1. 男たちの大和 YAMATO
戦艦大和がどういう戦闘をしたのか見たくて見ました。 感想は、とても弱かった。当時世界一の軍艦と現代でも持ち上げますが、映画の中では航空機40機にも勝てず。 対空砲の戦闘員むき出し、命中精度は低い。勝てるわけもなく、ただ大きいだけのでくの坊でした。 戦艦大和に使った鉄を戦闘機製造に回して、アメリカ本土を爆撃したほうがよっぽどよかったのではないかと思いました。 以上が戦艦大和の感想ですが、 映画の感想は、戦争を再現するだけの技量、下調べが足りないと感じました。軍人と感じられない役者、戦闘シーンは同じ繰り返して叫んでいるだけ。映画の中盤の特攻作戦前に一度船員が陸で家族や恋人と会うシーンがあるのですが、視聴者を泣かせよう別れを盛大に脚色してくるのは腹立だしいくらい気持ち悪かったです。戦争映画を作るだけの知識、度量がこの監督にはないと思います。 ただ伝えたいであろうことは、「戦争はダメ」という中学生の感想文のようなことでした。 内田の娘と漁船のおっちゃんの現代のシーンだけはよかったです。 [インターネット(邦画)] 3点(2019-08-19 15:49:15) |
2. 雲のむこう、約束の場所
《ネタバレ》 感想を一言で述べると「暗い」。 世界観が全くつかめず、物語の設定がつかめず楽しめなかった。 日本が津軽海峡を境に分断、北海道に塔、平行宇宙と夢、沢渡と祖父、テロリストの親方。 設定を組み立てた側だけが満足して楽しめそうな映画だと思いました。 藤沢浩紀役の声優が吉岡秀隆で、もう北の国からのナレーションと同じ感覚を受け、話が入ってきませんでした。 キャラクターはほとんど格好良くないが、飛行機だけ格好良いと思いました。 90分の作品ですが、つまらなくてとにかく長く感じた。 [インターネット(邦画)] 3点(2019-07-16 18:59:11) |
3. マエストロ!
《ネタバレ》 大衆向けのクラシックを題材にしたコメディ映画でした。 父親にコンプレックスがある主人公と、プロとして技量のない楽団員が腕は一流だが言葉が汚い指揮者がコンサートをするまでの物語です。とにかく父へのコンプレックスと指揮者と楽団員の確執が描かれ、結局何が伝えないのかわかりませんでした。「世界で一番美しいのは音楽です」とか的外れな解釈が多い印象です。 個人的には、血の通っていないちんこが一番印象に残りました。 [インターネット(邦画)] 4点(2019-05-27 05:00:47) |
4. 四月物語
《ネタバレ》 女性、人間の本能的な性欲を表すような映画でした。 大学に進学するために上京し、その目的は明示されないまま引越し、大学生活、近所付き合いと物語は進んでいく。その中でも本屋に訪れるシーンはたびたび登場する。 冒頭に「武蔵野堂」という本屋を探すシーン、今日はサークルは休むと同級生に伝えるシーンなど、ここだけ主人公の意思表示が鮮明に目立たせ、上京した目的を物語終盤で展開させていく。 片思いの恋の続きをするために上京する女性。清楚な綺麗に女性ならば、爽やかなストーリーになるのかもしれない。だからこそ、映画館で隣の席に近づいてくる男性のシーンを挿入したのさえ思う。このような気持ちは、もしかしたら不純なのだろうかと何か問題定義のようにも感じた。 映像や音楽は爽やかで静かに鑑賞できる映画でした。 [インターネット(邦画)] 5点(2019-05-26 08:37:36) |
5. 言の葉の庭
45分くらいの映像作品で、サクッと見れました。 雨の日の午前中という限られた条件で、年の差が離れている二人が心をかよわせていく。時に、無言になる二人の関係が見ていてとても愛おしいかった。乱雑にならず、深く交わることもなく、同じ方向へ進む線のような関係が見ていて落ち着くし心地よい。 「待ち遠しい」の感情を映像からひしひしと感じました。 湖面の画像だけ、現実と同じ写真のように奇麗なのが、見ていて逆に残念でした。 [地上波(邦画)] 8点(2017-03-04 06:25:22) |
6. 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
《ネタバレ》 見れば、見るほど相棒はくせになってくる。 杉下右京の真実を探す姿勢が、この時代を反映していて歪曲している部分をいつも見せてくれる。 小野田官房長官は、右京とやりあえる数少ない人物だったので、いなくなって残念です。 相棒好きなら、十分楽しめる作品だと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2017-02-05 08:09:00) |
