61. それでもボクはやってない
おもしろかったです。痴漢冤罪ってテーマがどこか身近に感じられて良かったですね。素直に主人公に感情移入できました。冤罪被害者を中心にずさんな司法制度の問題点を描いているんだけど、検察官や裁判官を完全な悪者にするわけではなく、それぞれに事情があることもきちんと描いています。そういう意味では客観的でリアリティのある良質な映画だと思いました。何気に主人公を信じる友達の友情に感動しました。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-15 01:20:29) |
62. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 キラをはめるトリックは抜群です。結末としては原作よりもずっと優れていると思いました。ただそれ以外の台詞や演出などがよくないですね。素材がいいだけに凄くもったいない。ツメが甘い。エルの最後とかもっと盛り上げてほしかった。絶対もっと良い映画にできたと思います。ということで結構不満もあるので7点。 何気に最後のエルの表情がチャーミング。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-16 01:53:10) |
63. THE 有頂天ホテル
あれほど多くの人間ドラマを、ホテルという閉鎖的な世界でパラレルに描ききった三谷さんはたいしたもんだと思う。ベテランの風格を感じた。 全体的に良くできてると思うけど、ラストがいまいちすっきりしなかった。もっと何か「なるほど!うまい!」と思わせるものがあったらな~って感じです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-09 02:08:41) |
64. 映画ドラえもん のび太の恐竜2006
《ネタバレ》 確かに全体的な質は向上してるけど、一つだけ気に入らないのはティラノサウルスとブロントサウルスの決闘シーン。まず迫力をもたせようとしたのかどうかしらないけど、スピード感がありすぎてリアリティを失っている。それと前作ではブロントサウルスは死んだのに対し、本作では両方とも死なないところ。子供向けの作品ということで暴力描写を避けているのかもしれないけど、そこは自然界の現実をしっかり表現して欲しかったと個人的に思った。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-02 03:18:29) |
65. LIMIT OF LOVE 海猿
《ネタバレ》 きれいすぎる結末、定番の自己犠牲のシーン、面白味のない台詞、ストレートすぎる展開に正直うんざり。はしごに上るシーンで主人公が足を滑らせた妊婦をつかんで片手でねばるシーンとかね。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-07 04:40:26) |
66. ドラえもん のび太の日本誕生
ギーガー!ギーガー!ギーガー!!大人になって観るともはやギャグとしか思えないシーンですが、子供の頃はトイレに行きたくなくなったのを覚えています。ドラえもんって子供心を揺さぶるのがうまいな~と感心しました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-07 00:27:49) |
67. ドラえもん のび太の大魔境
ドラえもんの映画にはところどころ恐怖を感じるシーンがあったりするのですが、一番怖いのはこのシーンだと思っています。 魔境の奇怪な音の正体を突き止め得意気に話すスネオ。すると突然拍手が鳴り響く。振り向くとそこには生気を全く感じない目で壊れたおもちゃのように一定のリズムで手をたたく犬が・・・きゃあああああああああああああああああああ!!!!! いやほんと。あれは怖い。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-07 00:23:10) |
68. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
《ネタバレ》 スネオがしずかちゃんをかばったシーンで思わずグッときてたら、何?スネオ全然平気じゃないか。まあいいさ。しずかちゃんのママが窓が割れてるのを無視しようとノープロブレム。おもしろかったです。 それと主題歌がいいよね。なんとも懐かしい気持ちになってしまいます。 [映画館(字幕)] 7点(2006-12-07 00:17:05) |
69. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 味方だと思っていた女の人がカエルに変わり「お前は間違ってる!」と叫ぶ主人公。間違ってるも何もこいつカエルじゃん。まあ何か全体的に安っぽい感じがした。特に台詞安っぽい。ストーリーも展開が急すぎてよくわからんかったしね。原作読んでないけど、もともと2時間の映画にしようってこと自体失敗だったんじゃねえかと。アニメーションはきれいだったから、もうちょい構成がまとまっていれば全然いい映画になってたと思うんだけどな~。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-06 23:39:33) |
70. ドラえもん のび太の海底鬼岩城
《ネタバレ》 子供の頃、そして今でも海の中を自由に探検してみたいという気持ちがあったりして、そんな空想的な夢をいつも叶えてくれるのがドラえもんの映画。実際に行ってなくても「海ってこうなってるんだ~、すっげ~」と子供心にわくわくしていたのを思い出します。加えて、海底火山やバミューダトライアングル、進化の歴史などの理科的な知識をうまく織り交ぜていることがさらに子供の好奇心を誘っていて、「ドラえもんってすげえな~っ」と改めて感心しました。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-04 03:41:47) |
