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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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141.  恋文(1985) 《ネタバレ》 
 冷静にみれば、ショーケンは身勝手だし、倍賞美津子も高橋恵子も尋常ではないのですが(振り回された小林薫と子役がかわいそうです・・・・)、その行動の根底にある思いや愛情の深さには本当に惹きこまれてしまいました。 はちゃめちゃでドロドロとして醜い物語であるはずなのに、美しさすら感じてしまいました。  出演者すべての演技が素晴らしいです。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-07-16 13:38:50)
142.  アフリカの光 《ネタバレ》 
 ストーリーは多くの設定説明が省かれたまま進んでいくため、正直良くわからない部分が多かったです。ただ、スクリーンに映し出される北の海、アフリカの大地、冬の港町の風景、そして出演者たちのパワー漲る圧倒的な演技(ショーケンと田中邦衛の個性がうまい具合にぶつかりあっています)に惹きこまれ、あっという間にラストまで行ってました。  刹那的でありながらどこか温かい雰囲気につつまれた映画でした。  
[映画館(邦画)] 8点(2009-07-14 08:54:21)
143.  ぐるりのこと。 《ネタバレ》 
 橋口監督の繊細な人物描写は見事ですね(これまでの作品はテーマ的に敬遠していましたけど、今後の作品は見ていきたいと思いました)。木村多江とリリー・フランキーのキャスティングも見事にはまってました(理想的な夫婦関係ですよね・・・)。それと、90年代の不気味で世紀末な世相をうまく取り入れてたのも良かったです。     見終わった後、確実に心がやさしくなっている・・・そんな作品でした。
[DVD(邦画)] 8点(2009-07-03 18:31:28)
144.  ミスター・ベースボール 《ネタバレ》 
 まあ、コメディ映画に誇張は付き物なんで日本の野球や社会の描写についてはツッコミを入れながら楽しむのがこの映画の正しい観方ではないでしょうか。高倉健の人情味のある鉄拳監督役も中々よかったです。   何といっても、この映画はプロ野球が国民的娯楽の王様であった時代の思い出を甦らせてくれる作品でもあります。ゴールデンタイムには当たり前のようにプロ野球中継が流れ、視聴率もとっていた時代。当然メジャーに行く日本人などおらず、プロ野球こそがまさに国内の最高峰の選手たちが集う舞台であった時代。この映画で映されるナゴヤ球場の熱気は作り物ではありますが、今の球場に漂う空気とは異なる「熱狂」をリアルに作り出しています。当時、各地の野球場に通ってた野球マニアであった者としては非常に懐かしく感じます(まあ、パリーグに関しては今の方が全然いいですけど)。   当時は隔絶していた日米野球界もかなり交流が深まり、すっかり日本野球もメジャーに取り込まれてしまいましたね。そういう意味では、この映画は現在の野球界の流れを読んでいたということになりますね。その代わり、日本プロ野球はメジャーのマイナーリーグ化しつつありますが・・・・・。 
[地上波(字幕)] 8点(2009-05-30 22:23:34)
145.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
 細かいことは気にせず、とにかく金のかかったド迫力の映像を楽しむ痛快娯楽映画ですね。孫権=劉備連合の策略はズバズバはまり、曹操軍は翻弄され愚かな姿を晒しまくります。クライマックスの戦闘シーンはまさに炎が織り成すファンタジーといった感じで見応えがありました。   映画館でぜひ見てもらいたい作品です!
