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プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

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1.  メタモルフォーゼの縁側 《ネタバレ》 
うららが幼なじみ君の彼女からイジメられることもなく、BL好きをからかうイヤな人もなく、ムダに熱い青春野郎もいなくて、ベタなストーリーでしたが、気軽に楽しめました。原作を読んだ奥さんによると、うららはもっとダメダメ女子で、芦田愛菜ではいい子ちゃん過ぎるかも・・・と思ったけど、さすがの演技力で、原作を超える魅力あるキャラクターに仕上がっていたようです。  がんばってる人・前向きに生きている人を応援したくなる、そういう内容の話にT字路sの音楽はピッタリでしたね。ヴォーカルの歌声が聞けなかったのは残念でしたが、うらら母役で登場して驚かせてくれました(笑)  残念だったのは、季節感が乏しく、1年以上の話という印象がなかったこと。衣裳や小道具で工夫はしていましたが、屋外の光や街の色がどのシーンも同じなんですよねー。また、漫画や小説が原作だと、原作の文章をそのままセリフにしてしまうことがよくありますが、この作品ももしかして・・・? 「無理やりセリフにしなくても、いい役者を起用してるんだから演技で表現してもらえばいいのに・・・」と思えるシーン、かなりありました。  でも全体的には、多くの人が楽しめる、いい映画だと思います。良い意味でセオリー通りで、安心して見ることができました。 「遠くから来た人」、あの程度の漫画なのにとても良かったです。個人的には、うららが印刷屋で固まっている時の芦田愛菜の演技がツボにハマり、何度も繰り返し見て笑ってます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-08-09 14:13:57)
2.  偶然と想像 《ネタバレ》 
3つのエピソード、それぞれテイストが違っていて、どれも上質の出来だと思います。特に「第三話・もう一度」、口当たりのいいエピソードを最後に持ってきたおかげで、映画全体の後味もスッキリでした!  第三話の人気が高いようですが、個人的には「第一話・魔法(よりもっと不確か)」が一番好きです。一見、シロートでも思いつきそうな平凡なストーリーなのに観ていてまったく飽きないし、ラストの、写真を撮るシーンの意味もよくわからないんだけど、これ以上はないと思える締めくくり方。タクシー内でのだらだらと続く女子トークも、なぜか耳を傾けたくなります。演出力ももちろんだけど、主役の女優の演技力、なんかすごいかも。 「第二話・扉は開けたままで」は、ちょっとイタイ話でした。結果的に教授を逆恨みしていた学生の思い通りになってモヤモヤしましたが、バスを降りる前の女のキスが「ざまあみろ!」と言ってるようで非常に痛快! 序盤のキスを拒む場面は、このラストのためだったんですね。  第二話の結末がネット社会による悲劇、次の第三話はネットが崩壊した社会という設定。もしかしたら、第一話と第二話にも何かつながりがあるのか? それとも単なる「偶然」なのか?(笑)  この会話劇を成立させている脚本と演出だけでなく、映像センスも見事! 特に第二話ラストのバスが地下道路に入っていくところ、音楽との相乗効果で、とても印象に残っています。 ここ何年か、日本映画を観ようという気分になれませんでしたが、たまたま目にしたこの映画、本当に観て良かったと思える一本でした。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2023-05-09 20:48:19)
3.  二重生活(2015) 《ネタバレ》 
哲学の修士論文のための尾行、ということですが、その理由に無理があるというか、「女の子が他人を尾行するというストーリー設定」のための強引なこじつけみたいで、そのせいで自分の目には「この子、何やってんの?」としか映りませんでした。  なんか「自分の存在意義を見出せない人が、尾行によって他人の人生や秘密に触れることで空っぽの心を満たしていく・・・」みたいなことを言ってたようですが、音声が小さ過ぎてセリフが聞き取りにくく、ストーリーの肝になる部分がよくわからなかったので、たぶん誤解や間違った解釈も多いと思います。 ラストの、交差点で指輪をした人、あれは教授なのでしょうか? だとしたら、自殺を連想させるシーンは何の意味があったんでしょうか?  どうやら鑑賞時の気分と映画の内容がかみ合わなかったようで、最後まで気持ちが入っていかず、「教授が学生にこんなことやらせてるとわかったら、教授も学校もただじゃ済まないだろうなぁ・・・」とか、余計なことばかり気になっているうちに終わってしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-05-20 19:26:46)
4.  少年探偵団 妖怪博士 《ネタバレ》 
子供の頃、夢中で読んだ江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ、その世界観がそのまま再現されていました。 自分が生まれるずいぶん前の映画(ほとんどテレビドラマ?)なのでツッコミポイントてんこ盛りですが、内容云々よりも、当時の日本の町の様子や昔の映画手法などが見られて思った以上に楽しめました。人物の目の輝きから車のライトへのシーン転換は、昔の海外ドラマとかでよく使われていましたねぇ・・・。 最後、明智&子供たちが石膏詰めにされかけて絶体絶命、屋敷は大爆発、二十面相は高笑い、さあどうなる!・・・・というところで「第一部 終わり」って、おいおい・・・(^^; でもまあ、続きを見るほどでもないか・・・。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-07-10 09:00:57)
5.  8日で死んだ怪獣の12日の物語 劇場版 《ネタバレ》 
現実と非現実、ドキュメンタリー感とファンタジー感とが良い具合に混ざり合い、ちょっと不思議な雰囲気に包まれた「令和版・ウルトラQ」とでも名付けたくなる映画でした。  ウルトラセブン世代が喜びそうな怪獣あるある、星人さんや宇宙留学等のギャグ、「こういう人、いるよなぁ~」的キャラの樋口監督、コロナ社会の象徴のようなオカモトなど、いろいろな要素を絶妙のバランスで調和させ、映画として成り立たせる岩井監督の手腕に驚かされました。 カプセル怪獣を軸とするストーリーを、動画やZOOMを使って表現しただけならただの退屈映画で終わっていたでしょうが、閑散とした都会の様子を映し出すドローン、ダンサーの幻想的な舞踏が加わり、イメージを決定づける音楽と、全体をモノクロに仕立てたことで、映画としてのクオリティが数段アップしたと思います。  テレビや新聞など「コロナで人々の生活や社会がこんなに大変になりました!」だけをクローズアップするマスコミに対し、「困ったよねー」と言いつつもZOOM会話を楽しんだり怪獣を育てたり、大変な状況でもそれなりに日常を楽しんでる人々を描いた本作の方が、よっぽどリアル感があるように思えました。 キアロスタミ監督「そして人生はつづく」の中で、大地震で家族も家も失った人がサッカーのW杯を見るためにアンテナを立てているシーンがありましたが、それと同様に「みんな大変だけど、四六時中うつむいているわけでもない」様子は、励まされたような気分になりました。  この映画、おそらく「全然おもしろくない」と感じる人も結構多いでしょうが、でも鑑賞の視点を少し変えれば、楽しめるポイントはたくさん発見できると思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-09 15:50:26)
6.  架空OL日記 《ネタバレ》 
良くも悪くも、ドラマ版の延長線上からまったくブレていませんでした。ファンとしては安心して見られるけど、ドラマの焼き直しのようなエピソードも多かったような印象。個人的には、さえちゃんの大ボケ発言や天然エピソードをもっと見たかった・・・かな?  どこの会社のOLも、まぁだいたいあんな感じですよねー。想像で女子の特長をあれだけ表現できるバカリズムの才能には感服です。これを見ていたら「真実よりも矛先」を重視する女子独特のノリに対して正論で対抗する自分は、たぶん女子更衣室で「キモい・ダサい・ウザい」って言われてるんだろうなぁ・・・って思っちゃいました(笑)。 また、ひとりひとりのキャラの輪郭がハッキリクッキリしているのがこの映画の魅力のひとつ。「このOLの中でつきあいたいのは誰?」と聞かれたら(容姿関係なく)まともそうなまきちゃんか升野さん? さえちゃんは、傍目から見ている分には面白いけどつきあうのはさすがに無理、小峰サマはちょっとこわいし、酒木さんは論外。  このおもしろさの大きな要因は、オトコ脳から生まれた発想・思考を「女性であるバカリズム」が語る点。作品内でバカリズムのOLぶりは違和感なく女性グループに溶け込んでいますが、あのような人間観察の独特の視点やツッコミコメントの鋭さを持った女性は、現実にはほぼ皆無。以前、伊集院光さんがテレビで「思考パターンは男性、キャラクターは女性のマツコデラックスには、オレは絶対に勝てない」という発言を思い出し、なるほど、バカリズムの役どころがもし男性だとしたら、ここまでおもしろい作品にはならなかったよなー、と目からウロコでした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-12-09 07:52:04)
7.  ルート225 《ネタバレ》 
ラストシーンが「帰れない」ので、あれっ?と思いましたが、だとしたらいろいろな解釈ができると思います。「まぁいろいろあったけど、姉弟の絆も深まって、元の世界に戻ってめでたしめでたし・・・」では、あまりにも普通過ぎますよね。なぜ結末が、元の世界に帰れないというすっきりしない設定なのか。そして、弟の「ひとりじゃなく僕たち2人一緒にこの世界に来たのは、絶対何か理由があるはず」というセリフが、この映画を読み解く鍵なのでは?   エリ子ひとりではなく「エリ子と弟の2人」にとって、AとA´との世界の大きな違いは「両親に会えない」ということ。つまり、元の世界に帰れないのは、もしかしたら「両親が突然死んでしまって、もう会えない」という現実を、「パラレルワールドに迷い込んで両親に会えなくなった」という空想の世界に置き換えて表現しているのでは? だとしたら、「2人一緒にこの世界に来た意味」や「帰れない=もう両親に会えない」につながるなーと思いました。 