1. HERO(2007)
ドラマと映画の手法がごっちゃ。俳優の顔のドアップがやたら出てくるのは日本のバラエティドラマの特徴ではあるが、映画でもやたらやっていて、これが世界の人の目に入る時の事を考えると寒々しい気分になった。内容はTVドラマの延長のような映画が嫌いな自分としては低評価にならざるを得ない。こんな映画にばっかり人気が集中する日本映画の現状の拙さを強く実感してしまいます。そんな映画なので中井貴一さんのどっしり腰の据わった大人の演技がやたらに眩しく感じた。さすがです。これがあったので好意的評価で5点とします。 [映画館(邦画)] 5点(2007-10-06 01:23:00)(良:1票) |
2. DEATH NOTE デスノート the Last name
ちょっと甘い評価ですが、面白いと感じたのも事実なので7点献上します。映画として「面白い」は重要な要素ではありますが、私自身の個人的な基準として、鼻につくTV的な演出があるとどうしても厳しく評価してしまいます。さくらTV祭りの辺りの演出は稚拙でTV的すぎるので、この部分は本当に辟易した思いで、我慢して見ていました。でも映画全体としてはなかなか秀逸。私は原作は冗長すぎてあまり好きではなかったのですが、前作も今作も映画と言う制約された時間の尺度の中で、よくまとめているのではないかと感心します。原作ファンの方達が原作と違うと異論が言いたくなるのは心情なのですが、私は今作の展開や結末はあれでいいと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2007-03-14 00:41:54) |
3. DEATH NOTE デスノート(2006)
そこそこ面白いと思います。原作は一応読んでますが、漫画は正直冗長すぎてついていけない感じが強かったのですが、この映画はけっこうバランスがとれていて最後まで楽しめました。俳優は月役の藤原君はよく嵌っていたと思います。L役の人もとりあえず及第点。一部の配役に「?」と感じる部分はありますが、これは原作付きの映画では避けられない宿命なので、あまり気にしてもしょうがないかなと思います。ちょっと気になったのが、所々に時代錯誤的な演出があった事。弥海砂は原作では21世紀に相応しい今時の女の子キャラだったのに、映画では1980年代の古いタイプのアイドルしていて、見ていて寒かった。バスのデザインもいくら映画のセット用としてもあまりにもダサすぎる。重要な登場人物なのだから、もう少し洗練させてほしかった。 [DVD(邦画)] 6点(2007-03-14 00:30:52) |
4. 鉄コン筋クリート
アート的な凄いビジュアルの連続の作画に圧倒。ジブリとも大友作品とも違うアニメ映画でした。私は松本作品は初見だったので、こういうアニメもあるんだなと新鮮でした。俳優による声の演技も素晴らしいです。ジブリは声優を使わない事でよく失敗するのに、これは本当に良かったです。内容は世界観が分かりにくい部分があって、はじめの頃は馴染めなかったのですが、物語の3分の2を過ぎると一挙に入っていけて、私の様な初見の人でも、予備知識がなくても大丈夫だと思います。感想としては少々物語の構成が甘く、人物描写はともかく、ストーリーとしてはもうちょっと工夫が欲しかった。今ひとつ心に来るものがなかったです。でも割と好きな部類かな? [映画館(邦画)] 7点(2007-02-14 03:17:34) |
5. それでもボクはやってない
面白いです。裁判のシーンになると劇場内の私を含めた観衆が、真剣に静かに映画に没頭している様子に感動を覚えました。本当に深く考えさせられる映画でした。出てくる俳優一人一人の個性や演技が際立っており、昨今好調と言われる邦画の中でも一際高い完成度を誇っています。とにかくいろんな人に勧めてみたくなる作品です。こういう映画に出合うと映画好きとしては嬉しくなります。が、長編映画で150分と非常に長く、見ていて若干緊張感が無くなってしまう時間帯があったのも事実。内容を考えると私でも150分という尺度を感じさせない作品なのですが、もう少し削っても良かったのではないのでは?と感じる箇所がいくつかありました。この為、1点マイナスで9点にしましたが、ほぼ10点満点に近い極めて高い完成度の映画である事は間違いありません。 [映画館(邦画)] 9点(2007-02-14 03:06:40) |
