Menu
 > レビュワー
 > ラーション さん
ラーションさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ツィゴイネルワイゼン
言葉による一切の解説を拒むかのような映画。どんな映画かと人に問われたら説明する自信はない。悪い夢を見ていたような144分だった。
10点(2004-12-23 17:53:30)
2.  ルパン三世 念力珍作戦
キャスト一人一人はとても良かったと思う。ルパンのつかみ所が無いところ、不二子ちゃんの不誠実なところ、銭型の直情的なところ、次元の忠実なところ(中途半端に五右衛門混ぜてたけど)。しかしいかんせんストーリーが無い。演出がスベリ倒し。もっと良い作品になった可能性はあったんじゃないか。
3点(2004-11-28 00:10:37)
3.  スチームボーイ STEAM BOY
スケールのでかい親子ゲンカを2時間見せられた。期待がかなり大きかっただけにものすごくガッカリした。悲しい。声担当の役者さんたちや迫力のある映像、科学と人間の幸せの関係等良いところもあったけど、あまりにもストーリーが無さ過ぎる。宮崎作品のできそこないとすら呼べない。
3点(2004-07-25 04:03:59)
4.  ドグラ・マグラ(1988) 《ネタバレ》 
原作は数年前に必死で読み終えたきり触ってもないですが、異常で危険な雰囲気はとても良く出ていたと思う。特に正常と気違いの境界線は考えてみれば曖昧なものだ、という演説はほぼ作品の肝と言ってもいい。原作が狂人の書いた小説を軸にしているとしたら、映画は狂人の見た夢という感じ。軸は決して外してない。よくここまで映画化したものだ。終わり方が予想外に綺麗だった。
9点(2004-06-05 00:15:29)(良:1票)
5.  溺れる魚
多分、「堤ワールド」とかいう監督のセンスが合うか合わないかが全てだと思う。私はちょっとなじめなかった。笑いのシーンを「ここ笑うとこですよー」って感じで映されると非常に萎えてしまう。あざとさを飲み込んだネタと解釈できるほどベタではないし。一番痛いのは、監督自身が「俺って面白いでしょ?」って本気で思ってそうなところ。勘弁して下さい。
2点(2004-06-04 23:42:12)
6.  機動警察パトレイバー2 the Movie
やはり第一作と同じく、頭が切れすぎる人間の神の視点からの犯罪。特にパトレイバーである必要は無い。目の前にある欺瞞を見抜き、本質を見据え、すべてを飲み込んだ上で自分の仕事をがんばる、という大人の考えが痛いほど伝わった。厳しい。
8点(2004-05-29 01:31:56)
7.  機動警察パトレイバー
頭が良すぎて神の視点に立ってしまった男の孤独な犯罪。後藤隊長という捜査する側に意外な理解者が現れ、帆場は幸せだったろう。かなり手の込んだストーリーで完成度は高いが、キャラ設定のために登場人物の内面を固定せざるを得ないアニメ独特のやり方が、映画としては深みが無いという弱点と限界を露呈している。
8点(2004-05-29 01:25:06)
8.  裸のランチ
幻覚を見るジャンキーの映画、ではなくジャンキーが脳内で作った世界を映画化したものだと思う。何でもあり。他人から見れば不条理でも、本人の脳内では一応のルールがありそれにしたがって世界が動いている。それをそのまま肯定した感じ。楽しんでのめりこめた。
9点(2004-05-29 01:16:24)
9.  北京原人 Who are you?
見世物映画としての自覚があるか無いかで評価が変わってくる微妙な映画ではあるけれども、多分自覚は無いんじゃないか。遺伝子から原人を蘇らせたはいいものの、さてその後どうしよう、という作中の煮え切らなさは現場とリンクしていたに違いない。「彼らを見世物にする気ですか!」という緒方直人の熱い叫びが自虐的なギャグにしか聞こえない。脱力系エンディングテーマでトドメを刺されて泣きたくなった。
0点(2004-05-24 06:08:15)
10.  晩春 《ネタバレ》 
いい年して嫁に行かないのも困るが、いざ行くとなると寂しい、複雑な親父心。その父親の寂しさを、最後の最後までとっておいてラストでドカン。泣いてしまったじゃないか。
9点(2004-05-23 01:55:46)
11.  春の日は過ぎゆく 《ネタバレ》 
この映画はずるい女の逃避が主題だと思う。心の深い部分でつながっていた(多分)、夫と離婚し、それでも平気だと思って次の恋愛へ。軽い気持ちで「一緒のお墓に入れたらいいね」などと甘えたりしてみたものの、いざ現実に結婚の気配がすると過去の失敗という恐れが顔を出す。結果、表面的なスカした男との浅い楽しい付き合いに逃げる。別れ話を切り出した時「僕を愛してる?」と男に聞かれて「愛してない」とはっきり言えない。言えるわけがない。終盤、腕を払って花を返すシーンは、男が成長したのではなくやせ我慢で拒絶した感じで、そこがまたいい。多分あの女性は人生において幸せになることを放棄してしまったのだろう。ラストの、男の幸せそうな顔に救われる。
10点(2004-05-23 01:12:18)
12.  APPLESEED アップルシード
RPGのポリゴンムービーイベントシーンで一本映画作ったような感じで、序盤はかなり不安になった。でも乳は良かった。キャラクターの人柄が定着しないまま話がどんどん進んでしまうので、終盤の展開についていけないところも少々。でも乳は良かった。プライドの高い軍人の考え、未来に絶望した老人の考え、情で動く若者達の考えと、立場の違う三者の分かりあえなさはとても良く伝わった。希望あるハッピー・エンドや泣かせどころも実にすがすがしいストレート勝負で、たまにはひねくれたところのない映画を見るのもいいな、と爽やかな気分になった。それにしてもいい乳だった。
7点(2004-05-14 18:09:43)
13.  戦場のメリークリスマス
たけしと坂本龍一のセリフが聞き取りにくくて弱った。アメリカの戦争映画にありがちな、何か違う日本軍像を日本の監督がやってるとこが面白い。暴力シーンでカメラがさっぱり動かないのも好き。話全体で見れば特に大きな出来事もない地味な話だけど、厳しい戦時中に兵士たちが見た一時の夢、という感じで見ればとても良い話だ。ラストはなぜか涙があふれてしまった。
9点(2004-05-13 01:22:34)
14.  用心棒
駆け引きが満載の屋外密室劇という感じ。とにかく面白かった。人がここ一番でとる行動の理由は、やはり損得抜きの情なのだな、と。優しくて不器用な三十郎に男を見た。
9点(2004-05-13 00:43:45)
15.  キル・ビル Vol.1(日本版)
監督の趣味はよく分からないのですが、多分現在の自分が好きなこと、やりたい事を全部ぶちこんだのだろうな、ということは分かった。見てるだけで痛くなるような残酷シーン(アニメ含む)は不愉快だったものの、一網打尽の作戦でも練るのかなと思った青葉屋の戦いを全て腕だけで戦い抜いたところに感動した。
8点(2004-04-26 01:17:40)
16.  マン・オン・ザ・ムーン
感性が鋭すぎて周りがついていけず、いつのまにか一人ぼっちになってしまう孤独感は結構出てた。でも親を出した割には芸事に反対っぽかった父親がいつのまにか折れてるし、エピソードはゼロ。ラリー・フリントでも思ったことだけど、社会での出来事が面白いと、それをただ追うだけになってしまい、感情的に薄っぺらくなってしまう。フィリピンでの自虐的な笑い等良いシーンもポツンポツンとあるものの全体的に中途半端。
5点(2004-04-07 17:26:25)
17.  ナイト・オン・ザ・プラネット
普段あまりタクシーには乗らないのでわからないけど、客と運転手ってあんなに話すものなのだろうか。それはともかく、ニューヨーク、パリ、ヘルシンキのエピソードがとても良い。ウィノナ・ライダーだけが何か無理してるように見えたのと、地球儀がショボいのが残念。
9点(2004-04-07 16:55:20)
18.  クライング・ゲーム
細やかな人情あふれる傑作。セリフも特に哲学的な話はしていないのに、妙に深い。多分、情に訴える部分が多いからだろう。例の秘密は確かに驚いたものの、秘密ってこれだけ?というあっけなさも。オープニングとエンデイングの歌の対比も面白いし、つま先まで目を配った演出が素晴らしい。
9点(2004-03-29 01:50:12)
19.  スモーク(1995)
男の繊細な面に焦点を当てた傑作。これと言った大きな事件も起きず、淡々と流れる日常生活。その中で生まれる、男たちの細やかな部分の感情の揺れ。一つ一つのエピソードがいいのはもちろん、作品全体に流れる空気に身をゆだねたい。
8点(2004-03-21 23:23:33)
20.  生きる
人の苦しみや絶望は、他者と関わることで癒されることもあるけれども完璧ではない。やはり経験している本人にしか分からない部分が必ずあり、またその部分が一番苦しいところである。それを癒すには、究極の自己満足が必要。社会的にどう評価されようと、何と思われようと自分のために必死になる。後半から終盤にかけては、身内も含めた他人の理解の限界を示している。シビアな現実をこれでもかと示している。そして、そんな闇のような世の中で孤独にさいなまれても、必死に生きていかなくてはならない。「生きる」とはそういうものだという厳しい決意を受け取った。
9点(2004-03-14 02:00:07)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS