1. 怪物(2023)
《ネタバレ》 見応えは非常にあったけど、最初のパートで保利先生を異常者みたいに見えるように映像で誘導し過ぎてるのが気になった。麦野の母親目線でそう見えてるという話にしてもちょっと盛りすぎに感じる。 実際次のパートでは全く別人のような保利先生が登場するんだけど、パート1とパート2の時間軸における保利先生の精神状態もあまり噛み合ってるように思えなかった。他にも違和感を感じるところはあったけど、ラストパートの麦野と星川くんとの心理描写は非常に良かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-06-26 23:25:33) |
2. 聖闘士星矢 The Beginning
《ネタバレ》 想像以上にやべー作品でした。誰も責任取る人が居ない丸投状態で製作されたんでしょうね。原作リスペクトは皆無で、とりあえず星矢とフェニックスだけ出してアクションシーンだけちゃんと撮れは後は適当でええやろって感じの作品。真面目にやってる主演の新田真剣佑がとにかくかわいそうでした。紫龍、氷河、瞬を出さないならせめて黄金聖闘士の1人でも出すべきでしょ。 [インターネット(吹替)] 3点(2024-06-10 08:09:57) |
3. すずめの戸締まり
《ネタバレ》 先日能登半島地震が起きたばかりなので見るタイミングとしては最悪でしたね。ここまでがっつり震災を扱ってるとは思ってなかった。これタイミング悪かったら公開出来なかったでしょ。 人が死ぬよなど無駄に煽ってくるダイジンや草太の祖父が現在進行形で死者が増えてる現実と重なってかなり不快。ダイジンは神様という設定なので性格ヤバいのは理解出来るけど、ここまで煽りキャラにする必要性は全く感じなかった。 閉じ師が1人で片手間で行動してるのも役割の重要性から考えたら全く腑に落ちない。すずめに惚れさせるための要素に全振りしていて気味が悪い テーマが重すぎるのを軽減するためか軽快な音楽を多用してるのも今は不快に感じてしまった。 震災をこういうエンタメ的な作品で扱うのはリスクが高いね。見る時が違ったらまた感想は変わっただろうけど、今は全体として不快感のみしか残らなかった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-01-07 09:27:46) |
4. 岸辺露伴 ルーヴルへ行く
木村文乃は艶めかしくて良かったが、TVドラマ版と比較してそんなに盛り上がることもなく映画としては微妙な出来ではあったけど、見て損したという程でもない感じ [インターネット(邦画)] 5点(2023-12-12 23:23:15) |
5. 鳩の撃退法
ものすごく面白いというわけではないけど、グイグイ引き込まれてしまう不思議な魅力のある映画。見終わった後質のよい短編小説を読んだ気分でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2023-05-31 21:33:11) |
6. 騙し絵の牙
《ネタバレ》 タイトルから騙し騙されのような映画を想像してましたが微妙に違いましたね。大泉洋の雰囲気は良かったのでそれなりに見れたものの、何が目的でどこに向かってるのかよくわからず、リアリティもあまりないのでそうはならんやろうとあまり乗れなかった。大泉洋扮するキャラに共感も全く感じられなかったのでこの点数。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-05-11 22:41:30) |
7. るろうに剣心 最終章 The Beginning
《ネタバレ》 アクション部分を除けばホントにこれがジャンプ漫画原作の作品なのかと思う程非常に丁寧な時代劇に仕上がっている。窪田正孝を即退場する役どころに使うなどドラマ部分に重きを置いていて、特に終盤巴が緋村に切られた時に何も声を発せず、それを確認した緋村も無言で受け止める演出が良かった。 [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-07 22:40:24) |
8. KAPPEI カッペイ
《ネタバレ》 原作を全く知らずオリジナル作品かと思って鑑賞しましたがデトロイト・メタル・シティの作者の方の作品だとエンドロールで気づきました。こちら言わずもがな北斗の拳のパロディー作品なのですがドストライク世代なので非常に楽しめました。監督がお笑いを判ってる方みたいで間の取り方や見せ方がしっかりしていてちゃんと笑えて面白かったです。終盤プロポーズのとこだけややダレましたが他はスベってるシーンが少なく笑いの打率が高く良かったです [インターネット(邦画)] 8点(2023-03-29 20:40:00) |
9. ONE PIECE FILM RED
《ネタバレ》 終盤のお約束になりつつある総力戦という面では前作の方が見応えがあって良かったかな、今作は絵面がゴチャゴチャし過ぎでイマイチ乗れなかった。 ストーリー面ですが、エレジアが崩壊したのはどちらかというとトットムジカを保管してたゴードンやそのような場所にウタを連れていったシャンクスの責任が重くあるべきなのに、事件後のそれぞれの浅はかな行動によって結果ウタに全ての重荷を背負わせてしまったのが非常に情けなく感じた。もう少しシャンクスの株を下げない形で上手くまとめられなかったものかと思う。 サニー号やベポなど今までと違った見せ方の趣向は良かった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-08 23:06:16) |
10. CUBE 一度入ったら、最後
オリジナルは何度も見ててかなり好き。こちらもオリジナルと比較さえしなければ途中まではそれなりに見れるし言うほど悪くはないなという感想だったが、弟の話しが雰囲気ブチ壊してて全く不必要であったと思う。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-07 18:13:26) |
11. 劇場版 呪術廻戦 0
《ネタバレ》 ダメだ。死んじゃだめだ連呼で腹筋崩壊した。 [インターネット(邦画)] 10点(2023-03-03 23:31:35) |
12. 東京喰種 トーキョーグール【S】
