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コメント数 209
性別 男性
自己紹介 B級映画は粋な演出があれば思い切り甘い評価に、またヒット作にあざとさを感じれば毒舌になります。

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1.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
正直ここまで酷いとは思わなかったが、宇宙からのメッセージ、さよならジュピターなど伝統的ダメ日本SFの流れを踏襲しているといえなくもない。とにかく船内での談笑シーンは、猟奇映画の残酷描写よりもっと顔を背けたくなる、恥ずかしくて。キスシーンはタイミングといい爆笑するしかない。ストーリーも古代の成長にスポットをあてているが、それもハリウッド映画で良くあるから、的なスタイルありきで語りたい部分がない気がする。古代の沖田への感情、態度が極端で流れがないし。全体的に監督の好きないろんなハリウッド映画とヤマトのセリフの切り貼りみたいな映画。セットに金かけられないのは仕方がないが、顔をわかりやすく照らすだけの照明は船内をより安っぽく映すし、スケール感がない。思ったより面白かった、という声も聞くがどんだけ期待値を下げていたのか。俺もバトルフィールドアースくらいは面白いのかと期待したが、足元にも及ばなかった。でも、みんな見た方がいいと思うよ。伊集院光もいってたけど、往年のヤマトファン、キムタクファン、そしてつっこみを入れたくてしょうがない人達と、アンチ含めて全てを顧客と捉えたマーケティングは見事!そして全ての人達をある意味満足させるヘボっぷりは着地点として絶妙すぎる。思ったより悪くない、と思った以上に酷い、が良い具合に混在して、結局みんな見たくなる。映画としてはダメな映画だが、みんなに勧めたくなる。絶対見終わったあとの飲み会とか盛り上がるよ!それ含めてのイベント映画として見れば満点!!
[映画館(邦画)] 1点(2010-12-03 12:03:43)(良:6票)
2.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
カッコ悪い、ダサい映画だなあ。イタリア→オペラ→サラ・ブライントマンって最後間違ってるよ。ブライトマンってポップ歌手なのに。のだめのポール・ポッツ並みに安い価値観だ。「あんたがいるってことは、何か派手な事がおきるんだろう?」そんな人呼ぶなよ!ってかそんなセリフ、いまどきコントでしか聞かない。織田裕二の映画ってそれだけでびっくりするダサさを予感させるのでステキ。
[DVD(邦画)] 1点(2010-04-03 09:35:59)(笑:1票)
3.  愛のむきだし
最初はゲラゲラ笑いながら見てたのに、最後には号泣メーーン!傑作だがどうやって人に勧めたら良いのか分からない。
[DVD(邦画)] 9点(2010-01-24 01:11:23)
4.  おくりびと 《ネタバレ》 
確かに感動的な映画だけど、皆も言ってるとおり見てる間ずっと”広末の代役は誰が良いかな”と考えてしまって気が散りました。テレビ的な生活感の無い演技。それから初めてモックンが山崎努の納棺を見るシーンでいかにやさしさや気遣いに満ちた仕事か知った、みたいなモノローグが入るけど、そんなの台詞で説明しなくても演技見てりゃわかるよ! 野球選手の夢⇒オーケストラ  とうもろこし畑をつぶして野球場作って世間から後ろ指さされる⇒納棺の仕事で後ろ指差される。(しかしこんなに軽蔑される仕事なのかね)  基本的に自分の行動に賛成してくれる良き妻。   そして父親との確執、というのもまるっきり一緒。  石文は言わばキャッチボールなわけですね。  フィールド・オブ・ドリームスですね。
[DVD(邦画)] 7点(2009-09-27 05:16:34)
5.  L change the WorLd 《ネタバレ》 
ナンちゃんの登場、前評判で知っていたのにもかかわらず大爆笑しちった。不意打ちだー。思うに中田監督、金子修介によるデスノートを映画全体使って笑いものにしたかったのではないか。デスノート自体バカ映画だが、特にショボイ部分を強調してさらにバカ度を増してみたのではないでしょうか。冒頭からいきなり前作でのた打ち回るくらいウソくさかった瀬戸朝香で脱力!前作の嘘くさいスーツ姿の外人FBI⇒ナンちゃんで究極の大暴走!完全に狙ったバカ演出としか思えない。”映画版デスノートなんてこんなもんだろ”とでもいいたいのか。チャリでの逃避行というショボイ展開を後半に持っていくあたり、脱構築とも言える大胆さ。映画全体でタカ派を笑いものにした”スターシップ・トルーパーズ”にも通じる方法論。問題はそういう方向性へのニーズが今回どこにも無い事だ。
[DVD(邦画)] 5点(2009-05-19 22:41:34)(良:2票)
6.  片腕マシンガール
みなさん褒めてる割に点数低いですよ。好きなら好きで高得点にしましょう(笑)。全くダレない、志の高い映画です!
