1. 室井慎次 生き続ける者
《ネタバレ》 ホームドラマだった。 2部作の2部目でも事件は起こらず。 今回の話、別に「室井慎次」でなくても良かったと思う。 結末も、生き続ける者なんてタイトルだから、こんなことだとは思いましたが。 次は捜査支援分析センターの青島か。 それもどうなんでしょう。 大体、秋田にいるんだったら、もっと早く来るべきでしょう。 せめて二人が会うシーンを次作で、是非! [映画館(邦画)] 4点(2024-11-09 23:16:14)《更新》 |
2. 室井慎次 敗れざる者
《ネタバレ》 踊る大捜査線がTVで放映されたのが平成9年。まだ日本の未来に希望が持てた時代。 その後、こんなに先行きが不透明な国になるとは。 そして、組織改革を目指していた室井慎次は夢破れ、秋田に引きこもっていた。 秋田でペンキ塗っていてもスーツのベスト姿。室井慎次は変わっていない。 コートを着て歩く姿、室井慎次だ。 でも、2時間近く経って、今作1本が終わっても話はまだ始まらない。 完全にファン向けの映画。この1本だけで評価はできない。 脚本のおかしな所は2作目で回収されるのか? ただ、往年のファンには懐かしい。 [映画館(邦画)] 6点(2024-10-13 22:36:02) |
3. ラストマイル
《ネタバレ》 TBSなので過去ドラマ「アンナチュラル」や「MIU404」とコラボなため、豪華出演陣です。 ドラマを見ていた人には良かったのではないですか。 ロッカーの落書き、私の知りたかったことが書いてあったと言うけど、そう? 序盤で山崎佑をリストから削除しているシーンがあり、そっちに持って行くのかと思ったら 犯人として上手くやるでも追い詰められるでもない。 その後の展開で、アメリカで犯人と会って話を聞いていたというので、この物流センターで 何があったか知っていた訳で、「私に何も知らせてくれなかった」とアメリカの上司を詰めて いるのは何なんでしょう。啖呵切って辞めて気持ち良さそうですが。 もやもやして後味もスッキリしない映画でした。 [映画館(邦画)] 5点(2024-08-25 15:53:28) |
4. ルックバック
《ネタバレ》 1時間ほどの小品作品。 「またね!」の後の畦道での溢れ出る喜び表現、いいですね。 凶刃の後、出会わなければ良かったと思っても、結局二人は出会って投稿する未来しか想像できない。 京本はその瞬間まで充実した人生を送れていた。背景しか描けていなかったのにストーリーのある4コマを描けるようになった。 そんなもの残されたら目の前に貼ってしまう気持ち分かりますね。 つくづく、京アニの犯人は許せません。 [映画館(邦画)] 6点(2024-08-03 22:57:29) |
5. キングダム 大将軍の帰還
《ネタバレ》 王齮、死す。 あまりにも大きい喪失感。 後を継ぐ信への柔らかな目。 最終章と銘打たれてますが、これは信が龐煖を倒すまでやらないと皆納得しないでしょう。 大沢たかおの熱演、素晴らしかったです。相手方の吉川晃司も負けてなかったです。 [映画館(邦画)] 7点(2024-07-14 01:34:53) |
6. 身代わり忠臣蔵
《ネタバレ》 全面、ムロツヨシの映画。 かつて劇団東京乾電池の研究生だったムロツヨシ。影響を受けたという座長の柄本明 との共演を果たしている。柄本明はこのコメディ映画の中でも厳しい側用人を演じて作 品を引き締めています。 最後のラグビーのシーンは劇場では笑い声が出ていたけれど、流石に不謹慎か。とい うか長過ぎ。 [映画館(邦画)] 5点(2024-02-23 23:34:17) |
7. ゴールデンカムイ
《ネタバレ》 原作リスペクトが感じられます。 料理もできるだけ本物をつくったとか。アイヌの小物も本物を用意したとか。 キャストも豪華。アシリパもいい! でも、どうやって2時間で話としてまとめるのかと思ったら、最後はほとんどぶつ切り。 やはり「つづく」か… そこが残念。 [映画館(邦画)] 6点(2024-02-02 23:43:43) |
8. 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
《ネタバレ》 原作、TVシリーズ未見でいきなり見ました。 スパイと殺し屋と孤児の仮初めの家族なんですね。 観客はアーニャの印象からか子ども連れが多めです。 今作、色々な作品へのオマージュを感じました。 モジャモジュ・フランクリンは絶対007のQですね。 タイプFはターミネーター?最後に導火線でやっつけるのは ダイハード2ですね。 見終わった後、何かほんわかする映画でした。 [映画館(邦画)] 6点(2023-12-24 17:00:36) |
9. 首(2023)
《ネタバレ》 日本人なら誰でも知るストーリーの本能寺の変。 そこに新たな1本を投げかけるなら、何か新しい切り口が欲しいところ。 結局、北野監督は良くも悪くもバイオレンスなのか…。 男色多いけど、利家は? [映画館(邦画)] 5点(2023-11-24 23:30:18) |
10. 翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜
《ネタバレ》 期待して初日に観に行ってきました。 んー、でもイマイチのれませんでした。 もう少し洗練されたdisりを期待してしまったのか? 風が吹くと止まってしまうのは武蔵野線だなぁと思ったり、京都が桓武天皇を出してくるなら 滋賀は天智天皇だろう…と思ったり。 でも、映画館では前作に続き、大きな笑い声が聞こえたので、私が期待しすぎだったのかもし れない。 [映画館(邦画)] 4点(2023-11-23 21:59:09) |
11. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 原点回帰したゴジラでした。 ヒューマンドラマの面もありますが、途中、首をかしげるような極端な感情表現などもありました。 最後、ハッピーエンドに終わったように見えますが、黒い雨を浴びた敷島、首筋の大石と今後の暗転を暗示させる エンディングは好みが分かれるかもしれません。 いっそ大石はやはり亡くなってしまって、その辛さから敷島が立ち直ろうとしている一方、ゴジラは復活の予感を 感じさせるというエンディングの方がスッキリするような気がしました。 [映画館(邦画)] 6点(2023-11-15 22:03:05) |
12. 沈黙の艦隊(2023)
《ネタバレ》 30年前、ベルリンの壁が崩壊したりする東西冷戦の劇的な転換点の中、沈黙の艦隊はモーニングで連載されていました。 今作、なかなか緊張感がある作品となっています。 しかし、あのマンガでの、してやったり感には及ばなかったような気がします。 何より、ここで終わりかい!といったところで終了。後ろにAmazonが付いているとのことなので、続きはAmazonプライムでということなんでしょうか。 [映画館(邦画)] 5点(2023-09-29 23:27:12) |
13. ミステリと言う勿れ
《ネタバレ》 横溝正史の「犬神家の一族」、「八つ墓村」を足して2で割ったようなストーリーです。 でも、現代においては設定的にちょっと苦しいものがありました。外見でみられたら困るんだったら子どものうちに 殺されるでしょうし、ストパなんかでいくらでも外見は変えられるでしょうし。 まあ、そんな野暮なことをおいておけば、よく出来た話だと思います。 結構、原作に忠実ですが、犬堂我路の部分を取ればこの映画だけで成立したのにと思いました。 [映画館(邦画)] 7点(2023-09-24 12:11:06) |
14. SAND LAND
《ネタバレ》 鳥山ワールドだぁ。 そうそう、このメカ感。少年ジャンプでドクタースランプの連載が始まった頃を思い出します。 スイマーズとの追いかけっこは、キーンっていう音を勝手に付け足してしまっていました。 でも、なんで9月からなんでしょう?8月の夏休みに上映すれば良かったのに。 [映画館(邦画)] 7点(2023-09-03 19:23:25) |
15. リボルバー・リリー
《ネタバレ》 東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した伝説の諜報員・小曽根百合を綾瀬はるかが演じています。 綾瀬はるかのアクションには既に定評があるかと思いますが、「殺し合いにも身だしなみは大事だ」という 小曽根百合のポリシーのもと、ドレスでアクションしています。拳銃を隠し持つ場所などもこだわったとの ことで、峰不二子ばりですね。ドレスでアクションするとプロテクトが出来ず、傷だらけになってしまうなか 頑張っています。 映画としては、「水野」がイマイチ魅力的に表現されていないし、深々と刺されても生きていたり、ずらっと 並んだ陸軍兵に撃ち勝っていくというのは無理があるかなと。例え原作がそうだとしても、もっと少数との撃ち 合いで勝っていく方がかっこいいのに、残念。 [映画館(邦画)] 6点(2023-08-11 18:36:51) |
16. キングダム 運命の炎
《ネタバレ》 キングダム3作目。 前作をふまえた話になっているし、今作も「つづく」的な終わりになっているので、もう固定客で勝負というところでしょうか。 前半の紫夏編は泣かせます。 本来、嬴政が人質だった年齢は9才なので子役がやるべきでところ、自分にやらせてくださいと直訴までして吉沢亮が演じたというエピソード。熱演でした。 9才ならば草むらに逃げても仕方ないですね。 後半の戦闘シーン。大体、邦画だとアップの画面の多用でごまかすことが多いですが、引きの画が多い印象。横から砂煙を上げて突進してくるシーン、臨場感がありました。 でも、最後に龐煖の登場シーンで勝利に水を差された感があり、単作として後味の良い映画とはなっていません。その部分は次作への予告だとしても減点です。 あと、上映前の映画予告編で「沈黙の艦隊」が出てきました。 なぜ今、沈黙の艦隊?というのと、主人公の海江田を演じるのが大沢たかお!「全軍、前進」とか言いそう。 [映画館(邦画)] 7点(2023-07-30 21:04:38) |
17. 君たちはどう生きるか(2023)
《ネタバレ》 ジブリの新作、今日から公開だよと教えて貰って行ってきました。 空襲の中、主人公が駆けていく画のレベルが高くてびっくり。 話し的には色々詰め込み過ぎてしまって、考えながら観ると置いて行かれてしまうかもしれません。 結局、この世界観が好きか嫌いかの映画です。 大監督も晩年は哲学的になってしまう傾向にあり、痛快娯楽作を期待してしまうとガッカリだと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2023-07-15 23:25:24) |
18. 怪物(2023)
《ネタバレ》 自分の理解を超えたモノは「怪物」。だから何とかしないといけない。 母親にとって事件と向き合わずにいる学校。教師にとってこんなものだと思っている子ども。男の子にとって妙に女の子とつるんでいる男子。 それぞれに現実の結末とそうでないものを見せる。 観客も怪物と思う側に引き寄せるための演出がちょっと過剰気味。 [映画館(邦画)] 6点(2023-06-04 16:41:43) |
19. 名探偵コナン 黒鉄の魚影
《ネタバレ》 オードリーがオールナイトニッポンで、話しを知らない初心者にも最初にちゃんと説明していて面白かったというので、 初めて劇場版を観に行きました。 実は100巻超えの原作読んでるんですけどね。 コナン、蘭、哀ともスーパーマンでした。みんな。 水深30メートルであんなこと落ち着いてできませんよ。ゴーグルがない時点でパニックです。 コナンとどっちをくっつけようとしているかと前からのコナンのファンも取りこぼしなく上手くまとめてます。 [映画館(邦画)] 6点(2023-05-21 21:14:34) |
20. 銀河鉄道の父
《ネタバレ》 以前、花巻を訪れた際にご家族の映像を拝見したことがあり、この家族に囲まれている中での賢治であったのだなと感じたので、今回、家族に囲まれる賢治をみてきました。 期待を背負って生まれてきた賢治でしたが、自意識は高いものの何者にもなれず、苛立ちが高まる中、妹の死、自らの死を見つめるようになって紡ぎ出された珠玉のものがたり。 当時、結核は不治の病で、身体は衰えていくものの精神は研ぎ澄まされ、「永訣の朝」などに結晶していきます。 映画ではやや乱暴な賢治だったので、穏やかな作風との違和感をちょっと感じてしまいましたが、暖かい家族愛の映画です。 街のロケ地は岐阜県恵那市とのことですが、高台から見た一面の畑は花巻の風景のようでした。 [映画館(邦画)] 6点(2023-05-09 22:36:05) |