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1.  夏の終り
それなりに人間関係の綾はいろいろありそうなのに、まったく平坦な進行、そして同じような芝居。役者は言われたままに動いているだけですし、段取りにしかなっていません。この設定と展開だったら、もっといろいろ登場人物は考えたり感じたりするはずなんだけどな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-02-13 02:55:42)
2.  四万十川 《ネタバレ》 
前半は、よくある少年成長譚といった感じで、むしろ制作側が四万十川そのものに依存しちゃったかなと思っていたのですが、後半は持ち直してきました。姉ちゃんとのどってことない喧嘩が、少年にとっては一大事であるという描写。穏やかだった川が突然台風増水で牙を向いてくるくだり(頼りなかった父ちゃんがてきぱきし出すのも良い)。ただ、どこまでいっても、樋口可南子は上品な都会のオーラを拭いきれず、この自然の中で逞しく生きる雰囲気が感じられないのだな・・・。一方、長女の子役(といっても背は高い)は、登場するだけですっくとした存在感があり、画面の隅っこでもさりげない芝居ができていると思ったら、高橋かおりですか!それならば納得です。樋口可南子も押されています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2025-02-12 01:24:42)
3.  陽炎(1991)
まあ、リニューアルした緋牡丹お竜をやりたかったんでしょうけど・・・樋口可南子はどうやっても落ち着いた儚げな雰囲気がついて回って、まったくこの役に合っていない。モックンはこの登場人物に必須な「駄目っぽさ」がない。その他、結局何がしたかったのか分からない人たちがあれこれうろうろしているだけで、筋も何もありません。80年代には次々に名作・傑作を生み出したこのスタッフ陣で、どうしてこうなってしまうんだろう・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-02-03 00:00:39)
4.  JOHNEN 定の愛
導入部はまだそれっぽく形になっているが、中盤以降は、前衛的にアバンギャルドに行こうという意思が透けて見えて、かえって収縮しているし、作品としても崩壊している。ただし、そんな中でもひたすら存在感を発散して目を引き続ける杉本彩のオーラだけは、さすが。
[DVD(邦画)] 4点(2025-01-28 23:42:53)
5.  5年後のラブレター 《ネタバレ》 
画面がえらく安っぽいと思ったのですが、これ、もともとは配信用の連ドラだったのですね。●で、導入部は何かごちゃごちゃしていてしかも凡庸な出来なのですが、脇役が徐々に揃っていくに従って、流れも集中していきます。作中のヒロイン同様、周りの人に助けられています。それも、ここぞというときの決め台詞よりも、さらっとした何気ない会話の方が良くできていますね。●その上でラストも定石通りなのですが、普通ならエッセンス程度で済ませるであろうビデオレターの一幕も、しっかり時間をとってフルで流しているのが良い。そして収録を切った後の1シーンがさらに良い。ここで+1点。●ただあのビデオレター、深読みするとちょっと怖い部分もあり・・・ヒロインは30歳(よって死別時点で25歳)ということなので、年齢的にも「次」がそれなりの可能性で考えられるはずなのですが、あれを残すことによって、「俺はあの世からでもお前を見ているから、忘れないように」と言っているようにも思えなくもないのですよね。まあ、力が入った内容(作中作としても本作の一部分としても)だからこそ、そう感じてしまうとも言えるわけですが。
[DVD(邦画)] 6点(2025-01-20 00:41:33)
6.  管制塔 《ネタバレ》 
どう見てもどってことない青春モノの雰囲気が漂っているのですが、案外悪くありませんでした。主演二人の会話は、ぎりぎりのところで凡庸に陥ることを回避していますし、ある種の心地よさがにじみ出てきます。あと、ヒロインに興味津々なお母さんがいい感じですね。主人公が(そのときは)無力なまま終わってしまう展開にも好感が持てます。全体的には、尺の短さも手伝って、最低限のコンパクトなところだけまとめましたという感はあるのですが、時間つなぎがダラダラ続くよりはよほど良心的です。
[DVD(邦画)] 5点(2025-01-15 23:58:03)
7.  殿、利息でござる!
