという攻守のバランスが非常によくとれていた思います。おまけに面白く、飽きずに観させる構成力も抜群です。脚本を手がけた鈴木おさむ氏には流石と言うしかないですね。私としてはストロングワールド超えです。
[映画館(邦画)] 8点(2013-01-14 03:45:27)
38.  カイジ2 人生奪回ゲーム
映画の登場人物同様、金儲けというものを最大の目的にしてしまうと、こういう映画になってしまうのか。 作る人間の想いが込められていない作品が良いものになることは絶対にない。 
[地上波(邦画)] 4点(2012-11-26 01:39:04)
39.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
後ろから思いっきりどつかれたような、予想を裏切る冷酷無比なカウンターパンチ。ファンの想い通りにはいかないことこそエヴァがエヴァたる所以だと思う。想像を遥かに超えて、強烈な衝撃を与えてくれた。 賛否両論上等。ハリウッドには創りだせない圧倒的な映像と世界観。日本が誇る最高のアニメーション。
[映画館(邦画)] 9点(2012-11-26 01:28:18)
40.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
時をかける少女やサマーウォーズにあったような巧みなストーリー展開は今作にはあまり見られなかった。しかし、その分、登場人物の感情表現や演出には力が入っているように感じた。 そもそもおおかみ男というファンタジックな要素を現代社会に組み込むということ自体がかなりの荒業である。それを夫を亡くした母親の苦労や思春期の女の子の複雑な心理を通して違和感なくストーリーに溶け込ませただけでも大したものだと思う。 しかし、最終的に雨のとる行動が私には大人び過ぎているように感じられ、10歳という年齢を考えるといささか納得がいかず、リアリティを欠いてしまった(その雨を笑顔で送り出す母親もどうだろう・・)。また、過去の作品に比べ、全てがスッキリと終わるものでなく、消化不良になってしまっている部分もあるのが残念であった。 とは言っても、一つの作品としては十分に楽しめたし、次回作もまた映画館で観たいと思う。
[映画館(邦画)] 8点(2012-08-21 01:26:48)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS