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1.  無限の住人
みなさん結構厳しめ?原作ファンでいらっしゃるのかな?私は原作も知らず木村拓哉ファンでも海老蔵ファンでもなく友人に付き合ってなんとなく観たのですが「映画館で観てよかった」って思いました。殺陣もアクションも風景も素晴らしかったから。そして木村拓哉も海老蔵も大スター感がものすごくてこれを観に来たんだなと思えた。福士蒼汰くんもあまちゃんしか知らず爽やかな先輩だとしか認識していなかったのに淡々と若いのに切れ者のやり手感を出していた。花ちゃんはこれからも作品を観てみたいと思わせる女優さんですね今後がすごく楽しみ。他の出演者の方も印象が変わった方が多い。そして山崎努さんの無駄遣い(笑)カンヌに招待され海外でも上映されることが決まっているそうですが海外でも受けると思う。
[映画館(邦画)] 8点(2017-05-11 20:48:25)(良:1票)
2.  (ハル)(1996) 《ネタバレ》 
う~~~ん……しっくりこなかった。リアルじゃないというか。同じ森田監督なら「黒い家」のほうがリアルに怖くておもしろかった。設定は「黒い家」のほうがあり得ない度は高いはずなのに。この映画は全てに痛々しさを感じてしまってダメだった。なんで「ローズ」とエッチもなしに会ったの??なんでブームの人がお金持ちで愛のない結婚を求めてふかっちゃんにプロポーズするイケメン風な役なの??やっぱり進化し続けるであろう「ネット」がテーマなのが痛々しさの原因かも。「ポケベル」とかが出てくる歌なんかも空々しくて痛々しいもんね。流行りものって「このときはこうだったんだよ」っていう説得力を持たせないといけないんだけどそれは難しいことなのかも。時代劇くらいかけはなれていればいいんだろうけど。あと、図書館司書ってやっぱりこういうほっこり系だよね、とか、これをリメイクしたらやっぱり蒼井優だよね、とか、リメイクするならフジで毎回山場を作った連ドラにしたらいいんじゃない? とかずっとそういうことを考えながら見ていた。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-12-31 15:04:29)
3.  スペーストラベラーズ 《ネタバレ》 
この監督さんは「こういう画を撮りたい」と思ったことをきちんと再現できる人ですね。これができない監督さんも多い。というか見ていて「あなたが撮りたかったのは本当にこういう画?」と思ってしまう映画が結構あるよ。でもこれもお金がいくらかけられるかによるのかもしれない。あとは芸達者な役者さんがそろっているので壮大なコントがテンポよく進む。だから安心して身を任せて笑えばよい。ハッピーエンドでないのが残念ではあるけれど荒唐無稽な設定を終了させるにはこうするしかなっかたのか。でもきっちり泣けました。CSなどで放映される度に必ず見ています。
[映画館(邦画)] 8点(2011-08-13 14:21:37)
4.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
「優しさ」は「何も考えてなさ」と似ている。 ツネオは何も考えていないからジョゼの家に通ったり一緒に暮らしはじめたりできる。 でも、何も考えていないから優しくできるのかも。 きちんと考えたら他人に優しくなんかできないもの。 優しいふりはできるけれど。 妻夫木はとってもうまかった。 ちょっとちゃらちゃらした普通の何も考えてない男の子らしかった。 池脇千鶴はもうこれくらい当然よ、ってくらいの安定感。 日本の若手の俳優さんたちは上手だね。 日本のテレビドラマには全く期待していないので見ないが 邦画には期待していいのかもしれない。 ツネオが帰ろうとするのをジョゼが引き止めるくだりはとっても切なくて涙が出た。 あとラストも。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-28 20:16:51)(良:3票)
5.  セーラー服と機関銃 《ネタバレ》 
『ねらわれた学園』を劇場で見たときのショックが大きすぎて 以降薬師丸ひろ子の映画は避けていたのですが 30年たった今 薬師丸ブーム(といっても彼女の歌う曲にですが)が自分の中におきていて そのタイミングで見てしまいました。 ここでのレビューで予習していてとても不安だったのですが いやあ とても抒情的に 少女が大人の女になっていこうとする様が丁寧に描かれているではないですか。 あの「カイカン」のシーンは 少女でなくても男でもおばさんでも皆がカタルシスをおぼえる名シーンですよね。 で佐久間にキスしてしまうに至るまでも丹念に積み重ねがあるので 自然に感情移入して涙してしまいました。 角川映画をちょっとこう 斜めに見ていた部分があったのですが 見方が変わりました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-14 20:08:31)(良:2票)
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