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プロフィール
コメント数 81
性別 男性
自己紹介 大作は見ますが、基本的にB級の方が好き。
ゾンビ系やモンスターパニック物には趣味もあるので甘くなるかもしれません。

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1.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
最初は見るつもりはなかったが、友人(男)がRADWIMPSが曲を提供しているから見たい、というかなり不純な目的で鑑賞を決定。 ところがどっこい、全然チケットが取れない。何これ、こんなに流行ってるの? この作品とシンゴジラのせいで、他の映画がほとんど公開されてないんだけど…。  …と、見る前から文句タラタラで鑑賞したわけですが、想像以上に良作で衝撃的だった。 絵の美しさもさることながら、演出もいい。特に曲の挿入の仕方がうまい。 邪魔にならず、むしろ歌詞とストーリーがリンクしており、相乗効果で心に響く。歌って凄い。  ストーリー自体はタイムパラドックス物に恋愛を絡めた物で、単純といえば単純なんだけど、内容は複雑。 中盤までは主人公2人の時間軸がズレている、というのをなんとなく見せており、そのすれ違いがもどかしく切ない。 それが最後の演出につながっており、胸をうつものがある。  …のだが、まさにその時間軸のズレに妙を感じた。 片や山奥の田舎、片や東京のど真ん中。環境は違うとは言え、今がいつなのか…という情報は周りからいくらでも入ってくるはず。 そして、そもそもの疑問。なぜこの2人だったのか? ヒロインの血筋に潜在的に誰かとリンクしてしまうという能力があることは示唆されているが、それがどういった理由で発揮されているかは不明。 リンクしていた事は覚えていても、リンク先が誰だったのかは誰も覚えていない様子だし、一応今回のために過去から繋いできたというような雰囲気ではあったけど。  理由なんてなくてたまたまなんだよ、でもいいとは思う。 でも、そこは、なんとなくでいいから登場人物に描いて欲しかったかなぁ。 そこは敢えて描かなかったのかな?見る人が感じてください、との事なのかな?  それにしても今回の声優陣は凄い。 男性が男性の声で女性を、女性が女性の声で男性を演じるわけですが違和感なかった。 これは演者が主人公2人を理解しているということで、恐らく監督らの指示があっただろうけど、素晴らしい演技だった。  正直、小学生とかが見ても理解は大変だと思う。少なくとも自分が小学生時代は、見たところで絵が綺麗だなー、くらいの感想だったと思う。 黄昏刻、逢魔ヶ刻とかちょい説明されてたとしても分からないよなぁ。 オリジナルストーリー故に予習のしようがないので、話題性だけで見に行くとお子様連れは結構痛い目を見る気がします。 取りあえず、男2人で見るものではなかった…。
[映画館(邦画)] 8点(2016-10-11 11:09:29)
2.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
これは好きな人と嫌いな人が別れるタイプの映画だと感じた。 そして、自分は好きな人の方。 「ゴジラ」という名を関しているものの、内容は怪獣が大暴れするようなものではなくフェイクドキュメンタリー。 日本に正体不明の巨大生物がやってきたらどうなるんだろう?というのを真剣に作った感じ。  誰もが対峙したことがない巨大生物に対抗するため各界のオタクたちが集結!オタクアベンジャーズ結成!もうこの流れで燃える。 そして飛び交う謎の専門用語とハイテンションで芝居がかったセリフ。読ませる気もないテロップ。完全なおいてけぼり感。 …いいじゃん! どうせ、見てる我々は何言われても理解は出来ないし、そもそも現実に存在するような物質でもないだろうから、なんとなくの雰囲気を感じられればいいんです。  多くのモンスター、怪獣モノとの圧倒的な違いとして感じたのは、現場の先端を徹底的に見せたこと。 例えば平成シリーズのメカゴジラ。これはもちろんメインの主人公がゴジラと戦うことが中心となって話が進んでいく。 