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プロフィール
コメント数 36
性別 男性
年齢 65歳
自己紹介  中学時代、往復200円で新宿に行き、700円で映画観て、100円でパンフ買ってました。今、千円であんな満足は買えない‥。
 でもここで映画鑑賞を追体験してEnjoyする五十路手前→五十代半ば→五十代後半、そして還暦のおっさんです。

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1.  スパイの妻《劇場版》 《ネタバレ》 
何となく、劇場で描かれた作品をシネマカメラ目線で撮影したって感じだった。蒼井優は熱演、が、舞台なら映えた演技もシネマでは現実味薄く、 個人的には引いてしまう感じ。高橋一生はまんまの印象。 筋も自分的には受け入れ難いものがあり、ちょっと辛い採点になってしまいました。
[映画館(邦画)] 5点(2020-11-09 20:44:22)
2.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
ひたすら、戦艦派見積もりの矛盾点を解明する主人公、その展開を以て、開戦不可避だった歴史を回顧するシナリオ。 観賞後、無性に面白かったと思わされました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-11-03 19:28:11)
3.  エヴェレスト 神々の山嶺 《ネタバレ》 
導入部、カトマンズ街並を岡田准一が歩くところから期待させるも、物語の繋がりが切れ切れで、ちょっと残念な印象しか残らなかった。 何故、写真集を完成させないのか? 何故、羽生に拘るのに、自分が登るのか? 何故、行き当たりばったりなのか?  原作に精通された方、乞うコメント'。
[地上波(邦画)] 3点(2020-07-19 16:14:43)
4.  決算!忠臣蔵 《ネタバレ》 
もう少しテンポの良い展開を期待したのだが、ラスト迄変わらず、残念だった。岡村が中途で退場、これもガッカリ。荒川良良が堀部安兵衛、アンマッチ、画面も暗く……。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-05-12 19:07:03)
5.  空母いぶき 《ネタバレ》 
原作はビックコミック通読で旧知。その後、実写化されたとして観たかったところ、機を逸していました。  映画館で観た友人達(←自分同様、原作も読んでいる)があまりに酷評だったので、この作品に対するハードルも下がっておりました。  今回鑑賞して思ったのは、これは原作の忠実な実写化ではなく、別の作品と思って受け止める方が賢明ということ。テーマとして、相当に専守防衛に力点を置いている様に感じた。原作をモチーフとして、本実写化では別のテーマで作品を構成した、と思って観てみれば、喪失感は少ないかも知れない。  「亡国のイージズ」「終戦のローレライ」も原作読了で観たが、そのときほどの残念感は無し。秋津艦長は実写版特有のキャラになっている。ここも別作品。あまり副艦とも対立せず、都度都度飛んでくるミサイル/魚雷に皆がせっせと対処する。そこはそこそこ面白い。  酷評気にされず、一度、ご覧になってみても良いところを見出しましょう。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-05-06 11:54:00)
6.  団地 《ネタバレ》 
どうやら息子はブラック企業の運送屋の事故で不慮の死を遂げたらしい、その悲しみから立ち直れない初老の夫婦が、漢方薬の店をたたみ、ひっそりと団地で余生を過ごそうとする、ところがどっこい、って云う映画。  岸部一徳演じる旦那が、結構ナイーブ。藤山直美も傷心の妻を淡々と演じている。そっとしてあげたいのだが、周囲の団地の住人は小うるさい。集会所が度々登場する。本音炸裂の場。ここだけ非日常なのだろうか。  斉藤工が○○人、地球人ではない。こんな仕組みが無いと、二人は救われないのか? いや、映画は成り立たないのか? なんて思ってしまう。ここに現実と乖離した、映画ならではの救いがある。でもまぁ、へぇっと思って鑑賞してしまう。  皆さん、ゴミの分別はしっかり守りませう!
