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1.  シーサイドモーテル
きっと監督も脚本家も海外のいろんなジャンルの映画を観ていて「あんなふうにしたい」とか「あの要素も入れたい」みたいな気持ちがもの凄く伝わってくるんだけど、結局かっこつけてるだけの薄っぺらい印象しか与えない薄っぺらな映画になってしまったと思う。それはこれだけの旬な俳優を散りばめたにもかかわらずだ。それと玉山鉄二、世間様の評価は知らないがはっきりいってかなりの大根だと思うわこの人。台詞の棒読みが気になってしょうがないし、中学生くらいの男の子がかっこよく見える角度を研究してかっこつけてる雰囲気がプンプン漂ってる。じゃー何に点数を与えているのか?数々の美脚と麻生久美子の意外な胸の谷間と山崎真実がいまだに活動をしていたという感動に対してなのだろう。ベタに泣かせる映画は好きで許せるんだけど、雰囲気先行のかっこつけた邦画が嫌いなんだということを再確認した。そういう意味では有意義だったのかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-05-07 12:04:38)
2.  アウトレイジ(2010)
何かが違う・・・老いたのか?
[DVD(邦画)] 5点(2011-01-10 22:53:12)
3.  おろち
小学生の頃に本屋で楳図かずお作品は嫌ってほど立ち読みをしたのですが、体力の限界まで立ち読みするものですから、貧血の気持ち悪さと作品の気持ち悪さが相まってそれはそれはカオスな世界とトラウマを提供してくれた楳図かずお作品の数々。怖いと解っているのに足繁く本屋に通って読み耽っていました。小学生の自分には刺激的な世界でしたから。で、今作なのですが、原作と雰囲気は違うのですが、なんとか近づけようという努力みたいなものは感じましたし、成功していたような気がします。昨今のジャパニーズホラーといわれる理不尽かつ凶悪な女幽霊が登場する流行(正確には”流行した”ですね)の映画とはあきらかに一線を画しながら、映画版”おろち”は格調と独自の空気感を纏った良質な作品に仕上がっていたのではないでしょうか。そして、エンディング曲である柴田淳の”愛をする人”でこの映画は完成します。赤いマントを颯爽と羽織るおろちを俯瞰で捉えたシーンがなんだかやけに印象に残っています。人智を超えた存在でありながら見た目は少女のような”おろち”。かっこいい・・・
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-08 14:18:25)
4.  レッドクリフ Part I
ジョン・ウーはやっぱいい。PartⅡも観るよ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-03-18 16:45:39)
5.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
鈴子がいなくなるのが嫌だから金を借りるって・・・。脚本をその場で考える香港形式だった訳じゃないだろうに。どんな設定だよ、そんな男いないだろ。「いてくれ」でいいじゃん。何か無駄が多いっていうか、観終わってから、もうちょっとシンプルにして、あのエピソードはいらないだろってのが色々と出てくる映画。中島と出会ってから物語が急速に締まりだしただけに惜しい。悲しみってのは簡単ではないはずだが、ラストの鈴子の表情を見ると、あのラストはあれで悪くはないという気がする。個人的に後味は良かったんだ。だとすると蒼井優と森山未来にリアリティーがあっただけに、前半がやや残念。この二人はいい役者だ、というか映画が似合う役者だ。
[DVD(邦画)] 6点(2009-02-27 18:41:37)
6.  スモーク(1995)
当時、映画館で観賞し、よく分からなかった。無理も無い、まだ十代でした。あの頃よりは、当然感じるものがあったりして、オーギーがあんまりかっこいいんで、俺も男に生まれて良かったな~なんて思ったり(笑)自分も悲しみを自分なりに消化して、静かに笑い、偏見もあったりするんだけど、受け入れ、その人について考えることが出来る、そんな大人になりたい。まだまだ人生は続くと思われるので、頑張るのさ。ところでこれの続編といわれている「ブルー・イン・ザ・フェイス」はいつになったらDVDになるんでしょう? 観たい、あまりにも観たいです。ジャンルは違えど負けず劣らず、いい作品じゃないですか。関係者様そろそろホントよろしくお願いします。