この話そのものがメタファーなのかもしれませんね。  そろそろ親離れする微妙な年齢である15歳。最初は、クールでいること・カッコつけることが大人・・・という、あの年頃特有の背伸びの仕方で、弟にも途中「カッコつけてるんじゃないよ!」とキレられますが、最後の電話では両親への思いを泣きながら素直に母に伝える・・・。そして弟も、いじめられていた八百屋の息子に全力でぶつかっていく勇気・・・。 素直な心と、困難に立ち向かっていく勇気があれば、ラストの、東京駅で別れる2人のように、どんなに辛い状況でも、笑って一歩前に進んでいける・・・的なメッセージが込められていたのかもしれません。 最後の電話も、ほんとにもう帰れなかったからこそ、観終わったあと、あのシーンが一層感動的に感じられるんですよねー。  タイトルも「エリ子、15歳!」などではなく(笑)、15の二乗というのは、人間って、今の自分(15歳)に明日の新しい自分(15歳)が掛け合わさることで成長していく・・・というようなこと・・・かな?  ルート225=国道225号線、テレビのニュースの悪徳こけし業者やソーセージ=15歳の“性”長とか、隠喩的にも見えますが、自分には、あれは単なる「小ネタ」のように思えました(笑)
[CS・衛星(邦画)] 8点(2020-11-22 23:30:03)
8.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 
終わった瞬間、思わず「おぉー!」と唸ってしまいました。滅びの美学をコンセプトにした哀しくも美しい一級品の恋愛映画で、「昔の特撮モノ=子どもだましのしょぼい映画」という偏見を根底から覆してくれました。 ガス人間になってしまった水野が、藤千代の表現する美に魅かれ、藤千代自身にも魅かれ、そんな彼の一途な思いに命をかけて応える藤千代のすさまじい生き様。とても深い人間ドラマでありながら、不思議と重苦しさは感じられません。そしてラストのインパクトある締めくくり方! この独特のクオリティーは、現代の感覚や技術だけでは決してマネすることができない、当時の空気感・時代性からしか生み出せないような気がします。 また、舞台に立つ人間にとって、自分の芸に惚れ込んでくれる人というのは、自分自身を愛してくれる人以上に大切に思えることがあります。一流の舞台人を輝かせ続けたいという理由から犯罪を繰り返す水野の思いは、最後まで彼女と運命を共にした爺やの気持ちに通じるものがあり、舞台に生きる人なら少なからず理解・共感できると思います(踊りの家元という設定はそこまで狙ったわけではないと思いますが)。  自分が知っている八千草薫は「やさしい感じの上品なおばさん」というイメージでしたが、若い頃は、あんな目力のある凛とした女性(を演じることができる役者)だったことに驚きでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-12 21:04:00)(良:1票)
9.  ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
TVのレギュラー放送を見たことがなく、この劇場版だけの評価になりますが、ごく普通の旅番組そのまんまで、劇場版であることを意識したと思われるシーンはまったくありません。 移動はローカルバスのみ、高速道路を走ったりタクシーや鉄道に乗るのはNGというルールで旅をするわけですが、それによって起きるハプニングやドラマチックな展開はまるでなく、もちろん「深夜特急」のような重み深みはひとかけらもありません。このメンツでは「水曜どうでしょう」並みの面白いトークも期待できず、台本に沿った展開で、言葉の通じない台湾でモタモタしている様子がだらだらと続きます。 偶然にも台風が直撃し、足止めを食らうアクシデントに遭遇するものの、それを上手く活かしてハラハラ感を煽ることもなく、どうでもいい観光情報や料理シーンをブチ込んで尺を稼ぎます。美しい風景も、地元の人とのふれあいも、旅のロマンを感じさせる異国情緒も、海外ロケによる醍醐味を感じさせるシーンは皆無に近い状態です。 こういう内容に対して、映画としての面白さがどうのこうの・・・なんて言いません。劇場版だろうがテレビ番組だろうが、面白ければ何だってよかったのですが、鑑賞後は「ただのつまらない旅番組だった」という感想しか残りませんでした(^^;  唯一、驚いたのは、最後にエンドロールを見て、たかだかこんな映画(?)を作るのに、これだけの人数のスタッフが関わっていたのか!ということ。こんな内容で、スタッフの人たちのギャラ払えるのかなぁ・・・と、どーでもいいことが気になってしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-11-11 11:11:36)
10.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