タイトルもそうですが、設定からしてもこれは本来コメディ素材でしょ。いや、やりたかったのはシリアスドラマなんです、ならそれでもいいけど、だとしてもそっちの方向に振り切れてもいない。登場人物の造形はみんな中途半端でありがちだし、同じようなやりとりが繰り返されているだけで、せっかく目標を提示していながら、それに近づいているのかどうなのかも分からない。何よりもまずいのは、こういった経済や経営の事象をテーマとしていながら、それぞれの(藩も含む)の「商売」が見えないこと。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-01-13 01:29:23)
8.  波(2001)
海辺の寂れたホテルに4人の若者が集って、さあどうなる・・・というなかなかそそられる出だしなのですが、結局何も起こりませんでした。大半のシーンが、その中の誰かと誰かがボソボソ喋っているだけで、もしかして脚本上の台詞なしで全部アドリブなのか?と思ってしまうくらいです。したがって、登場人物に個性も魅力も感じられません。全体のうら寂しい海辺や街並みの光景の撮り方は悪くなかったのですが、それをまったく生かせませんでした。
[DVD(邦画)] 2点(2025-01-11 18:07:36)
9.  故郷は緑なりき 《ネタバレ》 
当時22歳の佐久間良子ちゃん!のセーラー服姿!!をひたすら鑑賞する作品です。初対面の場面なんて、完全主人公目線で、そのアップをじっと撮り続けます。よく分かっていらっしゃいます。そして主人公は迷いなく良子ちゃんに一直線です。もっともらしい妨害などものともしません。邪な方向にもずれません。これぞ青春です。ただしその中でも、主人公の父や良子ちゃんの姉をさっと退場させて上手く環境を変えたり、ここぞというところで自分が居た場所を言えない設定にして心理の綾を持ち込んだりと、さりげない技巧も感じさせます。●ただしあのラストはいかにも唐突で、昔はそういう強引悲恋オチは珍しくなかったとはいえ、ここは何とかならなかったかと(何かのひねりがあって良子ちゃんは別の人とくっついたとか、そういう方がよほど切なかったような・・・)。あと、ナレーションはちょっと邪魔でした。
[映画館(邦画)] 6点(2025-01-10 23:07:32)
10.  ブルークリスマス 《ネタバレ》 
UFOがどうのこうのと言いながらSF方面に走らないのも良いし、そもそも青い血の説明もなし、その後どうなるのかの説明もなしというのも、潔くて良い。仲代が主役だったはずなのに、後半は突然勝野&竹下が主役という強引ぶりも良い。これ、岡本監督だとか倉本脚本だとか意識し始めるとおかしくなるので、普通のハリウッド・テイストなポリティカル系パニックものと考えれば楽しめるのです。大体、あのラストも、教会の儀式に各地の殺戮を乗っけるのは某マフィア映画の金字塔、発砲の前後の沈黙と表情クロスの演出は某ニューシネマの代表作を念頭に置いてるでしょ。●ただ、そうは言っても、もっともらしく出てきた天本さんとか芦田伸介は何だったのかとか、神山先生に至ってはあの1シーンのあれだけかいとか、もったいないところはいろいろあるのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-07 01:04:39)
11.  どっこい! 人間節-寿・自由労働者の街
カメラは基本的に回しっぱなし、インタビューというほどでもなく、労働者たちのフリーダムな発言の数々をじっと押さえている。その人がどういう人なのか、その後どうなったのかという点も一応はふれられている。せっかくそこまで行ったのだったら、施設とはどんな感じのものなのかとか、普段は何を食べているのかとか(炊き出しの撮影はあるが)、過酷な労働の現場とか(まあ、そんな撮影許可は出ないだろうが・・・)、そういうのも見たかった。とはいえ、社会が目を背けがちなエリアにまで果敢に突入したという点において、ドキュメンタリーとしての価値は十分に存在する。
[DVD(邦画)] 5点(2024-12-25 00:37:28)
12.  マリと子犬の物語
人物設定から脚本から展開から、すべてがステレオタイプ、すべてが凡庸。地震の撮り方だけは不自然なほど気合が入っているが、結果、かえって制作側がその地震に依存してしまっていることを明らかにしてしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-12-10 23:48:19)
13.  ゴジラVSスペースゴジラ
導入部が異様につまらないのはまあ想定内としても、怪獣が出揃ったらそれなりに盛り上がるのかと思っていた。ところが、最後までただワーワー騒いでいるだけで(怪獣側も人間も)、ショボショボのまま最後まで行ってしまったのにはびっくりした。制作側に、ダメ出しをする立場の人は誰もいなかったのだろうか・・・。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-11-29 23:14:58)
14.  ゴジラVSモスラ
序盤のアドベンチャー部分は、特に工夫もなく退屈なだけ。三怪獣が揃ってそれらしくなってきますが、逆に人間側が、いろいろ配置している割には結局ワーワー騒いでいるだけなんですよね。あと、小林聡美の何をやらせても場を引き締める力は、こういう作品でも健在なのですが、男優の彼の方が、全然それについていけていなかったような。プラスポイントは、コスモスの歌唱の美しさ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-11-24 23:01:30)