[DVD(邦画)] 8点(2009-02-20 23:33:40)(笑:1票)
7.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
黒澤をリメイクしたいんじゃなくて、オリジナルに影響を受けたスターウォーズをやりたかったわけです。隠し砦の三悪人という題材を使ってそれにインスパイアされたスターウォーズを元ネタに再びはめ込んでみました、と。 副題からして真面目にやる気がないなという感じですし、黒澤映画への侮辱云々とののしる以前の問題です。全くバカバカしい、スターウォーズごっこをいい大人がやっとるだけの映画です。  しかし  樋口監督の最高傑作です。
[DVD(邦画)] 5点(2009-01-13 23:40:44)(笑:1票)
8.  椿三十郎(2007)
織田が頑張り過ぎ。見ていてこちらの顔の筋肉がどうにかなりそうだった。もう、気合い入りすぎてスキャナーズみたいに顔破裂すんじゃねえかと。トヨエツはなんだか若いころの小林念侍に見えた。しかし、大嫌いな織田の映画の中では最高傑作かもしれんが、三船の存在感のかけらも表現できなかった。
[映画館(字幕)] 0点(2008-01-03 00:56:21)
9.  狼少女 《ネタバレ》 
やべえ。泣きすぎて死ぬかと思った。時代の空気(明確には示されていないが)が、良く出ている。30代後半~40代前半くらいの人は涙腺爆発じゃないですか。子役たちが素晴らしい。途中家のテレビから流れるコマーシャル”たろうさんと、はなこさんは、けっこんできるでしょーうか”という歌が懐かしかった。
[DVD(字幕)] 10点(2007-05-20 08:43:11)(良:1票)
10.  トゥモロー・ワールド
めちゃくちゃ泣いてしまいました。28日後・・・を思わせる世紀末感というか、リアリティも素晴らしい。しかし何より、もしあなたが生後間もない子供がいるとしたら、または子供の生まれた頃の感動を昨日のように思い出せるとしたら、この映画はまったく架空の話と感じることなく、子供の存在の描き方に共感し、身を震わせることでしょう。
[DVD(字幕)] 10点(2007-03-25 23:55:30)
11.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
金子修介は子供っぽいダサイ演出をする。仮面ライダーとか子供向けヒーローTVシリーズみたいな演出を堂々と映画でやってしまうのは狙いなのか。とりあえず無数に出てくるエキストラ達(インタビューされたりするやつら)の大根演技を何とかして欲しい。それに胸を押さえて死ぬ連中をご丁寧に何回も出すのは何なんだろう。スポンサーとかの親戚とか子供をコネで映画に出す約束があったのかというくらいだ。とりあえず死ぬ役で、簡単ですから、とか。FBIの外人がそろいもそろってスーツ姿。こいつらが次々と死んでいくシーンは爆笑しちった。屋上で双眼鏡かなんか構えてた奴もいたが、怪しすぎる。FBIって書いたTシャツ着てる方がまだ自然だよ!あげくのはてには瀬戸朝香の非日常的な、昔のドラ猫ロックを思わせる黒のレザースーツ姿には鳥肌が立つほどのばかばかしさだった。しかしこの映画の唯一にして最大の魅力はL役の松山ケンイチ!彼の演技を見るだけで充分楽しめる映画になってるよ!!
