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1.  るろうに剣心 京都大火編
朝ドラ「まれ」に出演されていた土屋太鳳さんと田中泯さんが、操と翁の役。 まるで、希(まれ)と塩じい元冶さんの前世を描いた映画の様。勝手な妄想だけど、これが前世だとすると、元冶さんを気遣う希のストーリーが更に味わい深い。ところで四乃森蒼紫。キミは、何をやってるんだ?其処で。いや、原作通りだけれども…。
[地上波(邦画)] 6点(2015-11-02 03:38:19)
2.  北のカナリアたち 《ネタバレ》 
誰もが事情を抱えているストーリー。 川島先生(吉永)は夫を裏切っていないかに見えて、阿部(仲村)に好意を持っている。 彼が心配で見に行ってただけかと思ったが…。実は、誠実に見えて不誠実。 川島行夫(柴田)も思慮深い人に見えて、犬を虐待?。事故死に見えて自殺的。 安藤結花(宮崎)は、生島直樹(勝地)と距離を置いていたが、実は好意があった。 生島は外国で頑張る様なグローバルな姿勢を見せるが、いつまでも安藤に謝れない。 大きく見えて小さい。藤本(小池)は、友人の旦那と不倫中。強い女に見えて、弱い。 鈴木信人(森山)の殺人も、随分と正当防衛感が強い。しかもDV被害女性救出計画。 敏腕刑事・阿部は、悩み過ぎ。これも元は強く見えた人が、実は脆い。 終始「そう見えたけど、実は、こうでした」が続く。 警察からは、川島と信人の電話が「逃亡を促す内容」と予想されたが違っていた。 刑事・折原(石橋)がつぶやく。「俺は、何を忘れて来たのかな…」。 世の中、情報過剰なのに誤解が溢れている。 この映画は、誤解者に対する痛烈な批判なのか?。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-14 03:38:12)
3.  悪人 《ネタバレ》 
原作を読んだ時のイメージだと、もっと主役の二人がサエない男女だった。 車だけ立派で女にモテないダッサイ男と、これまたモテないであろう、 垢抜けない紳士服屋の女性店員。それに対して、演じている二人が、 どうにも美しい男女で…。特に深津さん。 彼女がコナカで働いていたら、男たちが放って置かないだろう…と 考えずにいられない。それを言ったら映画にならないと反省しつつも。 一方で、深津さんの顔の線の美しさが、光代の哀しみに似合う。 清水祐一に腕を捕まれた時の石橋佳乃(満島)の叫び。素晴らしい。 よくホラー映画で見掛ける安っぽい「キャー」とは、次元が違う。 雨の中、父・佳男(柄本)が語り掛ける。「お前は、悪くない」。 そりゃ、そうだ。いい男見付けて、彼女なりに頑張っただけなのだから。 その後の八つ当たりが悪かったのだが…。 祐一のGT-Rにドラレコが付いていれば、こんな事にはならなかったのに…。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-14 00:34:01)
4.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 
地味だが心にグッと来るエピソードが多い原作。 それを映画にする難しさがあると思う。 映画化の話を聞いた時は、正直「もう?」と思った。 もっと原作の連載が進んでから重要イベントを厳選して脚本に したら?と御節介気味に心配した。時間制限があるから、 残念だが3次元アリやシャロンの事までは、含まれない。 せりかさんの動機もサラっと台詞だけ。それより、描かれたのは閉鎖空間の緑カード。 そこ、大事か?。「宇宙の話をしよう」のエピソードを、あの形で入れて来るのは、 映画ならではの工夫だと思うけど、ちょっと無理がある。 原作通り「宇宙進出なんて」の批判に対するムッタの回答として描いた方が 良かったのでは?。野口さん本人にも、出て貰ったら良かったのに。 映像化して欲しい(子ども達に見せたい)のは、そっちなんだがな。 原作に忠実だったのは、子役の二人。素晴らしい。 小栗さんは、ムッタを演じるには、元がカッコ良過ぎ…かな?。 オープニング映像、センス良過ぎ!。担当、誰?。 地上に並ぶ広大な発射場の空撮と走ってる麻生さんが美しかった。
[地上波(邦画)] 5点(2014-03-17 02:25:06)
5.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
なんという愛おしさ。犬好きには、たまらんストーリー。 もう、2人目の旦那になって手伝いたいっ!。うおぉ~~~ん!。 有名な俳優さんが多く声優を務めていらっしゃるが、どなたも役と一体化していて、本人の面影が邪魔する事が無かった。 違和感ゼロ。宮崎さんも他の皆さんも素晴らしかった。他のアニメ映画などでは、 時々「有名俳優を声優として採用するな」という話が出ますけど、基本的な演技力がある人なら問題ないのではないでしょうか?。 そして、この映像美。CGとセル画が溶け合っていて、分離していない。舞う雪の質感、山中の疾走感、雨、蜘蛛の糸に輝く水滴。 細田監督がすごいの?。ス地図?マッドハウス?。驚きです。
[地上波(邦画)] 7点(2014-01-02 17:41:52)(良:1票)
6.  きいろいゾウ 《ネタバレ》 
「肉無いの?もう行くけど?」が好き。ちょっとツボ。 ムコの手をガンガン叩くシーン。解釈はそれぞれだと思うが、 「なんで昔の女性を忘れないの!」「なんで、いつまでも引きずってるの!」 「なんで話してくれないの?」「どうして過去に出来ないの?」 ツマの心の奥の寂しさ。それ故の"そうするしかない訴え"だと思うと、 とても悲しい。そして、ただ打たれる痛みに耐えるしかないムコも、また悲しい。 東京での出来事を終えた後、日常に戻ってからの「ただいま」。奇跡とは日常。 背負っていたモノが羽ばたいてからのムコさんの「ただいま」は、 ツマにとって、とても嬉しい。身体や場所の事でなく「心」の「ただいま」だろう。 シュールな表現もあるので、ある程度、観る側が歩み寄る必要が有る映画かな…。 所で、山で赤い木の実を取る時「悪いけど、ちょっと貰うよ」って言わないから ハチに刺されるんですよ。たぶん「折っちゃダメ」って言ってたと思うんだけど。 ずっと二人だけが写っているジャケットかと思ってましたが、 ソテツさん、いらっしゃいましたか。いい役者さんです。たたずまいが…。 眉毛少な目の宮崎さんが素敵でした。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-11-24 01:40:15)
7.  ただ、君を愛してる 《ネタバレ》 
以前「君に読む物語」を観た時に「純愛ド直球ラブ・ファンタジー」と 書いたが、この映画も、そんな印象。リアルであるかどうかは、問題ではない。 森の地名や静流の病名などを明らかにしない事は、意図的な配慮だろう。 自分の心の中で「ただ一度のキスと思えるほどのキスをしているのか?」 「ただ一度の恋と言えるほどの恋をしているのか?」…と問い直せばいい。 まあ、ファンタジーとは言え、病院まで背負って走ったら、 揺さぶられて病状悪化するだろうな…なんて事も思うけども。 「絶対いい女になってみせる」いや、すでに充分過ぎるほど可愛らしい!。 それ以上、何処を変えようと?。「胸だって、お尻だって…」いや、 だから、そんな必要ないでしょ?!今のままで君は充分…などと考えていると、 むしろストーリーに入っていけない。 「恋」ゆえに静流が薬の服用を意図的に止めたのかは、ハッキリ言及されない。 「命がけの恋」を設定したいのは分かるが、この場合の(服用で左右される)成長は 身体であり精神ではない。本当の「恋」なら身体的変化は、問題にならないのだが。 ミユキを目指す事を止める、服用は続ける、写真の能力開花、実績、個展、 精神的に成長、瀬川くんとNYで再会、「お尻も胸も小さいけど、こんな私だけど…」 二人は幸せに暮らしました…じゃ、ダメ?。
[DVD(邦画)] 7点(2013-11-22 03:00:25)(良:1票)
8.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
本編を観ながらドキドキし、観終わった後に込み上げて来る妙な「笑い」。 そんな風に2度楽しめる不思議な映画。 暗殺集団のリーダーがカバンの紛失に気付かない。そんなバカな!。 相棒に連絡もせず、慌てて空港へ向かうが事故で川へダイブ。 頭を打って自力で車外へ逃げ出せない。蘇生するけど記憶喪失…。 Aチームの夫役と「オレが、オレが!」でハモってる。まるでコント。 いろいろあって、秘密警察の爺さんが服毒自殺。あれは名演技だった。 「あんた達からは逃げられないからな」死して語らずだぜぇ?。 いや~、ド素人女の注射とタクシーにアッサリ負ける集団ですぜ。 爺さん、死ななくて良かったのに…。あんたの方が、よほどスゴ腕。 納得出来ない理由で爆弾解除に戻る妻役。そんなプロ居るか?。 爆弾なんて、もう放っておけばいいのに…。 鏡が割れないわ!手も届かないっ…どかーん!。すっごいギャグ。 「こんな暗殺計画考えたの誰だー!、…オ、オレぇ?!!!」 超ド級ドジ・リーダーなのに「お前を殺す方法は忘れてないぜぇ~」、 もう、カッコいいのかギャグなのか分からん!。最後の列車シーン。 髪がチリチリになってススだらけのリズがホラー&ギャグ状態で 出て来そうだった。「あんた達~、逃がさないわよ~」と。 本当の題名は「暴走リーダーと愉快な仲間たち」で、どう?。 ああ、楽しかった。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-11 13:33:49)(笑:2票)
9.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
鑑賞中は、特に菜穂子の場面に涙するのだが…。 後になって、じっくり考えると「随分と男に都合のいい女性」と思う。 あなたは白馬に乗った王子様よ、泉にお願いしていたの、お受けします、 会いたくて抜け出して来ちゃった、こっち来て、手を繋いでいたい、 夢に向かって(設計して)いるあなたを見ていたい、タバコ吸ってもいいわよ…。 う~む。設計を続ける彼に黒川が問う「君のエゴなんじゃないかね?」その通り。 「二人には時間が無いから」そうか?。それは「美しい飛行機を作りたいという彼の夢が 私の夢でもあるのよ」という「男性側からの理想的女性像」の上にだけ成り立つ話では?。 いよいよ余命少なになったら、黙って病院へ帰る…。彼に迷惑かけないわ。 美しい自分だけを見せたい?。血ヘド吐いたって愛する人は最後まで美しいだろうに。 腐海の毒で傷んだ手を「美しい手」と捉えるナウシカこそ大人ではないか!。 二郎、何やってんだ。死という魂の離陸に付き添いやがれ。 まあ、その辺は描いて無かっただけで不明なのだが…。 アニメーションと飛行機の違いはあれど、つい「監督自身の理想(の女性)を描いたのか?」と 思わずにいられない。そういう男を愛してしまう古風な女か。 この映画は、現代の女性から見てどうなんだろう。
[映画館(邦画)] 7点(2013-08-02 16:12:10)(良:1票)
10.  ボーン・レガシー 《ネタバレ》 
美形スパイがカッコよく決めまっせ…なトム様のMIと違って武骨路線。 その姿勢は素晴らしいのだが、内容がややこしい。 なんとかカムまでバレたら大変だ。で、育てた全スパイを殺してしまえ?。 データは残るから大丈夫?関わった研究所員も乱射事件で殺してしまえ?。 生き残ったシェアリングは、自殺に見せて殺してしまえ~って、無理あり過ぎ!。 実は緑を飲まなくても平気でした。でも、青は?。青を飲むとスゴいのよ!。 じゃあ、飲まなくてもいいんじゃないの?。「普通」に戻るだけでしょ?。 オレ、実はIQ低いし…。訓練が過酷で飲まないと耐えられなかった、依存症だ…。 だから、もう飲まない方がいいじゃんよ。いいえ!フィリピンで活性ウィルスを打つの!。 そうすれば、認識力も下がらない!半永久的に大丈夫よ!。 う~む。すみません、今イチ分かりにくいです。無駄にややこしい。 ウィルスという箱の中に薬が…。で、「一度具合悪くなる」ってのが分かりにくい。 大抵の主人公は、薬切れで徐々に具合が悪くなって「薬が必要だ~」になり、 ギリギリで投薬、回復、反撃…って流れだと思うのだが。 青を飲まないとこうなっちゃうよ…が充分に描かれていない気がするなあ。 それと、ラストの追いかけっこ長くないっスか?。 これから見る方は「吹き替え&字幕付き」をお勧めしますぜ。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-17 00:55:08)(良:1票)
11.  オカンの嫁入り 《ネタバレ》 
ふわーっとした母に大竹さん、困惑する繊細な娘に宮崎さん。 配役が、ぴったり。出演している他の皆さんも安定感のある演技なので、 安心してストーリーに気持ちを任せられました。 PTSDの件は、電車→通勤→会社→あの事…という連鎖なんでしょう。 押し寄せる不安感や眩暈を部分的なピントの揺れで表すのが上手かった。 ラスト、白無垢の母からの言葉を真っ直ぐ受け止める娘。 長いカットですが、溢れる気持ちを潤んだ瞳と堪えた表情で、 丁寧に表現している宮崎さんの様子が素敵でした。 宮崎さんって「困った顔」が似合う人ですね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-03 01:18:35)
12.  コクリコ坂から
観始めて、すぐ「ジブリって、こういう絵と動きだったっけ?」と目を見張る。 いろいろ美しいじゃないですか!。奥行き感、人物の動き、素晴らしい。驚きました。 ファンタジックな王道ポニョの絵も好きですけど、こういうリアル・詳細な絵も良い。 何より、海ちゃんの恋。母の前でいろんな想いが涙になって溢れて来た海ちゃん…。 一緒に泣いたよ。私、おじさんだけどね。 いろいろ辛口な批評が多いけど、良いじゃないですか。こういう作品。 小さな街の中で一生懸命に展開する小さな恋を丁寧に描いてくれていて、嬉しい。 最後の仕上げに手嶌さんのボーカル。←最高です。
[地上波(邦画)] 7点(2013-05-03 01:09:34)
13.  舟を編む 《ネタバレ》 
言葉に対して、改めて真摯な気持ちで生きていこう…。 そう思わせてくれた この映画に感謝しています。 宮崎さんの「嬉しいけど、読めないじゃん!」は、見事でした。 その後に続く「辞書で調べなさいよ!いや、調べないでいい」 やり過ぎるとコミカルになってしまう難しい台詞・流れだと思うが、 絶妙な雰囲気でした。女性の気持ちの揺れ動きがヒシヒシ伝わって来る。 それにしても「愛」に「あ・い」の音を充てた人は、誰なんだろう。 それって、50音順が確定する前の時代なのかな?。 母音のトップ1・2じゃないですか。そこまで考えて名付けたのか?。 最も大切なものに、その2つの音を充てた人を尊敬します。偶然?。
[映画館(邦画)] 8点(2013-04-16 18:41:05)(良:1票)
14.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
「東京は、こんな風じゃない」と言う人も沢山いらっしゃると思いますが、 すみません、こんなもんですよね?。実にサエない東京の町並み。 他の映画で実際以上にカッコよく日本が写ってると嬉しくなったりするもんですが、 この映画は、そのまんまの正直な東京。雑多で汚く品の無いネオン、ダサいタクシー、 ゲーセンで太鼓たたいてる若者、変な英語のマッサージ女、マニュアル通りの病院受付、 違いが分からないメニューの写真、アホっぽいバラエティ、アホっぽい司会者。 あ~、恥ずかしい。これがローマ、パリ、ロンドン、ニューヨークだったら、 旅行者は、むなしい虚無感に襲われたりしないのでは?。 そういう街が持っている奥行き、歴史、活気が伝わって来るのだと思う。 この映画を薄っぺらと批判するより、東京という街の薄っぺらさに気が付きたい。 戦後ドタバタと作って来た子どもの街なのよ。ソフィア、見抜いたんだね。 それにしても、スカーレット・Jの美しさが際立つ。ごめんよ、こんな街で。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-07 02:19:48)(良:1票)
15.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
揺さぶるなあ。自分の中のいろんな価値観を。 他人の子を誘拐して良い訳が無いのに、なんだろう、この気持ちは。 あんなにも悲しい「よろしくお願いします」は、未だ見た事が無い。 女性は単に産んで母になるのでなく、乳幼児期を共に過ごしてこそ精神が母になるのだろう。 その機会を奪われる残酷さ。他の人も書いているが、森口瑶子さん見事だ。 奪われた時間は、希和子が死んでも取り戻しようが無い事だと分かっている。 それでも「死んでしまえ!」と。それ以外に叫びようの無い実母の苦悩。 この映画は「今にも壊れてしまいそうな女」ばかりが登場する。 恵津子(実母)、希和子、恵理菜、千草。それにしても、マシな男が全く登場しない。  ここで誰も触れていないようだが、冒頭の「お詫びの言葉“も”ありません」は、 「謝罪の言葉“は”、ありません」と真逆の意味ではないのか?。 原作未読だが、あのタイミングで実母から罵られると、 「ひと言の謝罪も無い・謝罪する気持ちが無い酷い犯人」に見えてしまうが、 そこには、日本語のトリックもあるのでは?。 「謝罪の気持ちは言い表せないほどある。本当に申し訳なかった。 しかし、薫と過ごした日々を思うと何より“感謝”を言わずにいられない」 そういう逆説的と言うか、複雑な立ち位置ではないのか?。考え過ぎか?。  揺さぶられた勢いで、余計な事も書こう。 不謹慎かも知れないが「一夫一妻」の価値観って、本当に正しいのか?。 一夫一妻、多夫一妻、一夫多妻。もう、こうなったら「選択制」じゃダメ?。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-11 20:28:27)(笑:1票) (良:1票)
16.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
そうそう小人にとって水滴は、それ位の大きさになるだろうな…なんて思いつつ、 見ていて楽しい嬉しい映像。いくら外国製でも、 そこまで精巧なドールハウスは無いんじゃねえの?とツッコミ入れつつも。 他の方も書いてますが「滅びる種族なんだよ」は、不思議な台詞。 なぜ挿入したのか、なぜ彼に言わせたのかイマイチ謎。 作中、妖精や小人を信じない「ありがちな大人」に言わせる台詞では?。 アリエッティに恋した少年なら、本来それは言わないだろう。 ドールハウスの台所をぶち込むあたり「恋する男の不器用さ」を描きたいのか?と 勘ぐってしまいました。好きだけど、やる事が雑。 あの発言も、死を直前にした少年の単に「うっかり雑な発言」と捉えれば良いのか?。 彼が花畑で涙ぐみつつ「みんな死んじゃうんだ。君だって僕だって、滅ぶ運命なんだ…」 「どうしちゃったのよ。私たち、懸命に生きてる!あなただって…」なら分かりやすいだろうに。 ラスト「もう僕の心臓の一部だ」は、翻訳ミスなんだろうか?。原作未読だが。 原作が英語で「ハートの一部」と表記してるなら「心から消える事は無い」「一生の思い出」と 心理的な意味に響くと思うが、日本語で「心臓」と言うと、あくまで臓器でしょ?。 特に彼は心臓を患ってる訳だし、意味や印象がズレないか?。 ちょっと無理があるけど「もう君は、僕の心の一部だ」で良かったのでは?。 しかし、早朝にヤカンで移動か…。すげー心配だよ。
[映画館(邦画)] 6点(2010-09-13 22:37:06)
17.  ブラインドネス 《ネタバレ》 
盲目となった事で人間の本性が見えやすく…ってな事を描きたいのだろう。 そうなると「女を出せ~」も「通常視力妻が居るのに、なぜか浮気」も省けないらしい。 「列から離れただけで銃声・射殺・パニック」も無理が有り過ぎ。 そういう場面を撮りたかったんだろうけど、拡声器使って「戻れ!こら!」で用が足りる。 「辻褄合わないけど“極限状態の集団・人間心理”って事で、ま、いっか」な甘さが見え隠れ。 盲目集団の中で可視の彼女は、いわば「超人」。点字が読める程度の話じゃない。 あれじゃ、なぜか戦わないスーパーマン。「何やってんの?じれってー」というストレスが拭えない。 事前に「虫も殺せない気弱女」だと描写しておけば、なんとかなったか?。 しかし、そもそも演じてるのが「強い女ジュリアン」だから、それも無理。 他のコメントにあったが、3階にも「見える男」が必要だったかも?。 不満点を並べても、つまらない。「自分だったら、どう行動しただろう」と考える良い題材になった。 どんな映画にも言える事だが、ストーリーに助けられて、自分の思考が「見え」て来るのが面白い。 最後に、木村佳乃。頑張ってたけど、あそこでカメラに目が合っちゃなー。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-15 18:52:01)(良:1票)
18.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
「桃から子どもが生まれたりしない」「水の中で息なんて出来っこない」 そんな事を言い出したら、桃太郎も浦島太郎も楽しめない。 この映画は、御伽噺を味わえなくなった大人たちに向けてのプレゼントとも言えるだろう。 色鉛筆で描いた様な雲、空、水の中。まるで、絵本の中へ迷い込んだ様な 柔らかい気持ちにさせてくれる。ポニョが津波に乗って...と言うより、 「ポニョの気持ちが津波になって」ソウスケの元へ急ぐシーン。泣けた。 「あなたは、こんなにも真っ直ぐ誰かを好きになった事がありますか?」 と監督から問われているかのような気がした。 フジモトの声は、むしろ、ああ言う感じが良い。 宮崎監督は、今回特に手描きの絵に拘っているそうだが、声も同じでは?。 上手過ぎる本職の声優よりも、手作り感の残る録音にしたいんじゃないかな?。 まるで親が子に絵本を読む時の様に...
[映画館(邦画)] 7点(2008-08-25 00:37:29)(良:2票)
19.  ハウルの動く城
誰かを愛することでしか、心は心になれない。 守りたい誰かの為に生きることで、人は人になる。  冒頭のソフィーの声に違和感を感じる方は多いと思うが、あれは、 あれで良いのでは無いだろうか。当時の彼女は自信もなく俯いて、 周囲の仲間と楽しむ事も出来ず、心は「年老いて」いた訳でしょ?。 見た目は若くても老いた心。その後、城の中、ハウルを想いながら眠る時は、 少女に戻ったりする。彼女の心理状態で、見た目を描き分ける所に面白さがあるのなら、 声の有り方も同じだろう。物語の後半、ハウルを愛する事で活き活きとする彼女。 しかし、後半になっても「少女の姿なのに、声が老いてる」と違和感を感じただろうか。 そう考えると、冒頭のシーンは「少女だけど老いてる感じの声」を(見事に?) 演じていたと思う。 お気に入りの台詞は「私なんか、一度だってキレイだったことなんて無いわ!」 それと、声優キムタクには賛辞を贈りたい。エフェクターかけたの?っていうくらい、 本人と声質違って、しかも役にぴったし。どんな魔法だ?。
7点(2005-01-19 22:32:34)
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