15.  ゴジラVSキングギドラ 《ネタバレ》 
回りくどくなっているだけのタイムトラベルが延々と続く終盤入口までは、何とも退屈で。ただし、最後のゴジラのビル爆破できちんと序盤とつながっているのと、再生キングギドラが単なる使い回しではなくてギドラマシーンになっていたのは、おおっと思いました。●万城目淳とムラマツとハヤタが一堂に会している序盤の会議シーンは、狙いが露骨すぎて逆に醒めましたが、しれっと敵のロボットにケムール人走法までさせるというネタには、ちょっとウケました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-11-13 00:22:59)
16.  「女の小箱」より 夫が見た 《ネタバレ》 
導入部分からは、企業サスペンス的なものをやりたかったのではと窺えるが(原作も黒岩重吾だし)、その観点からは、ありがちなシーンと説明台詞ばかりで、それほど面白くない。一方、人間関係のドロドロというか怨念や情念の描写は完成されているのですが、この両者が融合せずに、むしろ喧嘩しているのです。あと、まとめ方も何かありがちメロドラマ風であり、私は、いいように使われているアヤちゃんが、最後は夫と愛人を向こうに回して一人で丸得した、みたいな展開を期待してたんですけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2024-11-11 00:32:03)
17.  天河伝説殺人事件
素材からいって2時間ドラマレベルではないのか?映画として成り立つのか?と思っていたのですが、やっぱり危惧どおりでした。やたら暗い照明でそれっぽく見せてはいますが、この脚本とこの芝居では、糊塗のしようがありません。岸恵子や岸田今日子、さらには加藤武まで、えらく老け込んでいるのにもびっくり。逆に、キャスティングの安直な使い回しだけが目立ってしまっています。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-10-29 00:55:58)
18.  金田一耕助の冒険
古谷金田一の映画版とは貴重な・・・と思って見始めたのですが、パロディにも何にもなっていない。ネタにすらなっていない自己満足カットがちょいちょい挟まれているだけです。そもそもパロディとは、元ネタを理解した上で昇華しないと成立しないので、敬意も何もない上澄みパクリだけやっていても、意味がないのですよ。むしろこの作品は、制作者が「これも入れたら面白いんじゃね?」みたいにワイワイやっている光景だけが見えて、ただ寒々しく、痛々しいだけ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-10-27 02:30:47)
19.  本陣殺人事件 《ネタバレ》 
結構、見るのが怖かったのです。原作は、まさに横溝作品を代表すべき傑作なのですから。しかし、意外にも前半は、あの祝言の一夜が、じわじわじわじわと不穏な雰囲気で進んでいきます。いざ事件が起こってからも、軽率に登場人物が騒いだりせず、原作の展開に忠実に進行していきます。これはなかなかの出来の内容でした。●ただ、いざ謎解きの部分になると、急にレベルが落ちてしまうのが、邦画の常というか何というか・・・。まず、そもそも金田一が推理披露をしていない時点で、こんな美味しいシーンを何で放棄するの、と思ってしまいます。三本指の男に関する意外な真相とか、犯人が部屋を密室にした理由とか、器具の選定理由とか、そのあたりもさらっと通り過ぎて(あるいは無視されて)います。密室トリック自体、本当はもっとダイナミックに見せてほしいのですが、すでに指摘されているとおり、何かチマチマしていて、しょぼいです。●とはいえ、ATG製作ならではの(?)独特の暗さも手伝って、一応の原作的世界は維持されていますし、市川崑監督の一連のシリーズをはじめとするこの後に発表される作品群よりは、大幅にマシです。あと、中尾彬の金田一も、案外悪くないです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-10-22 01:08:42)
20.  愛のファミリー 《ネタバレ》 
19人の子を育てている(その中には養子多数、ベトナム戦争被災孤児や肢体不自由児もいる)ドロシー夫人の活動を追ったドキュメンタリーです。ドロシー夫人の、といいつつ、カメラの照準は、ほとんどにおいて子供たちの日常生活に当てられています。これが普通の作品なら「ただ撮っただけじゃねえか」とも言いたくなるのですが、この子供たちのどこまでも無邪気で素直で天真爛漫な姿を見ていると、それでいいや、という気になってきます。ただし、夫人とその夫の言葉として、「子供の数が少ないと、親は子供のことを気にしすぎるようになる」とか、「両親は夫婦や両親としてだけではなく、男女としてもあるべきだ」など、実に含蓄の深いものも提示されますが、こういった夫人の思索内容はもっと聞きたかった。
[DVD(字幕)] 5点(2024-10-21 23:52:43)
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