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 19:58:10)
146.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
 まあ、何百年もの間人々に愛され続けている三国志ですから、ストーリーは面白くて当たり前。とにかくこの映画の素晴らしいところは、とにかく金を惜しまず使ってオールスターキャストによる超絶娯楽映画に仕立て上げていることにあります。    戦闘シーンでは超人たちが敵をバッタバッタと倒していきますし、太鼓ひとつで何万人もの兵士が綺麗に陣形を整え、変えていくという某国のマスゲームもびっくりな統率のとれ具合もすごいです。もちろん、イケメン俳優と美女のラブロマンスもしっかり押さえています。金城武の孔明が意外にハマってましたね。   なんと言いますか、細かいことは気にせずに楽しむことがこの作品の正しい観賞法ではないかと思います。   パートⅡも楽しみです。 
[地上波(吹替)] 8点(2009-05-02 22:28:30)
147.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
何というか、喫茶店でまったりと時間を過ごしているときのような心地よさを感じましたね。こういう何気ない日々の姿をユーモアを交えて描く作品は大好きです。 キャスティングもばっちりはまっていましたね。   しかしまあ、麻生久美子の役柄のような普通のように見えて実は思いっきりズレてる人って結構いますよね。無意識のうちに人をイラつかせてしまうような感じの人。まあ。「カメレオン」読んでたのは笑えましたけど。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-04-15 12:37:05)
148.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
アイドル映画としても大林宣彦の作品としても良く出来ている角川映画の代表作。 とにかく、あの大林作品特有の甘酸っぱい雰囲気と尾道のどこか懐かしい風景、そして原田知世が見事にマッチしていて見ていて非常に心地よかったですね。  
[地上波(邦画)] 8点(2009-03-24 19:00:32)(良:1票)
149.  秒速5センチメートル 《ネタバレ》 
 すべてがキラキラと美しくそして切なく輝いていた「あの頃」・・・・。大人になってしまった人間がついつい求めてしまう世界がこの作品には描かれています。   また、この作品は綿密なロケーションに基づいて作られているので、ロードムービーとしても楽しめます。 
[DVD(邦画)] 8点(2009-03-16 15:07:09)
150.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
 タランティーノの日本映画(特に昭和の任侠・アクション映画)への愛が満ち溢れている本当に観ていて楽しい作品でした。   本当にヘタウマというか、B級映画の素材を本当に緻密に組み合わせて凄いものを作りあげていますね。音楽の使い方も相変わらず抜群です(あのウィークエンダーの曲が頭から離れません)。   まあ、少しエグいシーンが多いのがアレですが、ユマ・サーマンの殺陣も中々堂に入ったものでしたし、脚本は見事ですし素晴らしい映画だと思います。 
[地上波(字幕)] 8点(2009-03-10 14:17:51)
151.  延安の娘 《ネタバレ》 
 ドキュメンタリーなんですが、まるでドラマを見ているような気にさせる巧みな構成は見事でした。革命という名目の下で、人間性を奪われ国家の歯車(よく言えば革命の礎)となることを強制された人たちの苦しみが今も続いている事実は非常に重かったですね。「革命の聖地」延安の荒涼とした光景が、非常に内容とマッチしていて印象的でした。  
[DVD(邦画)] 8点(2009-02-24 15:36:36)
152.  アザー・ファイナル 《ネタバレ》 
 サッカーは世界の共通語であることを実感させてくれる作品でした。お互い遠く離れた、文化も人種も違うまったく接点の無い2つの国(モントセラトはイギリス領ですが)がこうやって交流をはかれるのですから、サッカーボールは本当に優秀な外交官であると思います(時には禍根を残すこともありますけど・・・)。   私自身も、モントセラトについてはこの試合で初めて名前を聞きましたし、火山の噴火により首都が壊滅したなんてことも初めて知りました。ブータンについても、名前や位置は知っている程度だったので、非常に興味深かったです。   しかし、パッと見では圧倒的にモントセラトの方が強そうに見えたのですが、やはりホームアドバンテージってあるんですね。   次は、各地域別の最下位チームを集めて裏ワールドカップを開催してもらいたいですね。結構盛り上がると思いますけど。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 20:43:35)
153.  クライング・ゲーム 《ネタバレ》 
 いやあ、完全にニール・ジョーダンの掌の上で踊らされてしまいましたね。最初はIRA絡みの政治色の強いストーリーなのかなと思ったら、どんどん違った方向(いろんな意味で)へ進んでいきますからね。まあラストの締めかたも見事で、本当に面白かったです(オスカー脚本賞受賞も納得です)。   これから観る方は予備知識なしでこの作品にぶつかった方がいいですよ。いろんな衝撃を味わえますから。ちょっとグロテスクな部分もありますけど・・・。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-03 20:30:05)
