1. ピラニア 3D
下品極まりないが、良く出来ている。低俗だが、演出のキレがいい。残酷だが、面白い。最低だが、最高。 [DVD(字幕)] 9点(2013-03-26 18:40:59) |
2. DEATH NOTE デスノート the Last name
最近こういう上映の仕方って多いですね。2本の別な作品として評価するのは実は抵抗があります。あくまでも1作品の前半・後半なのにね。前編はテレビで観ちゃいました。原作は知らないけれど、緊張感溢れる展開にかなりハラハラさせられました。そして後編.......前編とはムードが一変。と感じたのは私だけなのかな?よかったのはサクラTV祭りの辺りまで。そう、あのアイドルが出てきてからはあまりにも唐突な展開に笑うしかありませんでした。何だか急に安っぽくなったって感じですかね。主役のあの俳優さん、ラストの演技は....日本人俳優にありがちなただただ熱演するばかり。いや、熱演が悪いとは言いませんし、もちろん監督の演技指導通りなんでしょうけど。でもね、これは舞台じゃないんだから目むき出して叫ぶだけが演技じゃないって。L役の彼...というか、Lというキャラクターが魅力的で、本作は(前編も含めて)Lのキャラでもっていたと思いました。それにしてもこれだけ立派なアイディアがもったいないね。 [映画館(邦画)] 4点(2006-11-28 18:57:37) |
3. デビルマン
初めて原作を読んだ30年前のことを今でも忘れない。その最大の魅力は何といってもデビルマンの外観である。ヒーローでありながらその姿はどう観ても邪悪なモンスター(悪魔と合体したのだから当然だが)。特に肘が裂け(なぜだろ?)、尻尾まで生えてるというのが何とも魅力的。同時期に登場したキカイダー以上の衝撃だった。時が過ぎ、同世代同士で集まると必ずと言ってもよいほど「デビルマンて見たことある?アニメじゃなくて原作の方」「読んだ読んだ。確かマガジンだっけ。あれ最高だよね」という会話があったのは事実だ。また、「永井豪で一番好きな作品は?」という問いに「けっこう仮面」「ハレンチ学園」と答えられる奴は少なく、ついつい「デビルマン」「バイオレンス・ジャック」と答えてしまう小心者も多かった。(中には「あにまるケダマン」「まろ」なんていうマニアックな奴もいた)さて、前置きが長くなったが、映画はどうだったか...。 実はこれほど思い入れのある作品をなぜ映画館で観なかったかと言うと、「あまりにも評判が悪かったから」である。そして実際に観てみると「それほど悪くない」と思ったが、それでも「良くもない」のは間違いない。暗く陰湿な雰囲気は原作に忠実といえば忠実であり、過剰なCGによる特殊効果も今なら珍しくはないが、しかしそれが無くては映画化されるはずも無く当然といえば当然である。飛鳥了のネタバラシが早すぎたことも、タレちゃんがいないこともさほど問題ではない。しかし、残念ながらある重要な要素が欠けているのである。それは___『美樹ちゃんの入浴シーン!!!!』(←できることなら太字のゴシック体で36Ptで書きたかった) [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-21 14:44:13)(笑:2票) (良:1票) |
4. 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
《ネタバレ》 テレビとはちがった結末が楽しめたものの、途中「やっぱり子供向けだよな」とあきらめてしまう場面があり、残念。カイザーの死に様に涙。 5点(2005-03-15 18:55:02) |
5. 丹下左膳(2004)<TVM>
中村師童は頑張ったと思いますよ。しかし、やっぱりTVMですから、あまり期待しちゃいけませんね。まあまあかな.... 4点(2005-03-15 18:40:36) |
6. 女必殺拳
志穂美の悦ちゃんを初めて知ったのは「キカイダー01」のビジンダー役。そんな彼女の初の主演作。しかも当時私がハマっていたカラテ映画。正直言って細かいストーリーなど憶えていない。しかし、大袈裟な役名で次々と出てくる悪役どもをバッタバッタと蹴り倒す彼女に「一度でいいから蹴られたい」と思ったのは私だけではないはずだ。(ああナガ●チ●ヨシが羨ましい)。ブルース・リーが「アチャー」なら、悦ちゃんは、な・ぜ・か「ディーッシュ!」(と、私には聞こえましたが....)。その後シリーズ全て観ましたが(いつも「トラック野郎」と2本立て(笑))、なんたって1作目が最高でした。ホントは満点付けたいが、ちょっと恥らって8点ですぅ。 8点(2004-06-01 19:23:05) |
7. 妖怪大戦争(1968)
