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1.  ときめきに死す 《ネタバレ》 
とりあえずジュリーが暗殺の使命を負ったテロリストという設定で、その日常に付き合わされる人たち目線で描かれるのですが・・・まず、肝心のジュリーがテロリストにまったく見えません。ただ日々をぼーっと送っているだけです。むしろただのヒッキーのようにしか見えません。何やらコンピュータの画面っぽいものでいろいろ行われる分析や指示も、その背景がないので手法に没しているだけだし、無理矢理引きずり込まれる樋口可南子ももちろん機能せず。ラストも、ちょっと外した風味でまとめたかったのでしょうけど、本当に外れただけで終わってしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-09-26 00:20:15)(良:1票) 《新規》
2.  HIRAKATA
高校のステージに、同校出身のジャンヌダルク(実在のバンドのアレ)が登場する、という悪くないネタなのですが・・・とにかく、ライブ映像とドキュメント映像と創作部分がごちゃごちゃになっていて、当然ながら視点も定まらない(というかそういう概念がない)し、どこで何がしたいのかも分からない。作っている側が自己満足しているだけです。また、ホームビデオ以下かと思うくらいの安っぽい映像もかなりのものでした。誰か内容をチェックする人はいなかったんだろうか・・・。
[DVD(邦画)] 1点(2024-09-24 22:18:58)
3.  烈風 ACTION !?
2000年代に突入してなお、堂々と「カンフー映画」を撮ろうとした度胸は買いたいのですが、そこまででした。中身はただ単に「カンフーアクションを撮っているだけ」であり、前後の脈絡もつながりも何もありません。輪をかけて、素人のホームムービーかと思うような安っぽい映像、芝居を付けた形跡のない登場者の棒読みの羅列などが、脱力感を増幅させます。これ、関わった人の誰にとっても黒歴史なのではないかな…。
[DVD(邦画)] 1点(2024-09-18 18:37:23)
4.  キューバの恋人 《ネタバレ》 
若き日の津川雅彦が、キューバをぶらぶらしながら、現地のお姉ちゃんに目をつけて、ああだこうだつきまとう。ほとんどそれだけの内容です。まあ、もともとがキューバ革命10周年作品ということで(カストロの演説も出てきます)、限りなく設定ありきのような気もします。現地の光景のいろいろは一応貴重とはいえますので、点数はそこに対して。
[DVD(字幕)] 3点(2024-09-13 02:08:18)
5.  杉原千畝 スギハラチウネ 《ネタバレ》 
この偉人を素材とした作品としては信じがたいほど、中身が何とも薄い。登場人物がことごとくステレオタイプなのも面白みがないし(小雪なんてほとんど、何も芝居をさせてもらってないレベルでは?)、肝心のビザ発給の部分にも何もスポットが当たっていない。というより、「ビザを発給する杉原」よりも、「司令官に食ってかかって戦争を止めようとする杉原」の方に、どう見ても力が入ってないか?何か制作の根本がずれていたのではないか?と疑ってしまう出来でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-09-11 00:39:06)
6.  スリランカの愛と別れ
場所設定がスリランカというのがなかなか渋いし、キャスティングも美味しそうなのだが、話がどこまで進んでも中身が伴わないのにびっくりした。北大路&栗原のパートは、この二人とは思えないほど奥行きがないし、関係自体が何か浮ついている。デコちゃんについては、ただ鎮座させられてもっともらしい台詞を言わされているだけで、背景が感じられない。結局、海外ロケを頑張ってセッティングした時点で、制作側が目的を達してしまったということでしょうか。彩りとして登場させたと思しき現地の兄弟とか部下の若者とかも、本筋に絡んでもいないし、ただいるだけにしかなっていない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-09-10 02:34:58)
7.  喜劇 初詣列車 《ネタバレ》 
これは、何であまり面白くないかというと、笑いのとり方がまったく渥美さんに合ってないからなんです。むしろこれはドリフのコントです。主人公をいかりや長介、マドンナの弟を志村けん、主人公の弟を仲本工事とかでやってみると、何となくフィットしませんか?渥美さん風味を感じるのは、マドンナとの出会いの場面の「ちょっとお待ちください」くらいですね。●ただし、ディスコのシーンで登場するのが、女性GSのピンキー・チックスだというのは、極めてポイントが高い。もしかして、「動く彼女たち」が見られるのは、この世にこの作品しか存在しないのでは?
