Menu
 > レビュワー
 > マイカルシネマ さん
マイカルシネマさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  映画ドラえもん のび太の新・魔界大冒険 7人の魔法使い
前作「のび太の恐竜2006」にはオリジナルより高い点数をつけた私ですが、本作はオリジナルが純粋なエンターテインメント作品なだけにイーブンということにします。リメイク作としてはパラレルワールドの矛盾解消や『ファウスト』を髣髴とさせる美夜子の母の設定などを評価したいと思います。「チンカラホイ」の名台詞が浮きまくってたり、魔法の描き方はあまりドラえもんの世界観に馴染んでいないのは気になりましたが、小ネタの細かさでそこは目をつぶりましょう。
[映画館(邦画)] 7点(2007-03-29 19:39:15)
2.  DEATH NOTE デスノート(2006)
後編を見てから改めて見直してみると、後編への布石がちゃんとあるところに好感が持てた。例を挙げるなら月が六法全書を捨てるシーンや、原作以上にギクシャクしているLと夜神総一郎の関係が後編でのドラマに絡んでくる。リュークのCGも最初はショボイと思ったが、見慣れてくると結構いい味を出している。俳優では藤原竜也と鹿賀丈史がセリフの不自然感も相まってかなりわざとらしい演技で辟易とさせられたが、松山ケンイチは圧倒的な存在感。日本映画にはエキセントリックなキャラが少ないだけにすっかり彼のファンになってしまった。ラストのオリジナル展開は原作では不可能だったトリックであり、これはこれで評価できる。月の冷酷さについても後編でノートが彼を変えたという描写があるので許容範囲。レッチリの主題歌は歌詞内容こそ共通点がないものの、後編への期待をいっそう高めてくれる。
[映画館(邦画)] 7点(2006-10-28 14:10:22)
3.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
ダニー・カリフォルニアの流れる中、藤原竜也のナレーションによるルール説明と前編のダイジェストが流れるオープニングのカッコよさに引き込まれましたが、まさかデスノートでホロッと来るとは思ってもみませんでした。今回は完全にLファンに捧げられた映画です。前半は笑えるところもありましたが、表題のthe Last nameの展開は本当に切なかったです。心臓麻痺の描写は相変わらずですし、ラストのオチは原作読者でなくても十分予測できてしまう既視感の強いものです。その点では少しガッカリしましたが、月とLが本部で2人きりになる状況を作ったり、Lがノートのルールを駆使するシーンを入れるなどツボを押さえた演出も見せてくれましたし、ドラマの浅かったデスノートの最後をああいう風に締めくくってくれたのは感謝したいです(レッチリの主題歌は今回もバッチリ決まっていましたし)。他のキャラでは夜神総一郎がLに次いで美味しいところを持っていったのも印象的でした。ドラマ要素の抜け落ちていた原作ではどうしても正義感の説得力に欠け、Lの足を引っ張る役割を果たしているだけの印象でしたが、見せ場が作られたことで格段に魅力が増していました。役者では藤原竜也が前編以上の熱演を見せてくれます(彼の代表作はBRでなく、本作で決定でしょう)が、鹿賀丈史はややソツなくこなしすぎた感があり、あまり盛り上げられていなかったのが残念。戸田恵梨香は時々違和感がありますが、原作の厚かましさがなくなったおかげでそれほどウザい存在にならなかったのが救い。ビジュアル面では前編よりも印象的なシーンが多く、特に死神界のビジュアルはPCのスクリーンセーバーにしたいぐらい好みです。金子監督と松山ケンイチはこれからも応援していきたいと思いました。追記:再度見直してみましたが、劇場を去るのが惜しくなったのはこれが初めてです。松山Lへの哀悼も込めて9点。
[試写会(邦画)] 9点(2006-10-24 23:34:58)
4.  バトル・ロワイアル 特別編
題材からして社会の闇とか、仲の良いもの同士の疑心暗鬼による殺し合いとか、そういう人間のダークサイドに目を向けた問題作なのかと思いきや、見てみたらドンパチとC級メロドラマを(少々老けた)中学生にさせただけというなんともお粗末な内容でした(既に指摘している方もいますが、灯台のシーンだけは良かったです)。一般の中学生が殺人狂に変化するから怖いのに最初からサイコな人間を登場させるなど、素材はいいのに全く上手く調理できていません。(監督は『漂流教室』を読んだことは無いのか)。そもそも、中学生という身近な存在を扱いながら、死を安っぽく描きすぎている点でも長崎小6殺害事件で批判されてしょうがないと思いますが。役者でも柴崎コウと栗山千秋以外はみんなイマイチ。特に北野武はいつも通りの大根ぶりで雰囲気台無しでした。
[DVD(邦画)] 4点(2006-10-09 21:17:45)
5.  四日間の奇蹟 《ネタバレ》 
原作を読んだ者としては千織の役割が若干軽くなっただけで物足りなさを覚えてしまった。特に前半での彼女の背景説明が必要最小限という感じなのでラストでの敬輔との関係の変化が与える印象もイマイチ弱い(連弾のシーンは良かったのだが)。せっかく、尾高杏奈が石田ゆり子を真似した演技など、なかなかの好演を見せてくれているだけに余計不満を感じてしまう。そもそも、原作では千織とのエピソードが第1章、真理子とのエピソードが第2章、奇蹟の後日談がエピローグ、といった感じなので真理子メインにした場合、こうなってしまうのは仕方ないのだろうけど、それにしては敬輔の真理子に対する思いがほとんど描出できていない。それから、真理子の乗り移った千織を時々、石田ゆり子が演じるのは演出としては悪くないが、心電図のコードを抜くシーンでの必然性については疑問。また、教会で敬輔が乗り移るシーンも判りずらい。こうした点にはどうも石田ゆり子の出演時間や、尾高杏奈に演じさせることへの抵抗などの大人の事情を感じて興ざめしてしまう。俳優では石田ゆり子、中越典子、西田敏行が好演しているものの、肝心の吉岡秀隆は石田ゆり子と並ぶと妙に存在感が薄いのが痛い。もうちょっと芯の強さを感じさせる演技がほしかった。ちなみにfor chiori from papa&mamaの意味は原作を読んでいないと良く判らないだろう(それとも、敬輔と真理子がパパとママという解釈をさせるつもりだろうか?)。見方によっては2人が結ばれたのはセンターの発起人が千織の両親だったことによる運命の巡りあわせ、みたいな解釈も可能だが、原作未読でそこまで解釈できるかは不明。
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-25 20:18:11)
6.  学校の怪談
今となっては懐かしい映画でもあるが、内容としてはホラーというより、ドタバタコメディ+ファンタジー、もしくは子供に妖怪に親しみを持ってもらうための映画、という解釈が正しいのだろう。実際、ゾッとしたのは巨人と理科室のシーンぐらいで、インフェルノはゲームのボスキャラ的な存在に近い。香織役が岡本綾だったのはちょっとした驚きだが、設定に関しては音楽室で手を握るシーンがあるのが芸が細かいというか。ただ、10年以上前の映画なのに特撮が(今よりも)マトモなのは苦笑させられた。
[地上波(邦画)] 6点(2006-07-30 16:19:59)
7.  映画ドラえもん のび太の恐竜2006 《ネタバレ》 
この映画で泣かされるなんて思ってもみなかったなぁ。前半のクライマックス(漫画ではラストにあたる部分)で既にウルウル状態だったけど、ラストでのび太を尻目に仲間のところに行くピー助を切なげに送り出すのび太を見た瞬間から胸が一杯になった。オープニング、カメラワーク、笑いの取りかた、全てが新鮮でたしかに藤子先生の世界観とは異なるけど、そこが逆にシリーズを一新しようとした意欲が見えて好感が持てたし、ドラえもんは前よりも精神年齢が低くなって役立たずになったという点についても、その分のび太がドラえもんに安易に助けを求めすぎるクドさが無くなって個人的には見やすかった。今回のスタッフ総入れ替えは良い結果をもたらしたと思う。アクションシーンが一層贅沢になる一方でタケコプターのシーンの爽快感、友達との葛藤のドラマなど見せ場を丁寧に押さえているし、最後に目的地まで「歩いて」いくシーンも素直に上手いと思った。この映画を見る限りでは渡辺監督は相当なロマンチストなんだなぁ。80年版もずっと前に見たけど、漫画のほうが印象に残っていた自分としては、今更ながらのび太がピー助にちゃんと別れを告げられて本当によかった。とても印象に残った映画なので今回はおまけして8点のところを9点にさせていただきます。ただ、最後に。オマケのドラえもん、「あたたかい目」してないぞ!(笑)
[映画館(邦画)] 9点(2006-04-04 19:26:15)(良:2票)
8.  ブラック・ジャック ふたりの黒い医者
これまた、弟の付き添いで見させられましたが、冒頭10分はどうなることかと(ある意味)ハラハラさせられました(笑)。ストーリーは原作の3つのエピソードを「TV版サザエさん」形式で繋げ、後半はまんま「バイオハザード」ですね。この後半がそれこそラルゴの追跡に始まり、最後キリコ落ち着きすぎ、など突っ込みどころ満載で失笑物でした。気分を害するほどの映画ではなかったですが、オリジナリティは皆無ですね。
[映画館(邦画)] 5点(2006-02-01 01:04:47)
9.  模倣犯
日本発の超超駄作映画には「驚愕」を通り越して「愕然」のラストが存在することが多いのですが、本作もまさにその1つでしょう!それから、はっきり言ってこの映画の出演者は誰1人まともに「演技」をしていません。ほんとに見ていて疲れてくるほど感情も読み取れないし、セリフも棒読み、というか、みんな死んでる・・・・・これ以来邦画は1本も見ていません。
[地上波(邦画)] 0点(2005-10-29 15:20:23)
10.  のび太の結婚前夜
ラストの静香パパのセリフは全く原作どおりだが、ジャイアン・スネ夫絡みのエピソードはオリジナル。その脚色パートに+1で8点。
[映画館(邦画)] 8点(2005-10-28 19:57:35)
11.  おばあちゃんの思い出
最近のドラえもん映画は本編より「おまけ」のほうがずっと優秀なのはどういうことだ?