映画の命は脚本であることを再認識させられる、見事な出来栄えでした! 低予算丸出しのチープな映像でも、有名な役者がいなくても、脚本と構成、そしてセンスが一流なら、充分に楽しめる映画を作れる、映画制作を志す人にとってお手本のような良作です。  序盤、アヤしい薬を飲んで記憶を無くし、その間に何があったのかを探るという展開で、もし内田監督の作品と知らずに観たら途中でリタイヤしそうでした。でも話が動き始めたら目が離せなくなり、写真の裏の住所、大金、散らかった部屋、津田沼、牛乳、そしてサムライ等、前半に散りばめられたキーアイテムが次々と後半につながって、加速度のついた面白さで一気にラスト。山本くんの「がんばりましょうよ!」が沁みましたね。  なんてことない話を、見せ方の順番や視点を変えるだけでこんなにも面白くしてしまう、しかもこれがデビュー作という内田監督の才能に、ただただ感心するばかりです。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2020-11-05 00:52:51)
11.  ゲゲゲの鬼太郎(1985)
出てきた妖怪の名前が、男性器の俗称と同じでビックリ! さらに、テレビシリーズだと思ったら、劇場版だったことにまたまたビックリ!  第2シリーズの鬼太郎で育った世代には、ゆめこちゃんという新キャラや、オカリナや妖怪人間ベムが持ってたような杖など鬼太郎の武器が増えていることにどうも抵抗があって・・・。また、吉幾三の酷い歌唱に腹立たしさを覚えてしまい、ますます印象が悪いです。  テレビシリーズの中の一本なら「こんなもん」でしょうが、劇場版でこの内容は、いくら昔とはいえ、ちょっとひどいと思います・・・。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-09-23 21:12:59)
12.  劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ 《ネタバレ》 
いつものテレビシリーズと変わらないテイストで、ストーリーそのものも悪くないのですが、この内容であの長さはちょっとしんどいし、ニャンコ先生の三分裂、あれは狙い過ぎのような気がしました。劇場版となると、肩に力が入り過ぎてコケてしまうことがよくありますが、これは逆に、あまりにもいつもと同じ過ぎ? 104分という長時間の作品に仕上げるには、構成や展開をもう少し工夫して、テレビ版とは違うテンポ感も出さないと、劇場版としては物足りないのでは? でもファンにとっては満足できるレベルなので、いつもの夏目が好きという人なら、見て損はないと思います。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-07-23 23:52:09)
13.  言の葉の庭
背景や音楽が美しかっただけに、ストーリーの薄っぺらさ・キャラクターの魅力の無さが余計に際立ってしまいました。 小僧や小娘が泣いたりわめいたり、まるでアイドルが主役の安い恋愛ドラマを見ているようで、靴職人や短歌などは単なる添え物扱い。こんな話なら誰でも作れそうですね。予定調和の恋愛ストーリーも嫌いではありませんが、表現が陳腐過ぎて失笑モノでした。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-10-19 08:54:25)
14.  クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃
この話って、震災で原発被害に遭った福島をモデルにした、「それでも原発を稼動させようとするアホ達」に対する皮肉なんでしょうか? 町の発展につながったサボテンが、実は人々の生活や命を奪う危険生物だったにもかかわらず、それでもサボテンを排除することができない町長・・・。まさに、クレヨンしんちゃんの名を借りた、原発への抗議行動に思えました。 ただ、ストーリーや演出は凡庸で、特に見どころも、心に引っ掛かりそうなシーンもなく、そのうち見たことすら忘れそうな、印象の薄い内容でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-09 17:26:29)(良:1票)
15.  電送人間 《ネタバレ》 
天知茂の明智小五郎シリーズとウルトラQを混ぜ合わせたような映画でした。ツッコミどころが多いとかそういうことよりも、単にストーリーがつまらないのが致命的。人間を電送するというアイディアがまったく活きていませんでしたね。SFとしては中途半端、犯罪・推理ものとしても成り立っておらず、メッセージ性も皆無。鑑賞ポイントは、制作当時の時代感を多少味わえる程度かも・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-08 18:53:57)
16.  クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
クレヨンしんちゃんの映画といえば、オトナ帝国など、子どもはもちろん、大人も楽しめるというイメージですが、第1作目はまだ「子どものためのアニメ映画」だったんですねー。映画館に付き添った大人がどうにか最後まで観られるようなアイディアも折り込んではいるものの、公開当時ならともかく、いまこれを鑑賞するのはちょっとツラかったです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-05-07 15:35:40)
17.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾!