[映画館(邦画)] 6点(2016-06-22 13:22:58)
7.  殿、利息でござる! 《ネタバレ》 
冒頭からラストシーンまで、原作を実話に求めた映画ならではのエピソードが展開される。お馴染みの役者が個性にマッチした役柄を活き活きと演じている、って何か陳腐なコメントだが、でもこんな映画、久し振りだが、何か良い。 登場人物、皆、少しずつ欲がある。生きていく上で、こうしたい・ああしたい、がある。人様に認められたいって、人間の根源的な欲求だしね。その加減の描き方が絶妙。それを互いに牽制し合う。この個々の展開が紡がれて物語を織り成していて面白い。映画中盤、中弛みかと思うも、そうした基調が踏ん張る、と云う感じ。 役者の誰某が良いと云うよりも、やっぱり実話ベースの群像劇として、観て楽しめた。
[映画館(邦画)] 8点(2016-06-07 22:41:12)
8.  ボクたちの交換日記 《ネタバレ》 
宣伝を観た範囲、展開が予想出来ました。あゝ、小出恵介は劇中、亡くなってしまうのか、伊藤淳史との友情回顧がテーマなのか、と(実際は不治の病で・・・・)。 で、総じてそういうStoryであって、次の流れは見え見えですが、交換日記と云う二人のナレーションが前半の筋を引っ張るところがこの作品のユニークな所。変な状況説明抜きだから、何か浸る事が出来る。登場人物もキャラが合っていて、素直に面白い、切ない、と感情移入してしまいました。 小出恵介も伊藤淳史も気持ちの良い役者です。活き活きと演じています。脇も自然。とりわけ佐藤 二郎は、陳腐な表現ですが、いい味出しています。 17年後なのに皆、加齢していないのは、まぁ一寸ですが、鑑賞後の感想として優しい気持ちにさせてくれました。 大倉孝二が出ています。ピンポンのアクマから好きです。 
[映画館(邦画)] 8点(2013-03-31 22:39:59)
9.  天地明察
原作に感動した作品の映像化は、どうしても辛口になりがち。この作品も、観る前からそうなるのだろうか、とつい思いながら、映画館に足を運んだ。 当然、プロットは原作を超えられないのは致し方無い。でもこの映画の良さは、演じる俳優達にある。 引っ張りだこの笹野高史、岸部一徳、前半、この二人が見事に主役を盛り立てる。 宮崎あおいの存在感は一貫してこの映画のテーマとシンクロして秀逸。 結局、算哲演じる岡田准一の奮闘を、安心して観られることになり、ラストまでハラハラしないことになる。 中井貴一の光圀、これは個別で派生映像化して欲しい、と思ったりもした。
[映画館(邦画)] 7点(2012-09-24 22:31:36)
10.  ロボジー 《ネタバレ》 
群像劇を得意とする矢口史靖監督の作品、と云う事で、封切日早々、観に行った。期待通り、巧みなプロットで、観る者を引き付ける、笑わせる、そして頷かせる。  ヒト型ロボットなんて作れる筈が無いから、手っ取り早く、人に入って貰って急場を凌ごう、と云う発想をする男3人組と、奥さんには先立たれ、地元老人会に顔を出すだけが社会との接点の、何処にでも居そうな初老の男性主人公。この意外な組合せが、秀逸な展開の鍵。  展示会だけなく、駅前でもロボットをお披露目しろと社長に云われ、窮地に陥る3人組と、世間で評判を取ったロボットだけど、実は中に入っていたのはこの俺なんだよ、と云っても、誰も信じず呆けとしか受け取って貰えない不器用な主人公が、駅前交差点で遭遇する。このシーンは素晴らしい。瞬間、人の愚かさと哀しさが喜劇を生む。困った3人組を一瞥するや否や、状況を察し、不本意ながら協力することを決意するのを物語る主人公の一瞬の表情の演技に、正直、可笑しくて涙が出た。  ここからの展開は急ピッチ。先を読めない4人が、あたかもシリアスな事態になろうかというラストに向かって、行動がエスカレートしていく。ここら辺から登場するロボットお宅の女子大生の存在も良い。実は彼女も、4人同様、周りが見えないというか、深く考えずに大胆な行動を取るタイプの人間だ。この共通性が、ラスト近くのクライマックスで、そして正にラストシーンで、本領発揮する。  根幹は優しさか。立場もあろうが、無理難題を受け入れるお人好し3人組。彼らを助ける主人公は孫思いのおじいちゃん(ロボット姿で娘宅に行く?!)。ロボット騒ぎに振り回されている4人の立場の大変さを最後は慮る女子大生。皆、呆れる程、優しい。  ラストシーンの主人公の表情も最高。困った4人組(3+1になっている)を、あたかも待っていたが如く、歓待するが如く、ニヤっと笑って受け入れる。  一種、ファンタジーだけれども、また観たいと本気で思う。
[映画館(邦画)] 8点(2012-01-16 19:32:07)(良:2票)
11.  プリンセス トヨトミ
