1. 木更津キャッツアイ 日本シリーズ
ファンのみに贈るファンのためだけの作品。私もわざわざ映画館にお金払って見に行っている一人なのでもちろんドラマ時代からのファンであります。ドラマの延長なのでドラマを見ていなかった人にはもちろん、あまり見たことなかったなぁ・・。なんて人にも私は薦めません。ですが最近大ヒットを記録した某邦画のようなしつこい宣伝もなく、見たい人だけ見ればいいじゃん的な態度、そこがまずお気に入りのひとつ。内容はとにかくやりたい放題で、何でもありです。ドラマ、映画共に内容はありえないことだらけでリアリティなど全くありません。なのにキャッツアイの彼らはもう自分の友達のような気分になってしまっているのです。これほどまでにリアリティがあり、キャラの確立している作品は今まであまり見たことはありません。そしてそのアンバランスさが見事に心地よくマッチしています。この作品の中ではもう岡田准一君は「ぶっさん」以外の何者にも見えません。酒井若菜ちゃんは「モー子」にしか見えません。これはキャッツファンが最後にもう一度だけみんなに会えるようにと作られたプレゼントです。ありがたく受け取りましょう。ただ、私がもしドラマを知らなくて友達に連れられて見にいったのだとしたら・・・。この点数だと思います。ということで6点にしておきました。ですがファンであれば必ず見たほうがいい、絶対みるべき!な作品です。 6点(2003-12-07 06:26:45) |
2. 梟の城
かなり期待して見に行ったのですが残念・・・。面白くない。映像もお粗末。ハリウッドと比べては仕方ないけど・・。でも原作はかなり面白かったのにな。原作に忠実なのが逆につまらなかったのかも。だらだらと長かったし、はっきりとなにをやりたかったのかわかりませんでした。司馬作品の映画化はあまりおもしろくないかも。もったいない・・・。 3点(2003-11-21 02:12:07) |
3. リング(1998)
何度か見ているのだけれどいつも誰かがやること。見てる最中にこっそり携帯非通知でかけること!!わかっててもこわいんだよぉぉぉ。やめてくれ。 7点(2003-11-18 11:52:18) |
4. 冷静と情熱のあいだ
冷静と情熱のあいだなので傑作と駄作のあいだで5点・・・。エンヤの曲とフィレンツェが美しいだけでした。雰囲気的には嫌いじゃないですけど、内容が薄いというかなんというか。10年も恋してきた二人にはどうしても見えなかった。映画化することははなかったかもしれませんね。どこかのお笑い芸人さんがいってましたけど冷静と情熱のあいだは「平静」ではないか!と、そのとおり。そしてこれを見た私もまんま冷静と情熱のあいだでした。 5点(2003-11-17 04:52:47) |
5. となりのトトロ
ジブリ作品の中では一番好き。何度見たかわからない。とにかく元気が出るんです。日常的で温かくて、本当にトトロがいそうなんだもん。っていうかいるのかなぁ・・・。と未だに思ってしまう。それはちょっとやばい・・。ジブリ作品の音楽は好きなものが多いのだけれどこんなに元気いっぱいの曲はまためずらしい。やっぱりトトロはこの曲あってこそ盛り上がる。私の中では元気の源です。未だに見た後考えちゃう事。トトロに本当に会っちゃったらやっぱ腰ぬかすだろうな。でかいもんなぁ。抱きついてみたいけど、でもにおいとか無いのかなぁ・・・。やっぱり考えてしまう。 8点(2003-11-11 00:58:17) |
6. おばあちゃんの思い出
いいじゃないですか~。これ見て泣けるって。いつまでもこういう作品で泣ける自分でありたいと思います。映画館まで行って見てしまいました。当時高校生だったのに・・。まわりはみんな子供ばっかだったけどその中で涙ぼろぼろでした。未だに思い出すだけで涙腺ゆるむ作品。この作品を思い出すたびに小さい頃に言ったおばあちゃんへのわがままが思い出されます。ごめんね。おばあちゃん。久々に実家にでも顔だそうかなぁ。 8点(2003-11-11 00:38:09) |
7. アフリカン・ダンク
期待しないで見たせいもあってけっこう単純に楽しめました。舞台がアフリカっていうのもいい。ベタな内容だけどすごい応援してしまいました。ものすごい感動するわけじゃないけど後味はかなり良かった。 5点(2003-11-11 00:05:26) |
8. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
とにかく雪景色が綺麗でした。雪を見ることの全くない土地に生まれたということもあり、大人になった今でも雪の美しさには憧憬を持ってしまいます。雪以外何もない景色の中をただ走る鉄道は確かに絵になる。日本の持つ雰囲気をダイレクトに伝えるわけでなく、包み込んで伝えるといった感じ。全体に流れる雰囲気は優しくあたたかくとてもすきなのですが、内容が今ひとつ。配役もいまいちアンバランスな感じを受けてしまいました。テンポもゆっくりで音楽も映像もやわらかいのでおだやかな気持ちになりたい時には良いかもしれません。 5点(2003-11-08 06:55:55) |
9. 火垂るの墓(1988)
はじめて見たのが9歳の時。それ以来あまりの悲惨さにトラウマとなり戦争モノは全く見ることができませんでした。2度目に見たのは10年近くたってから。作品への考え方も捉え方も変わりましたがやはり苦手です。戦争の悲惨さのみを描いているだけで本当に救いようがない。それが等身大に感じる「戦争」であったということなのでしょうが、生き抜く方法なら他にあったのでは?健気な節子を見ると涙があふれます。しかし感動の涙では決してありません。悲しくて泣いてしまう。こういう作品もあっていいと思うし、これが戦争体験というものの本質なのかもしれない。しかしラストの救いようの無さから清太のとった行動に腹が立ってしまうのも事実。 4点(2003-11-07 06:45:40) |
10. 御法度
前に書いたレビューでは松田龍平君の今後に期待!などと書いてしまいました・・・。でもその後一度も彼の出ている作品は見る機会がなく気づけば最近CMに出ているじゃないですか!ということで、どれどれ・・・。やっぱヘタだよ。たった15秒なのにさぁ。あれから何年経っているんだよぉ。ということでレビュー変更しちゃいます。点数も-2点。ごめんなさい。でも作品自体は別に嫌いではないです。男色は苦手なのでできたらほかの作品を映画化してほしかったというのはありますが、音楽はきれいだし、活字では表せない映像の良さも出ていました。だから~松田龍平君、まだ新人だからしかたないよねぇ~っていつまで新人だよ!!!! 5点(2003-11-06 01:43:48) |
11. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
完璧に宣伝効果にやられてしまい見に行きました。エンターテイメント性の高い作品なのですが、単なるキャラクタードラマでそれ以上でもそれ以下でもない。見所は確かにたくさんあるのですが・・。特に織田さんの演技は素晴らしい。彼の背中のみのワンシーンから読み取れる哀愁。背中だけであんなにも叙情ある演技のできる人はなかなかいないように思います。どの出演者も演技には申し分ないのだけれどそれだけにおしいように思います。どのエピソードも中途半端すぎ。笑いあり涙ありということなんだろうけどあまりにも笑いのポイントが決められすぎていて、あそこまでお膳立てされてしまうと逆に笑えませんでした。ほとんどの時間が小ネタやキャラクター中心ですし、メインはあまりおいしくなかったような・・。スパイスはスパイスでしかない。メインがおいしくなければ最高のスパイスは意味を成さないように思います。 5点(2003-11-01 01:11:22) |