でも、今作はそうではない。メカゴジラの武器を設計する人、ゴジラに効果的な戦略を練る人、メカゴジラを動かすエネルギーを作る人、メカゴジラの整備・修理をする人…そういった、端の人たちを描いている。 あえて言うなら、みんな主人公。普段、社会の歯車の一つとして特にクローズアップもされない自分は、深く感動してしまった。  今回の映画は対ゴジラはメインでない。ゴジラとどう戦うのか考えるのがメインであって、あとはその通りに進めるだけなのだ。 だから、感動的な逆転劇なんて無い。泥臭く、それでいて一歩ずつ、ゴールに向かって進む…いいじゃん! 気合だとか謎の力だとかパワーアップだとかご都合的な展開が発生するとかより全然いい。 失敗したら後が無い感を凄い感じた。常に絶望感が漂う分、最後の最後に大きな開放感を感じる。  ただ、ゴジラでなくてもよくないか?感はあった。 他の方もおっしゃている方もいますが、使徒だし。巨神兵だし。  最後に個人的考察。 劇中、唯一ゴジラの存在を認識し、独自に研究をした博士がいたわけですが、残念なことに行方不明になった彼がどうなったかは描かれていない。 私はあの博士がゴジラをなんらかの方法で日本に呼んだのだと思う。博士の船の近くにゴジラは現れたし。 日本と放射能に対し恨みを持っていたし、どういう経路か不明ですが、ゴジラに対する有効策も生みだしていた。 それに加え「私は好きにした、君たちも好きにしろ」のコメントである。  過去の負の遺産をゴジラという分かりやすい姿にした、日本人ひいては人類への未来に対する監督なりのメッセージが込められているのかな、と勝手に解釈した。  4DMXで見て正解。 電線を挟んで移動する人目線のカメラワーク、炎からレーザーに変わっていき街が一瞬で破壊されていく描写。 ゴジラの圧倒的巨大さ、残酷さを存分に体感できた。 家で見るより大画面で見ることをお勧めします。
[映画館(邦画)] 9点(2016-08-02 18:49:13)(良:3票)
3.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
ハリウッド版のゴジラが公開される!と聞いた時、マグロばっかり食ってるやつを思い出したのですが、今回はきちんとゴジラでした。  日本で原発事故が発生し、長年の封印されていたところにはなんと怪獣が!…と夢あふれるスタートだったのですが、そこにいたのがなんとゴジラではない!? 実は鑑賞前に情報をなるべく仕入れずに行くのですが、ムート―が出てきた時には正直驚きました(いい意味で) 今回は人間vsゴジラだと思っていたのでまさかの敵怪獣出現に興奮。ただ、よかったのはここまで。  そこから長い。とにかく長い。 まずゴジラが全然出てこない。スポットはどちらかと言うと軍人中心。 んで、やっとゴジラ出てきた!と思ったらダイジェストで戦闘シーンカット。フザケンナ!!!  その軍人たちの作戦も何か微妙。 まあ、電子機器がぶっ壊されるから鉄道やら人力やらでなんとかするしかないのは分かるんですが、雑というかなんというか。 結局核に頼っちゃうところがアメリカだよなぁ…。  もっとゴジラを見せて欲しかった。 せっかくの怪獣バトルも暗すぎて何が起きてるかよく分からなかったし。 それでも、シン・ゴジラが制作されるキッカケ(かは定かではないけど)になった点はありがとう、と言わざるを得ない。
[映画館(字幕)] 6点(2016-07-13 11:33:16)
4.  Zアイランド 《ネタバレ》 
品川ヒロシが監督だとか、吉本が絡んでいるとかまったく知らずに 取りあえず、哀川翔がゾンビものに出てる!というだけで鑑賞。  展開は早くて意外と面白かったです。 ただ、展開が早すぎて感動出来そうで出来ない場面が多かったですが。 日向の扱いは好き。メインヒロインな感じなのに途中で容赦なくいなくなる感じとか 理不尽な展開は大好物です(外道)  哀川翔はやはり何しても格好いいですね! 対抗馬の木村も芸人とは思えないほど良い味出してました。 窪塚洋介もよかったなぁ。彼はやっぱりぶっ飛んだキャラクタがよく似合いますね。  ただ、ギャグがくどい。そして同じような展開が多い。 ゾンビ化した人が関係者のところに現れて殺されるってパターンが続く続く。 