1. 天気の子
《ネタバレ》 自分向きではなかったかなーと思います。見ていて途中で思ったのは、これは最後エンディングが尋常じゃなく難しいのではというところでした。伏線回収やどんでん返し好きからすると、「人柱を助けて、東京が海に沈みました」は予想外の結末ではないのです。なぜなら、それまでに助けたい強い想いが見て取れたから。でも、仮に「人柱を助けて、東京も海に沈みませんでした」、「人柱を助けず、東京は海に沈みませんでした」、「人柱を助けず、東京は海に沈みました」だったとしても予想外ではありません。なぜなら、主人公とヒロイン、周りの人々のそれまでの言動から、どれもあり得ると予想させるから。まあ、マニアックな感じ方だと思いますし、他の視点での評価が全く入っていないのでこの点数ということで。 [DVD(邦画)] 5点(2025-05-19 21:51:47) |
2. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 勝手に刻みますが8.5点。公開まで非常に待たされ、予告編を何回見たことか。ハードルを上げ切った中でも本編は楽しめました。そのうえでですが、ウルトラQ禍威獣=ネロンガ=ガボラ>ザラブ>メフィラス=ゼットン(符号は禍威獣の個人的なクォリティ)で、残念なことに予告編の禍威獣がMAXでしたね。メフィラス・・・いや、瘠せたね。ゼットン・・・どこ?誰?残念だけどウルトラセブンはないんだろうなあ。 [映画館(邦画)] 8点(2025-05-19 21:27:27) |
3. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 ハリウッド版のゴジラをその前に見ていたせいか、昼間の海や陸で暴れるゴジラ、明るい画面で造形がはっきりわかり新鮮でした。その分恐さと無気味さがちょっと割引でしたが、迫力は引けをとらず、良いガタイしてますよね。あとはシン・ゴジラ、ゴジラー1.0と見てきて、ストーリーも良く練ってあると思いましたが、この際、あまり有名じゃないキャストを起用して、物語の展開をさらに読ませないという手法をとってみては如何かと感じました。それでもファンは映画館へ足を運ぶんじゃないかなーと思います。ゴジラを見に来るので。 [地上波(邦画)] 8点(2025-05-19 21:12:50) |
4. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 自分にとって良い映画の条件は、多分何度も観ること(観るモチベーションが起こること)。この映画もそう。ギリギリだったけど、映画館で観れて良かった。その後、地上波放映を録画し・・・。勝手に刻みますが8.5点です。次作にも期待。 [映画館(邦画)] 8点(2020-02-18 23:27:25) |
5. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 ずっと観たいと思っていてやっと観れた分、ハードルが上がっていましたが、それでもこの点数です。ちなみに他のレヴューでも何度か言及していますが、勝手に0.5点刻みにして本当は7.5点です。予算云々で費用対効果というよりも、脚本とプロットが単に秀逸という位置付けで自分は良いと思います。この監督さん(脚本も同じ)の映画をまた観たいかと言われれば頷きます。 [DVD(邦画)] 7点(2020-02-18 22:51:49) |
6. 運命じゃない人
《ネタバレ》 邦画(ジブリは除く)の中では高評価部類。俳優渋め、脚本優れめ、伏線多め、伏線のおかげで爆笑じゃないけど、クスリと笑う箇所後半に行く程多数。この監督さん、脚本家さんの作品をもっと見たいと思わせた時点で優秀なんだと思います。時間をおいてもまた見たいと思わせた時点で優秀なんだと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2019-03-29 22:19:20) |
7. 八日目の蝉
《ネタバレ》 原作未読。登場人物の誰に感情移入するかで、感想も異なる映画だと思いますが、自分は誰にも感情移入出来なかったので、俯瞰的に観て、親子とは?とか愛情とは?とかいろいろ考えさせられました。観る前から、キャッチフレーズの『優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした』というのは知っていて、それ以外の予備知識が無かったため、ミステリー色の濃いサスペンスを期待してしまい、アレ?という違和感もありました。決して駄作では無いと思いますが、自分は映画を娯楽として捉えているので、もし映画館で観ていたら、お金を払って期待していたのと違う、いろいろ考えさせられる映画を観せられるってどういうことだろう?と思ったような気がします。点数が厳しめなのはそういう理由です。 [地上波(邦画)] 5点(2012-12-13 23:18:02) |
8. プリンセス トヨトミ
《ネタバレ》 原作未読。観終わっての感想は、『堤真一と中井貴一は巧いなぁ』というもの。裏を返せば、『ストーリーに特筆すべきものが無かった』となる。もちろん伏線や伝えたいことは自分なりに理解したが、今ひとつ弱く説得力やインパクトに欠ける感じ。なのでこの点数。舞台設定は魅力的な気がするのですが・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2012-12-13 22:52:13) |
9. 劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
《ネタバレ》 これだけ前作から時間が空いていると、久々にあのワールドを味わってみたいという思いがムクムクと頭を擡げてきて、つい映画館に足を運んでしまいました。目新しさはありませんが、タイアップのテレビスペシャル版がやっつけなのか酷い出来(脚本・プロット)だったので、これと同列にはしてほしくないです。マツケンサンもいい味出してますし。また忘れたころに映画化を願ってます。 [映画館(邦画)] 5点(2010-05-24 23:32:19) |
