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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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141.  哀しい気分でジョーク 《ネタバレ》 
 たけしが呟く「そういうことか・・・」のセリフにこの作品の全てがつまっています。人気コメディアンが抱える「業」のようなものを、実際に当時人気絶頂であったビートたけしが見事に演じています。   キャストをはじめ全体的に80年代初頭の雰囲気に満ち溢れた作品でしたね。途中、シドニーの観光案内が出てきたのは笑ってしまいましたが(タイアップなんでしょうけど)。   しかし、たけしは全然歌唱力はないんだけど、味のある歌を聞かせてくれますね。  
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-28 23:45:20)
142.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 
「人類未踏」の劔岳に登頂する栄誉よりも、まずは地図を作成するという己の職務を、名誉や面子に拘る周囲に流されることなく優先する姿勢には素直に感銘を受けました。    何よりも剱岳を初めとする立山連峰の荘厳な美しさ、厳しい自然の姿がふんだんに描かれており、大スクリーンで見ておくべきだったと後悔しましたね。スタッフ、キャストの方々のまさに命を賭けた奮闘が画面を通して伝わってきました。    ややほろ苦なストーリー展開も人生というものは不如意なものであるということを改めて実感させてくれます。   
[地上波(邦画)] 7点(2012-04-17 00:16:14)
143.  あらかじめ失われた恋人たちよ 《ネタバレ》 
ゴダール作品のような印象を受けましたね。観念的で挑発的で若き名優たちのエネルギーを濃縮して爆発させたような作品でした。しかしながら、とにかく時間が長かったです。正直、途中からは退屈でした。内容的には中々興味深かったんですけどね。  
[DVD(邦画)] 4点(2012-04-08 22:56:43)
144.  化石の森(1973) 《ネタバレ》 
 結局は近親憎悪でした・・・ということなんでしょうね。    憎しみの感情をぶつけても何も良いことはないことはわかってるんですけれども、でもぶつけたくなるのが人間の感情の難しいところですね。  
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-19 13:45:36)
145.  圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録 《ネタバレ》 
非常に地味で華々しさは全くありませんが、権力というか当時の「大人の世界」の論理に対して戦いを挑む若者の姿にはいろいろと考えさせられました。彼らもまだ20前後で頭でっかちな部分もあるけれども、おかしいと思ったことに対しおかしいと声を上げる姿勢は間違ってはいないと思います。   彼らは闘争では何も変えることはできなかったかもしれませんが、このように映像記録として残り多くの人間に影響を与えたという意味では非常に大きな戦果を得たといえるのではないでしょうか。  
[映画館(邦画)] 7点(2012-02-07 23:35:16)
146.  原子力戦争 Lost Love 《ネタバレ》 
あの東日本大震災の後、この作品や「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」が初DVD化となったことが、いかに原発タブーの闇が深かったかを証明していますね。国策推進のためなら、平気で問題点を隠蔽し嘘もついてしまう国に我々は生きていることを、今回の震災は教えてくれました(まあ薄々は知ってましたが)。原発を今すぐ全てなくせとは言いませんが、安全管理と情報公開はしっかりとしてもらいたいですね。   ただ、この作品ははっきり言ってイマイチな出来でしたね。原田芳雄の原発突入は面白かったですが、そのくらいですかね。後はひたすら深みの無いチープな展開でテーマが原発でなかったら途中で観るのをやめてたと思います。無駄にワイルドな原田芳雄もやや鬱陶しかったです。   まあ、今となっては貴重な映像作品ではあると思いました。  
[DVD(邦画)] 5点(2012-01-04 10:36:44)
147.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》 