そもそも展開がご都合&ギャグみたいなものだったからしょうがないのかな? 電話での警察とのやり取りとか、ああいうのをギャグでやるくらいなら電話線切れてた方が良かったと思いましたけど。 真面目なところは命かかってますし、真面目にやりましょうよ。  後は、もう少し島の閉鎖感が欲しかったかな。 銭島(?)がどこにあってどれくらいの広さなのか分からないし、日向達がどうやって1日生き延びることが出来たのか分かりづらかったです。  グロい描写はなかなかリアルでよかったです。 アイアム・ヒーローと同じくらい感動しました。  最後の「玉置浩二(愛情出演)」で一番笑いましたw
[地上波(邦画)] 7点(2016-06-27 11:04:27)
5.  貞子vs伽椰子 《ネタバレ》 
ついに来た! 日本ホラー界の頂点とも言える貞子と伽椰子の2大スター共演!  ちなみに、高得点の理由は期待通りの期待外れだったからです。 参考にならないことを先に申し上げます。  冒頭はやはり主演の2人「貞子=呪いのビデオ」と「伽椰子=呪いの家」って何なの?という説明…なんですけど、いきなり「皆も知ってると思うけど…」という教授のお話からスタート。 そして、呪いのビデオを見るとどうなっちゃうか、を簡単に説明してくれる。 ビデオを見ると電話がかかってきて二日後に死ぬ。なんか「着信アリ」が混ざった設定に変更。あまり意味がある気はしなかったけど。 一方、呪いの家は学校のウワサ話で昔一家心中があって、その後に住んだ人も全員死んでいるというざっくり説明。  ここからそれぞれの犠牲者を見せながら「こいつらヤバイぞ」感をこれでもかというくらい見せつけてくる。 とにかく伽椰子は家に入った奴には容赦無い。子供だろうがなんだろうがさらって行く(活躍しているのはほとんど俊雄だったけど) 貞子は怖い。ひっそりと後ろにいたり、髪の毛落としたり、直接姿を現さずに追い詰めていく。  んで、霊能力者が登場してお祓いが効かなくて、もうどうするよ?→ヤバイもの同士をぶつけて消滅させよう!という結論に。 貞子は自分以外がターゲットを殺すのを許さない。自殺しようとしてもその前に呪い殺し(?)にくる。 つまり、呪いの家に入ってビデオを見れば、伽椰子が殺しにくる→貞子が伽椰子を止める→同士討ち…ということらしい。 この作戦を立案する霊能力者が、すげー強いんだけどノリが軽すぎて怪しすぎる。  んで、結果、 以下、壮大なネタバレ。というか、他の方も書いているのでバレバレだと思いますが。        合体しました(笑) 貞子+伽椰子だからサヤコ?カダコ? 動きが伽椰子な貞子の登場。目が貞子で口が伽椰子、みたいな。 盲目の少女から見ると、もはやどす黒いでっかい何か…みたいな感じの化け物。 んで、終わり。  えっ!?終わっちゃったの? 結局、ハイブリットな呪いが誕生して完。呪いのビデオも微妙に内容が変わってインターネットで拡散してしまいました。  突っ込みどころは満載でした。 貞子に呪われてる人はヒロインの友人以外は自殺してたし(貞子が突き落としてたりしたのか?それはもはや呪いじゃないぞ) 俊雄はやたらアグレッシブだし(出てくる場面がすべてギャグにしか見えなかった)先生の無駄死にとか結局盲目の少女は何もしてないとか…。 とりあえず、4DMXで見たせいで水が吹き出しすぎ。水じゃない時も噴き出してたし。  終わった後に各席からどよめきと笑いがこみ上げてました。 ホラー映画を見に来たはずなのにおかしいなぁ。
[映画館(邦画)] 9点(2016-06-20 13:33:54)(笑:1票)
6.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 
原作は途中から読んでいるので最初の方は未読。 …ということで、世界観は知っているけど映画にされた部分は知らない状態。それにしても楽しめた。  まず、大泉洋がいい!原作の英雄同様、普段は頼りなく、それでいて憎めず、いざという時はやってくれる、英雄になりきれない凡人を演じきってくれる。 そしてZQN。邦画にしては(というのも失礼かもだけど)グロくていい!動きもさることながら、造形、目がずれていく様、血しぶき…う〜ん、スプラッタ!  ストーリーに関してはほとんどあって無いようなもの。 王道というか、パニックに継ぐパニックの合間に人間ドラマが挿入されている感じ。 その人間ドラマが少し弱かったかな、と感じた。特にもう少し英雄と比呂美の関係性を描いて欲しかったな。 最後の銃撃戦もてっきり比呂美が助けてくれるのかと思ったら、結局何もしなかったのに拍子抜け。  予想通り(というか原作はまだ終わっていませんし)俺達の旅はこれからだ!みたいな終わり方でした。 続きが出るとしたら原作終了後希望ですね。ガンツみたいなのは勘弁して欲しいです。  グロ耐性がない方は注意してください。 ご都合主義耐性がない方もご注意を。
[映画館(邦画)] 9点(2016-05-23 11:46:35)
7.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
映画館で見ようと思ったものの、タイミングが合わずにDVDにて鑑賞。 もう、最後のシーンで泣きました。  前情報が一切なかったので、最初はひろしが改造されてしまって悪と戦い、最後には元に戻ってめでたしめでたし …と思っていたら、まさかコピーロボットだったとは。  最初はロボであることを受け入れてもらえないロボとーちゃんが、様々な活躍の末ついにみさえにひろしとして認めてもらえた …のに、本物のひろしが登場すると(当然だけど)みさえはそちらを選ぶわけで。 身体はロボだけど、中身はひろしそのものなのですから、自分の最愛の人から(あえて表現しますが)捨てられるという感覚は相当なものだったハズ。 もう、切なさ全開です。 自分に置き換えたら恐怖そのものです。  そして、最後の腕相撲からのラストシーン。 途中でこうなるだろうな、というのは読めていました。読めていたけど泣いた。 ロボとーちゃんは人間ではありません、ですがこれは紛れも無く親と子の「死別」 ベッタベタだけど、こういう展開にはすこぶる弱いのです。  五木ひろしロボはぶっ飛び過ぎだとは思いましたけど。
[DVD(邦画)] 8点(2016-02-04 13:31:31)
8.  さらば あぶない刑事 《ネタバレ》 
横浜に住む者として見にいかないわけにはいかない、と鑑賞。 どうせなら横浜でも舞台挨拶して欲しかったなぁ、横浜の話なんだし(してたら、ごめんなさい)  あぶない刑事とのお付き合いは主に映画とTVスペシャル。ドラマ放映時は幼児だったので見ていませんでしたが、映画シリーズだけでも十分に楽しめていました。 以下、感想。ネタバレも含みます。   全編を通して、あぶない刑事!という感じの映画でした。 タカとユージの小洒落た掛け合いに、おなじみのバイクアクション…今どきありえない銃撃戦や、ご都合主義な展開など、突っ込みどころ満載ですがそれも含めて「あぶない刑事!」(笑) 前半はだらけ気味でしたが敵役の吉川晃司が本格的に動き出すと一気に面白くなりました。  ただ、やはり不満点はいくつかあります。 まずは挿入歌について。今回少なくないですか?名曲はいっぱいあるはずなのに、ユージが走るシーンくらいしか無かった気がする。 あと、浅野温子さんはコスプレが全体的に痛かったなぁ…まあ、これもあぶ刑事らしいっちゃあ、らしいですが。 そして、タカの号泣シーン。そもそも自分は恋人(菜々緒)に感情移入するまでもなく話が進んでしまったので「え?タカが泣いちゃうの!?」と違和感バリバリ。 その後の立ち直りも早すぎて、え〜…という感じ。 何よりラストの銃撃シーン。そこで終わるんかい!?という感じでモヤモヤ。あそこはしっかり見せて欲しかったなぁ。  それでも面白かったです。 とにかく、舘ひろしと柴田恭兵が渋い!まったく年齢を感じさせない。全力疾走シーンとか相変わらず足が動いていて凄いと思いました。 そして敵役の吉川晃司も渋い!リスクを減らすとかいいながら自分で最前線に出てくるという、わけのわからない事してましたが(誰かに任せるより自分でやるのが確実って意味ではリスクを減らせてるのかも?)存在感は抜群でした。  刑事物というか、もはや「あぶない刑事」というジャンルとして見ればファンの方は楽しめると思います。 逆にあぶない刑事を知らない人からしたら「何これ?演出古くない?」となる可能性は高いです(笑)  なにはともあれ、長い間お疲れ様でした!
