1. 鍵泥棒のメソッド
参考書を買っただけで満足して精進しないダメ男、胸キュンセンサーが錆びてきている女、何事もきっちりノートにメモを取り、ひたすら努力しているまじめな男という登場人物たちにとても親近感がわきます。そんな彼らが右往左往しながら少しずつより良い日々に向かっていく様子が軽快で爽快に描かれていて、文句なしに楽しめました。 ふとしたきっかけで何気ない日常が、刺激的で面白い日常に転がって行くかもという前向きなメッセージを受け取れました。 とにかく一番次回作が楽しみな監督は内田けんじ監督です。 [映画館(邦画)] 9点(2012-09-26 23:26:29) |
2. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 引き込まれる展開で、敵に命を狙われるスリリングなアクションも楽しめました。 が、主人公がほとんど移民ヒロインに助けてもらいまくりで、終盤までいいところなしでした。それでストレスを溜めて、ラストに覚醒し、大活躍して敵を倒すって展開ならば、かなりスカッとできたのですが、敵側が自滅したり、ヒロインにやられまくってしまい、ようやく主人公が戦闘技術を思い出しても、中途半端な敵を一人だけ格闘で倒すだけでした。どうせなら最初に襲ってくるメガネの男をもっと強敵にして、最終格闘で決着にして欲しかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2011-05-18 01:27:47) |
3. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
《ネタバレ》 しっかり犯人逮捕のくだりを描いているので、前作よりはよかったと思います。が、かっこいいオープニング映像がない、青島と室井の共演シーンが少なすぎる、いつもの音楽がかからない(予告編で最初にかかっているやつとか、室井のテーマ曲とか)など、このシリーズならではの楽しみが減っていたと思いました。あと青島がホースを使ってビルの屋上から下の部屋にガラスを割って侵入とか、犯人を背負って爆破から逃げるとかやっているので、かつてのハリウッド・アクション映画っぽくなっていました。 [映画館(邦画)] 6点(2010-07-06 18:21:34) |
4. ボーイズ・オン・ザ・ラン
《ネタバレ》 自分も主人公と同じようにダメで不器用な恋愛しかしたことないので、共感しまくりの内容でした。嫌な女と分かっているのに、気になって仕方がないヒロインの存在感がすごいです。 すごく痛くて辛い話なんだけど、ラストの主人公のすっきりとした笑顔で救われます。 [映画館(邦画)] 9点(2010-03-02 12:33:07)(良:1票) |
5. クリフハンガー
スタローン印の安心して見れるアクション。全体的に飽きることなく面白いですが、せっかく脚本にスタローンが関わっているのに、心に傷を持った男の再チャレンジというドラマの場面が少なかったのは残念です。この作品が公開された時期は、スタローン自身落ち目で、久しぶりの大作挑戦だったので。あと予告編であった、スタローンが崖っぷちからロープを着けて大ジャンプっていう一番盛り上がりそうな場面がカットされていたのは、観た当時からなんか残念でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-28 17:36:12) |