1. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 きっちり楽しめました。脚本と出演陣の大勝利です。西田さんも深津っちゃんもみ~んな素敵でした。ラストは静かな法廷で余韻にひたるだけかと思いきや、やたらと騒がしくなりましたがこれもオッケーかなと思います。”12人の~”や”幕を下ろすな”が大好きなんで舞台で生で見てみたい作品です。 [映画館(邦画)] 8点(2011-11-28 22:17:05) |
2. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 次の世代を失う事で崩壊してゆく世界と、次の世代を護る者の強さの対比に心奪われた。描かれるのは圧倒的な絶望感と無意味な紛争の中の、本当にか細く弱々し、だが当事者たちには十分すぎる程の希望の光。映像もすばらしく、気楽に見始めたのですが、すぐに(心情的に)正座モードに移行しました。ラストの市街戦は圧巻の一言。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2008-10-13 00:39:51) |
3. ルパン三世 カリオストロの城
《ネタバレ》 ストレートで本当にステキな映画です。文句のつけどころなどあるはずもなく、素直に何度見ても楽しめます。銭形のとっつぁんのラストのセリフが名シーンとして有名なんですが、その直前のルパン達がすっとフィアットに乗り込んで、普通に「さよ~なら~」って手を振るシーン。この別れのシーンの方が実は好きです。ルパンの溢れる程のクラリスに対する想いに反して、あまりにあっさりとしたこのシーン。感情的な別れよりもずっとずっと心に残ります。 [ビデオ(邦画)] 10点(2008-09-13 00:04:11) |
4. キサラギ
《ネタバレ》 脚本に「あっぱれ!」どこぞの劇団の舞台の映画化なんでしょうか?丁寧に張られた伏線を拾っていきながら観客を笑わせ、そしてホロリとさせる良作品でした。クローゼットのファンレターのくだりは、「僕だけ無関係~(泣)」って言ってる家元君を笑ってたところに不意打ちをくらってしまい、思わず涙が止まらなくなりました。キサラギミキの顔出しも、ラストにこりゃD級だわってクスリとさせられたんで有りです。脚本が良い映画って人に勧めたくなりますね。 [地上波(邦画)] 8点(2008-08-19 03:07:04) |
5. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 映画館で観た予告編の、昭和30年代の町並みの後ろに写り込む建築中の東京タワー。その映像が何故か強く心に残り、原作が床屋でよく読む「三丁目~」なんて事も知らずに、世代だって一回り以上違うのに、”あ、この映画良さそう。観たいな~”と。この直感、大当たり。キャストも内容も映像も、本当にすばらしい映画でした。ハチャメチャな鈴木オートやダメダメの小説家にクスリとさせられてるうちに、いつの間にか夕日町三丁目の暖かい空気に包まれ、気が付かないうちに心がいい具合にときほぐされてゆく快感。そこに飛び込んでくる淳之介君のまっすぐな瞳に一気に涙腺がゆるんじゃいました。その後はもう何をされてもなすがまま。泣かされ、涙ぐみながら笑わされ、また泣かされる。ヒロミだって、この世界だったらこの後必ず幸せになれるって確信できるから心残りも無く観終る事ができました。帰り道、幸せな気持ちにさせてもらいました、ありがとう。間違い無く、今年一番の映画です。 [映画館(字幕)] 10点(2005-12-06 22:58:33)(良:1票) |
6. 下妻物語
危なかった。本当に危なかった。劇場公開時もDVD発売されてからも全く見る気なんて無かった。邦画でこんなタイプの映画が面白い訳が無いって思い込んでた。センスの良い映像、素敵なキャスト、テンポの良いストーリー、あふれる笑い。まさかこんなにも大当たりの映画だったとは!今まで見て無くってすみませんでした。女の子の友情をさわやかに描ききった傑作です。明日から知り合いに薦めまくります。あと、カメラ目線のフカキョンが可愛い事ったら。惚れました。 8点(2005-01-17 00:50:51) |
7. ラスト サムライ
丁寧にそして魅力的に描かれたサムライの里とそこに暮らす人々。そしてそのサムライ達が信念を貫きながら時代の波に追われ滅びてゆく様を俳優陣の素晴らしい演技と美しい映像で描かれた日にゃあ・・・もう映画館で号泣モンでした。そりゃもうボロボロと。あたしゃ文句無しで満点差し上げる! 10点(2005-01-10 19:11:23) |