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コメント数 234
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1.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
置換冤罪という誰にでも起こりうる身近なテーマを題材としたことで、多くの人が感情移入でき、日本の司法制度や刑事裁判について深く考えさせられる(考えたくなる)映画となっている。一般的に、人は被害者の立場を第一に考える。被害者感情に立ち、加害者を罰するべきだと。たとえ、本人が否認していても「それはウソだ!」と思う人が多いのが現実だろう。もちろん、ウソを付いている場合も多く、むしろそちらの方が多数と思う。ただ、この映画を観た人は今後一歩引いた客観的な立場で、被告人の声に耳を傾けることができるかもしれない。冤罪で罰してしまったら、被害者がもう一人増えてしまうということを肝に銘じなくてはならない。一番印象的だったのは「刑事裁判で無罪にするのは国家権力に喧嘩を売ってるようなもの。そんな裁判官は出世はできない。被告人を無罪にして、裁判官が得をすることは何もない」ということ。「無罪の人を有罪にすることはできない」というポリシーをもっていた裁判官は左遷された。もちろん、この映画が全てだとは思わないし、メディアが作ったものを100%信じることほど危険なことはない。しかし、それを否定することもできない。少なくとも、この映画の話も一つの真実としてありうると考えなければならないと思う。自分がもし主人公と同じ立場に立たされたとしたら、とても戦う気にはなれない。おそらく、本当にやっていなくても耐え切れず示談で済ませてしまう気がする。しかし、それは間違っていると思う。だから、防衛するしかないのだ。
[DVD(邦画)] 8点(2008-10-26 12:00:46)(良:2票)
2.  ロッカーズ ROCKERS(2003) 《ネタバレ》 
これからオヤジバンドを組むということで、バンドメンバー(予定・31歳)に薦められて観ました。思ったより楽曲が良かったので、いい意味で裏切られました。あれ、中村俊介歌ってるんですよね?いい声してますね、ちょっと氷室っぽくって。コンテストのシーンはめちゃカッコよかったけど、他バンドの演奏がエライ長く感じたなぁ。他バンドはちょっとだけ、雰囲気がわかればいいのに。ストーリー的に「スゲーよかった!」とか「感動した!」ってのがなかったのは残念だけど、やっぱバンドやりてーなぁと思える作品でした。あと、桜井気持ち悪いw
[DVD(邦画)] 5点(2008-09-14 11:50:39)
3.  タイヨウのうた
よく言えば丁寧に作られた映画、悪く言えばテンポの悪い映画だと思う。トントンと話が進むのではなく、一つ一つのエピソードをゆったりと描いていく。そして、セリフを少なめにして、表情や映像で出演者の心理・気持ちを観客に委ねている。この辺りは、好みが分かれるのではないだろうか。少し気になったのは、孝治が薫のことを好きになるまでのエピソードが、あまりにも少なく弱い点。踏み切りで変な出会いをし、その後バス停で少しだけの会話。そして、横浜でのライブ。彼女の歌声や人間性に惹かれていったとしても、その数回で病気の女の子を彼女にして、愛していこうと決心できるのだろうか。あれだけ冷たくあしらわれて、彼女のために好きなサーフィンもやめて、バイトしようとまで思えるか。そこの部分をもうちょっと丁寧に描いてくれたら、感情移入しやすかった。ストーリーとしての出来は、おおむねYUIの歌が響いているだけ気がして、内容としての感動は今一歩。目頭が熱くなったのは、YUIの歌が流れている部分がほほとんど。薫の病状の進行具合、肌の感じなどに関しても、あまりにも簡略化されすぎていて、綺麗なままあっさりと終わっていてリアリティに欠ける。青春映画として、ドロドロと汚い部分を出したくなかったのかもしれないが…。普通にいい映画だとは思うのだが、消化不良の感は否めない。
[DVD(邦画)] 6点(2007-06-24 17:59:02)
4.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