[映画館(邦画)] 8点(2016-02-02 13:24:50)(良:1票)
9.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
予告に完全に騙されました。 本当に日本の予告の作り方は考えたほうがいいと思う。 バラバラの音とセリフとシーンを組み合わせてさも意味深な新しいカットを作り出す…興味の引き方としてはありでしょうが100%捏造だと冷めてしまいますね。  内容としては可もなく不可もなくでした…途中までは。 シリアスな展開になっていくなか、犯行の動機が明かされていきますが、浅すぎる! それにずっと出し渋ってた犯人の素顔ですが、終盤まで引っ張る必要はあったんでしょうか? ただただくどいだけでした。  そしてラストのバス突撃。 CGのしょっぱさも加わってか、もはやギャグにしか見えませんでした。  全体のノリとしては悪くなかった思いますが、なんか真下の子どもが助かっただけでハッピーエンドってどうなんだろう。 そこは所長として、何か決意めいたものを見せないといけないんじゃないの? 元部下たちに頭下げるくらいは全然あっても良かった気がしました。  後味がいまいちすっきりしませんでした。
[地上波(邦画)] 5点(2013-07-16 12:40:48)
10.  クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! 《ネタバレ》 
子どもたちに囲まれながら観賞。 素直に笑える面白い作品でした。  とにかく周りの子どもが笑う笑う。 くだらなことや面白い構図で、狙ったかのように笑う。それが非常に心地よかった。 そして、ひろしやみさえの大人パートで自分が爆笑する。  今回は家族ものではなく友情ものでターゲットは確実に子どもたち。 でも、一緒にきたお父さんお母さんも一緒にゲラゲラ笑えますよ、という印象。 そして最後はみんなでハッピーエンド。 見終わった家族は「おなか空いたね、ご飯食べて帰ろうか!」とB級グルメを食べに行くのでしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2013-06-24 15:00:02)(良:1票)
11.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
ずっと見たくてずっと見てなかったのですがようやく観賞。 想像以上にコンパクトに纏められていましたが、色々な思いが凝縮された傑作と思いました。  時代考証を相当やりこんだとのことですが、合戦シーンはさすがの一言。 無駄にBGMを載せずに淡々と、ゆっくりと展開していく闘い、派手ではないものの勢いを感じました。  要所要所に細かく光る演出も見事。 これは声優さんの力量もあると思うのですが、侍と姫の許されざる恋物語が空気で伝わってくる、いい。 下手な恋愛映画より全然切なく、感情移入できる。  野原家の使い方も好き。 主役ではなく脇役、だけどやっぱりいなくてはいけない存在。 5歳の子どもが戦争を理解できるわけがない。それが最後の最後で涙を流す。 苦くて辛いけれども子どもが大人への階段を上った様子が突き刺さるほど伝わってくる。  唯一気になったマイナス点は、しんのすけに対する両親の対応。 戦場に飛び出したしんのすけを追いかけ、捕まえるひろし。あそこは本気で怒ってほしかった。 何やってんだ、馬鹿野郎!くらいの怒りと愛情が欲しかったなぁ。 
[DVD(邦画)] 9点(2013-06-24 14:53:40)(良:1票)
12.  リアル 完全なる首長竜の日 《ネタバレ》 
原作未読。むしろ目的はエンディングというだいぶ不純な目的で観賞。 見終わったあとの感想ですが、正直「う~む…」。 ミステリーだったのか?SFホラー→モンスターパニック?というイメージ。貞子3Dを見終わった後と同じイメージでした。  展開としては人の意識に入り込んで謎を紐解いていくという、昔からよくあるダイブ物。 そこをどんでん返しするなら「実は現実と思っている世界が虚像だった」なのかな?と思っていたらまさかのその通りの展開。 そこはまだいいのですが、とにかく肝心のキーワード「首長竜」が唐突すぎでした。  完全なる首長竜の日…であるなら不完全な首長竜を見せておいてくれないといけないのではないでしょうか? そもそもなんで首長竜?と思っていたらいきなり出てきたネックレス。そこは前振りしておいてくれないと…。  役者さんの演技は見応えありました。 不思議な空間や恐怖にひきつった表情、家族間の微妙な距離とか非常に伝わって来ました。 そして何より最後の最後に出てきた首長竜。邦画にしては珍しく「まともに見れるCG」で感動すらしました。 でも、それだけなんだよなぁ…色々もったいなく思った作品。  
