1. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 初見の印象はすごくよく、傑作だなぁと思ったが、二回目は雪山のシーンが無駄に長いのと、内海と湯川が映画の雰囲気からずれている(ドラマっぽい)のが気になった。それから真相の明かされ方がかなり地味で、バーンという派手さはむしろ不要にしても、少しインパクトに欠けた。 とはいうものの、トリックやグッと来るシーンなど、全体としてはかなり楽しめた。原作の力かな。原作の良さを生かすなら柴崎コウのキャスティングは疑問(一般に男を女に変えてキャスティングする手法はよく使われるがその手法には疑問を感じる)。 [DVD(邦画)] 7点(2009-05-20 23:59:42)(良:1票) |
2. 二十四の瞳(1954)
《ネタバレ》 先日、偶然にも文庫本を読んだのがきっかけで映画の存在を知ったのだが、これが予想以上の高評価を得ていた。実際に観てみると、本の描写が思い出され、出席の点呼のシーンだけでグッときてしまった。 劇中泣いてばかりの大石先生は「なきみそ先生」という名誉ある名前をもらうことになる。こんなに泣いている描写が多い映画は記憶にないかも。まったく何回泣くんだよと思いつつ、ほぼ毎回もらい涙したりして。 ラストの写真シーンでは当然のごとく画面がぼやけた。ただ残念だったのはその後の「荒城の月」が違う歌になっていたこと。感傷的な雰囲気的には断然こっちがよかったなぁ… [DVD(邦画)] 8点(2008-01-13 02:22:13) |
3. サマータイムマシン・ブルース
タイムトラベルものって、破綻がないと非常に爽快感がある。夏の映し方が秀逸だったし、洋画では決して得られない雰囲気もよかった。甘い気がするけど、9点付けちゃう。そんな作品。 [DVD(邦画)] 9点(2007-06-05 02:12:45) |
4. 監督・ばんざい!
《ネタバレ》 道場のシーンは笑った笑った。8年ぶりの「宇宙人」には感動すら覚えてしまった。コテコテのコメディ映画を劇場で観たのは初めてだったかも。そして思ったのは、「家で思いっきり笑ったほうがいいんじゃないか?」。かなり面白かった(笑えるという意味で)けど、中身は全然ありませんでした。 [映画館(邦画)] 5点(2007-06-05 01:36:47) |
5. パッチギ!
《ネタバレ》 ひたすら「イムジン河」を歌い続ける姿に、なぜか心打たれた。(歴史認識ってこの青春映画においてそんなに重要だった?) [DVD(邦画)] 9点(2007-05-07 00:26:24) |
6. TAKESHIS’
前半は面白かった。期待からワクワクしたし、テンポも良かった。パラレルな感じは、なかなか印象深い作り。しかし、後半…。弾の無駄遣いとしか言いようがない。それから、タップはもういらないです。。。 [DVD(邦画)] 5点(2006-11-16 04:26:30)(良:2票) |
7. Kids Return キッズ・リターン
激動を予感させる音楽・・・。何だこの胸騒ぎは! 8点(2004-09-01 20:15:56) |
8. 菊次郎の夏
これは・・・おもしろい。「たけしってこんなに面白かったっけ?」と思った。「夏休み」とか「夏」とかが、恋しくなる映画。アメリカ映画にはない日本映画らしさが出ていました。 8点(2003-12-13 20:37:31) |