10. 少林少女
《ネタバレ》 制作の意図が良く解りません。ラクロスの良さ?にしてはラクロス舐めてるし。少林寺の良さ?にしては少林寺舐めてるし。主人公柴咲コウで無くてもいいし。登場人物の背景薄っぺらだし。スポーツコスプレとCG、ワイヤーアクションが目的だったのかな。 [地上波(邦画)] 3点(2009-05-07 01:45:11) |
11. クローズZERO
《ネタバレ》 映像美はありますが、ストーリーに極端な捻りは無いと思います。滝谷源治、芹沢多麿雄を始めとする俳優陣にお目当ての人が居れば一見の価値ありかもしれません。 [地上波(邦画)] 5点(2009-05-06 15:21:08) |
12. スウィングガールズ
《ネタバレ》 自分は楽器もジャズも疎いのですが、それでも上達に関してご都合主義なのは解ります。ただ、このテーマの映画として、最後は演奏シーンしか考えられず、自分も解っていてもああいうシーンが観たかったと思うのでこの点数で。 邦画に関して余談ですが、自分はヒットしたテレビドラマやベストセラー小説の映画化でがっかりすることが多いので、低い点数はこれらの映画のために。(全部が全部では勿論ありませんが) あと、平岡君はいいですね。演技云々より、観ているだけでほのぼのするオーラが出てる気がして。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-11-12 01:21:42) |
13. フラガール
《ネタバレ》 主人公や先生のソロの踊り、ラストの全体の踊りのシーンが良かったです。 ただ、主人公のソロの踊りのシーンで気になったところが。踊りの途中で母親が荷物を届けにきてくれますが、主人公は無視して踊り続けます。母親はその踊りを観て、何かを感じ黙って去ってゆきます。母親はもともと娘がダンサーになることに反対だったので、娘の踊りを観てハッとする(自分の考えが間違っていたかもしれないと気付く)のは良いと思うのですが、主人公は、母親がわざわざ荷物を届けてくれたのに、一旦踊りを中断しようとしながら、敢えて観せ付けるように踊り続けたことに違和感を感じました。あのシーンは、蒼井優の踊りを観せるためにそういう流れが必要だったのか、それとも敢えて踊り続けることに、母親に対する何か思いやりが込められていたのか、自分には解かりません。 [地上波(邦画)] 6点(2008-11-12 00:51:10) |
14. キサラギ
《ネタバレ》 おもしろかったです。脚本秀逸です。映画にする必要があるのかどうかと言われると、確かに・・・ですが、中々舞台に足を運ぶのも大変ですし。テレビ&ポテチ&ビールというリラックス態勢だったので、多くは望みません。 [ビデオ(邦画)] 7点(2008-09-22 01:28:06) |
15. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 最近のジブリ作品の中では良い出来ではないでしょうか。初期の作品は圧倒的な存在感があるので比べるのは酷だと思います。ただ、アニメとしての表現力は相変わらず素晴らしいので、もう初期作品を超えるものが出来ないかというとそうでも無いと思います。スタッフの方々は常に苦労されていると思いますが、映画館を訪れる人々は、作品に対して期待と冷静さの相反する感情を併せ持って鑑賞するので、オーディエンスに阿るのではなく、製作者ワールドへ強引に引き摺り込むぐらいのスタンスで良いのでは?と思うときがあります。まあ、それが失敗すると興行的なダメージがあるので、あまり思い切ったことが出来ない難しさもあると思いますが。 [映画館(邦画)] 7点(2008-09-22 01:12:55) |
16. アンフェア the movie
《ネタバレ》 残念ながらつくりが雑です。時間が無かったせいなのか、安易に考えたせいなのかは判りませんが。一番良くないところは、誰にも感情移入できないとこかな。 [地上波(邦画)] 3点(2008-06-15 18:42:28) |
17. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 エピソードに深みが無いため、感情移入しづらかった・・・。豊川悦司が一人気を吐いて演技しているように思えましたが、逆に浮いてしまっているような・・・。特撮もドラマもと欲張りすぎた結果逆に中途半端な感じが。ある意味コンセプトって大事ですね。 [地上波(邦画)] 3点(2008-05-12 01:23:17) |
18. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 才能のある監督さんですね。鑑賞者の性別、年齢等で意見が分かれる作品だと思いますが、自分としては、哲学的要素が大きなウェイトを占めました。パラレルワールドで無い限り、真実は一つだけです。容疑者が嘘をついていようが、真犯人が別にいようが、被害者が勘違いしていようが、起こった事実は一つだけです。ただし、その一つの事実を真実として裁判で明らかにすることは不可能だということです。些細なことであっても、人が行動を起こす時には大抵動機があり、一人一人の心象や動機と起こした行動とその結果を正確に組み合わせたものを真実と定義し、それを解明することは奇跡ではないだろうかということを考えさせられました。 [地上波(邦画)] 7点(2008-05-02 01:53:36) |
19. UDON
《ネタバレ》 尺が長いが、淡々としています。淡々と観るには良いのでは。観ていて良い意味でも悪い意味でも喜怒哀楽がこみ上げてこない映画です。 [地上波(邦画)] 4点(2008-04-15 23:30:12) |
20. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 観る前から、回想シーンが要注意であることはここのレヴューを読んで知っていましたが、それでも不覚にもホロリときてしまいました。クレしん恐るべし。でも自分の中のエゴが邪魔してこれ以上の点数は付けられません、クレしんごめんね。 [地上波(邦画)] 7点(2008-02-29 01:55:46) |