[映画館(邦画)] 5点(2013-06-19 12:14:12)
13.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 
見終わった後の感想は率直に「えっ!?」でした。 原作は申し訳ないですが未読です。だからかもしれませんが訳が分かりませんでした。  とにかく言葉で説明しすぎという印象。 その説明も「推測では~」「恐らく~」という感じで要領が掴めないまま最後まで突っ走るので 最後の意味不明空間とエンディング直前の月の裏側の映像がまったく理解出来ませんでした。  そして、何より残念なのは9人全員が揃わなかった事。 とくに008=ピュンマなんか、持ち味を何も発揮しないでフェードアウト…これはさすがにいかんでしょ。  加速装置の描写は凄かったと思います。 また(露骨すぎでしたが)003=フランソワーズのセクシー描写にはがっつり喰いつかせて頂きました。  でも、一番の山場はやっぱり研究所内での戦いと空中でのミサイル攻防戦だったと思うのです。 ここを活かすなら、分かりやすい悪の組織がいてそれに立ち向かう…って話でよかっような…。 今風になんか抽象的な感じで、オチは見る側に任せます!っていうやり方は009を見る人は求めていなかったんじゃないかなぁと思います。  未完作の最後は、やはり巨匠「石ノ森」ではないと描けないものなんだろうなぁ、と痛感しました。
[映画館(邦画)] 6点(2012-11-20 11:22:30)
14.  るろうに剣心 《ネタバレ》 
漫画も全巻持っており、過去の例からするに、あまり期待しないで鑑賞。 名作とまではいきませんが、出来としてはよかったと思います。  設定は原作をほぼ忠実にしていますし、殺陣も様になっていました。 よかったのは、技を繰り出す度に剣心が技名を叫ばなかった事、そして、原作の紅色の服に着替えるエピソードをくわえたところ。 そして、とにかく香川さんがぶっ飛びすぎです。原作キャラを越えて(いい意味で)テンパってます。  逆に宜しくなかったところ。 まず、各キャラクタのエピソードが吹っ飛ばされすぎ。特に佐之助はただの喧嘩バカに成り下がってます。 斉藤も、本来いないハズなのに出てきているので特に見せ場もなく、何より「悪即斬」を言ってくれない! さらに必殺の牙突!まさか飛ぶとは…そこは刺そうぜ!  一番悲しかったのは恵さん。 なんで麻呂みたいな眉毛なのか分かりませんが、全然可愛くない。 そもそも、薫との対比で「大人の女」になってなきゃいけないのに、それが感じられなかった…。  ストーリーにも色々波状は感じました。 一度道場を出た剣心、襲われた途端に戻ってきたがどこにいた? なぜ毒が仕込まれた井戸水を飲んだ人達は道場にやってきた?  今回、いるはずの方々がいない変わりに、原作の未来から参戦してくれた方々がいましたが 意外にハマっていたのがよかったです。 続編が公開されるなら京都編でしょうかね。
[映画館(邦画)] 7点(2012-10-26 19:02:01)(良:2票)
15.  アシュラ(2012) 《ネタバレ》 
久々に映画で涙しました。原作は未読ですが、原作者は好きなのと絵のタッチが独特で興味を持ったので鑑賞。本当に見てよかった。 とにかく壮絶です。人食いという現代、特に日本では扱いづらい題材を惜しげもなく前面に押し出し、一人の少年の「獣」から「人間」への変化を見事に描いています。 その様子はまさに悲劇。 主人公のアシュラは愛も幸せも知らず、生きる事だけを必死にやってきました。そんな彼が人と触れ合う事で初めて手にした温もり。戸惑う事は当然のことでしょう。 その事によって産まれてしまった孤独に対する恐怖…そういった小さなすれ違いが段々と大きくなり、最終的にアシュラは再び人を傷つけてしまいます。 人でなしと呼ばれ、蔑まされ、自分自身でも産まれてこなければよかったと叫ぶアシュラの姿を見て涙が止まりませんでした。  それでも彼は自分の大切な人の為に頑張るのです。しかし、それも誤解から認めてもらう事ができませんでした。 これは人の肉ではない、馬の肉だから食ってくれ、死なないでくれと叫ぶ彼に再び涙。とことん救いがありません。 でもこれがリアルなのです、ご都合主義ではないのです。 昨今、幸せに溢れる中で、こういった作品もやはり必要なのだと感じました。  人によって受ける印象、感想は違うと思います。それでも必ず何か受け取ることができると思います。 豪華な声優陣の素晴らしい演技、新しいアニメーションの可能性を生み出した本作に感謝。