これは原作を知らない方が楽しめる気がします…。原作に思い入れがあればあるほど、ガックリ度は高いと思う。この映画の一番ダメダメなところは、残念ながらキャストかと。はっきり言ってしまえばミスキャスト。藤原竜也(夜神月)→正直言って、あまり頭が良さそうに見えない。あと失礼かもしれないが、字が乱雑すぎ。(原作の)ライトはもっと几帳面にノートに記しているはず。松山ケンイチ(L)→なんか、演技をしてます!!って感じで、自然なLの雰囲気がない。戸田恵梨香(弥海砂)→しっかり者の優等生って印象。ミサミサはもっとバカちんなキャラのはず。鹿賀丈史(夜神総一郎)→とりあえず、メガネは頼むよ(伊達でもいいから)。映画は忠実に原作どおりでなくてはいけないということは全くないが、例えばライトのノートへの書き方にしても、ライトの潔癖と思えるくらいの完璧主義、几帳面さ、そして清潔感を表していると思うが、それが映画では全く感じられない。こんな乱雑にノートに書く男が、全国模試で1位、そして世界の名探偵と先の先のさらに先を読みあうような頭脳戦を繰り広げられるのか?などと思ってしまう。これは結構致命的な気がする。そして、ライトの「新世界の神になる」という信念に関しても映画ではあまりにも弱い。原作ではそれこそ、その目標を達成するためには、恋人、知り合い、間接的には親ですらその手にかける。一寸の迷いもなく、それは人間とは思えぬ冷酷さを伴う。しかし、映画版では恋人をその手にかけながらも、迷い、そして弱さを感じる。それはそのバックグラウンドが映画で描ききれていないことも少なからず関連している気がする。ただ、本当に“あえて”映画でのライトをそうしている(人間味のあるキャラづけ)のであれば映画版のラストは、原作よりももう一歩、ライトよりの終わり方になる気がする。
[地上波(邦画)] 2点(2006-10-28 00:22:55)(良:1票)
5.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
タランティーノって、イントロのひきつけ方がメッチャ上手いと思う。いきなり脳の後ろの辺りを「ガツーン!!」ってやられる感じがする。「え?え?何が起こったの!?」みたいな。だから、映画を見ていても飽きることがあまりないし、テンポもよく感じる。この作品も、導入部からワケワカメ。なんで、いきなり戦って、子供が来たらくつろいでるの?コイツ等どんな関係だよ!?と思ってしまったら、もうタランティーノの思う壺。映画の内容は、皆が書いている通り言わずもがな、メチャメチャ!!なんだ、あの片言の日本語!何言ってるかわかねーよ!千葉さん・・・アンタ服部半蔵って!あの人数にブライド一人で勝てるかいな!オーレン、日本語で「さっきは馬鹿にしてゴメン」って、謝るなよw!!・・・などなど、ツッコミどころは満載。ちょっとやりすぎの感も。それでも、評価する人が多数いるのはやっぱりエンターテイメントとして、純粋に楽しく見れるからであろう。2にも期待しております。
[DVD(字幕)] 5点(2005-10-12 00:28:00)
6.  ラスト サムライ
終戦記念日に見ました(記念日って言い方は嫌だ)。今年は終戦から還暦を迎える年ということで、少し歴史にまつわる映画を見ようと思って、ラストサムライを見ました。とにかく言えることは、むなしい。人が殺しあうことは、無為なことだと考えさせられる。僕も含めて、人間は自分の経験でしか本気で考えられない部分があると思う。戦争だってそう。たぶん、心のどこかで自分とは関係のないどこか遠い国のお話、と思っている。でも、そうではない。自分達の先祖が確実に歩んできた道程であり、今日現実にだって起こらないとは言い切れない。この映画を通して、もう一度真剣に人の命ということについて、考えてみたいと思う。そう考えると、本当に今の自分は幸せだ。ちなみに、内容についてはあまり感情移入はできず、いまいちだったかも。何でトムを謙は生かしたのかわからないし(敵を知るため、みたいなことをいっているが、行動を見る限りあまりそうもみえなかったし)、最後まで生き残るのも・・・うーん。戦場のシーンでは、トムや謙のスタントもすごいと思ったが、馬はもっと大変だろうな、と不謹慎ながら思ってしまいました。馬のガンバリに1点プラスして評価。
[DVD(字幕)] 5点(2005-08-16 03:20:56)
7.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
思ったより面白かったです!後半のエピソードの部分はかなりグッときて感動しました。ただ、前半ちょっと面白みにかけること、YOUは普段のキャラが強すぎるので、バックグラウンドのないちょい役の先生では違和感が出てしまうとこ、オレンジレンジの歌→好きな歌だし歌詞はスッゴイこの映画に合っていると思うんだけど、声や雰囲気がちょっとミスマッチで商業的な匂いがしたこと、この辺りがちょっとマイナス。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-16 03:39:41)
8.  ハウルの動く城
期待しすぎたんでしょうねぇ。周りの子供達が面白い言ってたので見に行ってみましたが・・・。『宮崎作品の集大成』と言うと聞こえはいいが、結局何が言いたいのかわからずに消化不良。ハウルとソフィーの愛がメインなのだろうが、二人が惹かれあう理由もいまいちわからないし、戦争のいきさつやその他、細かいところを言い出したらキリがなし。ラストでサリマンが『ハッピーエンドってわけね』と言ったところにビックリ。変なの!まぁ、期待しないでふつーに見に行こうと思えばいいのでは?
