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 > グルコサミンS さん
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プロフィール
コメント数 288
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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1.  ラストマイル 《ネタバレ》 
面白い様で、やっぱり普通。 巨大通販企業の物流拠点が舞台の事件。届けた荷物が爆発する事で、 膨大な物流に捜査が入る混乱。 テンポや展開はマズマズの前半。 しかし、真相が見えて来る後半がイマイチヌルい。 犯人の動機もだが、各人物像の掘り下げも浅く、薄っぺらい。 荷物を直接受け取って爆死したアパートの住人が男ではなく女だったと判明のシーン、 配達したドライバーの証言は無かったのか?  女が男から戸籍を買って、男として賃貸契約して住むとか、そんな簡単に行くのか?  事件終了後に、エレナが上司に、爆破予告を伏せていたと詰め寄ったが、いつ判ったのか? 等々、腑に落ちない点がありながら進む終盤。せっかくの大事件エンタメなのに、もったいない。 主人公は会社の上司に辞意表明してスッキリしてるが、そこで終わられるとハッピーエンドにならない。 ディーン・フジオカの立ち位置も、悪役なのか微妙でモヤモヤする。 そして、一番の「売り」の、他ドラマとのコラボシーン。これが期待外れも甚だしい。 各ドラマのキャラ同士の対面シーンは皆無。全くの別録りで、これらは無くても無問題。 何のためのコラボだったのか・・、脚本家はこれで良いと思っているのか? 監督のせい? いろいろ残念で、非常にもったいない1本でした。
[映画館(邦画)] 6点(2024-09-05 22:44:04)
2.  劇場版 SPY×FAMILY CODE: White 《ネタバレ》 
まさかここまでヒドイとは想定外だった。 まさかの興奮と感動の「クレヨンしんちゃん」は、期待してないからこその結果なのか? で、このスパファミに、うっかり期待してしまった結果としての失望感なのか・・? いずれこのお子様向け作品は、大人が楽しめる要素はありません。 設定も人物像も、背景や戦闘アイテムも全く掘り下げのない薄っぺらいものでした。 お子様向けなのに、なぜかドンパチシーンは無駄に長くててんこ盛り。 クレしんは一般人キャラクターのギャグ漫画だからそんなとこ誰も気にしませんが、 こちらは、凄腕のスパイと、孤高の殺し屋夫婦というキャラクターが売りなんだから その辺のリアリティーで手を抜くと、映画としてちっとも成り立たなくなる。 アーニャの延々続く「うんこネタ」のせいで、「クレしん的になったから、クレしんレベルの 中身で終わってもいいよな」という、責任者の舐めた姿勢が丸見えだわ。 原作者が参加してこの出来なら、多分原作自体がそんなもんなのだろう。 原作が気に入っている層は満足なのだろうが、大の大人には勧めるべきではないのは確かだ。以上。
[DVD(邦画)] 3点(2024-08-06 21:24:08)
3.  怪物(2023) 《ネタバレ》 
誤解による、被害者加害者の入れ替わり、ボタンの掛け違い混迷のストーリーを それぞれの視点で描いた映画なんだけど・・ どーもストレスが残る1本。 観客のミスリードを誘うやり方がセコイ。  みなそれぞれ事情があるのに、悪人・サイコに見えるような仕草の強調ばかり。 その上で、各登場人物が本音を隠して自分の殻に閉じこもり、ズレた正義感で暴走へ。 さらに、悪人は居ないというテーマを掲げつつ、本当のいじめ主犯は別にいるし、 怪物保護者も別にいた。とこるが、そちらの人物は特に掘り下げない。 映画制作側にとって都合のいい部分しか見せないのなら、真実は別にあるという 投げかけを、途中で放棄しちまってないか?  面白い題材なのに、料理の方法がプロっぽくない、学生ムービーみたいだ。残念。