 ドラマ性を極力排した硬派な作りが、明確な悪と善が存在しない「桜田門外ノ変」という事件の難しさを描きだしています。   幕末の水戸藩の悲劇は、尊皇でありながら主君が徳川家というジレンマを抱えたことであることがこの作品の中でも垣間見えました。まあ、明治維新に水戸藩は上手く利用されてしまったともいえますね。   そして、日本の武士道が行き着く先を示してくれただけでなく、なぜ明治以後水戸藩の名前が出てくることが無かったのかを伝えてくれる、この作品の原作者である吉村昭の「天狗争乱」を是非映画化して欲しいですね。あまりにも悲惨なので地元は嫌がるかもしれませんが。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-12-29 16:03:21)
148.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
 表現は非常にグロテスクですが、内容は非常に骨太で見応えのある作品です。特にでんでんが、軽妙な明るさの陰にどす黒い闇を抱える男を見事に演じています。コワモテの男よりもこういうオッサンの方が本当に怖いですからね。    そして、前代未聞の異常な事件をモチーフにしてはいますが、この作品で描かれているのは家族関係の問題、そしてでんでん演じる村田が決して突然変異で殺人鬼となったわけではなく、誰しもがそうなる可能性を持っているということですね。   現に、最初に人体の解体シーンを見たときの感じ方と、2回目、3回目のシーンを見たときの感じ方は全く違っているはずですから・・・・・。   しかし、元ネタの事件は酷い話ですね。背筋がゾッとしました。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-12-11 23:25:27)(良:1票)
149.  蛇にピアス 《ネタバレ》 
吉高由里子の魅力で何とか最後まで見通せましたが、正直、自分と全く価値観の違う人たちが子供のように欲望の赴くに行動する様を延々と見せ付けられるのは苦痛でした。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-19 12:31:23)
150.  大阪ハムレット 《ネタバレ》 
松坂慶子と岸部一徳の安定した演技力によって、このかなりヘヴィな要素を内在した物語が、まるでNHKの朝ドラのようにさわやかに仕上がっているのが非常に面白かったですね。   映画の要所要所に謎や疑問点が散りばめられていて、その解答を考えながらストーリーを追わせていくような作りにもなっているのも良かったと思います。何せ、「ハムレット」はいわば疑心暗鬼の物語ともいえますからね。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-13 14:29:53)(良:1票)
151.  旅立ち ~足寄より~ 《ネタバレ》 
私にとっては特別な作品ですね。   昔、松山千春が大好きで、当時絶版だった「足寄より」を図書館で借りて読んでいたので、デビューのいきさつや竹田さんとのエピソード、そして千春が育った足寄の風景が映像化されただけでもう感涙ものでした    まあ、平成も20年を超えると昭和のあの雰囲気を完全に再現するのは金をかけてCGをフルに活用するくらいしかないんでしょうけど、ちょっと全体的に綺麗すぎたかなと思いましたね。本音を言えば、もっと早く映像化して欲しかったです。でも、実家や足寄駅のセットは見れて良かったです。   ラストに映る、寂れた足寄の現在の光景が非常に印象的で考えさせられました。  
[DVD(邦画)] 9点(2011-11-12 09:56:04)
152.  婚前特急 《ネタバレ》 
タイトルはまるでルビッチ監督作品のようですが、内容もまるでかの時代のスクリューボール・コメディを彷彿とさせるとても楽しい作品でした。吉高由里子のコメディ女優としてのポテンシャルの高さに魅了されてしまいましたね。   とにかく、テンポの良さとセンスの良さが観ていて非常に心地よかったです。内容も、極端に色づけはしていますが実は非常に普遍的なものなので、共感できる部分が多かったです。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-30 22:58:32)
153.  その街のこども 劇場版 《ネタバレ》 
 やはり、主演が実際に神戸で震災を経験した2人ということで、まるでドキュメンタリーを見ているような感覚でしたね。大災害が被災者の心に刻みこんだ傷の深さをリアルに表現できていたと思います。最後のシーンもドラマ性を排除していて非常に良かったです。    ただ、建設会社でのシーンは余計だったような気がしましたね。15年経って人々の関心が薄れてきたことを示しているのかも知れませんが。正直、東日本大震災では日本の建物の耐震レベルの高さを示したわけで・・・・・  
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-18 23:40:01)