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-09-09 02:52:55)(良:1票)
8.  乱れる 《ネタバレ》 
序盤部分は、妙にスーパーネタばかりが展開されていて、ちょっとあれれと思ったのですが、幸司さん(つられてこう呼びたくなる)の告白によって世界が揺らいでからは、怒濤のザ・メロドラマが炸裂していきます。幸司さんが心を入れ替えて真面目に働き出したら、かえって距離が狭まってぎくしゃくしていくところなんか、もう悶えそうになります。寺に呼び出す「一枚の付け文」がもたらすインパクトも強烈です。そして、2人の姉が招かれて、母を交えて話し合うシーンもスリリングですね。姉たちの描写にも微妙な差があって、主人公の決意を聞いた後も、次姉の方は脳天気なんだけど、長姉の方はもしかして気づいていたのでは?と思わせる演出になっています。そして、中盤までは基本的に酒屋兼自宅で進んでいたのが、終盤には一気に汽車で別世界に飛翔します。最後だけはちょっと唐突だったかなー、あそこは何とかして、もう一段上の何か切ない別れを残してほしいところでした。●それにしても、この作品は、どこまでもデコちゃんを綺麗に撮ることにこだわっていますね。「困り顔がこれほど美しい女優」は、ほかに存在しないんじゃないかと思ってしまうほどです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-09-07 01:12:02)(良:1票)
9.  炎の肖像 《ネタバレ》 
ジュリーがソロとしていよいよ人気爆発していた74年、まさにジュリーを売り出すために作られたとおぼしき作品です。構成は「ジュリーがジュリーを演じる」であり、バンドのステージと、オフという設定の普段の生活が交互に出てきます。ところがこのオフ部分、売り出し目的とは思えないほど無謀なのです。気になった女性相手にストーカーは働くわ、他の女性は適当に遊んでポイ捨てするわ、さらに適当にぶらぶら歩いて(周囲に大迷惑をかけつつ)放浪するわと、もう滅茶苦茶です。もしかすると「アイドルを脱却したワイルドなジュリーを見よ!」というコンセプトだったのかもしれませんが、これはワイルドというより、単なる最低なゲス野郎です。しかしそれだけに、70's前半でなければ持ち合わせられなかったような、カオスでフリーダムなインパクトを発しています。しかも餌食になる女性2人が、秋吉久美子に原田美枝子って!いや、本職の役者でもそんなキャスティングにはありつけませんよ。何とも贅沢です。●一方で、バンドステージの方は、意外に見る機会のない「沢田研二バンド」なのです。ということはもちろんギターは井上さんであり、キーボードは大野さんであり、そしてベースはもちろんサリー(岸部一徳)なのです。曲数も多くて時間も長めであり、実はこれだけのためにでも十分な価値があるかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2024-09-06 21:41:32)
10.  喜劇 団体列車 《ネタバレ》 
前作から一転して、今度は列車内のシーンがあまりありません。そもそも、舞台自体、大動脈路線の特急という前作とは違い、田舎のほのぼのしたローカル線です。しかしその中で、母親がミヤコ蝶々、笠さんとの掛け合い多し、そしてマドンナをめぐってバタバタそわそわ、という、寅さんの原型といっても差し支えないような世界が展開されます。もちろん別作品なので、あのシリーズではお目にかかれないシーンや台詞もあったりして、そのギャップも楽しめるところです。最後もストンと落ちて(別な形で)ハッピー、というのも、こちらのシリーズならでは。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-09-05 20:53:46)
11.  孤高のメス 《ネタバレ》 
肝心の手術シーンを、じっくり時間をとって、言葉も少なく、手順の一つ一つを追って撮っているのは好感が持てる。ただ、それ以外の部分が全然駄目で。登場人物のことごとくステレオタイプな造形には、一体いつの時代の作品かと思ってしまうし、夏川結衣の日記朗読ナレーションがどこまでも被さってくるのも、はっきり言って邪魔。夏川さんなら、そんなことは演技で全部表現できるはずなのですが。制作側が役者をなめているのか?