154.  凶気の桜 《ネタバレ》 
序盤は、窪塚ワールド全開のトンデモ映画っぽくてちょっと「何だかなあ」という感じでしたが、ストーリー展開が進むに連れ凄く面白くなってきましたね。   「リアル」なイデオロギーなんて人間が人間である限り存在しないのに、その「リアル」を求めたが故に、「リアル」に成りすました「フェイク」な連中に翻弄されてしまう・・・。この作品は、社会という大海の中で純粋に「リアル」を求める若者と、それを利用する「フェイク」な大人が作り出した悲劇ではないかと思います。   しかし、窪塚洋介の存在感は圧倒的でしたね。まあ、いろいろある人ですけど、もっとこの才能を輝かせないと本当に勿体無いですね。 
[地上波(邦画)] 8点(2009-01-26 19:40:36)
155.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
 観る前は、たびたびテレビ等で流れる夏目雅子の「なめたらいかんぜよっ」のイメージが強くて、ずっと彼女が花子役で男勝りの女性を演じている映画とばかり思ってましたが全然違ってました・・・・。   それにしても、仲代達也の硬軟自在の演技に最初から最後まで引き付けられましたね。目力がとにかく凄かったです。   タイトルは「鬼龍院花子の生涯」となっていますが、彼女の描写自体はそれほどありません。表情のアップさえ少なく非常に印象が薄くなっています。それにも関わらず、彼女の名前がタイトルに付けられているところに、封建的な男性社会の中で自分の力で人生を切り開くこともできずひっそりと散っていった多くの女性たちに向けた原作者の思いが込められているように感じました。 
[地上波(邦画)] 8点(2008-12-14 17:44:56)
156.  夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY 《ネタバレ》 
 子供の世界と大人の世界の付かず離れずというか、隔絶しているようで実はつながっている微妙な関係性をさらっとしたタッチで描いています。しかし、中島監督はCM界の巨匠だったこともあって、人の心をつかむのが本当に巧いですね。音楽の使い方も見事でした。    心情をテレビに映し出されるドラマで表現したり、階段を上っていくシーン等々「嫌われ松子の一生」の原点がこの作品にはありましたね(派手な映像処理は無いですが)。  
[地上波(邦画)] 8点(2008-11-21 14:41:58)
157.  王手 《ネタバレ》 
 将棋映画ですが、まるでスポ魂格闘映画のような熱さ、躍動感、ロマンに満ち溢れたとても面白い作品でした。   赤井英和の危うい魅力(演技も危ういところはありましたが・・・・)が存分に引き出されていますし、若山富三郎をはじめとして脇を固める役者陣もそれぞれに味があって見応えがありました。   平安泰将棋は一度チャレンジしてみたいですね・・・・。 
[地上波(邦画)] 8点(2008-10-07 12:50:15)
158.  約束(1972) 《ネタバレ》 
 冬の日本海側、どこか陰のある過去を背負った男女・・・極めて日本映画的な設定を、まるでフランス映画のような洒落た雰囲気で撮っていて非常に新鮮さを感じました。   気品を感じさせながらもどこか陰のある岸恵子と野生的で子供っぽさの残るショーケンの組合せが非常に絶妙ですね。ストーリーもシンプルながらも奥深さを感じさせるものでした。
[ビデオ(邦画)] 8点(2008-10-03 21:59:52)(良:1票)
159.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
 作画・ストーリー・キャラ設定・音楽等々20年以上たっても全く色褪せぬクオリティの高さには脱帽としかいいようがありません。特に、バズー少年の超人的な身体能力と運の強さ、ムスカ大佐の「ハハハ 人がまるでゴミのようだ」には痺れてしまいますね。   これからもずっと愛される作品でしょうね
[地上波(邦画)] 8点(2008-10-03 21:44:29)
160.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》 
 ストーリーは良く練られており、また、大好きな中上健次の「枯木灘」のオマージュ的な要素が結構あったりして非常に面白かったです。映像構成も見事でした。また、ジョニー・サンダースの曲を主題歌に持ってきて作品世界にきっちり嵌め込むセンスは素晴らし過ぎます。ちょっと「ビヨーン」という効果音を多用していたのはどうかと思いましたが・・・・。   それと、豪華出演陣のそれぞれの個性の強さが映像の中で主張しあうが故に、「ユリイカ」のようにスーっと流れていくストーリーに身を委ねる心地よさを感じることが出来なかったのが個人的にはちょっと残念です。   この作品は北九州サーガ完結編と銘打たれてますが、是非青山真治版「地の果て至上の時」(「枯木灘」の続編)を撮っていただきたいですね。まあ、決着は既についているのかもしれませんけど・・・・・。  
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-21 17:42:59)
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