1. 恋するトマト
《ネタバレ》 日本とフィリピンの現状を、飾らず時に冷徹な目線で人々の生き様をうまく描いた作品だと思いました。環境はそれぞれ違えどもみんな必死で生きている。それが良い事と悪い事、綺麗な事と汚い事と言った明と暗がコントラストとなって視聴者に訴えかけてきました。その中で主人公がどん底から這い上がり、ロマンスをきっかけに自分自身を見つめ直し、そして故郷に帰るまでを飽きる事なく見られました。ラストは2人が再開を果たしますが、如何なのでしょう。単なるハッピーエンドというより何処となくまだまだ順風満帆とはいかないぞと暗示されている様に私は感じました。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-02-06 01:07:18) |
2. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 まあ、全編鑑賞できましたと言うだけの内容かな。 全てにおいて丸で説得力に欠けると言うのは見ていて辛い。 出演者全員自衛隊員らしく無さすぎ。コレも説得力のない部分に入るけど。 ストーリー展開にもたつき感がなかったのは唯一の救い。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-08-08 20:21:58) |
3. シンプル・プラン
《ネタバレ》 この手の映画を観るといつも自分に置き換えて観てしまう。正直その場になって観ないとわからないけどやはりネコババするかもしれない。 この映画ではそれを三人で見つけ、さらにハンクの嫁までが仲間に加わってシンプルな計画がより複雑になっていく。四者四様の思惑や欲が絡み合ってどんどん悪い方向へと転がっていく。その中でそれぞれの揺り動く心理状態がドラマをより一層盛り上げており、また、見所になっている。 ラストで刑事が紙幣の番号をメモしてあるとのことから暖炉に札束をなげていくが「これだけの犠牲を出しておいてそれかよ」と驚くと共にしばらく立ち直れない後味の悪いサスペンスでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-19 00:42:42) |
4. 関ヶ原
先ずは方言、サムライ言葉、早口で台詞が聞き取りづらくて参った。その上石田三成の視点な様でそうでもなく物語の要点を掴みづらい。色々詰め込みすぎな感じを受けました。個々の役者さんの演技が素晴らしいのと、合戦シーンは見応えあったので良しとします。 [映画館(邦画)] 6点(2017-09-05 00:28:16) |
5. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望
《ネタバレ》 3部作中の二作目ということもあり若干の中弛み感はしょうがないと思う。でも、必要な章であることも事実だし。 ところどころの漫画的な演出は原作が漫画なのだし、内容も荒唐無稽なものなので私の中ではいいと思う。 [映画館(邦画)] 8点(2017-04-05 23:26:39) |
6. 20世紀少年
《ネタバレ》 結構皆さんの評価が低いのには驚きました。私の中では十分楽しめたけど。あそこまで原作に忠実に作ったことにも評価。 漫画を実写にすると言ってもどこか漫画チックなところが残っていて良かったかな。 [映画館(邦画)] 8点(2017-04-05 23:20:22) |
7. シベリア超特急3
《ネタバレ》 ここまで「シベ超」シリーズ3作品を拝見させていただきました。 これはあくまで私個人の感想ですが、シリーズ最高傑作ではないでしょうか。 「シベ超4」はまだ観ていませんが。 始まりの登場人物を紹介する長回しのシーンは結構良かったと思います。 あのドクター中松も何故か出ていました。 水野先生の迷演技は今まで以上にパワーアップしており、共演者も先生の台詞に敬意を表したのか皆棒読み状態でで素晴らしかった。 そして相変わらず映画への愛情を画面いっぱいに感じることが出来、改めて水野晴郎先生のファンだということを実感させていただきました。 この評価は監督、制作がMike Miznoだということが前提であり、他の方の作品がこれでは・・・。いや、これ以上は言いません。 水野先生の「シベリア超特急3」、大変満足させていただきました。 Jin [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-23 00:09:51) |
8. シベリア超特急
《ネタバレ》 とうとう拝見させていただきました、伝説の迷画「シベリア超特急」。 評価は他の方々が評している通りで、正直、この作品がよく世に出たなという思いです。 しかし、これはただの駄作C級映画ではありません。少なくとも水野先生の映画に対する熱い思いはしっかりと受け止めさせて頂きました。 私が映画を好きになった中学生の頃、水野晴郎先生のロードショー番組を毎週楽しみにしていたものです。 本当に楽しそうに映画の解説をされていました。 この作品にはその水野先生の映画への思いがいっぱい詰まった作品だと思います。 プロの映画監督ではないので予算も当然少なかった事でしょう。しかしその中でヒッチコック作品やシドニールメット作品などへのオマージュを散りばめたり、其れなりの工夫も見られました。 そこで本来なら映画としての評価は残念な点数になりますが、先生の映画への思いがひしひしと伝わったという事で4点を献上させていただきます。 追記として、女優陣、特にかたせ梨乃の色っぽさにもアッパレと言わせて頂きます。 Jin [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-16 23:56:07) |