[DVD(字幕)] 10点(2009-02-16 17:56:05)
7.  ゴースト・ドッグ
10年前の印象とだいぶ変わりました。自分も歳を取ったんでしょう。当時、ブラックミュージックに陽の目が当り始め、街中にオーバーサイズな服を着た人がいて、この映画は「時代の先端なのかも?」なんて思っていました。おもいっきり白人でロックな風貌のジム・ジャームッシュが監督をしたことにも凄く驚いたことを覚えています。この人のアンダーグラウンドなものを作品に落とし込む独特な感性が好きなんです。しかし今作は、きっと日本人以外のジム・ジャームッシュのファンであれば、作品世界に浸り、武士道に感動し、この人の映画はいいな~なんて思えたりするのでしょう。日本人であるが故にどうしてもしっくりこないのです。さすがのジム・ジャームッシュも「侍」に関する理解は、他の外国人とあまり変わらないのかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-04 17:15:34)
8.  ザ・マジックアワー
三谷作品ってなんとなく敬遠してたんですけど、観て良かったです。ファンになりそうです。それと佐藤浩市さんに対する印象も大分変わりました。昔はもっとぶすっとした陰気臭い人だと思ってたんですけど、笑わせてもらいました。色々な意味で観て良かった。
[DVD(邦画)] 8点(2009-01-27 08:19:08)
9.  クライマーズ・ハイ(2008)
面白かったです。あんなに仕事に対して熱くなれたら幸せだと思います。みんなギラギラしててかっこよかった~。昭和っていいな。
[DVD(邦画)] 8点(2009-01-21 07:39:53)
10.  ミッドナイトイーグル
今時こんな嘘くさい銃撃戦も珍しいだろ・・・。マイケルマンに何億か払ってでも呼んでくれ。突っ込みどころ満載で感情移入なんて出来る訳が無い。見終えた後に残る感情は落胆と怒りでした。それでも役者に罪は無かった気がする映画です。
[DVD(邦画)] 3点(2008-11-15 17:25:31)
11.  ALWAYS 続・三丁目の夕日
ベッタベタのド直球なのかもしれない。ひねた目線を、重ねる年齢と共に合わせ持っていた気はしていたんだけどな?結局、文句無しの最高点。こんなに完成度が高いとは驚き。昭和三十年代を僕は知るはずもない世代。けれども、映画の中に母と祖父母を見た。入院中の祖父と、喋ることもままならない祖母が、確かにそこで躍動している。祖父も恵比寿で個人事業主だったから「きっとこんな感じだったんだろうな~」なんて思って観てたら、いやになるほど涙が出た。今を生きることが出来るのは間違いなくおじいちゃん達のおかげです。僕も新しい命へと繋いでいきます。ありがとう。ただただ感謝。<追加レビュー>提案になるのですが、小日向さんと三浦さんの配役を逆にしてほしい・・・薄毛の小日向さんのほうが哀愁を誘うはずなんです。三浦さんは毛がふさふさなんだから、嫌味な社長役はかなりのはまり役だったと思う。残念だ、ふさふさはそれだけで嫌味になるのだからアドバンテージを持っていたのに
[DVD(邦画)] 10点(2008-06-05 10:39:22)(良:1票)
12.  サマータイムマシン・ブルース
「おいおい!そがっぱをかっぱらってきた」。面白かった~。もっと作品世界に浸っていたかった。何故かテンション上がるわ。そんな映画です。
[DVD(邦画)] 8点(2008-04-16 07:08:56)
13.  キサラギ
久々におもしろいと思える邦画。しかも爽やかな余韻さえ残る。役者の力もそりゃ大切なんだろうけど、何よりも強く感じるのは「脚本」の秀逸さ。何かで読んだ話だと、優れた脚本との出会いは監督として至上の喜びだとか。納得だな~。
[DVD(邦画)] 9点(2008-03-29 13:59:48)
14.  自虐の詩