[DVD(邦画)] 5点(2024-04-01 15:29:58)
4.  BAD LANDS バッド・ランズ 《ネタバレ》 
面白かったけど・・ キャスティングと設定に違和感がありまして・・ 安藤サクラに性奴隷3年間の過去ってのが似合いません。もっと他の設定が欲しい。 恨みを買って標的にされる人権派の判事のマージャン賭博のシーンも違和感。 いろいろ惜しい部分があるし、要らないシーンも多くて、とにかく長い。 手放しで絶賛はできないかなあ。 サイコを気取りながら実はヘタレの弟が、最後に決めてくれたのはまあ良かった。 ラストシーンの解放感は気に入っています。 
[インターネット(邦画)] 7点(2024-03-16 22:58:03)
5.  ゴジラ(1954)
昨年公開のゴジラマイナスワンが良かったので、ついに初代ゴジラを見る事にしました。 リアルタイムで観た世代の少し下なんですが、さすがにこれは無理でした。 撮影技術が乏しくてショボイ映像なのは減点要素としないつもりですが・・ セリフや会話の演出のセンスが、もう最悪でして、聴いていて耳が痒くなってダメです。 昭和の映画が、無理に標準語で話そうとして不自然な会話になるものが多いのは 分かってますが、この映画はもはやコメディだ。 女芸人のネタかと思った。 コメディ映画ならスルー出来ても、このジャンルの映画としては致命傷でした。 で・・まだ海に居るゴジラから、地響きのような足音がするって、マジですか? 誰か監督に指摘できる人居なかったのかなあ・・  オカシ過ぎる。 時代的にハンデを認めたしても、あまりにも脚本がポンコツ過ぎて、苦笑しかありません。 カラーになったゴジラシリーズも体質的に無理でしたが、元祖ゴジラも無理でした。 鑑賞に値するゴジラは、今回のマイナスワンだけですね。痛感しました。 口直しに、映画館で6回目見てきますう・・
[DVD(邦画)] 4点(2024-03-02 01:07:57)
6.  ゴールデンカムイ 《ネタバレ》 
話題の作品なので見ておこうかなと映画館へ・・ 一応アニメは見てから行きましたが、確かに違和感が少ないですねえ。 山田安奈ちゃんはアシリパ役には年齢がと思ってましたが、コレはコレでいい。 山崎賢人君も、佐一役にはどうかと思ったら、これも見てたら馴染んできた。 キャストのハマり感が上出来なのは認めますが、全方向満点とまでは・・ 変な妖怪とか人間離れのキャラの居ない、リアリズムのある原作だから 実写向きだったともいえる。 ただ熊とオオカミはさすがにCGでないと無理。 その辺でボロが出るかと思ったが、ここも無難な仕上がりで意外でした。 ただどうしても厳しいのは、物語。 何しろ長くて登場人物の多い原作。 1本の映画にどこまで入れるのかが問題。元から分の悪い戦いだ。 結果今作は、人物紹介で終わってしまったかの印象が否めない。 これ1本で名作映画になるのは無理難題。かといってハンデがあるから高得点に という決まりがあるでもなし・・、この点数かなあ? 続編が何本になるのかホントに完走できるのか期待と疑問が膨らみますが とりあえず今作はそれなりに面白かったです、はい。
[映画館(邦画)] 7点(2024-01-30 23:01:14)
7.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 