[地上波(邦画)] 8点(2005-10-28 19:52:26)
12.  GODZILLA ゴジラ(1998)
和製ゴジラに全く思い入れが無いのでそれなりに楽しめた。単純に「巨大な恐竜、ニューヨークに現る」というプロットで見れば「ロスト・ワールド」より出来はずっといい。とくにマディソン・スクエア・ガーデンでの逃走劇は建物の構造をうまく利用しているし、随所のユーモアも利いている。核実験の責任をフランスに押し付けたり、ヒロインがずうずうしいのは問題だが、エメリッヒがアメリカの軍隊を馬鹿にしたのはある意味貴重だったと思う。それからゴジラファンに言いたいが、最近の東宝の作るゴジラよりもつまらないと断言できるのか?
[地上波(吹替)] 7点(2005-08-22 20:30:23)(良:1票)
13.  ザ・リング
オリジナルは未見だが、ホラーとしてはこの点数。ところどことろ見せ場を作ってはいるが、肝心のクライマックスがイマイチ盛り上がらないのは問題だろう。ラストまでの意表をついた展開は「エイリアン」以降の定石を踏んだ展開であるが、意味も無くサマラの顔を見せたり、襲われるシーンの途中で別のシーンを挿入したりと、ことごとく興を殺ぐような演出なのはどうにかしてほしかった。写真のシーンもいかにも和製ホラーっぽいけど、デジカメだったのはなんとなくギャグっぽく思えてしまった。でも、ビデオ自体はシュルレアリスム作品っぽくて面白い。とりあえず、オリジナルも今度見てみよう、と言いたいところだけど松島奈々子が出てるんだよねぇ。ナオミ・ワッツとどっちが演技が上手いかは見なくても判りそうだけど・・・
[地上波(吹替)] 5点(2005-08-06 19:30:15)
14.  名探偵コナンスペシャル 揺れる警視庁1200万人の人質<TVM>
松田刑事がカッコいい、終わり、という感じ。そもそも肝心のコナンに全く感情移入できないのはやはりコナンの推理が全然推理になっていないからだろう。コナン(そして作者)の尊敬するホームズたちの素晴らしさは推理を聞いて「なあんだ、馬鹿らしい」と思えてしまうところにあるのだが、今回はラストの暗号解読がとにかく強引。あそこまで脈絡の無い暗号を解けたのはコナンが共犯だからだとしか思えない(EVITが探偵の逆だなんてわかるわけないだろ!)。それでもって恋人伝々でカッコをつけられても見ている側はしらけるだけ。「ポケモン」といい、最近のテレビアニメ製作スタッフたちにこの場でハッキリ言いたい。子供向けにわかりやすく作る事と手を抜いていい加減に作る事を一緒にするな!
[地上波(邦画)] 3点(2005-06-15 23:50:44)
15.  名探偵コナン 水平線上の陰謀
弟の世話係として一緒に見せられる羽目になったのですが、なんかお子様向けにしては少々難しくしてないかい?という疑問が起こりました。トリックを複雑にした割には「子供向けだからいいや」という感じの突っ込みどころ満載の展開が続き、特にラストのアクションはまさに姑息な子供だまし(緊急時に客を戻らせるような馬鹿な船員はいないだろう)。まぁ、それはそれでいいのですが、犯人の見つけ方がちょっとね。確かにあんな腰砕けな終わり方じゃ物を投げつけてたところだけど、コナンの推理が強引。「トリックが単純なのはそれを利用しようとする者がいたから」って。おいおーい、それじゃ説明になってないよー、推理ものなんだから子どもだけ納得するようなオチにするなー。グルだったんならわかるけど・・・しかも、エンディングは思いっきりタイタニックのパクリ。しかもただパクってるだけで筋が立ってないし。お子様向け、というよりは子どもを馬鹿にしたような映画でした。
[映画館(邦画)] 5点(2005-05-18 21:21:31)
16.  ラスト サムライ
歴史が変わりつつある中で一人の男が時代に取り残されていくという点では「ギャング・オブ・ニューヨーク」と似通っている。しかし、ラストの天皇のシーンがあるせいで訴えるテーマが単なるサムライ礼賛だけに限定されてしまった感じ。渡辺謙の演技もそれほどすごいと思えたわけでもなく、むしろ絶賛する人々はオスカーに目が行ってしまったのではないか、という醒めた視点で見てしまった。ラストは無難に収めた感じだが、やはりメイン・テーマにはあまり共感できない。
[映画館(字幕)] 6点(2005-04-29 20:29:08)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS