1. ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉
僅か4戦でターフを去ったフジキセキとアグネスタキオン。 それぞれに未練がありそうな雰囲気を漂わせていて、なんだか切なかった。 作品としてはハッピーエンドのはずなんだけど、いろいろと考えさせられる奥深い作品だったように感じます。 メインストーリー以外ではオールスター総出演という感じの豪華なキャスティングで、見ていて楽しかったです。 特にアヤベさんがRTTTとは違った一面を見せてくれて微笑ましかった。 新キャラのダンツフレームも愛らしくて、ニンジンオッチャホイ食べてみたくなりました。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-06-02 17:11:35) |
2. 羊とオオカミの恋と殺人
《ネタバレ》 ヒロインが殺人鬼という設定は斬新ではあるけど、どうしても好きになれない。 福原遥が可愛いだけにモッタイナイ。 ラストのオチで殺人鬼だったとかなら、そこまでは好きで居られたかも知れないけど、早々に殺しちゃう。 気が変わって改心するかと思ったけど、結局最後まで頭がおかしかったのでダメだった。 [インターネット(邦画)] 3点(2025-05-26 15:42:28) |
3. 侍タイムスリッパー
ふざけたコメディ作品かと思って見始めたけど、真面目な時代劇が始まって驚いた。 ストーリー展開は奇抜だけど、時代劇の面白さが詰まった素晴らしい作品でした。 舞台を現代にすることで幕末の志士の想いがリアルに感じられて感動的でした。 どちらが正しくて、どちらが間違っていたとかじゃなくて、その時代を精一杯生きた侍の哀愁が染み入ります。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-05-08 20:24:32) |
4. ラストレター(2020)
《ネタバレ》 キャストが豪華。 映像も素晴らしい。 手紙のやり取りを通じて過去の出来事が明らかになってく構成も面白い。 でも、どうしても引っ掛かるのが死因。 病気か事故なら仕方ないけど、どうして娘を残して逝ってしまったのか。 そもそも訳の分からない男と駆け落ちした理由もよくわからない。 実は魅力的な人だったという展開なのかと思って見てたけど、結局はクズ人間だった。 妹の裕里も恋愛観が暴走気味の性格をしていて、一歩間違えると大変なことになりそう。 姉妹の人生の明暗を分けたのが結婚相手の経済力の差だったような気がして、なんだかモヤモヤします。 金のない男は暴力で腹いせするけど、金のある男は犬で腹いせするんですね。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-02-26 17:48:58) |
5. 食べる女
主演クラスの女優さんばかりで、それぞれの話はそれなりに良かったけど、全体としては地味。 出て来た料理が美味しそうだったなという印象だけが残りました。 食べる女というより、食べられた女たちの物語だったような気がする。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-02-06 19:20:25) |
6. 名も無き世界のエンドロール
ストーリー展開はそんなに悪くないと思うけど、キャラが立ってない。 彼らがやろうとしてることが単なる犯罪にしか思えなくて、感情が動かされることは無かった。 もう少し好感度の高いキャラ設定だったら、違った感想になってたかも知れないだけに残念な作品でした。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-11-12 15:51:36) |
7. まともじゃないのは君も一緒
普通とか、まともとか、そんなのは無いのかも知れないね。 それぞれの個性だもの。 その個性を笑う人も居るし、好きになる人も居る。 そういうことを教えてくれる物語だったように思う。 コメディというほど笑える感じではなかったけど、2人の関係性が微笑ましくて良かったです。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-08 17:57:52) |
8. とべ!くじらのピーク
《ネタバレ》 子供向けの作品としては合格点なのかも知れないけど、特に感動とかもなく物足りない印象。 悪人だったサーカスの団長が改心するけど、どうも納得できない。 元気になったら海に帰す約束を破った団長がすべての元凶。 あれで許されるとしたら、罪と罰のバランスが取れてないように感じる。 ピークは助かったからいいけど、サーカスを続けるのだとしたら、他のクジラやイルカが犠牲になりそうな気がする。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-10-16 21:28:15) |