5点(2004-11-30 23:44:32)
9.  スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 
1回見るより2回見たほうが数倍面白くなる映画。何故そうなるかと言えば、展開が現在と回想でちぐはぐしていて、正直鑑賞しやすい映画とは言い難いからだ。私も1回目見たときよりも2回目のほうが、展開を追いやすく楽しめた。ラストの「ディナー作戦」の作戦名を聞いた時の、ビショップの気持ちを推し量ると感動はさらに膨らむ。不器用な男の友情を描いた内容は好感が持てるが、展開を追いすぎるあまりキャストの心情的な部分に今一歩踏み込めていないところが惜しい(例えば、ビショップが何故あの女性をそこまで愛すまで至ったのか…など)!
[映画館(字幕)] 6点(2004-05-17 15:41:01)(良:1票)
10.  フラッド
モーガンフリーマン好きなんで見てみましたが。。。いやぁ、いまいちでしたわ…。
[映画館(字幕)] 4点(2004-01-11 21:54:36)
11.  ピンポン
こんな卓球ありえるか~~~~!あったらおもしろいなぁ~~~(笑!面白かったです、普通に。竹中直人、存在感ありそうでない。
5点(2004-01-11 21:11:27)
12.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 
初めてメロリン太郎をカッコいいと思いました(笑。内容も期待していたほどではなかったですが、飽きずに見れました!たけしがナイフを投げて頭にぶっ刺すシーンが怖かったぁ!!
6点(2004-01-11 20:44:32)
13.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 《ネタバレ》 
邦画はほとんど見ないのですが、これはボロ泣きしました!!スッゴイ感動した、特にラストの『ゴメンね、おばあちゃん』。。。ヤバイ、また泣けてきた。スッゴイ純粋な主人公に感動!
[映画館(字幕)] 7点(2004-01-11 20:41:53)
14.  千と千尋の神隠し
うん、おもしろかった。絵も綺麗だったし、そこそこ感動。思うところもありました。ハクの名前がわかって二人で空を落ちていくシーンが印象的でした☆
7点(2004-01-11 20:22:00)
15.  もののけ姫
周りの評判はスゴクいいのですがねぇ~!何を伝えたいのかがいまいちピンときませんでした。絵は綺麗でつまらなくはないのですが、今までの宮崎アニメの中ではいまいちって感じでした。
5点(2004-01-11 20:19:21)
16.  耳をすませば(1995)
宮崎アニメの中ではかなりじみ~~な作品なのですが、僕好きです。相当好きです。見ててこっぱずかしくなるシーンがいっぱいです。苦笑いしてしまします(笑。でも、うらやましいです☆素直にいいです♪こんな恋。。。いいねぇ~~!
[映画館(字幕)] 7点(2004-01-11 19:19:01)
17.  紅の豚
子供よりオッサンが観た方が楽しめる映画。積極的なフィオと受け身のジーナの対比が楽しい。ポルコは一体どちらを選んだのか?それを観客に委ねるのは、上手いと思うがズルイですね。
[DVD(邦画)] 7点(2004-01-11 19:15:47)
18.  魔女の宅急便(1989)
音楽がとっても素敵です!クライマックスも大好きです!キキの純粋さもいい!!
[映画館(字幕)] 7点(2004-01-11 19:14:15)
19.  天空の城ラピュタ
好きです、夢があります。でもナウシカのほうが好きです。こっちの方が純粋に楽しめるエンターテイメント性では優れていると思います。でも、ナウシカみたいにまた見たいなぁ、とは思わなかったですねぇ。
7点(2004-01-11 19:12:34)
20.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
中学生の頃、理科の先生が見せてくれたのが一番最初でしたが、その頃は話の内容がよくわかりませんでした。しかし、大人になり、何度も何度も見ているうちにこの話の意味、伝えたいことが少しづつですがわかってきました。現在、ナウシカはフィクションですが、いずれノンフィクションの話になる可能性は決して少なくはないと思います。実際に、地球規模で異変が起きています。近年の異常気象は、本当に将来を考えると恐ろしくなります。ここ、何年で地球が滅びる…とは全く思いませんが、未来永劫、子孫の繁栄ためにも現在できる限りの努力を個人でしなくてはいけないと思います。地球・自然の力の強さからみたら、人間の存在は本当に小さなものだと思います。腐海の本当の秘密を知ったときは、何故か涙が止まりませんでした。アニメという枠をはるかに超えた、大人にこそ見てほしい、宮崎駿作品の最高峰だと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2004-01-11 19:10:46)
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