6. パプリカ(2006)
《ネタバレ》 面白いのですが、初見で予備知識がないと難しく感じたのも事実。非常に凝った構成であるが故に、難解な部分があるのは否めない印象です。映像パフォーマンスは最高で見ていて飽きませんが、「今のは何?」とか「これはどういう意味?」と感じてしまうシーンが多いので混乱します。今敏監督は前作の「東京ゴッドファーザーズ」が非常に良かったので、期待値が高かったのですが、面白さという点では今作は負けています。満足感もいまいち。昨今は宮崎駿監督を初め、知名度が上がるにつれて才能あるアニメ監督の作品は難解になる傾向があって、正直私は「解釈は自分で」と観客任せになってしまう作品があまり好きではありません。1から100まで全部親切な映画はもちろん望んでいませんが、もう少し観客側に沿った作品作りをしてほしいなと感じます。同じ筒井康隆原作で今年の夏に公開された、これまた同じアニメ制作会社で作られた「時をかける少女」と比べると、そのテイストの違いは勿論あって、異議がある人もいると思いますが、突っ込みだらけのSF考察や設定の「時かけ」は、それを感じさせないパワーや面白さがありました。ちなみに今敏監督の前作「東京ゴッドファーザーズ」にも同じものがあって、作品の勢いが違います。ちなみに話は変わりまして、声優の世界は正直あまり知識がないのですが、ベテランであるプロの声優の演技は流石だと感じました。見ていて声優の演技にぎこちなさや不安感はほとんど無かったです。やはり餅は餅屋なのでしょう。以上、期待値はやや上回らなかったものの、一見の価値あるアニメ映画である事は間違いないです。気になった人や、クオリティーの高いアニメ映画に興味がある人は劇場で観る事をお薦めします。 [映画館(邦画)] 7点(2006-11-29 01:01:21) |
7. 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
あの迷作「北斗の拳」を超えている事を期待してレンタルしましたが、別の意味で期待値を超えていなくてがっかり(笑)。「北斗の拳」は漫画の方はいまだに全部持っていてかなり好きなのですが、どうしても「これはラオウじゃねぇだろ・・・」とか、「バットが原作と違って浮きすぎ」と粗ばかり見てしまう作品でした。主要な声優はケンシロウはどうにか我慢できるが、ラオウが酷過ぎ。ファンとしては腹にずっしり響くほどの重厚感のある声じゃないと納得できません。あと柴咲コウが演じたレイナも無茶苦茶。片手間に演じているのが見え見えなくらいに心がこもってなく、棒読み以前の問題。シュウ、トキ、サウザーは非常に良かった分、下手糞な演技が目に付いてしょうがなかったです。作画も所々デッサンが崩れるのでクオリティーが維持できてなく、荒さが目立ってました。酷評しちゃいましたが、それでもごく一部分だけですが胸が熱くなるシーンもあるし、目頭がうるっとくる箇所もあり、4点と低評価にはなってしまいましたが好きな人は見ていいかなとは思います。 [DVD(邦画)] 4点(2006-11-01 03:08:24) |
8. 単騎、千里を走る。
誠に申し訳ないが、かなり消化不良の感じが強いです。高倉健さんのファンの為の映画という解釈をされる方もいらっしゃったが、だとしたら健さんの映画をあまり見て来なかった私はつまらないと感じて然るべきだったのでしょうか。「八甲田山」や「鉄道員」「ブラックレイン」などは見てますが、それ以上の作品を見てなかった人は楽しめない映画では疑問に感じます。健さんの不器用さを売りとはいえ、あまりにも間延びしすぎた脚本や話運び。なにか感じるものがあればよかったのだが、残念ながら最後までそれは感じませんでした。退屈な映画でした。 [DVD(邦画)] 5点(2006-10-25 18:30:35) |