9. 閉鎖病棟-それぞれの朝-
《ネタバレ》 閉鎖病棟という名称の使用は患者の家族団体から抗議があり難しいという印象があったけど、この内容で許されたのが驚き。 精神病患者に対する偏見を助長するような過剰な演出が多々あり、管理体制も不十分。 精神的に不安定になって自殺を図ったり、他人を傷付けてしまうことがないように見守る施設だと思ってたけど、ここは違う。 簡単に屋上から飛び降りることが出来るし、敷地内での放火、レイプ、殺人などが日常茶飯事。 これがリアリティのある閉鎖病棟の状況だとしたら大問題だと思うよ。 人殺しを称賛するようなストーリー展開もモヤモヤする。 証拠もあったんだし、どう考えても殺す以外の方法で処罰するべきだった。 百歩譲って被害者が殺してくれてありがとうと言うのは理解できなくもない。 でも、真昼間に敷地内で人が殺されてるのに職員が誰も来ないというのはずさん過ぎる。 一応病院なんだから直ぐに処置すれば命は助かったかも知れないのに死ぬまで放置してそうで怖い。 犯行を未然に防げなかったのは管理体制の問題だと思うよ。 この閉鎖病棟は患者より管理側が異常過ぎる。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-10-13 15:59:36) |
10. 宇宙でいちばんあかるい屋根
《ネタバレ》 ファンタジーなんだから細かいことは気にせず受け入れるつもりだったけど、最後の糸電話はダメだった。 それじゃ声は届かないだろうって思ってしまって台無し。 純粋な心を失ってしまった人間には楽しめない作品なのかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-10-08 21:44:13) |
11. そして僕は途方に暮れる
主人公のクズなところを強調して笑わせようとしてるのかも知れないけど、まったく笑えない。 ただ不愉快なだけだった。 心を入れ替えて多少はまともな人間になったけど、前半のマイナスを取り返せるほどではなかった。 そして全然面白くならないまま終わってれば無駄にする時間も短くて済んだけど、まだ続く。 大どんでん返しがあるわけでもなく、ただ不愉快なエピソードが追加されただけだった。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-09-11 19:50:47) |
12. さかなのこ
前半はコメディ色が強くて結構笑えたけど、中盤以降はちょっと切なくて泣きそうになった。 良い隣人に恵まれて、今の活躍があるんだね。 そういった人たちに対する感謝の気持ちが込められた作品だったように感じる。 但し、ギョギョおじさんだけはダメだ。 ハコフグを自分で捌いて自分で食べるなら自己責任だけど、子供に食べさせて試してるようなもん。 現在では安全が確認されているのかも知れないけど、当時はその危険性にもっと注意するべきだったと思うよ。 お父さんの対応が正解で、親指隠したくらいじゃ危ない。 あと、本作とは関係ないけど、海に潜るシーンはちょっと感慨深かった。 他のあまちゃん女優もそれぞれ活躍してるけど、やっぱり彼女がいちばんあまちゃんだな。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-09-11 12:48:02) |
13. ぼくは明日、昨日のきみとデートする
《ネタバレ》 前半の王道ラブストーリーだけでも好印象だったけど、後半は切なくて泣けたよ。 かなり強引なSF設定だけど、小松菜奈の魅力と演技によって説得力が増してたように思う。 特にそれぞれの初日と最終日での彼女の仕草が切なくて心を鷲掴みにされた気分です。 とは言うものの気になる部分もあった。 24時になると彼女は消えたように見えるけど、実際には彼女の時間は前日の0時に繋がってるはず。 そうなるとどこで24時を迎えるかはかなり重要。 24時に消えたように見えるのとは逆に0時には突然現れたように見えるだろう。 駅のホームで24時を迎えるなんてリスキーで、前日0時のホームで誰かに目撃されるんじゃないかと心配になる。 彼女にとって初日の出来事だったので、うっかり24時になっちゃったのだろうか。 その後も電話BOXで24時を迎えてたけど、前日0時に電話してる人が居たらびっくりしちゃうと思うよ。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-10 20:52:11) |
14. 水は海に向かって流れる
いきなりポトラッチ丼がとても美味しそうだったので、期待値は上がったけど、あんまり盛り上がらなかった。 クールな設定なのは理解できるけど、恋愛しないとか言われてしまうと魅力的に思えない。 當真あみがヒロインのラブストーリーにした方が良かったんじゃないだろうか。 W不倫設定が深刻過ぎて、いろいろとダメな原因になってそう。 コメディっぽいシーンもちらほらあったけど、深刻な人間関係のせいでいまいち笑えなかった。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-10 17:35:41) |