奈良、京都と続く万城目学さんの大阪版。 原作は既読、とても気に入りました。実写版は期待せずに鑑賞しましたが、テーマの、父子の絆は外しておらず、ほっとしました。中井貴一は流石です。 原作では、才女の旭が、警察に捕まっている同僚を引き取りに来る場面が爆笑ものでしたが、本作ではキャストが入れ替わっており、そのシーンは無く、ガッカリ。 でも、上映期間ぎりぎりで見れて良かった。月並みですが、映画は映画館で観るものですね。
[映画館(邦画)] 5点(2011-09-11 19:20:20)
12.  七人の侍 《ネタバレ》 
その長さから正直、敬遠していたが、今回観て、先ず、志村喬がいい。 一人一人のキャラクターが丁寧に描かれている中、とりわけ志村喬演じる島田勘兵衛は、武士たることの誇り、立身出世を果たせなかった悔い、若者に安易に迎合せずとも突き放すこともしない大人の姿勢、百姓の窮状を救おうと決意した後の潔い戦う姿勢、そして戦にあっては沈着冷静、一貫して破綻皆無の魅力的な主人公として描かれている。 それに並ぶ菊千代の三船敏郎、片山五郎兵衛の稲葉義男、久蔵の宮口精二、千秋実も加藤大介も木村功も、若い頃は、こんな格好良い役柄で邦画界で活躍していたのだ。知らなかったなぁ。 ラスト、菊千代が本当に侍になる。自らを犠牲にして、盗賊の大将を討ち取る。撮影当時、黒澤監督は演出手法として、ドヴォルザークの新世界を鳴らして役者を奮起させたそうだが、個々の殺陣は実はそんなに派手ではない。それが観る者を、次は?次は?と引っ張ってくれる。 どうしても自分の世代、ユル・プリンナーの「荒野の七人」と比較しがちだが、それはそれで面白いが、ラストの言葉、「勝ったのは俺達じゃない、農民達だ」の米国版より、「また負け戦であった、勝ったのは百姓達であった」のオリジナル日本版の方が、何度も云うけど、個々の七人のキャラクターの総意だったし、締め括りの台詞として、最高だった。
[DVD(邦画)] 9点(2010-10-13 00:47:09)
13.  南極料理人 《ネタバレ》 
色んな分野のエキスパートの8名の男たちが南極で越冬する一年強の日々が描かれている。 男たちの間柄がベタベタしていないのが良い。堺雅人の視線で極地の日常を淡々と見せてくれる。皆が皆、どこにでも居そうなキャラで、観てていてこっちもリラックス出来る。 個々の仕事も誇張されている訳ではない。それは南極でも東京でも同じこと。ただ、『食べる』他はあまりに楽しみが少ない生活。ラーメンの材料が尽きると、仕事が手に付かないきたろうとか、食材に伊勢海老を見つけたのに、安易に海老フライに調理したり、抱腹絶倒と云う訳ではないが、それぞれのエピソードが心温まる。 堺雅人の調理する演技が秀逸。 私同様、ご覧になった多くの方が、多分、麺類を食すのではないか、と思います。
[映画館(邦画)] 7点(2009-08-25 19:45:46)(良:1票)
14.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 
ヘリコプターで遠ざかる遠景が印象的だった。極寒の地でいかに犬が生き永らえたのか、観る者を純粋に感動させる内容だった。
[映画館(邦画)] 6点(2009-08-23 20:39:08)
15.  鴨川ホルモー 《ネタバレ》 
万城目学著の原作は面白い。その映像化だから、期待したが、残念でした、の評になってしまった。  鬼と呼ばれる式神を操り、古来から伝わるホルモーなる大学対抗戦を定期的に京都市内で行なう。その奇想天外さは秀逸だが、原作の良さは最終的には、青春群像にある。  そうしたテーマが映画では描ききれていない。栗山千明とか佐藤めぐみとか、旬の女優さんも使っているのに、プロットや展開が切れ味悪く、至極残念。  綾瀬はるかが出たテレビドラマの「鹿男あおによし」も同じ作者の原作だが、ドラマ化した故に成功した。同氏の最新作に、「プリンセス・トヨトミ」がある。これは映像化されるのだろうか?(個人的には見たい)  望むべくは、映画で快調なテンポで観たいのだが。
[映画館(邦画)] 3点(2009-05-17 17:25:46)
16.  ジェネラル・ルージュの凱旋 《ネタバレ》 
先の展開が読めてしまうが、良かった。堺雅人がカッコイイ。が、一人浮いた感じなく、全体調和で秀でている。こいつは絶対、殺人犯じゃない、容疑者たりえないとわかっているが、真犯人のキャラだけ、ちょっと無理あったか? 凸凹コンビは健在。あまりくどくなくてほどほどなのかが、この映画を前作より前進させている。 医療問題等もあろうが、娯楽作として、力抜いて観て、満足出来る邦画と思います。 
[映画館(邦画)] 7点(2009-04-25 15:57:05)
17.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 