9. TAKESHIS’
見てる時は、エンターテインメントを完全に放棄した「ドリフの大爆笑」の総集編みたいな映画だと感じました。過去にたけしの映画に出ていた、ほとんど大半の役者やギミックが満載されてましたので。でも・・・ちょっとたけし本人の個人的趣向に偏り過ぎですよね(笑)。ちょっと切なかったのが、過去の作品にもあえて「寒いギャグ」を入れる事により、より一層作品の奥ゆかしさを醸し出している、不思議な魅力が北野監督の持ち味だったと思うのですが、今回はただ単におやじギャグ化して、寒く滑っているだけなのでたけしも年なのかな?と感じてしまいました。ちょいと寂しい・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2006-09-08 01:48:07) |
10. 男たちの大和 YAMATO
思っていたほど政治的に作られてない。私でもそう思って見たくらいだったので、世間に対して相当誤解されている可能性のある作品だと思います。泣かせ所(あまりこういう表現はこの映画には使いたくないが)が幾つかあり、胸の詰まる想いが致します。でも敢えて厳しく不満を述べると、あの最後の戦いは「大和」だけではなかった。「大和」の他に軽巡洋艦、駆逐艦合わせて計10の艦艇が艦隊を組んで沖縄に出撃、そして共に闘って大和を含め半分以上が沈んでいる。これに対する描写がほんの少しもない。全くない・・・。いかに「大和」の為の映画とはいえ、あまりにも偏りすぎ。せめて闘っている大和の背景に、少しは一緒に闘った艦艇を入れてもいいのにと思った。CGを使っているのだから尚更と思ってしまった。これは史実を基にして作った作品なのだから、少しはそういう所に思いを馳せてほしかった。その点が残念に思いました。最後に音楽が久石譲にしてはなんだか単調。ほとんど印象に残らない。長渕のEDは印象には残るが、あまりいい唄ではなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2006-08-29 03:37:16) |
11. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
3作観終わった今の印象はなんで作ったの?という事しか残らなくて非常に残念。3作品の中で1番いい評価をされているみたいですが、私はどうしても3作品の総括として評価せざるを得ない。結論はどうみても失敗作。ちぐはぐな演出、支離滅裂な脚本、端折りに端折りすぎた物語展開、不親切では済まされないレベルの説明不足。これでどうやって初見の観客を取り込めるだろうと思った。1~3と見て来ましたが、自分がつける評価が段々下がっているのは失望感が広がったから。あまりにも独りよがりな作品になっていて本当にがっかりしました。旧画と新画のコラボも結局の所、失敗もいいところでした。ガクトの歌も最悪。 [DVD(邦画)] 3点(2006-08-28 05:10:09) |
12. ゲド戦記
まだ私は「みんなのシネマレビュー」で「0点」を付けた映画は無いです。どんな作品にも見所もあるし、悪いなりにも愛すべき点もあるので「1点」はあっても「0点」はないという思想の持ち主です。でも今回本作品を鑑賞してはじめて「0点」をつけるかどうか真剣に迷ってしまった。考えに考えて「1点」にしたが、このアニメ映画はそういう作品でした。まさに愚作。強い影響力を持つブランド会社の作品である事が、なんとも言えない気分にさせて怒りさえ感じる。 [映画館(邦画)] 1点(2006-08-27 01:31:31) |
13. ゆれる
