1. クリーピー 偽りの隣人
ひどい、あまりにひどい映画でした。 前半で良い映画になる予感だけさせといて、後半のひどさと言ったら近年稀に見るお粗末さ。 もうどこを指摘したら良いのかわからないくらい穴だらけの脚本でもう最悪でした。 特に西野の子役は最近の朝ドラで良い役をやってたので好印象だったのに、これ見てガッカリしちゃいました。 あの娘が一番の被害者かもしれませんね。 あ〜時間のムダだった。 [インターネット(邦画)] 2点(2017-09-24 01:05:00)(良:1票) |
2. そして父になる
リリー・フランキーの「ぐるりのこと」と、是枝監督の「歩いても歩いても」が恐らくお気に入り邦画ベスト2なので、福山雅治主演に多少の不安を感じつつも、封切りを待ちかねて見に行ってきました。結果は「素直に面白かった:8点」なのですが、グールドのゴールドベルク変奏曲の使い方がどうにも耐えられず、1点減の7点止まりになります。こんな感想を書くのは私だけかもしれませんが、あのアリアの冒頭部分だけを何度も(確か3回)繰り返し使う演出が私にはどうにも理解できません。あの特徴的な曲を使うのならば、ここぞという場面で一度だけでしょう。1回目は普通に聞けて良かったけれど、2回目、3回目にはもう気になって気になって、なぜ繰り返し使うのかと、そこだけが苦痛でした。 [映画館(邦画)] 7点(2013-10-15 17:30:22) |
3. 麒麟の翼~劇場版・新参者~
《ネタバレ》 <<思い切りネタバレなのでご注意下さい>> 葬式に来た「彼」が、意識不明の容疑者のことをあれこれ尋ねて、「意識は戻りそうなのか?」なんてことまで聞くので、「こいつが犯人だ!」ってすぐに分かってしまいます。伏線と言うにはあまりに浮いたセリフで少々興醒めでした。 しかし、阿部寛と中井貴一は良い味出していますので、見て損は無いでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-14 23:36:54) |
4. 14歳
廣末-高橋作品は「さよならさようなら」に次いで2作目ですが、なかなか個性的な映画で、私は割と好きです。特にミヒャエル・ハネケを彷彿とさせるようなリアルな映像や長まわしは何とも新鮮に映ります。人物像の作り込みも偏執狂的で、半端ではありません。また、「さよならさようなら」には何も救いがなかったのですが、本作では意外と熱い監督のメッセージが盛り込まれていたりして、少し一般受けを狙い始めたのか?という危惧も感じました。 なお、特典映像のインタビューは無いほうが、色々と想像を膨らませられて良かったのではないでしょうか?8点としたいところでしたが、特典映像でマイナス1点で7点とします。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-29 22:10:55) |
5. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 草薙水素が「クサナギ・スウィート」って聞こえたのは私だけでしょうか?、ハーフかと思いました。 (以下思いきりネタバレです!)なんてことはどうでも良いのですが、原作未読の私が映画を見ただけの感想は「キルドレ」イコール「戦争を商売にしている企業が自社のパイロットとして開発したアンドロイド」というものでした。記憶が曖昧、自分の生まれ、親の記憶も無い(薄い)、戦争で殺されても名前を変えて再生される、と来ればロボットかアンドロイドですよね。ただ、水素が子どもを産んだとすると、クローン系か?、という気も少ししましたが、多分産んだ記憶を刷り込まれただけなのでは…。 [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-08-03 09:39:43) |