ゲゲゲの鬼太郎? 全然興味ありません。 水木しげる作品全般も、妖怪物も、小泉八雲も興味ありません。 なのに、家族にせがまれて一緒に見る羽目になりました。結果として面白かったです。  鬼太郎をよく知らないので、事前にアマプラで何作かのアニメと、墓場鬼太郎の1話見ておきました。 鬼太郎が生まれる前の、まだ体のある目玉おやじの物語でしたね。 時代は日本の敗戦から10年ほど後・・どこでもタバコを吸っていた時代。 お話の核は、製薬会社が裏で行っていた妖怪や幽霊族に関わる恐ろしい陰謀に巻き込まれる 主人公水木と目玉おやじの闘い。現代の鬼太郎親子や猫娘、ねずみ男も出演シーンがある。 墓場鬼太郎のエピソードゼロでしたね。  ステイタスとしては、犬神家の一族や八墓村といった横溝正史調なのだが、妖怪が姿を現し 戦いが始まると、ハリーポッターやハリウッド作品的な派手な絵になっていき見応えがある。 驚いたのが、近親相姦というか性的虐待という下衆な関係をストーリーに入れてきたところだ。 その描写こそないのだが、これは家族で、しかも小中学生の子供とかに見せるにはタブーかも。 今回は「大人向け」といった前評判はこれが原因でしたか・・ ハリーポッターより重苦しい話。  墓場鬼太郎の水木と鬼太郎親子は初対面なのに、前日単で共闘していたら辻褄合わないじゃないか という疑問は、水木が記憶を失っていく終盤で納得でした。なるほどねえ。 でも墓場鬼太郎の水木の顔に傷は無かったのよね・・  それにしても、キャラクターデザインは現代的になり、少年向け鬼太郎の軽い雰囲気ではなくなり 自分的には抵抗感が薄まって歓迎なのですが、そうなると呪術廻戦とかに寄ってしまうのかなあ・・ そんなテイストで、この大人向けの現代の鬼太郎を映画化したら面白そうだと思いますが 子供の需要を無視すると売り上げ伸びないのかなあ? その意味で今回の作品は価値が高いかも。  音楽が川井憲次氏なのが、映画の質に大きく貢献しています。 このダークで重厚で東洋的な音世界は いつもながら感嘆せざるを得ません。 音楽だけで2点追加ですね。
[映画館(邦画)] 9点(2023-12-31 13:00:57)
8.  THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 《ネタバレ》 
アニメ映画2作目の、その後の話なのに、ほぼほぼ同じ轍のストーリー。展開のみならず 端々の言い回しセリフも同じものを採用、カット割りまでアニメのものを実写にしてたりする。 それならば正面からパート2の実写化をすれば、清々しかったのでは? 微妙に恥ずかしい絵になってる。  ドラマ部分での、演技の間合いが、どーもかったるいものがある。固定した構図で役者のセリフの後の間が長い。 今どきの映画監督なら、もっとカメラワークに工夫をすべきだ。微妙にパンとかズームアウトとか光の演出とか 幾らでも方法はある。動きのない演技のシーンで、見る側が飽きてしまうのをカバーできる。 例えば、高島礼子氏の船上で敬礼のシーン、ただ撮ってるだけで間が長くてシラケている。 コレ、撮ってしまってから、面白い絵になってないと気付いたら、編集で短くする事は出来た筈。 ココに、違和感感じないのであれば、編集のセンスが無いか、役者に忖度し過ぎのへっぴり腰でしかない。 日本映画全般の悪い癖・・テンポが悪いのだ。 演劇や舞台のセンスかも。 日本の映画はみんなそうだ・・ 娯楽映画を撮るセンスが育ってない。 こんなんだからアニメに興収負けてばかりなんだよね。 CGの出来については時間がまだかかるのだろうが、撮る、編集するセンスはすぐに変えられることだ。 日本映画界の年寄りは、そういうセンスを持った若手に道を譲るべきだし、出資者も気付くべきだよねえ。残念。
[DVD(邦画)] 5点(2023-12-06 23:52:06)
9.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