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-09-03 02:27:06)
12.  喜劇 急行列車 《ネタバレ》 
渥美清扮する車掌さんが主役のコメディです。いうまでもなく、寅さんとは真逆の真面目な勤め人というところがポイントです。ただ前半は、ありがちな細切れのやりとりが積み重ねられているだけで、そう面白くもありません。しかし後半になると、汽車の機動を人の心臓になぞらえるくだりが秀逸な少年とのやりとり、そして車内の出来事から収束していく夫婦間の機微など、別の人が作ったのかと思うくらい強力になっています。やはり夫婦とはそういうものですよ、ということを、楠トシエの芝居が的確に表現しています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-09-02 01:34:48)
13.  泣くな赤鬼
根本的な問題点は、かつての主人公が、ちょっと口が悪いという程度でしかなくて、全然「赤鬼」ではないこと。これだったら、例えば中村計あたりがルポしている(書籍にもなっている)実在のいろんな監督の方が、よっぽど「鬼」ですよ。なので、野球を素材としていながら、そもそも野球に対する制作側の愛情も感じられないのです。また、過去と現在を並行して進めておきながら、その過去と現在が全然絡んでいないのも問題です。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-08-31 02:04:45)
14.  拝啓総理大臣様 《ネタバレ》 
渥美清がベタベタの関西漫才師!その相方は長門裕之!という無茶極まりないキャスティングなのですが、これがもろに大外しで・・・。渥美さんは台詞はしっかり入ってるんですけど、演技のノリは完全に江戸っ子ですし。そもそも作品の内容自体がかなりいい加減で、なぜ漫才師を選んだのかも分からないし、周辺登場人物の存在理由も分からない(山本圭の無駄遣いぶりにも絶句します)。もし無名の人たちばかりで作られていたら、むしろカルト作品として語り継がれたのではとすら思ってしまいます。タイトルも最後に無理矢理こじつけているだけで、意味がありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2024-08-30 00:28:42)
15.  続・拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 
中盤までの軍隊生活のところは、ほかにもいくらでもあるような描写であまり面白くない。復員してから、久我美子と出会ったりさらにいろんな人が登場したりして、段々と形が構成されていきます。どこまでもついて回るバラック生活の描写と、ちょっといい感じの生活になったらすぐまた元に戻ったりというよく見ると波瀾万丈な展開が、力強さを感じさせます。ただそれからすると、最後の出産と死亡のくだりは、急に行儀よくまとまってしまっています。ここはむしろ、素っ気なくまたいなくなるか、死亡としてもごくあっさりとかの方が、それまでの流れに即していたと思いますが。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-08-24 03:35:29)
16.  親分はイエス様 《ネタバレ》 
ゴリゴリのヤクザだった主人公が、キリスト教に目覚めて伝道に邁進するという内容。それならばこの二者がどうつながるのかという点が注目されるが、その部分は上手く話をつないでいると思う。いきなり大きなことをやり出すのではなく、「十字架を背負って歩く」という、1人でもやろうと思えばすぐできるはずのところに特化しているのが良いし、また説得力がある。ただし、「自分がやってきたこと(罪や悪事)をみんなに話す」というのがスタートだったと思うのだが、そのシーンはもっと欲しかった。●脇役はあまり使いこなされてない印象で、特にヤクザの親族関係の人たちは、ただあたふたしているだけのように見えた。それとは別に、夏樹陽子さんをせっかく出したのなら、出番がもっと欲しかったのですが・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2024-08-17 00:52:21)
17.  リリイ・シュシュのすべて 《ネタバレ》 
何かもう、すべてが、観念的、作為的、露悪的なのです。みんながみんな、その演技を「させられてる感」が満載です。いくら音楽を被せようが、もっともらしいネット入力風景を差し込もうが、カメラをあれこれ動かそうが、本質は変わりません。見どころは稲森いずみの登場シーンくらいでしょうか。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2024-08-16 01:11:32)
18.  岸辺露伴 ルーヴルへ行く
一つ一つのシーンにはそれなりに気合が入っているのですが、全体の整合性とかつながりがあまり考えられていないので、単発のよくできたダイジェストをつなげて見せられただけ、みたいに見えてしまいます。それと根本的なところで、どうしてルーヴルまで行かないといけないのかが、よく分からなかったのですが(むしろこのドロドロ粘着ぶりは、国内のどこかの地方に名も知られずひっそりたたずむ古美術館、みたいな方がふさわしい)。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2024-08-12 00:52:42)
19.  恋人たち(2015)
一つ一つのシーンのじとっとした雰囲気にはかなり力が込められている。しかし、その重みを制作側が自分で処理できなくなったのか、前後は意外なほどつながっていない。物語の必然ではなく、都合の良い方向に次の場面が置かれている。料理でいえば、下ごしらえにはものすごく気合が入っているが、調理方法は今ひとつで、味付けには手が回らなかったという感じだろうか。センスのある部分と唐突で作為的な部分の落差が大きい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-08-05 00:19:03)
20.  ブロウアップ ヒデキ 《ネタバレ》 
1975年、デビュー3年目、当時20歳(!)のヒデキの、全国縦断ツアーの様子を追ったドキュメンタリー。まず、富士の野外コンサートから始まるんだけど、そもそも当時、こういう野外フェス的な公演自体、国内ではほぼなかったんじゃないのかなあ。そしてヒデキは、今なら絶対に許可が出ないような超高層クレーン吊りのゴンドラで登場します。しかもその後、またそれに乗って上昇します。というかこの高さ、どう見てもビルの10階以上はあるぞ。その後は全国を転々とするのですが、合間に、札幌のジャンプ台で無意味にポーズを撮るヒデキとか、沖縄で馬が引く荷車に寝転がっているヒデキとか、プロモ・フィルム的な映像も挿入されます。ただ後半は、屋内公演の照明が暗くて、パフォーマンスがあまり見えないのが残念。●で、3年目ということは、その後に出てくるあの曲もあの曲も当然ないわけで、その意味では欲求はかえって高まってしまうのですが、しかし、この後の怒濤の驀進につながる勢いは、確かに感じさせます。やはりこの人は、不世出の名シンガーであり、唯一無二の大スターでした。その若き日の姿を切り取って保存したという意味において、この作品は今日でも、そして今後も意義があります。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-08-02 21:53:25)
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