中途半端どころか、こんな低レベルの出来に「ミュージカル」という言葉を使ってほしくないほどヒドかったですね。また、同じ人が作ったとは思えないくらい、各シーンごとのテイストがバラバラ。いろんな人のアイデアを単純につなぎ合わせただけのような印象で、ひとつのストーリーに織り上げる力の無さだけが目につきました。クレヨンしんちゃんの映画は、子どもが笑えば何でもいい・・・ではないと思うのですが・・・。 そもそもこの作品において、あの歌劇団の存在はどういう意味があるんでしょう???
[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-04-20 20:38:55)
18.  聖☆おにいさん
笑えるシーンもあって暇つぶしにはちょうどいい程度。でも一度見れば、旧作DVDレンタル100円でも借りないだろうなあ・・・というレベルでした。原作未読ですが、4コマ漫画を無理やり物語風にしたような感じで、無駄なシーンが多いような印象です。 でももし東京に住むことになったら、立川に住みたいかも・・・と思えるくらい、立川の町の良さ(実際はどうなのか知りませんが)は伝わってきました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-03-14 23:11:40)
19.  百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 《ネタバレ》 
ラストの少し前、お栄が天に召された妹に語りかけるシーンの「どうってことない暮らしだけど、結構楽しくやってるよ」というセリフ、この作品の印象を語るのにちょうどいい言葉ですね。「どうってことない話だけど、結構楽しく観られるよ」みたいな・・・(笑)  当時の江戸文化のにおいまで伝わってきそうな、丁寧な描写と小気味いい演出。町の様子や人々の生活などの日常感の中で、絵師として、娘として、姉として、女性として生きるお栄の姿が、作品全体に彩りを与えています。その象徴が、赤く咲く百日紅の花でしょうか。  庭に百日紅が咲く初夏の昼下がりに弁当を食べる親子、日が落ちてから明るく輝き出す花街の夜など、江戸時代の季節感や時間帯別の空気感などが、さりげなく且つ美しく描かれていましたね。特に、雪が降った冬の日、妹をおんぶしたお栄と北斎とがすれ違うところを、長屋と長屋の間から射す光が映し出すシーンは印象的でした。  ジブリの人気作品のように、次から次へと展開するテンポ感や冒険要素などは一切なく、ストーリーそのものは「どうってことない」地味な話なので、子どもや、ドラマ的な展開を期待する人にとっては退屈かもしれませんね。トトロやラピュタよりも「借りぐらしのアリエッティ」が好きという人にはオススメかも。  ただ、ラストの「現在の東京」の実写シーン、あれは不要だったのでは? なんだか、せっかく心地いい夢の世界に浸っていたのに、突然、アタマから水をぶっかけられて現実に戻されたような、シラケ気分にさせられました。これがなければ最高だったのですが・・・  でも鑑賞した数日後、赤い花がかなり印象に残ったせいか、百日紅の木を買ってきて、庭に植えました^^
[CS・衛星(邦画)] 9点(2019-02-15 08:51:49)
20.  南極料理人 《ネタバレ》 
最初は、変わり映えのしない日常を延々と見させられるのか・・・と不安になりましたが、飽きることなく最後まで楽しめました。 実際は過酷であろう南極での任務を、「家族」をコンセプトに、ほんわかとゆる~い、家族みんなで楽しめる内容に仕上げてくれました。 胃がもたれそうなから揚げを食べて、奥さんのから揚げ=家族での生活を思い出し、泣いてしまうシーン、すごく気持ちわかります! そしてラストの、てり焼きバーガーを食べて「うまっ!」、いいですね! 南極で、伊勢えびやカニやステーキなど、いろいろ美味しいものを食べてきたけど、そんなものより家族みんなで食べるジャンクなハンバーガーの方が何倍も美味しい!ということを、わかりやすく表現してくれました。  また「ペンギン、南極にはいないのに、でも千葉のレジャーランドにはおるんかいっ!」とツッコミを入れたくなるユーモア、自分の笑いのツボにハマっちゃいました! 他にも、伊勢えびのエビフライのアップ、何度観ても大爆笑で、一番好きなシーンです。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2018-12-30 14:17:32)
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