9. いつかギラギラする日
一般的な評価は低い様ですが私は好きな作品です。 銃撃戦やカーチェイスにはこの日本ではリアリティーはありませんが、そこは娯楽映画ですので良いんじゃないでしょうか。 とにかくショーケンが格好良いし多岐川裕美は色っぽいしちょっと抜けてる親分役の八名信夫も好きですな。 ぶっ飛びまくっている荻野目も腹が立つけど悪くない。しかし、キレまくっていて怒鳴ってるだけの木村一八の演技は学芸会レベルで他にだれか役者はいなかったのかと思いました。 ストーリー展開のテンポが軽快でロックしてたし、ダレることなしに楽しめました。 Jin [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-01-12 23:33:03) |
10. 八月の狂詩曲
《ネタバレ》 「となりのトトロ」を思い出させる導入部分から引き込まれました。子供の頃に母親の田舎に行った時を思い出し、郷愁の想いに浸れただけでも私にとってこの作品のポイントは高いです。 他のレビューにもある様に確かに説明が多いですが、テーマを考えるとそれも仕方ないかなと思います。村瀬幸子演じるおばあちゃんはこの夏の間に子供や孫を又ひと回り大きく成長させると土砂降りの雨の中、おじいちゃんに会いに行ってしまいました。息子、娘、孫たちがおばあちゃんをびしょ濡れになって追いかけるラストのシーン。その時傘が「ポン」と音を立てて傘がお猪口になる所は「さすが黒沢監督」と思いました。 このテーマの作品にアメリカ人であるリチャードギアを出演させることができるのも黒澤明をおいて他にはいないでしょうな。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-27 00:39:18) |
11. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 中学生の頃友人達と当時大変話題になった映画だったので劇場に見に行ったのですが当時の私には内容がよく理解できず最後の戦闘シーンだけが記憶に残っていました。 そして今から十年ほど前に久し振りに見る機会があり鑑賞しました。 日本側の戦争へ突入するまでの緊張感とアメリカ側のそれへの楽観的な見方がうまく描かれており史実を確認する上でも興味いものでした。双方の立場や目線からどちらかへの偏りも無く淡々と、しかもスピード感のある表現が素晴らしく、ラストの真珠湾奇襲攻撃まで徐々に盛り上げて行く手法は見事と言わせていただきます。 実際に戦闘機を飛ばして撮った最後の真珠湾攻撃のシーンはもう二度と撮れないでしょうな。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-11-27 23:08:33) |
12. さや侍
娘がレンタルしてきたのでしょうがなく見ました。全く期待していなかったけどその通りで退屈でした。娘もレンタル代返せと騒いでいました。 [DVD(邦画)] 0点(2013-05-20 12:30:39)(笑:1票) |
13. 大日本人
これは人をバカにしている。普段のキャラがそのまま映画製作に出ていて不愉快だった。 [CS・衛星(邦画)] 0点(2013-05-20 12:21:13) |
14. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
《ネタバレ》 とうとう最終章。第1章から劇場で見たけど、正直なところ心配でした。安っぽい作りだけは勘弁してくれと。しかしそれは杞憂に終わり、最後まで楽しめた作品でした。この映画はそれだけで十分なのではと思う。万博会場での「ボブレノン」格好良すぎで最高。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2012-10-19 23:14:17) |
15. 狂った果実(1956)
《ネタバレ》 映画全体に広がるけだるい空気感と若者のギラギラした欲望がコントラストとなりうまい演出だなと感じました。衝撃的なラストで見せる津川雅彦の表情は凄味があり良かったのですがそれ以外はまるで素人演技。石原裕次郎を含め出演者の演技にげんなりしましたがそれでも上記の点数をつけました。素晴らしい映画なだけに惜しいと思いました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-02-15 23:58:10) |
16. 七人の侍
《ネタバレ》 今になってふと思いついての投稿ですが実はすでに十回ほど見てます。私のベスト1の映画です。リメイク版の「荒野の七人」も大好きですが本家のこちらは文句なし。楽しめる映画のすべての要素を盛り込んだ傑作だと思います。個々のキャラもまた魅力的です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2012-02-12 11:40:03) |
17. しんぼる
これって映画と言えるのでしょうか。あまりにお粗末なので怒りさえ感じたほどです。最低でした。 [地上波(邦画)] 0点(2012-02-01 23:14:13)(良:1票) |