15. Winny
《ネタバレ》 Winnyが齎した功罪がわかり易く描かれていたように思う。 裁判をどう戦っていくかの過程も面白く映画としてよく出来ている。 でも、いちばん盛り上がるはずの無罪判決をカットして葬儀のシーンになったのには驚いた。 無罪という最も大切な結果を役者の演技ではなく当時のニュース映像を使って伝えたのは、これはフィクションではなく本当にあった出来事だという強いメッセージのように感じた。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-09 19:34:12) |
16. 羊の木
人殺しに対する偏見が凄い。 まともな人殺しが1人も出て来ない。 みんなクセが強い。 何を描きたかったのかよくわからない薄っぺらい作品だったけど、優香のエロさだけが妙に印象に残った。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-09-09 17:10:01) |
17. 海獣の子供
《ネタバレ》 映像が素晴らしい。 特に背景が凄い。 最近は実際の景色をトレースしただけの写真みたいな背景の作品が多いけど、本作の背景は丁寧に描き込まれていて味わい深い。 ただ残念なことに内容がつまんない。 背景の丁寧さとは対照的には、物語は抽象的で何を描きたいのか伝わって来ない。 海洋生物について何か訴えたいことでもあるのかと思って見てたら、宇宙を語り出したので呆れた。 延々とセリフで説明し続ける宗教みたいな作品でした。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-09-09 14:41:13) |
18. 犬王
《ネタバレ》 犬王がどんな人物だったのか興味はあったけど、犬王の人物像を描いた作品ではなかった。 ただ斬新なミュージカル映像が作りたかっただけで、題材が犬王である必要はなかったのかも。 当時の歴史的背景は多少描かれていたけど、犬王に関しては謎のままで、ほぼ踊り狂っていただけ。 見終わって犬王という人物は歴史上には存在しなかった架空の人物のように思えた。 歴史物の作品として、それは少し残念なことかも知れない。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-09-07 11:46:27) |
19. 夏へのトンネル、さよならの出口
《ネタバレ》 もしかしたら、この作品はホラーじゃないか? もしホラーだとしたら、僕が望まない絶望が待ち受けてそうで怖かった。 死んだ人を蘇らせようとしたら、とんでもない代償を支払うことになるのはこの世の摂理。 どうかラブストーリーであって欲しいと願いながら見ていたので、終盤の展開にはホッとした。 塔野が花城ではなく妹を選んだということは失恋なんだろうけど、8年間ずっと想い続けてたのが切ない。 メールを送る度に悲しい想い出が蘇ってたはずで、そんなに気軽に送信できなかったのかも知れない。 そして、届かないはずのメールが届いたのは、あのメールが塔野にとって失ったものだったからだろう。 塔野が自ら戻ってメールしたことでやっと成就したわけだけど、花城目線で8年分の感動があったように思う。 あと、キスシーンは感動的だったけど、イチャイチャする前にトンネルを出た方がいいんじゃないかと心配になった。 10秒で6時間半なのに延長料金5年分も支払って何をしてたのか、とても気になります。 失った青春を取り戻していたんでしょうか。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-06 18:12:39) |
20. 空の青さを知る人よ
《ネタバレ》 この物語にガンダーラを選択したセンスは素晴らしい。 たぶんガンダーラは東京のことなんだろうけど、そう思って聴くと切ないね。 作品の中で描かれている恋模様も切なかったけど、それぞれに気持ちを伝えられたのは良かった。 タイムスリップしたら自分とは会っちゃいけないという固定観念があったので、終盤の展開は衝撃的。 売れなかった設定のデビュー曲を慎之介が歌うと確かにイマイチだったけど、あいみょんが歌うとめっちゃ良い曲に聞こえる。 なんでもありのファンタジー演出のせいで感動とかは無かったけど、曲のおかげで終盤は盛り上がったように思う。 ラストで演奏シーンがあるのかと期待してたけど、流石に演歌で締め括る勇気はなかったようで、ちょっと残念でした。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-09-06 15:10:53) |