ようやく、まともに見れる日本の「ゴジラ映画」ができました。 モノクロの1作目のカリスマ的な価値と比べるのはやめまして、今回は初めてリアルな 国産モンスターパニック映画の成功例として、讃えたい。 へんな地球防衛軍とか出てきませんし、ゴジラの戦闘力も控えめで、人間側にも分があるバランス。 こういうのでイイんです。どこにも弱点が無いと、勝つために荒唐無稽な絵ばかりになる。 米軍が傍観者になり、軍隊の無い敗戦直後の日本に何ができるのか? ゴジラが強すぎないから こその、リアルな闘いの絵になる。 人間側の物語に、敵前逃亡した特攻隊員の苦悩と、身を寄せ合った疑似家族の絆を中心に 戦後の復興期の昭和の世界観をこれまたリアルに描いていて素晴らしい。 三丁目の夕日のあの昭和ノスタルジーに存分に浸れます。 特攻から逃げた男の、名誉挽回のラストシーンは、予想通りですがコレしかないでしょう。 とにかく、今回は絵も音も迫力があり、見ごたえのある映像に大満足でした。 浜辺美波ちゃんの、昭和的女優感も素晴らしい。この時代設定の作品には打って付けでしょう。 主演の神木君が自身の境遇に打ちのめされて苦悩する役処は、以前なら吉岡秀隆氏の得意な分野ですが 今回は、ゴジラを倒す策を練る学者を演じていて、神木君に任せた様相。 これもアリでしょう。 事前に見た予告編では、ゴジラとどんな戦いになるのか、全然読めませんでしたが、「シンゴジラ」の 電車爆弾作戦とか、薬物飲ませる作戦とか、どこか滑稽な絵ずらを心配しましたが、神木君の特攻に しびれました。クライマックスの絵として、これぞ映画の醍醐味でしょう。 リアルだリアルだと褒めちぎってますが、残念な点もいくつかありました。 熱線を吐く前に、尻尾から背びれ、トサカまで光が流れるのはいいのですが、ロボット動作みたいな スライド動作は頂けません。急に生物感が遠くなりました。 で、その熱線の破壊力があり過ぎです。 もう少し押さえといた方が、ねえ・・。 と言うわけで、いくつか惜しい点が無い事も無く・・9点としました。 それでも二重丸ですよコレ。
[映画館(邦画)] 9点(2023-11-19 23:40:07)(良:2票)
10.  沈黙の艦隊(2023) 《ネタバレ》 
無茶なお話でマンガ原作自体に批判的な自分だけど、アニメは中々面白かった。 そのアニメも、国連以前のエピソードだけなのに3部作になってる。 時代が時代なので、画質も悪く、パート3の海中バトルは暗い画面ばかりで 何が起きてるのかサッパリで、終盤ガッカリした記憶がある。  で、今回実写映画化。どーせポンコツだろうと期待しないで観ましたところ、 意外に面白かったかも。 高得点ではないですが、映像もまあまあ、米国側の俳優も 名前は知らないけど、それなりの雰囲気はキープしていて、リアリティゼロではない。 10年前なら、間違いなくガッカリ特撮かお笑いCGのせいでストーリーどころでは ないのが関の山でしたが、今回はギリギリで見過ごせる絵になりました。 相変わらず、船体が傾斜してるのに、体重移動が反映されない違和感はありますが 編集で短くカットし、「おいおい・・」と言わせる前に次のシーンへ・・(笑  絵的には70点ですが、問題は中身。今回の物語は、アニメ化のパート1の7割までしか 進まないのに、1本の映画として成立するのか・・なんか去年の「砂の惑星」だよねえ。 と、一番危惧していた部分ですが、まあ見て損したと言う程の損した感は無かった。 アニメにあった、第七艦隊への実攻撃での勝利のシーンが見たかったけど、まあいいかな。  希望を言えば、変なテレビ局のシーンとか、調理室のシーン、船員の寝床のシーンに 政府のエピソードなんかは無くても良かったし、3時間の大作にして、艦隊撃破までを 1作目にして欲しかったなあ。  何よりも残念なのは、画面の縦横比が液晶テレビサイズだという事。地元の映画館は 横幅のあるシネマスコープサイズなので、縦がつっかえてしまい左右が黒い余白で上映になる。 この先日本の映画はこんなのが当たり前になるのか? マジにやめて欲しい。  それから音楽が垢ぬけなくてイマイチ。どこか昭和な雰囲気がある・・。エンディングの Adоの曲もパッとしない・・。  てなわけで、期待した出来ではないが、こき下ろす程でもない、まあまあの映画でした。
