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1.  スチームボーイ STEAM BOY 《ネタバレ》 
とにかくスケールが小さい。世界が滅ぶとかでもなく、壊されたのは家一軒と万博会場、やってることは親子ゲンカ。あのAKIRAの大友監督が「冒険活劇」をやるというのだから、どんな大ボラをこいてくれるのかと期待したのに…何にせよ、本編よりもエンドロールのほうが想像をかき立てられてワクワクするのはマズいと思う。あ、作画は綺麗です。でも画面が暗くてよく見えなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2005-08-07 01:40:02)
2.  デビルマン
「デビルマン 糞映画」でGoogle検索すると、この映画の公式サイトが一番上にヒットする。Googleの検索エンジン技術「PageRank」の優秀性を物語る証拠のひとつである。
0点(2005-01-22 19:27:17)(笑:2票)
3.  ルパン三世(1978)
全体を通して面白く見ることができるのだけれど、「どぉーだぁーこの迫力ぅー」など、今となっては寒い台詞のいくつかがやはり気になってしまう。力作ではありますが、この点数で。
7点(2004-04-28 00:45:56)
4.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
今まさに死なんとする勝元の眼前に広がる、散りゆく桜。あのようなビジュアルが登場したことに驚いた。日本人という客層を最初から想定していたためだろうか、あるいはまた、ハリウッドは、われわれ日本人が日本人のみにしか共有し得ないと思っていたさまざまな価値観や感覚は、もはやアメリカ人にも理解できるものとなっており、そのような作品を撮っても充分にペイできると判断したのだろうか。もちろん、この映画にはディティール的におかしい点が数多くあり、日本についてアメリカ人が見たいと思う面しか描いていないので、手放しで褒めたくなるような作品ではない。だが、リチャード・チェンバレンの『将軍』のように、「薄ら笑いを浮かべて本心の見えない、わかりあえない連中」と勝手に定義付けられていた時代から比べると、何かとても重要な一線を越えてくれたような気がする。すなわち、それぞれの文明の違いを理解した上で、お互いの美徳を学ぼうという姿勢である。『ダンス・ウィズ・ウルブス』でネイティブ・アメリカンにその光が当てられて13年。太平洋の向こうに、ようやくその波が届いた。(もちろん、この好意的な映画は最近の良好な日米関係を反映しただけにすぎず、ふたたび貿易摩擦が起これば、また『ライジング・サン』のようなものが作られてしまうのかもしれないけれど。)
8点(2004-01-03 23:59:16)(良:1票)
5.  キル・ビル Vol.1(日本版)
花嫁、サド、銃弾、復讐、×××、シリアル、ナイフ、拳銃、フライパン、博士、肉切り包丁、黒装束、結婚式、4人、グラサン、テキサス、息子、暗殺団、眼帯、看護婦、4年間、ファック、車椅子、親指、アニメ、米軍基地、中国系、ハーフ、ヤクザ、ロリコン、刺客、将軍、レースクイーン、親指、日本刀、沖縄、日本語、どうも、寿司、アガリ、熱燗、服部半蔵、刀鍛冶、東京、風俗、姐さん、あいのこ、田中、残酷、バイク、携帯電話、日仏混血、マスク、大回転、串刺し、手足切断、唐竹割り、目えぐり、血しぶき、大乱闘、女子高生、ガンダムハンマー、釘、目から血、大立ち回り、お尻ペンペン、雪化粧、侍、ししおどし、脳、演歌、ぶった切り、拷問、情報、恨み節、娘、続く
9点(2003-12-05 23:24:11)
6.  二百三高地 《ネタバレ》 
日本の戦争映画の最高峰。明治の戦いの主題歌にさだまさしというのはどうか、と最初は思ったが、聞いてみるとこれが巧い具合にマッチしていて驚く。製作された80年代という時代を考えると、安易な反戦ものに堕さなかったのは幸運としか言いようがない。同じ日露戦争ものである「日本海大海戦」と見比べると大変興味深い。ほとんど被害を出さずに大勝した日本海海戦と、多大な犠牲を払ってようやく勝利をもぎ取った二百三高地。前者のラストシーンは東郷が靖国神社を一歩一歩しっかりと踏みしめて歩くのに対し、後者のそれは明治天皇の前で奏上文を読み上げながら泣き崩れる乃木で終わっている。二つの大きな戦いを比べていろいろと考えさせてくれる。
9点(2003-10-15 12:54:24)(良:1票)
7.  ハチ公物語(1987)
どうぶつははんそくだとおもいます
6点(2003-10-15 12:50:06)
8.  ファイナルファンタジー
まず、CGというものは、カメラ撮影では実現不可能な映像や、多大な労力と費用のかかる映像をコストパフォーマンスよく創るための「手段」だ。人々は、今まで見たことのないような映像に感嘆するのであって、CGという手段に感動するのではない。また、役者をひとり雇えば済む映像を、CGクリエイター百人を雇って作るのは、完全な無駄である。その費用と時間を、他の部分で映画をよりよくするために使ったほうが有益だからだ。そのコストパフォーマンスを含めた映像の追求こそが「技術」なのである。どうやらこの映画の製作者は、無駄に時間と手間をかければ魂が篭ると本気で信じているらしいが、とんでもない間違いだ。そこまでして人間の動きをトレースすることに何の意味があるのか? まず、映画技術としては無意味だろう。では医療技術など、他分野での活用はどうだろうか? 活用するために必要な(システムエンジニアリング的な意味での)ドキュメントは残しているか? おそらく残しちゃいまい。要するに「技術」というものを根本から勘違いしたプロデューサーが、一企業を傾けさせるまで突っ走ってしまったCG集。それがこの映画だ。とにかく憤りを感じるのは、このCG集が日本の映画界に「CGはコストの悪い手段である」という間違ったトラウマを残してしまったことだ。さて、カネも残さなければ技術も残さなかったこの作品、それでも最後に観客を感動させることができれば立つ瀬もあろうものだが、それは点数で明らかにしたい。
0点(2003-10-14 12:34:47)(良:2票)
9.  COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉
カッコよく作ろうとしている気配が感じられたのが残念。NYの街並みをそのまんまアニメで丸写しするのがセンスのあることとは思えない。
4点(2003-10-13 23:52:50)
10.  千と千尋の神隠し
完成度の高い映画。画面やイマジネーションは美しく、ただ動きを追っているだけで楽しい。…しかしその半面、見終わってから、またもう一度見たいと思う衝動に不思議と駆られないのはなぜだろう。伝えたいことがたくさん詰まっているのはわかるが、強く伝える力に欠けている。おそらく、この映画を見た幼い子どもたちが成長して、自分が「千尋」を見てどう思ったかを述べられるようになったとき、はじめてこの映画の評価が定まるだろうが…。しかしあえて今評価をするならば、世間やマスコミがヨイショするほどの作品とは思えない。
6点(2003-10-13 23:41:05)
11.  機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
対象範囲がガンダムファンなので、それに限った映画だとしても、ストーリーとキャラクターが破綻しすぎている。宇宙でモビルスーツがスピードを出して宇宙飛行士の横をかすめると、その人が「風で吹っ飛ぶ」とか…。アニメ界のエド・ウッド作品のひとつ。ガンダムというノスタルジーに払う金はあっても、点数はありません。
0点(2003-10-13 23:34:22)
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