1. アポロ13
すごかった。結末が分かっている話なのに、緊張感がずっと途切れないほど緻密に作ってあり、人間同士の話、技術の話、家族の話がうまくからみあっているのが良い。余談だが、ケビン・ベーコンと共演した人を「1ケビン・ベーコン」として、その人のさらなる知り合いを「2ケビン・ベーコン」とするという人間のネットワークの研究がアメリカでなされたと聞いていたのだけれど、初めて本人をこの映画で見た。 8点(2003-06-05 20:47:59) |
2. 千と千尋の神隠し
きらびやかな湯屋。この建物の造りは・・・吉原の建築物にそっくりだ!日本の、やや屈折したきらびやかさ。決して雅やかではない雰囲気を十分に持った場所で、千尋は働くことになる。名前を奪われること。働くということ。自分の中の可能性に気づくということ。幼少の頃から、牙を抜かれてしまった大人に向けてのメッセージだと受け取った。 8点(2003-05-19 16:01:40) |
3. シコふんじゃった。
「女性は土俵に乗るべきではない!」という狭量なことをいう某女流作家の作品とは対照的で、ラストシーンで2人とも土俵に乗ってシコを踏むところが素敵。 8点(2003-04-14 21:27:41) |
4. 魔女の宅急便(1989)
宮崎作品の中で、いちばん「そのへんにありそうな」話だから、好きです。キキが、同じ町にいるかもしれない・・・って気になれるから。 8点(2003-04-14 21:17:18) |
5. 吉原炎上
出てくる女性が皆ヒステリックに話すな、という印象を受けた。女学校を出て遊郭に売られて来た女性が、二千円もの大金を目の前に、「花魁道中を」と答える遊女になる過程をもっと見たかった気がする。 6点(2003-04-14 21:10:53) |
6. 天空の城ラピュタ
飛行機に乗るたびに、竜の巣を探してしまう私。音楽に感動して、初めて自分のおこづかいをためて、サントラを買ったのを思い出します。ところで、ドーラの寝室に、若かりし日の彼女の写真(?)が貼ってあるのをご存知ですか?すっごくかっこいいんですよー。 9点(2003-04-14 21:05:05) |
7. ルパン三世 カリオストロの城
宮崎映画の中で妙に冷遇されてる気がするけれど、この作品、今観ても傑作だと思う! 8点(2003-04-14 20:58:01) |
8. 私は貝になりたい(1959)
子供のころに見ました。すべての善意が悪意として裁かれ、死をつきつけられる主人公が「そうだ・・私は貝になりたい」とつぶやくシーンが忘れられません。とても悲しい映画だと思いました。 8点(2003-04-14 20:34:13) |
9. 風の谷のナウシカ
原作はもっと深かった。映画で表せたのは1割くらいか?それでも、この映画は名作だと思う。 9点(2003-02-27 22:31:18) |
10. COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
いわゆるビバップの「世界」感が気持ちいい。サントラも出ているが、音楽との掛け合わせが見事。ストーリーは確かにありきたりな面もあるが、絵と音楽の気持ち良さは秀逸だと思う。アニメと思ってナメるなかれ。 9点(2003-02-27 22:20:34) |