7. るろうに剣心
漫画が原作の映画は、漫画の質を上回れない。という思いがあるが、時代背景が古いので、そこそも見れました。 剣心が、とても懐かしかったし、薫ちゃんも、かわいかった。 脇役でよくテレビドラマに出演しているけど、香川照之の武田観柳役は、いつも見ている演技と違って(だいたいの俳優は、ほぼ同じ演技ばかりだから)香川照之とは思えなく、うまいなと思いました。 全体的に言うと、よくもわるくもなく、漫画、アニメ好きの為の映画です。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-26 23:37:23) |
8. 時をかける少女(1983)
《ネタバレ》 80年代の映画は、何度見ても新鮮です。 好き勝手、撮影して、演技、構成、画質は抜きにして大胆さにいつも魅了されます。 真っ白なキャンパスに、独創的に想像力持って、作っている作品でした。 どう話を展開して、結んでいくのか、荒削りながらも、小中学生の視聴覚室で見たことがあるような映画でした。 [地上波(邦画)] 5点(2015-09-02 02:41:01) |
9. そして父になる
《ネタバレ》 いろいろ考えさせられる映画でした。子供を持つ親ならなおさらでしょう。親とは?子供とは?血縁とは?どれも正しい答えはなく、それぞれの判断に任されるという現実。それにしても、銃で撃ち合いごっこをするシーンなんかみてると子供は、無邪気でいいなと思う。それがどうして年を重ねると、枠組みを作り、その概念のもとで判断してしまうようになっていくのかと不思議に思いました。映画のテーマとしては、「血縁」や「DNA」なのでしょうか。それとも、狼になった少女なのでしょうか。一体、人間の本能は何を求めて生きているのでしょうか。社会の枠組みや、倫理観なんて超えてほしいとも思うこともありますし。赤子を取り違えるという一つの過失から、普段考えることがないことを考えさせられる映画でした。 演出が、全体的に静かにできていて、とても見やすい映画でした。 [地上波(邦画)] 6点(2015-02-08 02:39:54) |
10. 釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
いや、面白かった。 「いや」というのは、これまで、なんどか最後まで見ようとしても、どうこの映画をみればいいのか分からなかったから、何が、面白くて、つまらないのか判断しかねていたからなのだけど。子供の頃見れなかった理由は、幼い頃は、社会を知らないから、社会の仕組みや、しがらみを知らなかったからみれなかったのだとこの映画をみて思った。 映画の感想ですが、浜ちゃんは無垢でエッチな感じがいい!お寺のお上的な人も、気前のよさ、寛容さがあふれていて、魅力的だ。それぞれの登場人物がはっきりしすぎるが、あえて分かりやすくしているのがみやすくおもしろい。 簡単に言うと、わかりやすい映画、けど、大人にならないとみれない [地上波(邦画)] 6点(2012-05-14 06:45:33) |
11. 幸福の黄色いハンカチ
一言で言うと、B級ロードムービーでした。 武田鉄矢はノリが軽い若僧、桃井かおりはそのままの印象、高倉健も不器用ですからのそのままの印象(この作品で不器用な男キャラがついたのでしょうか)でした。 この3人が、北海道で知り合って、一時旅行するという話で、高倉健が喧嘩して人を殺していて、刑務所から出てきて別れた奥さんに合うという話でした。作りが全体的にあまいが、かるいのりで見る分には、ちょうどいい映画だと思います。 高倉健は、喧嘩が強いのはいいが、相手の頭をもって車や地面にぶつける癖が5年たっても、抜けていません。またいずれ人を殺すでしょう。人を殺したのに、5年で刑務所をでれるのが案外不思議でした。こんなもんなのでしょうか。 ばいしょうちえこはきれいですが、肌がきたないのが気になりました。 ラストシーンの黄色いハンカチのシーンが、感動するのだと思って期待して見ていましたが、全く感動せず。やっぱり作りのあまさがあるせいだと思います。 [地上波(邦画)] 5点(2011-04-17 07:57:56) |
12. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
広末涼子ファン用とバブル時代に生きていた人たちの思い出話用の映画でしょう。 話は単純で、何も考えたくないときに見るにはちょうどいい映画です。 真剣に見てはいけません。なにも考えず、かるーい気持ちで見ましょう。 [地上波(邦画)] 6点(2010-11-09 02:19:41) |
