1. のぼうの城
《ネタバレ》 まあまあ楽しめた。のぼう様の独特の魅力も、部下たちのキャラクターも、よく描かれていて好感が持て、途中で、“面白い!”とつぶやいてしまった。 ただ自分が期待していた、武勲がない三成が、ついに自分にもチャンスが来たとばかりに喜び勇んで戦いに挑むが、のぼうの奇策にうろたえてヘナヘナになってしまう…という図式になっていないところが残念だった。そこが強調されていれば、500が20000に“勝利”する、という、この映画のコンセプトがもっと浮き上がっていただろうに。 あと冒頭の秀吉の水責めのCGが昭和のゴジラ映画レベルで、興ざめだった。減点するほどではないけれども。 いずれにしろテレビで観てちょうど良かったと思う。 [地上波(邦画)] 7点(2014-01-13 08:07:37) |
2. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 これは仕方のない事なのだろうけど、すべてに中途半端。ナウシカの壮大な世界観を描くには、2時間という枠は狭すぎるのだろう。 とにかく欲求不満の残る作品。映像的には素晴らしいのだけれど。(特に巨神兵の描写は迫力の一言) [映画館(邦画)] 6点(2012-05-11 08:28:56) |
3. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 某氏も語っておられる通り、これは名作「未来少年コナン」と比較すると、どうしても物足りなさを感じてしまう。特に最後に呪文のような言葉を発すると、城が壊れてしまうというくだりは安易そのもの。もうちょっと工夫ができなかったものか。天才宮崎駿氏をしても、やはり限界があったのか。 ただ、ジブリの中では、一番出来が良いのは異論のないところ。惜しい作品ではある。 [地上波(邦画)] 7点(2012-05-09 08:26:44)(良:1票) |
4. ハッピーフライト(2008)
《ネタバレ》 皆さん言っているように、飛行機を飛ばすのにこれだけの人がかかわっているのが分かって面白い。単に説明に終わって無いところが、やはりこの監督のうまいところ。 娯楽映画としては良質で、満足できました。 [映画館(邦画)] 7点(2012-01-20 16:44:21) |
5. 笑う大天使
《ネタバレ》 これ、何なんですか? 関係者は何で映画化しようと思ったのだろう。 今や大河女優である樹里が、経歴からも記憶からも消したいであろう一作でしょう。 事務所は(樹里も)よく引き受けたなー、この仕事。ラストに見せる樹里の美しい涙に1点です。 [地上波(邦画)] 1点(2011-01-07 13:17:18) |
6. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 一般的には評価が高いようですが…他の方も書いておられるように、舞台的な暑苦しい演技についていけませんでした。だから、栄太、樹里、真木さん以外のあの舞台俳優の人たちが大学生に見えないんですよ。 クーラーのリモコンを持って、すぐに“今”にもどらない発想も必然性がない。もちろん、すぐに戻ってたら事件も何も起きないのでしょうが。 ただ、映画を観終わって、“名字って変えられないのかな”と本気で考えたのは僕だけではないでしょうね。 [DVD(邦画)] 3点(2011-01-07 08:13:01)(良:1票) |
7. 亀は意外と速く泳ぐ
まあ、こんなもんでしょう。小ネタの満載。笑えるものも、笑えないものもありますが、監督も、爆笑は望んでないでしょうし。それに、最後、なぜか切なくなるラストも、この監督の思うつぼですね。これは、上野樹里の力量も関係してるかな。蒼井優もいい味出してるし、さすが今をときめく二人ですね。 それにしても名優のオンパレードで、よく、こんなマイナーな映画作れましたね。ノコギリさんが意味不明だったので、マイナス1点。 以上。 [地上波(邦画)] 6点(2011-01-06 17:10:11) |