[映画館(邦画)] 9点(2012-10-11 16:55:09)(良:1票)
16.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
前作に比べるとパワー不足は否めませんが、話自体は分かりやすくて面白かったです。 今作は前作のような「ヤクザ世界の理不尽とも言える厳しい上下関係」が大友を通じていかんなく表現されていましたが、今回はその部分はおまけ程度(と言ってもあっさり殺された富田は可哀想でしたが)で、ひたすらドンパチするといった感じでした。 関東vs関西の構図に巻き込まれる形で、大友自身が乗り気ではないため、全体的に勝手に話が進んでいく印象。ゆえにあんまり考えなくても見ることができたんですけど…。 他の方も書いておられますが、一番の見せ場はラスト。ようやく終止符を打てたか、とあっさりした終焉に逆に感動しました。
[映画館(邦画)] 7点(2012-10-09 11:47:26)(良:1票)
17.  ドラえもん のび太の創世日記 《ネタバレ》 
秘密道具の世界は秘密道具の中だけで完結させるべき。(パラレル西遊記は事故ってましたけど) 今回の道具は全人類が神になれる道具。一体未来ではいくつのパラレルワールドが作られているのだろうか?  そして本当に怖いのは、その世界をいつでも破壊できてしまうこと。 のび太が作り上げた世界はのび太の手を離れた後どうなっていくのだろうか? 放置してたら星は消滅してしまったりするんですよね?
[DVD(邦画)] 3点(2012-08-15 17:36:32)
18.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
原作を読まずに見に行きました。 藤原竜也君はカイジで新境地を開いてくれたのでどうかな?と思いましたがダメでした。 北大路欣也氏に喰われすぎです。 設定もおかしいところが盛り沢山。なぜあのロボットから逃げられないの?  鑑賞後原作を読んで「全然違うじゃん!」ということが分かりました。 原作も「映画より大分マシ」って印象でしたが…。 
[映画館(邦画)] 3点(2012-08-15 17:32:33)
19.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
トータルリコールと一緒に借りて見ました。 これといった衝撃はなかったものの、サスペンス物としては素直に面白かったです。特に後半の対決シーンは熱かったです。 ただ、周りの行動含めて、若干理解に苦しむ点も幾つかありました。パートナーが行方不明になったから代わりのパートナーを呼んだ…のであれば、別に殺しにかからずに「お前は我々の仲間だ、ただ、今は記憶が混乱しているようだ」と話せばよかっただけのような…。 看護婦は一瞬で殺しておいて標的は薬で…というのもよく分かりませんでした。きっと裏設定があったのでしょう。  最後の自爆はさすがに(汗)でした。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-10 15:37:20)
20.  愛と誠(2012) 《ネタバレ》 
原作は知らずに観賞。素直に面白かったといえる作品でした。 まず、キャラクタが濃い!これはキャスティングの勝利だと思います。また、その役者さん達の演技も抜群。特にお気に入りは大野いとさん。淡々と語るセリフの中にも狂気と悲しみが混ざっていて、雰囲気バッチリでした。岩清水役の斉藤さんのハマりっぷりも面白かったです。バトルシーンもさすが三池監督!スピード感と見せ方はさすがです。 不満な点は2点。まず、歌が長い。特に早乙女家やガム子。話が進まないのでテンポが悪く感じました。オオカミ少年ケンは逆に長くてよかったw あとは愛が誠にあそこまで尽くす動機。ひたすら「誠さんをこんな風にしたのは私のせい!」みたいなことを言っていましたが最後まで明らかにならず。かつての誠の行為がストーリーの根本ならもっと掘り下げて欲しかった。なのでラストシーンがまったく理解できなかったです。原作読めってことなのかな?
[映画館(邦画)] 8点(2012-07-02 13:55:19)
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