[映画館(邦画)] 7点(2023-10-22 18:13:13)
11.  岸辺露伴 ルーヴルへ行く 《ネタバレ》 
ルーブル美術館でのロケシーンが安い。 コアなシーンは地下倉庫でゴチャゴチャやってるだけで寒い。 しかも終盤はフランスとは無縁の、江戸時代の日本の農村になり、岸辺露伴の先祖の話になるもんだから、 映画のタイトルやポスターとは、180度真逆の絵ばかり・・   お得意のヘブンズドア攻撃も、死者相手に使えたり使えなかったりで、設定崩壊してる。  映画にするほどの、内容が無かったのか、監督の構成演出の才能が無かったのか・・ 結果残念な出来。 自身の過去の後悔を増幅した幻覚を見せられて、自分の行動により事故死のセオリーも、序盤で絵を盗み 森の中で見えないトラックに轢かれて死んだ男の服に、タイヤ痕があるのはギャグなのか? どーも端々の粗が気になって楽しめないままカッタルイエンディングへ。 これはダメですわ。 テレビドラマの尺の方が余計な事考えずに楽しめるのに、映画にしたら映えないって、よくあるけどねえ。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-09-27 19:09:41)
12.  SAND LAND 《ネタバレ》 
ドラゴンボールは興味ないけど、ドクタースランプは読んでたシルバー世代。 なんか無性に懐かしくて、家族について行って鑑賞。 面白かったです。 もちょい派手にメカメカしいの期待してましたが、まあこんなもんでしょう。 ジジイが頑張る映画は、ブルースウィリスや、シュワちゃん、スタローン等ありますが、 サンドランドの保安官も渋いですねえ。 肉弾戦も戦車戦もガンファイトもキレキレ。 多分小中学生向けのアニメですが、ジジイが見ても面白いです(個人の感想ですが・・)  ストーリーは単純明快。権力側の悪党との戦いに、ちょい悪の魔物が加勢してクライマックス。 水不足であえぐ国民や魔物達にも幸福が訪れる結末は、何のストレスも無く楽しめます。 コレで良い、いや、こーゆーのが良い。  だだ女性キャラが写真一枚だけてのが、なんか不思議ではありました・・
[映画館(邦画)] 8点(2023-08-25 18:12:39)
13.  リボルバー・リリー 《ネタバレ》 
毎度おなじみの、テンポの悪い日本映画と言えば確かにそうでした。 アクションのシーンはまあまあなんですが、ドラマ部分の間が長い。 原作の小説はまだ読んでません。大正の世に女のキラーガンマンは少々荒唐無稽。 いろいろ無理な設定ですが、リアリティを妨げているのは演出の方かも。 ちっとも敵の弾に当たらないヒロインからの、刺されて撃たれて重傷負い過ぎな終盤。 なんで立っていられるのか、流血の処置はしなくていいのか???な絵なのに、セリフも 間延びのやり取りが延々。さっさと海軍の敷地に入れば良いものを、感動の別れのシーン? なんか「海猿」のアホなクライマックスの演出を思い出しました。 なんでもっと、スムーズでスマートな流れに出来ないかなあ。全ては監督の責任よね。 と言うわけで、5点か4点にしそうな勢いでしたが良い点もあるんですよね。 主役のはるかちゃんの頑張りで2点追加。大正時代のノスタルジー全開のセットにも加点。 背景の美術さんの仕事もいいが、撮影もうまくて、ハードボイルドな夜のシーンが美しい。 と言うわけで、まずまず楽しめるアクション作品でした。  気になったなのがひとつ、鈴木亮平の扱いが、あんまりです。出演5秒あったの?(笑  ギャグ?