この映画を観た後、当時7歳の娘が突然「お父さん、わたし女優になりたい!」と言い出した。私は驚きを隠しながら冷静を装い「ほー。で、どんな役をやりたいの?」と尋ねると、娘はすかさず「ろくろ首!」ガクッ!!コケたねぇ。コケましたよ。だって私は『二面女』のファンなので...(←そういう問題かい!) 6点(2004-05-20 12:46:34)(笑:3票) |
8. 東京流れ者
『清順美学』と人は呼ぶが、当の清順監督曰く「突拍子もないことをやって人を驚かせたい」それだけだそうです(汗)。だから、驚いた人が負けなのさ~。え?私?......驚きまくりでする 8点(2004-05-18 12:51:52) |
9. けんかえれじい
♪ひとつ ケンカはガンのつけぇ~ ふたつ ケンカは 肝っ玉ぁ~♪ 清順監督の遊び心がいっぱいの傑作青春映画ですわ!私の世代が即思い浮かべるのは『男一匹ガキ大将』『硬派銀次郎』あたりの本宮ひろ志の漫画かな。惚れ惚れするほどの子気味良い編集や構図の上手さ等、評価できるところは山ほどあります。♪むっつ ケンカはクソ度胸ぉ~ ななつ ケンカは身のこなしぃ~♪ 8点(2004-05-12 12:51:20) |
10. キングコング対ゴジラ
私がはじめて見たキングコングはこれなのですよ。後にウルトラQでそっくりな怪獣?が出てたっけ。ゴローって名前で(笑)。 6点(2004-05-11 12:53:22)(笑:2票) |
11. 切腹
凄まじい物語だが、その魅力を何百倍にも増大させた橋本忍の作劇術のうまさに唸らない人はいないだろう。しかも仲代達矢の鬼気迫る迫真の演技を見せられると、もう言葉を失くしてしまう。多分、何年経ってもその衝撃は不変。誰が何と言おうと傑作中の傑作です。 [ビデオ(吹替)] 10点(2004-05-11 12:36:46) |
12. 椿三十郎(1962)
脚本は前作「用心棒」以上に練り上げられ、無駄が無くて面白い。若大将をはじめとする東宝映画のオールスターキャストが豪華で楽しい。前作には無かった殺陣シーンでの効果音が心地よいね。その効果を最大限に利用したのがあのラストシーンなんだろう。ただ、仲代演じる室戸半兵衛は個人的には卯之助より魅力が足りないか。 [地上波(吹替)] 10点(2004-05-11 12:29:27) |
13. 七人の侍
間違いなく映画史に残るこの傑作ついて今さら語ることは何も無い。黒澤作品としては個人的には「用心棒」の方が好きだけど。 [地上波(吹替)] 10点(2004-05-10 19:44:09) |
14. 時をかける少女(1983)
SFですが、思春期の少女の微妙な心の変化を描いた青春映画としては同監督の「さびしんぼう」と並んで優れた作品だと思います。「転校生」でやっとその独特な感性とテクニックを評価された大林監督にとってこれは重要な転機となった作品じゃあないですかねぇ。ところで知世ちゃんて今いくつ? 8点(2004-05-01 13:00:55)(良:1票) |
15. 里見八犬伝(1983)
子供の頃「新八犬伝」という人形劇に夢中になっていた自分ですが、アクション映画としてはそこそこ楽しめる出来ではないでしょうか。夏木マリの『玉梓の怨霊』はハマリ役。 6点(2004-05-01 12:25:10) |
16. 家族ゲーム
「スピルバーグは天才ですが、僕はもっと天才ですから」森田監督の製作発表時のコメントだと言われています。「の・ようなもの」でその片鱗はのぞかせていましたが、確かにこれは完璧といっても過言ではない傑作でしょう。でも監督だけの力じゃない。それどころか松田優作のあの演技が無かったら随分とちがった印象になったと思います。日本映画史に残る作品なのは間違いない。 [ビデオ(吹替)] 10点(2004-04-29 12:47:21) |
17. 蒲田行進曲
「階段落ち」が話題になりましたよね。話も面白いですが、深作監督の演出、特にカメラワークが秀逸だと思いました。松坂慶子はこれが最も美しく撮れてるんじゃあないかと思います。 9点(2004-04-20 12:44:11) |
18. 疑惑(1982)
《ネタバレ》 これ見て以来、車の中で空き缶を放置しないように心がけるようになりました。交通安全協会推薦映画!(←嘘) 7点(2004-04-20 12:41:03) |
19. ねらわれた学園(1981)
今観ると突っ込みとごろ満載ですが、やっぱり京極(だったっけ?)がマズイよ。初期の大林ワールドはまだ洗練されてないけど、それでも当時は新鮮だったんだから。 5点(2004-04-14 13:01:07) |
20. セーラー服と機関銃
「長回し」という言葉を始めて覚えた作品。薬師丸ひろ子にそれほど興味が無かった私ですが、あまりにも現実離れした物語について行けなかったにもかかわらず、相米監督の独特の感性についつい引き込まれてしまったのは事実です。でも「快感!」と言うほどまではいかなかったなぁ 6点(2004-04-14 12:51:35) |