大根だと思っていた役者の演技に脱帽。一人一人の役者の演技がとてつもなく凄い。役者の演技を見ているだけでも本当に楽しかった。邦画でもこういう作品が作れるんだと感心し、そして嬉しく思った。内容もとてもいいと感じた。物語の進み方は邦画ならではの淡々とした構成なのだが、全く飽きる事無く最後まで引き寄せられっぱなしだった。おもしろいと感じた事の一つに食事のシーン。これがまた、どの食事のシーンも全くおいしくなさそうなんです。まさに砂を噛むと言うか、ゴムを食べている様な重苦しい感じが実にうまく表現されています。人間心理の描写が本当にうまい監督なんだなと感じました。 [映画館(邦画)] 8点(2006-08-27 01:14:26) |
14. PROMISE プロミス
支離滅裂な内容ですねー。でも、点数は確かに低くつけてしまいましたが、これがなかなか面白い部分もありまして、変り種の映画を求めている人には案外お勧めかもしれません。ちなみに様々な箇所で日本のTVゲームやアニメの影響を感じ取れる設定があった様に思います。かなり気になるのが子役たちの、なんというか、作られ過ぎた演技が鼻につきます。徹底的な英才教育的に訓練されている演技がどうもよくない。画一的なんです。これが無かったらもう少し好意的に評価できたかもと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-10 01:38:01) |
15. 時をかける少女(2006)
すごい!最高!いったいなんでしょうか、これは?観終わった後の爽快感はあの「ショーシャンクの空に」以来だったか。いや、正直それ以上だった。とにかく脚本が素晴らしい、声優じゃない役者による声の演技も過去に例が無いほどに全体的に成功している。最初は作画がかなりシンプルで「へ?」と思ったが(背景は素晴らしく緻密できれい!)、昨今のリアル作画主義に私も毒されていたようだ。この映画はこのシンプルな作画が本当にいい。見ていく内に心底そう思った。とにかく笑える、切ない、そして泣ける。号泣では決して無いけど、私自身は本当に気持ちのいい涙を流させてもらった。キャラの魅力もなんじゃこりゃ?っていうくらい生き生きしている(笑)。観ていて本当に気持ちがいい。正直、ここまで心を奪われた映画は少なくともアニメでは無かった。本当にずっと無かった。昨今の大作主義の、期待はしても結局満足が得られる事がなかった、某スタジオの作品よりずっと良かった。エンディングがまたいい。思わずCDを買ってしまった。様々な面で本当に自分的に心から納得の10点満点です!!DVDの発売まで正直待ちきれないので、近々3回目(笑)を観に行きます。 [映画館(邦画)] 10点(2006-07-28 00:32:15)(良:2票) |
16. ALWAYS 三丁目の夕日
初めて・・・純粋な邦画に10点満点をつけます。いや、厳しく見ていけば甘い評価だと自分でも思います。でも、しかし、私はこの作品を見て初めて映画で「肩を震わせて泣く」という経験をしました。お約束でべたべたな、お涙頂戴映画なんですが、そのお涙頂戴にまさしく私はやられてしまいました。「映画を観て泣く」、というのは過去にも何回も経験がありますが、「肩が震える」レベルは本作品にて初めて経験させて頂きました。とにかく一言でいうと「あったかい」。これしかありません。私が生まれる以前の時代背景なのに、どうしてこんなに懐かしく感じてしまうのでしょうか?美化されいる部分もありますが、この作品だけは素直に鑑賞していきたいです。 [DVD(邦画)] 10点(2006-07-26 22:49:46)(良:1票) |
17. 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
1、2を観てちょっと面白かったのが、全く新しく作った劇中の会話シーンの数々。1のアウドムラでのカイとハヤトとの会話や、2でのアーガマ内のウォン、ブライト、ヘンケン、クワトロの会話などなど。旧画にこだわる事自体はわからなくはないが、やはり新画や新シーンを見ていると少し嬉しい感じになる。それとシロッコやエマの声が1に比べると、かなり昔に近づいていると感じました。声優さんの努力や苦労を伺えました。1の時の彼らの声といったら完全におっさん、おばさん化してたので(笑)。声といえばサラの声優は池脇ですか。これはかなりひどいと感じました。それにしても20年以上前のキャラがちゃんと現代風になっているのが、なんとなく解釈としては面白いですね。ファなんて完全にキャラが今風な感じになっています。不満は皆さんと一緒(というか1と同じ)で、端折りすぎったら、端折りすぎ。旧画は絵が悪すぎます。やはり全編新画で観たいと強く思います。それ以外はそれほど悪くなかったように感じます。 [DVD(字幕)] 5点(2006-03-12 00:36:41) |
18. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
実はFF7未プレイだったんです(ずっと気にはなっていました)。でもそれだと、本作品が楽しめなくて悔しいじゃないですか!!なので、さっそく本作品の世界を理解するためにFF7を買ってプレイしたのがつい最近でしたが、いや~はまりました、はまりました。立て続けに2回もプレイしちゃいました(笑)。今現在でも名作RPGと言われるだけあって最高に切なくて、そして面白いゲームでした。そしてやっと今日本作品をゲット!いや~~FF7が大好きになってしまった人にはたまらない出来になってましたね。この作品は本当にFF7をプレイして楽しんで好きになった人限定なんですが、実にもったいない話です(笑)。それにしてもCGが脅威的です。本当にすごい!!ちょっと不満だったのがアクションシーンが早すぎて、目が追いつかないと感じた点ですね。それと敵役の若い連中ですが、もう少し重厚で大人な感じだったらよかったと思います。かなり幼稚すぎてうんざり。彼らの主張や行動にのめり込めなかったのが残念です。それにしてもつくづく感じたのがFF7の音楽の素晴らしさですね。ゲーム中でも感じていたのですが、本作品を見て更にその思いが強くなりました。とりあえず結論はFF7ファンの人にはきっと満足できるんじゃないかと思います。ただ、買わないと本作品を楽しめないのがちょっと・・・ですね。仕方ないかな? [DVD(字幕)] 8点(2006-01-20 22:47:24) |
19. 亡国のイージス
はらはらドキドキしながら観ました。原作を読んでいたのでどれだけ端折られて、どれだけ物語が崩壊してないか心配で(笑)。観終わった感想としては「やっぱり映画は難しかっただろうな」と思うと同時に「案外よくまとめてもいたかな。でもな・・・」という感じでした。不満に感じた点は(1)宮津が艦長じゃない設定。副長というのはどうも・・・。(2)菊政はある程度しょうがないとして、田所と静姫の扱いが原作と違ってあまりにも軽い。とくに静姫が。以上、他は時間の制約上仕方ないとして、この2点が非常に気になった。ただ、最後のグ○ーが実は○だったのを変えた点とか、梶本総理のあの映画での役割とかはうまかったと思う。とにもかくにも色々挑戦してみた意欲作だったと評価してあげたいです。寺尾、中井、真田の演技を見るだけでも一見の価値はあるんじゃないでしょうか?その他の俳優の演技もとてもよかったです。それにしてもCGの使い方がやっぱり邦画は下手ですね・・・。技術はあると思うのになぜなんでしょうね? [映画館(字幕)] 6点(2005-08-05 17:57:24) |
20. CASSHERN
そんなに悪い映画ではなかった。くどい部分、独りよがりな箇所はたしかにありましたが、ごく普通に最後まで思っていた以上に楽しめた。役者(特に男優陣)の演技がいいのでそこに助けられた部分はかなり大きいのは確かでしょうね。あとPVの繋ぎ合わせの様な映画だという評価がここでも多く拝見しましたが、まさにそんな評価がぴったりな映画でしたね。とにくかく自分の評価は「思っていた以上によかったかな」でした。苦言を呈すれば、格闘シーンがCG多用でごちゃごちゃし過ぎていて何が何だかわからないのはいただけなかった。この作品に限らず、昨今は洋の東西を問わずこの手のアクションシーンが多いので、映画界全体でもっと考えていってほしいなと思います。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-05 17:22:02) |