13. 紅の豚
子供のころは、そこまで好まなかった作品ですが、年を重ねるうちに味のある映画だとひしひしと感じます。 どうも子供のころは、豚の男が主役というのに抵抗があり、かっこいい主役のだったらいいのにと思っていましたが、改めてみると、なんと豚のマルコが魅力的なこと。 豚が主役ってのも、なんとなくわかるきがしますね。 それにしても、ジブリの作品は、童心を取り戻させてくれますね。 [地上波(邦画)] 8点(2010-07-02 22:34:47) |
14. おくりびと
死というものを考えさせられるのかなと思ったら、 なんだかなぁ葬式に参加しているようでした。 それでも、お葬式ってのは心をものすごく整理整頓してくれる。 そういう儀式をしてる方々に感謝です。 おくりびとも、葬儀にかかわっている人への感謝が表現されているようでした。 いいものを表現していて、いい映画です。 [地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 19:18:32) |
15. ルパン三世(1978)
スケールがでっかい話でした。 やっぱりおもしろいですね。 それでも、アニメは大人になってしまうと、子供の頃よりも、知識が増えて楽しめなくなってしまった気がしました。 子供の頃は、かぶりついてみていたのに、客観的にみてしまう。それでも、童心は忘れないようにしよう。 とぉっつあーん! [地上波(邦画)] 7点(2009-06-20 13:17:25) |
16. 亡国のイージス
《ネタバレ》 はじめは、おっ面白いかもと見ていましたが、結局つまらなかったです。 2時間時間の無駄をしました。それほど、つまらないです。 邪魔な絵筆も胸にしまいながら、なぜあのテロリストとの格闘ができるのでしょう? 緊迫したシーンでは、語り合いはできるはずがありません。 副長らが、裏切りましたが、ころっと気が変わりすぎです。 それなりの覚悟があったなら、あのような場面になったら、そう簡単には理性はききません。主人公のアナウンス一つで変わっちゃうんだもん、理由がが全く分かんねー。 この作戦を実行するために、テロリストを乗せたんじゃないのでしょうかね。 このあいまいさ、言われるままに動くようなのが日本人とかほざいたら、 監督さん、なさけないよ。 この映画、テロの首謀者もなさけないんです。 なぜ、最後にテロの首謀者の銃撃は、副長や主人公にとどめをさせなかったのでしょう?これから何千にものひとを殺すのに~♪あのシーンは、もっとシビアにとらなきゃ 。それぞれがかっこつけすぎ。 あそこまでやっちゃうテロリストですから、簡単に殺せるはずです。 もっとうまく描けないものかね。原作は読んでいませんが、あの見せ方はない。 ストーリーではなく、この映画の作り方が、いまの日本をみせてくれたかのようでした~。 真田がぽっちゃり太り、その辺にいそうなおっさんくさい演技だけがこの映画の中で違和感がないのと、自衛隊の協力に2点です。それにしても真木蔵人は偉くかっこよかったな。阪本順治監督もっと勉強してください。 [地上波(邦画)] 2点(2009-06-15 05:26:39) |
17. レッドクリフ Part I
三国志は面白いね。現実っぽさは、全くないですが、エンターテインメントとしては いいもんです。中盤だいぶ中だるみしちゃい、あきちゃいます。スケールが大きくて現実を離れさせてくれました。三国無双がどうしてもやりたくなっちゃいます。りょふさーん! [地上波(吹替)] 5点(2009-04-13 00:05:28) |
18. クローズZERO
話をはしょりすぎ、 喧嘩シーンはかっこいいね。マンガ読んでみたいです。 [地上波(邦画)] 4点(2009-03-28 23:55:48) |
19. ミスター・ベースボール
ミスター、ミスター、ミスター長嶋じゃなかったねぇ。 大味でした。 スポーツを映画にするのってやっぱり難しい、みずらいね。 [地上波(字幕)] 4点(2009-03-06 03:16:18) |
20. 秘密(1999)
ものすごく、やるせない気持ちになりました。 もどかしいです、もどかしすぎてこの気持ちをどうしたらいいのかわかりません。 あんなことになったら、私は生きていけないだろうな、辛すぎるんだよね。 ぐっと心を締め付けられちゃいました。 [地上波(邦画)] 7点(2009-03-02 09:54:29)(良:1票) |