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-24 11:21:15)
12.  DEATH NOTE デスノート the Last name
前作に続く子供っぽいダサダサ演出と脇役たちの大根演技に苦笑させられるが、前作で免疫が出来てるので結構楽しめた。前作でこの映画の魅力は松山ケンイチだけだと分かっていたので、彼に集中することでいらつくミサミサのキャラとか、刑事役の俳優達が拳銃を構える姿のうそ臭さ&格好悪さも中和された。ほんとうに松山ケンイチの演技は見ごたえがある。”レオン”のG・オールドマンや、”シークレットサービス”のマルコヴィッチのように映画の出来を飛び越えて楽しませてくれた。前作同様映画としては2~3点だが、松山ケンイチにプラス加点。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-24 11:07:25)
13.  ALWAYS 三丁目の夕日
この時代を生きた人にアピールする映画のようでいて、実はその世代にとってはうそ臭くてしょうがない話なんだろうな。まさにその世代の僕の親が”つまんなかった”と言ってましたから。この時代を体験したことのない世代が今あまり感じられない前向きさとか、純粋さへの驚きやあこがれとかを感じるファンタジーだ。NHKの朝ドラで見たようなエピソードをつなぎ合わせたような映画だが、十分楽しめると思う。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-31 23:57:08)
14.  ローレライ 《ネタバレ》 
まったく原作も読まず、知識なしに見た自分が悪いんだな。勝手に”Uボート”のような緊迫したリアルな潜水艦内部のドラマを見られると、勝手に勘違いしてた。あの女の子が登場した時の全てを裏切られたような絶望感・・・。こんな話だったのか・・・。あのN式とかいうちっちゃいのは、ああいうふうにタコ上げみたいに切り離さなきゃ使えないのか?固定でよさそうなもんだよね、人も無駄死にしなくて済むしさ。こういう内容だったらさ、題名も”超能力潜水艦 ローレライ”や”美少女潜水艦 ローレライ”とか、もしくは”ローレライ パウラの潜る船”とかにしてほしい。予告で想像する内容と180度違う映画なんだもの。
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-08 11:34:32)(笑:1票) (良:1票)
15.  コーヒー&シガレッツ
おもしろい。最初は期待してたほどじゃないかな、と思ったけどだんだん面白くなってきました。リラックスしてクスクス笑いながら見るのに丁度いい映画だ。しかしトム・ウェイツが演技が上手なのは知ってたけど、イギーがあんなにいい味を出すなんて。ドラマーの話をしたときのあの居心地の悪そうな感じがすっごい笑えるなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-07 22:00:08)
16.  スウィングガールズ
ありえねー!!!っていうのが無粋だというならばもっと 演出をケレン味たっぷりにして非現実さを良しとするような ものにするべきだ。ウォーターボーイズもそうだが、本当の意味で テーマとなるもの”シンクロ”せよ”ビッグバンド”にせよ、 それに対する愛が薄っぺらなのだと思う。だからこそ場当たり的な ギャグで笑わせようとするのだと思う。笑えないし。きっと 彼女たちの本当のドキュメンタリーを見たほうがきっと感動する のだと思う。監督自身が楽器を演奏できた時の喜びを全く理解して いないのか、それともそういった過程に面白さを感じていないのか 腹が立つほど音楽の楽しさを感じさせてくれない。  ”スクール・オブ・ロック”のロックに対する愛の足元にも 及ばない、なんとも音楽、映画双方をなめた作品に仕上がっている。
[DVD(字幕)] 1点(2005-05-15 21:13:58)(良:3票)
17.  海猫 《ネタバレ》 
俺はいやだよ・・・。こんな不可解な行動ばかりとって感情移入できない 登場人物ばかりの映画を見つづけるのは。俺はいやだよ。  薫の弟なんか特に気持ち悪くてむかつく。なんなの、あいつ。 身投げしたときは普通車から飛び出してくるだろう、あんな車の中で クラクションならしてる場合じゃねえって、騒音おばさんかっての。 大体冒頭の婚約破棄からしてなんだか唐突で理不尽だし。失語症 になった意味はあったのか、とか全てが理解できん。佐藤浩市だけ なんだかまあ典型的だけど理解可能かな。 せめてもっとエロで楽しませてくれれば救われるのだが。がっかり。