154.  殯の森 《ネタバレ》 
西洋人には受けるかもしれないですね。正直、森に入ってからの展開は良くわからなかったのですが、それもまた「東洋の神秘」「日本の死生観」を表現していると考えれば、カンヌで賞を取ったのも納得です。そして、このような難解さを持ちながらも最後まで不思議と退屈せずに観れたのは河瀬監督の才能の為せる技であったのかなと思いました。   まあ、森の風景はとても美しく非常に癒される作品ではありました。  
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-18 23:11:08)
155.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 
フライト自体は全然ハッピーではないんですけど、我々が飛行機を利用する陰でこれだけの人たちが精一杯働いていることが良くわかる作品でした。  まあ、空港や飛行機を舞台にした作品にハズレなしというところですかね。  
[地上波(邦画)] 8点(2011-10-11 23:35:39)
156.  橋のない川(1992) 《ネタバレ》 
 非常にオーソドックスな作りとなっていて、部落差別の醜さ、不条理さが真摯に伝わってきました。ただ、今井正の同じ作品と比べると、やや物足りなさを感じてしまいましたね。やはり、今井版の北林谷栄や伊藤雄之助の壮絶な芝居を見てしまったあとだと、現代の役者さんたちはどうしても綺麗すぎるんですよね・・・・。それと、やはりあれだけの重いテーマを背負った長編小説を2時間強で収めてしまうのも無理があるのかもしれませんね。  
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-22 22:56:29)
157.  六ヶ所村ラプソディー 《ネタバレ》 
 日本の原子力の権威である斑目春樹氏が言い放った「原子力発電に対して安心できる日など来ない」という言葉、もうこれに尽きますね。   そして、これといった産業も無く、金も仕事も無い辺鄙な村に金と仕事を提供する代わりに危険と放射能を押し付ける構造は何ともいえない虚しさを感じましたね。   3.11を経験した今、この作品が訴えるメッセージをより多くの人に受け止めてもらいたいですね。   この問題に中立はありえないという言葉が非常に印象的でした。    
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-26 00:14:21)
158.  激情版 エリートヤンキー三郎 《ネタバレ》 
これだけの濃いキャストを揃えながら、それぞれの個性を上手く引き出しながらもクドすぎない仕上がりは見事ですね。内容云々は言うだけ野暮なので・・・  しかし、板倉のはまり役っぷりは素晴らしかったですね。小沢兄弟と竹内力の共演も見物です。  
[地上波(邦画)] 7点(2011-08-24 00:39:48)
159.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 
 悪くはないけど、特筆すべき点も無い作品。   家族という普遍的なテーマを扱っているので作品には入り込めましたし、豪華キャスト陣の演技には引き込まれました。ただ、全体的にどうも深みが感じられず、正直「ふーん、こういう話だったんだ」程度の感想しかありませんでした。まあ、親孝行はできる内にしとかなきゃいけないなと思わせてくれはしましたが・・・・。 
[地上波(邦画)] 6点(2011-08-20 00:53:05)
160.  春との旅 《ネタバレ》 
 先行きが不透明な日本という国に生きる者として、この作品は非常に身につまされるテーマを扱っており惹き付けられました。自己実現を第一に人生を送ってきた主人公の老人の姿はまさに現代の日本人である我々の象徴であり、その我々が将来どのような状況に陥るかをこの作品は示してくれています。   ただ、このようなヘヴィなテーマであっても、これまで日本映画を支えてきた名優たちが演じているのですから面白くないわけがありません。特に、仲代達矢のクソ爺ぶりは本当に素晴らしかったです。   そして、3月11日の震災で大きな被害を受ける前の東北(気仙沼・唐桑町他)の姿も映し出されており、そののどかな風景が一瞬にして失われたことの恐ろしさを痛感させられました。また、主人公たちの家族がバラバラになった原因が大津波によって家が流されてしまったことにあるという設定(当然、この作品は震災前に作られたものです)が非常に重く感じられました。映画の中で、何回か出てくる鹿折唐桑駅も大津波の被害にあい、その姿を変えてしまってます。   今、多くの人に見てもらいたい作品です。  
[DVD(邦画)] 9点(2011-08-19 00:12:18)
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