71. ドラえもん のび太の宇宙開拓史
《ネタバレ》 なんだかこの映画だけ他のドラえもん映画とテイストが違う気がします。基本的に活躍するのがドラえもんとのび太だけだったり、妙な殺し屋でてきたり。僕の好きなドラえもんとは違いました。 [映画館(字幕)] 5点(2006-12-04 03:32:07) |
72. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 いやはや「神様かよ!天使かよ!」っておもわずツッコミたくなるような展開。だけどそんなことはお構いなし、おもしろけりゃいいじゃん、それがドラえもんだと思います。ラストシーンでリルルが現れるムチャクチャな展開でも、何故かそれがきれいに違和感なく観れるのがドラえもんだと思います。だからいい映画。大人になってつい観返してしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-04 03:29:31) |
73. DEATH NOTE デスノート(2006)
《ネタバレ》 んっま~エキストラの台詞や挙動の胡散臭さが極まってた。Lは仕方ないにしても、漫画でしか成立しないようなキャラを実写でやらないでほしい。リアリティがなくなる。それと原作と違う展開ですが、結果的に行き着くところが同じなのがイマイチです。もっとストーリーを変更してもいいんじゃないかと思います。まあ脚本家の腕次第ですが。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-07 03:49:46) |
74. ゲド戦記
宮崎駿のアニメーションの特徴の一つは柔らかさだと思います。人物の表情やアクションはもちろん自然物の描写や色彩なども全体的な流れのようなものがあって、とても柔らかさを感じる。それに比べると(比べるのは間違いかもしれないけど)本作品には映像や台詞に堅さというか、ぎこちなさのようなものを凄く感じました。例えば(僕だけかもしれないが)アレンの顔がひきつったときに出てくる口元のしわが変に誇張されすぎていて、違和感を感じました。自分自身のセンスで作品を創ろうとする一方、どこかで父親を意識してしまっている部分があって、全体的に中途半端になってしまったんじゃないかという気がします。 んま~、全くの初挑戦と言う事を考えればこのような結果になってしまったこと自体は仕方ないと思います。批判したいところはたくさんありますが、うまいな~と思うところもありました。この先良い作品を吾郎監督が生み出す可能性は十分あると思います。 しかしそれでもジブリはちょっと話題性というか利益目的で動いたような気がしてちょっとがっかりですね。いちファンとして、作品の質が落ちてしまうということは避けて欲しいな思います。 [映画館(字幕)] 5点(2006-08-08 02:41:44) |
75. NOTHING ナッシング
相変わらず奇をてらった作品だが、さすがにこれはお客をなめすぎ。こんなでたらめな展開はだめでしょう。CUBEを観て以来期待していた監督だっただけに残念。次回に期待してます。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-15 03:52:39) |
76. NANA
流れ作業のように原作の場面場面を撮ってるだけのような感じ。終盤はまだ観れたけれど、全体的に盛り上がらないし、入り込めないし、退屈でした。キャスティングは小松ナナは原作のイメージにマッチしてて良かった。一番ひどかったのはシン。あれはないだろ・・。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-10 20:41:31) |
77. 忍 SHINOBI
映像にセンスが感じられない。特にオリジナリティーがあるわけでもないし。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-28 02:46:16) |
78. HANA-BI
北野映画にはやっぱ、どことなくお笑いのセンスを感じるところがある。あと登場人物、特に主人公は、何を考えてるかわからないというキャラが多い。この映画の真意はわからないけれど非凡なセンスをもった監督であることは十分に伺える。観る価値はあると思う。音楽もよかったし。久石さんGOOD。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 02:01:21) |
79. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
映像がとにかく凄い。CGならではのカメラワークを生かしたスピード感のある戦闘シーンは必見。ストーリーが映像を見せるためにとってつけたような感じだったのが少し残念。ストーリーで-2です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 01:46:53) |
80. ローレライ
ローレライが人間を媒体にしてるとか、何のエピソードもなくいきなり言わても入り込めない。注水のときに手がはさまってた人いたけど、自己犠牲のシーンをやりたかっただけとしか思えないほどこれも結構無理やり。流れが悪い。不自然なところがたくさんあってリアリティが失われてる気がする。コンピュータグラフィックがしょぼいとかは目をつぶるとしても、全体的に浅はかなんじゃないかと思いました。邦画ということを抜きにして考えたときにこの映画ならではのおもしろさがない。 [DVD(字幕)] 3点(2005-09-09 14:02:16) |