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プロフィール
コメント数 195
性別 男性
年齢 40歳
自己紹介 最近、映画はあまり見なくなりましたが・・・
ぼちぼちレビューしていきます。

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1.  ドロップ
以前、宇多丸師匠が酷評していて、勝手に糞映画認定していたこの作品。好き嫌いはいけないと、意を決して鑑賞してみました。 思ったほど悪くない。むしろテンポも良くて面白いよ、この作品。「簡単に人は死なねェ」と嘯いてバットで敵をボコボコに叩きつける水島ヒロ。それに対して、「いや、死ぬって!」と宇多丸は批判していたけど、これは映画の演出だし、ヤクザ映画と同じで、別に凶器を使って喧嘩するヤンキー映画が悪いとか、卑怯とも思わない。  ただし、ヤンキーの彼女が黒髪の清純派!これだけは許せない。品川ヒロシの趣向が反映されてるんだろうけど、お前らにはケバい感じのギャルがお似合いだろ、と。 それと、中学生の役に20代半ばになった成宮さんや水島君を起用するのもなんだか、バトルロワイアルの山本太郎並の違和感でした(これも品川の趣向なんだろうけど)。
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-23 22:58:38)
2.  女優霊(1996) 《ネタバレ》 
以前、少年サンデーの巻末の質問コーナーで「これまでに見た一番怖い映画は?」という読者の質問に対して、4分の1くらいの漫画家が、この映画を一番怖い映画にあげており、ずっと気になっていた。 初めて見た感想。はっきり言って、トラウマになるほどの内容ではなかった(トイレ行けたし)が、得体のしれない不気味さを終始醸し出していたように思う。 70分代とコンパクトにまとめられていることもあり、ドラマを見ている感じで、映画にありがちなグダグダ感もなく、忙しい人も楽しめる内容になっていると思う。 気になった点は、役者の女の子が転落死した後、スタッフ、キャスト陣が病院に行くわけでも、葬式に行くわけでもなく、やたら淡々としていたこと(その直後にも映画の完成に関する話してたしね)。人が衝撃的な形で死んでも、あんなもんなのかなあ、と、こちらの方が怖く感じた。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-23 22:46:52)
3.  田園に死す 《ネタバレ》 
「書を捨てよ町に出よう」もそうだが、この人の作品は内省的に心の深層をえぐりながらも、映画の志向はむしろ外の世界、未来へと向かっているように感じられる。前半美化して描かれた少年時代を否定し、後半では過去の自分と向かい合い、その半生と対局している。よくも悪くも過去の記憶は人間を束縛する。ゆえに不満足な現状と対比して、昔は良かったと嘆くこともあれば、過去の記憶がコンプレックスとして残り続けることもある。しかし、本来人間は将来の成長を志向していかなくてはならない。過去と真剣に向き合うことは、未来への飛躍の手段であり、ただ感傷的なものではない。三上寛も途中で決起を促している。寺山はそれでも過去と決別することはできなかった。映画の内容はおどろおどろしいが、鑑賞後に暗い気持ちにはならない。むしろ前向きな気持ちになれる。最期のシーンは度肝を抜いた。恐山にも行ってしまった。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-04 12:11:42)(良:1票)
4.  亀は意外と速く泳ぐ
はっきり言ってこの映画はかなり退屈な映画である。ギャグもそれほどツボにははまらなかった。しかし、人生ちょっとしたきっかけで変わる、少し気持ちや考え方が変われば違った世界が見えてくるというこの映画のメッセージは好きだ。上野樹里におまけして6点献上。
[DVD(邦画)] 6点(2007-06-15 20:04:18)
5.  スウィングガールズ
青春を描いたエンターテイメントとしては及第点。しかし、今まで練習をしてこなかった女子高生たちがいきなり上手にトランペットを吹いたり、ご都合主義的な展開が少し気になってしまった。上野樹里以外のキャラが無個性になってしまったように思う。上野樹里は好演してたが。
[DVD(邦画)] 5点(2007-06-15 19:59:24)
6.  書を捨てよ町へ出よう