《ネタバレ》 原作未読で前作は見たもののグールより千眼美子の衝撃で殆ど内容飛んでしまっていたので、とりあえず前作を早送りで補完してから鑑賞。評価があまり良くなかったので期待してなかったのですが松田翔太の演技だけで十分見る価値ありでした。松田翔太の演技がキレッキレ過ぎて3回ぐらい思わず爆笑。ライアーゲームの時も良かったですがその時よりもかなりレベルアップしてる感じで非常にいい役者になりましたね。全体としてアクションのレベルも高く、宮沢賢治の注文の多いレストランのような自分好みの不気味なシーンもあったりして時間もそんなに長くないため最後まで十分楽しめました。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-02-04 22:32:14) |
13. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 そこまでウルトラマンに思い入れがあるわけでは無い自分ですが、どういう展開になるのか全く読めずに最初っから最後までずっとワクワクしながら見られました。ザラブ星人→メフィラス星人の展開は同じようなことを繰り返してるのに後者の方が圧倒的に面白く感じるように計算されていて庵野監督の発想と構成力が非常に素晴らしかった。ゾフィー登場からメフィラス星人撤退の流れが今回1番シビれましたね。実写の方はシンゴジラに続いて個人的に大当たりなので次に公開予定のシン仮面ライダーも期待しています。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-11-18 22:53:25) |
14. 孤狼の血 LEVEL2
鈴木亮平の怪演に加え悪魔のように尖った耳がキャラとマッチしていて非常に雰囲気があって良かったです。ラストの1対1のシチュエーションを無理矢理作るためのカーチェイスは要らなかったかなと思いますが全体としては前作に引き続き満足のいく作品でした。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-03-09 21:32:57) |
15. 劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
めちゃくちゃ笑って感動して泣いた。オンラインゲームはほぼやらないのですがFFの11、14以外のタイトルは全てやっているので世界観には問題無く入り込めました。前半は笑いのネタがモロツボだったので何回も爆笑してしまい、終盤は去年父親が病気で亡くなったのとも重なってガチ泣きで久しぶりに映画見たな〜という充実感を感じられました。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-02-10 23:54:32) |
16. ザ・ファブル
《ネタバレ》 前半見る限りではアクションも最高だし、岡田の演技もキレててもっと点数高くてもいいのになあという感想だったが後半を見て納得。ミサキを脅迫している小島を助ける行為に気持ちが乗らず、命懸けの場面で殺し屋が人を殺さないというのも非常にストレスが貯まる、その理由も見てる側にはそんなに重要には感じられないのが残念。原作はなんとなくしか知らないがもう少しうまいこと映画として消化できなかったもんかと思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-01-23 23:11:42) |
17. 犬鳴村
予告を見た感じでは面白そうだったんですけど、実際見てみると絶妙に面白くも怖くもない。ホラーなのに場面の切り替わりが多くて流れが悪いせいかな。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-08-31 22:16:01) |
18. コンフィデンスマンJP プリンセス編
《ネタバレ》 流石にネタ切れか、今回は過去のどんでん返しとかぶる感じもあり驚きがあまりなかった。コックリにただ心が綺麗というだけでなくもう1つなにか驚くような背景が欲しかったかな。今回は映画向けに豪華にしたというだけで脚本にいつものキレが無かったように感じました。 かなり好きな作品でしたけど東出のトラブルに加えて出演者に不幸が続いてしまったので、残念ですけどもうこの作品で終わりでしょうかね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-25 16:42:02) |
19. カイジ ファイナルゲーム
《ネタバレ》 原作にはないオリジナルということでしたが前2作とも面白かったので一応期待して鑑賞。ライアーゲームのオリジナルゲームなんかは映画ように作った割にちゃんとしてましたが、こちらのオリジナルゲームはただ盛り上がるように見せてるだけで内容は無茶苦茶で酷い出来。ファンによるコインの投げ入れも欲の皮が突っ張った連中がワザワザ自分がすでに投資した分が無駄になるのにカイジの方に入れるのはありえない。カイジの事前の工作も①時計を進ませる②ドローン投入とほぼほぼ黒崎次第で一蹴されるような計画で呆れる。沼っぽいことをしたかったんでしょうけど説得力が皆無ですね。愛人の子供も黒崎が簡単に見つけられたのに東郷が見つけられないのは苦しい言い訳。何よりもカイジはしょせん甲斐性無しの小者というキャラであるハズなのに日本の未来を決める舞台にあがらせるというストーリーには残念としか言いようがない [CS・衛星(邦画)] 1点(2020-11-24 15:42:28) |
20. 天気の子
《ネタバレ》 君の名は。は大衆向けに無理矢理ハッピーエンドに持って行った感じで新海っぽくなくモヤモヤしたが、今回はちゃんとハッピーエンドの中にも新海らしい毒が効いていて非常に良かった。 設定自体は鳥居をくぐったら天気を操る力を得るなど全体的に良く言えばシンプル、悪く言えばくだらないという感じだが、それでも最終的にはこの物語にどっぷり引き込まれて感動してしまえるんだから新海誠監督の才能はやはり素晴らしいと思う。結末については賛否両論ありそうだが、奇麗ごとで片づけなかったこの映画の選択に共感する。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2020-10-12 22:26:17) |