Part1を観た後、第2章は劇場に行く機会がなかなか無く、公開最終回に滑り込んだ。 原作と比較しがちだが、残念ながら第2章は相当、「端折って」いる感が強い。これでは、何の知識も無しに観た者は、??かも知れない。 カンナ役の女優はイメージ通り、その彼女と一緒にともだちランドに行かざるを得なくなる女の子は、これだけはホント、原作そのまま。よく居るもんだと感心したが、残念ながら、それだけか。 が、浦沢直樹ファンとしては、最後の3章も多分、観に行くのだろう。
[映画館(邦画)] 5点(2009-04-25 15:48:14)
18.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 
腹抱えて笑えるだけの映画と思って観たら、いやいや大した群像劇というのが感想。綾瀬はるか中心のコメディかと予想していたが、彼女、そんなに出番がある訳ではない。 ホノルル便チャーター機を飛ばすのに、パイロット・機内CA・地上スタッフ・オペレーションセンター・管制塔・レーダー室等々、六種類のStageが同時進行的に関わる様子が、ユーモラスに、且つリアルに、描かれている。  特にこのリアルさは、絶対に事前取材で収集したエピソードを活用しているのだろう。羽田到着後にチェックインバッゲージを間違ってピックアップしてリムジンバスに乗っちゃう若い女性(これがKYな今風の軽薄っぽいキャラ!!)を見つけるや、即、全力疾走で追い掛ける田畑智子の行動力、搭乗直前に飛行機怖いとトイレに閉じこもる新婚妻を説得する田山涼成の巧みな話術、整備場から見学中学生に工具持ち出されたとは露知らずに総出で工具探しする田中哲司達整備士の困惑、台風の風向き予想をパイロットに伝えるも、緊急着陸準備でテンション高い田辺誠一・時任三郎に怒られて交信デスクから身を逸らしてストレス表現するDispatcher肘井美佳の可愛さ等々‥、飛んでる機内と異なる職場で展開される出来事にそれぞれが必死に取り組んでいる。  この、当事者達は必死なんだけれどでも、観てて笑っちゃうシーンが、絶対に本作の見所。これが機上でも色々と有るので、必見だ。仕事って、こんなものだろう。ラスト、修学旅行生の一人に、綾瀬はるかが告げるセリフが、本作を凝縮している。あぁ、多分DVD買うだろうなぁ。  
[映画館(邦画)] 8点(2008-11-24 00:46:12)(良:2票)
19.  20世紀少年 《ネタバレ》 
浦沢直樹は好きだが、この原作は完読していないので、逆に純粋に映画として観られた。 登場人物の構成が少し複雑で、70年代の少年達の誰がどの大人になっているのか、前半~中盤、少し戸惑う。似ているのは、ドンキー位だが、この大人は直ぐ消されてしまい、他は石チャン演じるマルオが体型的にわかる程度。 でも、映像は現代(2015年の未来も!?)と過去を何度も行ったり来たりするから、後半にはわかった気分になる。 「本格科学冒険映画」と謳われているが、「本格同窓会映画」である。豊悦がなかなか出てこないので、こいつがてっきり「ともだち」か? と思うも、実はバンコックでアウトローをやっていて、でもケンジ演じる唐沢からの連絡にいとも簡単に日本に戻り(ホントは日本が嫌いだろうに)、皆とニコニコ再会したり、原作とキャラ被る常盤貴子の頼り甲斐あるユキジの登場の仕方とか、そこらへんが印象に残る。佐々木蔵之介が後半、あっさり画面を去る。第二部には出ないのか・・・。好きな役者なのに残念。 つまりは、全3部作を前提に、今回の第一部では登場人物の紹介を主たる構成としている。どうなるのか?!どうなるのか?!一応、後半は引っ張られるが、確たる結論が先送りなので、第二部を期待するしかない。 いい味を出している唐沢だが、これも第二部以降は出てこない(だってラストに…)。 来年1月が楽しみだ。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-31 20:17:45)(笑:1票)
20.  崖の上のポニョ
子供は5歳が一番、可愛い盛りと再認識させてくれた映画でした。 特にハラハラすることなく(これは子供が鑑賞する際、気に入られるのかも知れない)、人面魚のポニョがDNA変異で女の子に瞬間変身して、崖の上の人間生活に支障無く溶け込むプロセスが、この映画の一番の魅力なのかも知れません。 ポニョにはあまり魔法は使って欲しくはなかった。宗介くんがとても素直でいい子で賢い、そのキャラをもっと打ち出せれば、また面白い展開になったでしょうね。 あまり理屈を伴って鑑賞しても、詮無いかも知れません。
[映画館(吹替)] 6点(2008-08-31 07:23:01)
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