これは凄い映画だと思う。一度目はよく分からなかったが、何度も好きなパートを見返すごとに中毒になった。音楽や映像が前衛的。ストーリーと何の脈絡もなく登場するミュージカルのような映像が極めて印象的。団塊の世代の息遣いや学生運動の熱気が伝わってきたように感じる。ところどころに挿入されるフロムやマルローの言葉にも、心を揺り動かすような力を感じた。映画自体は意味不明な部分も多いが、前向きな気持ちになれる不思議な映画だと思う。
[DVD(邦画)] 9点(2007-05-20 20:12:38)
7.  サマータイムマシン・ブルース
これ面白いね~。颯爽としていてテンポがいい。一見ただの青春コメディのように見えて、実はとてもアカデミックな映画である。タイムマシンで前日に戻って壊れる前のリモコン取りに行くなんて、たしかに「スケールが小さい」んだけど、100分間まったく退屈しませんでした。良かった。
[DVD(邦画)] 8点(2007-05-16 21:01:28)
8.  二十四の瞳(1954)
原作を既に読んで結果がわかっていたので、そんなに感動はしないかなと思っていたけど、やっぱり映像になると感動しますね。この映画は歌がとても効果的に使われているのでなおさらです。勇ましい戦争映画よりもこういう静かな反戦映画のほうが現代社会においては見るべき映画だと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2007-03-30 22:12:20)(良:1票)
9.  ビルマの竪琴(1956) 《ネタバレ》 
日本兵の立場から戦争を描いた佳作である。しかし問題点も多い。まず、映画から戦争の血生臭さや緊迫感、悲惨さを感じることに乏しかった点である。日本兵の遺体が出てきても、そこにリアリティはそれほど感じられず、幻想的にすら感じてしまう。また、戦争観も日本人から見た一面的なもので、現地のビルマの人々の視点が欠如している点も気になった。ビルマを舞台にしているにも関わらず主要な役割を果たすビルマ人は物売りのおばあさんのみであり、ビルマがあたかもオブジェのようになってしまっているように思える。例えば、戦争に巻き込まれた被害者としてのビルマ人の視点があっても良い気がした。そして命の恩人である僧の修行着を盗んでしまう点も良くない。水島がいくら日本兵の無残な死体を目にして僧になる決心をしたとはいえ、盗みという根本を悔い改めなければその後の彼の行動もうそ臭く感じてしまうからである。
[DVD(邦画)] 6点(2007-02-16 00:44:56)
10.  ゆきゆきて、神軍 《ネタバレ》 
これは究極の反戦映画ではないだろうか。元隊員から語られる恐るべき真実。奥崎氏の激しい追及のもとに元隊員が隠してきた忌まわしい過去、戦時下の悲惨な状況があぶりだされていく。 南方に行った者の殆どが生き残れなかった。人肉食も生き残るために横行した。そういうことは知っていたが、実感は湧かなかった。しかし、このドキュメンタリーにおける元兵士の生の声、苦渋の表情はそれを実感させるだけの大きな力がある。彼らもまた心に傷を負った戦争の被害者だった。 奥崎謙三という人物は極端でキ○ガイといってもいいほどの過激な人物である。しかし、そういう人であったからこそこれほど事件の真相に迫れたのも事実である。 もうこの映画はドキュメンタリーを通り越している。逆に作り物なのではないかと思わせるほど鬼気迫るものがある。「リアル」な戦争を見たいなら、まずこの映画を見るべきである。
[DVD(邦画)] 9点(2007-02-05 11:01:36)
11.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 
映像は素晴らしいけど、話の全貌が非常に分かりづらく面白みにかける。子供が楽しめる映画かはかなり疑問。メッセージという点も弱いというか、非常に見えにくい。 千尋の油屋での経験は、社会の厳しさに直面した一人の少女の成長ともとれるし、両親が豚になり、千尋が生きるために労働に従事させられる様は労働の賛美とも受け取れる。油屋の人々が千尋へ向ける優しさと厳しさは、実社会と共通する人間の両面性であると思う。顔なしとは、拝金主義への批判であり、世知辛い現代社会における心の貧困、孤独な人間の病理への批判ではないか。ハクや油屋の客からは自然保護や環境保全などのメッセージは見受けられるし、坊は労働者を搾取する抑圧者とも見て取れる。何よりも、油屋で働く人々が名前を奪われているということは、実社会で生きる人々が忙しい世の中で人間性が抑圧されていくことへの警鐘なのでないか。 ・・・・など色々推理してみたが、いまいちそれらが繋がらない。終始散漫なストーリー展開で焦点が合わないのである。最近の宮崎作品に共通することだが、罪を憎んで人を憎まずといった感じで誰も断罪されないし、批判性が欠如しているように思える。そしてそれが逆に物語を分かりにくくしている。 これでは、制作者側がただ和風のレトロとモダンが入り混じったような場所を舞台にした話を描きたかっただけであり、海外で評価されたのもああいう和洋中華折衷の雰囲気が新鮮で気に入られただけなのではないかとも思えてしまう。