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-15 17:46:23)
18.  ロスト・イン・トランスレーション
 日本を描きながら実はアメリカ人の身勝手さを描いた映画としてなら評価できる。少々の日本滞在でさびしんぼになってしまった二人の少女趣味な話。かなり脱力。君たちもう二度と海外旅行はするなよ。日本人描写は正確なようでいて根底のところは”ガン・ホー”と大して変わらない。結局たくさん日本人は出てきても一人も人間扱いされてませんね。パチンコ屋の騒音や、けばけばしいネオン、といった環境の一つ、オブジェとして大勢の日本人が動きしゃべる。まあ、そのほうが二人の孤立感は際立つのは解るけど。病院でのシーンでひたすら日本語で話す受け付けのおじさんや、医者。あんな気骨のある日本人はいないよ。”LとRの区別できない”東洋人なんていまさら・・・。そんな事面白がるの?不思議?普通文脈から判断できてコミュニケーションとれるよねえ。ああいう描写を見て、”ああ日本人て恥ずかしい”と思う日本人が恥ずかしい。身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとするばあさんは自然で良かったが、監督の意図とは別に二人のアドリブに任せて撮ったらなんとなく面白かった的な感じがする。そういう役者まかせの部分が面白いだけで、監督の決めた部分は陳腐、(実際のところは分からないが)というイメージがある。まだ”キル・ビル”や”ブラック・レイン”の方が愛情が感じられる。自分の価値観にあわないモノは全て変と決め付ける俺様アメリカ的な発想、旅行前に”旅行に使える○○語”みたいなのを必死で読む日本人と全ての人間は英語を話せるべきという価値観のアメリカ人の差、がこの映画に満ちている。外国に行ったら普通自国語は通じない、という概念はないのね、普通”お、案外英語しゃべる人いるじゃん”くらい思うがな。別に日本でなくても明らかに異文化ならどこでも良かったのだろうなあ。ソフィア・コッポラは完全なアメリカ人なのだろう。”アメリカはいい国です・・・。”というセリフで始まるゴッドファーザーを撮った父、どうなのよ。いろんな意味で物悲しくなった。この映画がもし70年代~80年初期くらいに作られたものだったら物凄い傑作だったのかもしれないが、映画というものは少なからずその時代を象徴するものだと思う。このご時世、各国の対米感情というものを考えると全く無頓着な映画としか言い様がない。要は嫌いな映画だな。
2点(2004-12-13 23:44:30)(良:5票)
19.  1980(イチキューハチマル)
学校から帰ったら速攻で”ソリッド・ステート・サヴァイバー”を繰り返し聞いていた頃が蘇った。キャスタリアとインソムニアは飛ばして聞いてたな。ライディーンを選曲したのは正解だと思う。勇壮なメロディだけどコード進行が結構ウェットでノスタルジックな感じをかもし出す。冒頭での”YMOの中で誰が一番好き?矢野顕子とケイト・ブッシュの歌い方って似てない?”などというセリフだけで80年代の人間のハートを思い切りつかんでくる、とても興奮したな。 こういう映画では登場人物の髪型とか、服装とか、眉毛が細くなってないかとかが気になるけど大体その辺はクリアしていたみたいだし。でも蒼井優の彼氏のロンゲや、田口トモロヲの髪型はちょっと違うような気が。それから高校生が自主映画でヌード、とか窓から落ちたらつぼにはまって、とかはちょっとなあ。でも多いに笑わせてもらった。蒼井優が脱ぎたくない、と言い出したときの騒動や、肉じゃがを食べるところなどは舞台劇のようで面白い。B&Bの漫才を理解できない父親などの描写はあの時代の象徴とも言える。会話の間の取りかたなど非常にセンスがある。タイムスリップしてあの時代にこの映画を見たらどんな感じに思うかな。ナウい映画なのかな。
8点(2004-09-05 10:42:35)
20.  ゼブラーマン
”踊る大捜査線2”を見て思い切り気分が悪くなったところで何か口直しをと思い見て見ました。相乗効果もあってすごく面白かったです。父性の落下、少年の凶暴化など世相を嫌味なく盛り込み、自前のコスチュームというバットマン以降のお約束などハリウッドネタもいただき。絵作りもしっかりしているし、馬鹿映画だからといって手抜きしない構図作りはさすが三池監督。芸達者の俳優達の軽妙な演技もいい味をだしていますなあ。バットマン+スパイダーマン+ロボコップ+マーズアタックみたいなノリ。好き。
8点(2004-08-13 23:00:10)
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