そこまで作品世界に入り込めなかったのが残念でならない。それは監督がどうとか役者がどうとかの問題では無く、きっと自分の状況にあるんだよね。心に大切な人がいるといないとじゃ感じ方も大きく違ってくるのかも?そんな印象を持った映画でした。それと個人的にはスッピンのほうが、中谷美紀は可愛いかもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-15 21:08:36)
15.  風の谷のナウシカ
ナウシカのように人は綺麗に生きれるのだろうか?このカタルシスは他と一線も二線も画す。
[DVD(邦画)] 10点(2008-03-03 09:12:07)
16.  AKIRA(1988)
サイケ大爆発。鉄雄がべジータに見えようとも、名作は色褪せない。
[DVD(邦画)] 10点(2008-02-29 08:44:25)
17.  天空の城ラピュタ
久しぶりに観直したら今でも鳥肌が立った。パズーの一途な勇敢さ。シータの王位継承者らしいやさしさと気高さ。ドーラのリーダーシップと包容力。男なら一度は憧れるであろう、悪者から女を守りながらの大冒険。そして何よりも何よりも映画の世界観にただ驚き感動する。あえて欲を言うならば、これを超える作品を観たいということだけ。子供が生まれる予定も無いけど、いつか子供に見せて感想を聞きたい。どうもありがとう。10点以外は僕にはありえない。
[DVD(邦画)] 10点(2008-02-28 09:24:39)(良:1票)
18.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
澄伽に本気でむかつきながら観ていた。と同時に、我を貫き盲目に自分の才能を信じ続ける意思の強さ(思い込みの強さ?)が羨ましくもあった。清深の「お姉チャンは面白いよ」に妙に納得。映画自体は、どことなくホラーの要素があったり、見せ方に工夫があったりしてけっこう楽しめました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-02-26 07:44:52)
19.  パッチギ!
偉そうに映画を批評しているおっさんの作る映画はどんなもんだ?くらいの軽い気持ちで観始め、終わってみれば感動と面白さで震えた。朝鮮を題材にした以上、様々な批判を承知で作ったはず。それでも監督の中にある思いを世に伝えたかったんだろうな~。監督の勇気と熱気を画面の隅々から感じた。熱いあまりにも熱い映画でした。これは傑作でしょう。もう何回観たか分かりません。
[DVD(邦画)] 10点(2008-02-08 20:18:20)(良:1票)
20.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
絵や構図がいまいち垢抜けない。物語は疑問だらけ。何故そうなるのか説明が足りない。繋ぎが破綻している。原作を読まない奴に用は無いってこと?新人監督ゆえに技量の少なさは仕方が無いことなのかもしれない。一番気になるのは吾朗監督の悪党の描き方。僕は勧善懲悪ものは好きです。ただし、悪党にも魅力が無きゃならない。ジブリ映画ならそれはなおさらに。それが何あれ?クモはまあ百歩譲って許すとしてその手下達?最初テルーをレイプしようとしてたろ?ありゃ完全なるクズだよ!しかも奴等逃げ延びてるしな!ジブリの看板背負っておきながら魅力の欠片も無い悪党の描き方をする監督の感性をとことん疑う。人物を魅力的に描く感性が欠けているようなら監督として致命的なのでは?そんでもってアシタカやジコ坊やヤックルみたいなのがなんで出てくるんだ?手抜きか?・・・してる場合かい!デビュー作だぞ!歌に1点、偉大な父を持ち、比較されることを承知で同じ道に進んだ吾朗監督の勇気と今後に2点。あれだけの名作を世に出してきたスタジオジブリなら良い物と悪い物が分かるはず。ジブリだからこそ、キャラに魅力がなければならない。ジブリだからこそ、信頼と尊敬と期待を込めて観るんだよ。多くの感動を頂いた分この固定観念は不変に近い。故に、評価はどうしても厳しいものにならざるをえないんです。宣伝にだけ力を入れるようなマネはもう最後にして下さい。
[DVD(邦画)] 3点(2008-02-03 09:12:57)
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