[地上波(邦画)] 4点(2007-02-03 11:21:33)(良:1票)
12.  壬生義士伝 《ネタバレ》 
斉藤一と吉村貫一郎が魅力的かつ対照的に描かれており楽しめた。しかし前半のテンポ良くスリリングな展開に比べ、後半は無駄に悠長な感がある。佐藤浩市演じる大胆不敵な斉藤一に特に大きな魅力を感じていただけに、後半も吉村と大野次郎右衛門の友情ではなく、斉藤と吉村の友情を軸に描いてほしかった。
[DVD(邦画)] 7点(2007-02-01 21:00:29)
13.  雨月物語
美しい映画だと思う。欲望にのまれて本当に大切なものを見失ってしまう人々がはかない。田中絹代さん演じる宮木の妻として母としての暖かさに感動。自然と映画の世界観に引き込まれた。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-31 20:58:43)
14.  かもめ食堂
登場する人物が全て謎めいており(特に片桐さんともたいさん)その過去についてベールに包まれている。フィンランドの人々も日本人3人も、人生の歩み方も性格もまったく違った人々が一つの食堂で出会うという構成に素晴らしさを感じた。難点としては、各登場人物の描写が全体的に浅いように感じた。もう少し各人物の魅力的なエピソードを加えてくれればもっと魅力的になったのではないかと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2007-01-30 18:32:11)
15.  古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者<TVM>
古畑任三郎は普段見ないが、イチローが出演するということで初めて見た。イチローの演技力の高さに驚き。フェアな殺人者(?)という設定には違和感があったが、イチロー本人が容疑者役で出演する以上仕方がなかったのではないか。
[地上波(邦画)] 6点(2007-01-28 10:36:49)
16.  お父さんのバックドロップ
プロレスで家族を必死に養ってきた父と父の職業を嫌う息子が歩み寄っていく終盤の流れは感動した。しかし全体的にはのんびりとした感じや時たまかかる音楽がB級映画ぽさを出していたりと何かと地味な印象を受けた。神木くんの息子(一雄)役への起用は吉とも凶ともでてる。真面目で品行方正な印象を与える神木くんは、プロレス中心の環境で育った子としてはしっくりこない。でも父に反発する息子という繊細な部分はよく出ていた。その辺のバランスがとても難しいと感じた。
[DVD(邦画)] 6点(2007-01-27 20:11:05)
17.  タイマグラばあちゃん
遠野物語にも登場し、早池峰にも何度か登ったことがあるのでタイマグラという地には思い入れがあります。80年代になるまで電気も通っていなかった地に人が住んでいるなんて驚き。自然の偉大さやそこで生きる人々の力強さなどが伝わってきた。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-26 18:33:45)
18.  大学は出たけれど(1929)
サンデー毎日に笑った。短くはあるけれど主人公の心の動きが伝わって見ごたえがあった。不景気の時代はいつも同じ。当時は大学生の数が今よりはるかに少なくエリートだったから受付の仕事にも抵抗があったのだろう。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-23 00:13:17)
19.  呪怨 (2003)
ホラーなのに怖くない。全てにおいて印象が薄く、怖さとか不気味さとかいったホラーの要素があまり心に残らなかった。
[地上波(邦画)] 2点(2007-01-20 19:43:30)
20.  スパイ・ゾルゲ
こういう時代を扱った映画としては興味深いけど、ちょっと長いな。ただあった出来事を淡々の並べ立てただけで、人物描写に深さがない。しかしつまらないというわけでもないので5点はあげたい。
[ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-20 19:13:44)
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