[映画館(邦画)] 7点(2023-08-16 17:12:12)
14.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 
何なんですかね?・・この映画。 大監督の映画製作者人生の集大成がコレですか・・?  しかも、売るために予告編も静止画すら極秘とした話題作りまでして 世間を煽って、ステマ評価で盛り上げ作戦までして・・ ジブリや駿信者じゃない層も呼び込んでおいて・・ で、この内容?  一言でいえば、お金持ちのお坊ちゃまが、マザコン特有のストレスで実社会になじめず 現実逃避の夢の中で、思ってたんとチャウ、カオスな展開に翻弄されてそれも嫌になり 目が覚めた後は普通に過ごせるようになりました。てな話。  中二病のファンタジー妄想を、アニメーションにしてみましたていう、それだけの中身。 そこかしこに、神隠しや動く城やもののけ姫で見覚えのある絵柄が使われていて、確かに ジブリの絵ばかりなんだけど、新しい感覚は見当たらない。 それどころか、以前の作品にあった、物語の持つメッセージ性が、今回は薄っぺらい。  声優も今一つ。せっかく呼んだ俳優さん達にアフレコして貰ったら雰囲気合わないからって 「チェンジ」と言えない大人の事情? 活舌も声質も不自然で、どう聞いてもボツなテイクばかり。 ジブリ全般もアメリカもそうだけど、声優使わずに俳優呼んで話題作りは結局失敗して終わり。  作画が凄いとか聞いたのに、画角が液晶テレビサイズになってて、映画館のスクリーンに 合わず、右も左も余白(黒色)になってしまい、結果コンパクトなスクリーンで見せられてしまう。 こんなんなら、前から3列目くらいに座ればヨカッタ。 鬼滅の刃も同じだったねえ。 かと言って、画面が緻密で凄いかという事もなく、期待したせいか、いつ凄い絵が来るのか 待っていたら終わってしまった。多分動きの描写に注力したのかも。記憶に残らなかった。  金持ちのボンボンを主役にしたのもアレだが、馬鹿親父が転校初日に田舎の学校の校庭に 当時は贅沢品の車で乗り付けて見せびらかしたせいで、地元の学生から忌み嫌われるという、 少し考えればわかりそうなタブーを犯すとか、主役サイドに感情移入できないキャラ設定。 まあ現実逃避して夢世界から帰りたくなくなるのもワカランではないが、この脚本は嫌いだ。  あのシーンにはこんな意味が・・とか、このエピソードはあの件の心情の投影だとか、 隠れキャラ探しの楽しみがあるとか解説する連中もいますが、伝わらない人が多すぎたら それは成功ではなく失敗であり、それをよしとするなら自己満足でしかない。  上辺しか見ることができない奴は見るなと言うなら、内容を極秘にして世間煽って 金払った観客を集めるなんて、詐欺になっちまう。 その罪深さで減点は大きい。  これから見ようとする人には、基本勧めません。  エンディング曲の米津玄師の曲だけが唯一ヨカッタとこは、シン・ウルトラマンと同じでした。 自分としては、神隠しとハウルの中間程度の出来かなあ。 同じく米津玄師の歌で終わる「海獣の子供」の方がまだ上だったんじゃないかな
[映画館(邦画)] 3点(2023-07-28 00:32:53)(良:2票)
15.  THE LEGEND & BUTTERFLY レジェンド&バタフライ 《ネタバレ》 
時代的にも、お姫さんの背が高過ぎでアウト。 序盤の2ショットでは、ハッキリ木村君の方が低いのがバレてる。 ヒロインのキャスティングミスなのねん。 そのまま押し通すかと思いきや・・ 後半での2ショットは上半身だけになり はるかチャンが見下ろされている不思議な構図も・・ なんやねん?  身長詐欺疑惑のある木村君を採用するならば、相手役は「堀田 真由」162cmとか 「今田 美桜」157cm、「小芝 風花」158cmなどの小柄な女優さんから選ぶべき。  逆にはるかチャンを据えるなら、主役は西島君や高橋君に小栗君、183cmの福士君とかがベストかも。  で、映画の中身は若くして政略結婚した信長と本妻のラブストーリー。 なのコレ? ラブシーンも含め、中途半端なシナリオと演出で、何を見ているのか???ばかり。 ラストの夢オチ脚本で、夫婦愛のクライマックスねえ・・   死に際の現実逃避と言ったら毒があり過ぎるけど、陳腐の域から出てないし中途半端なのも事実。 脇役の人物像を軽く流して、主演2人にフォーカスしたのに、どーも違和感しかない。 とても成功した作品には見えませんでした。 残念。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-05-28 13:41:06)
16.  BLUE GIANT 《ネタバレ》 
原作読んでません、知りませんでした。 10年以上前から現在も続く漫画だそうです。  音楽モノ、特に楽器の演奏ってやつは、映像化が難しい。 実写だと俳優の表現力が追い付かないし、アニメだと、音に合わせた動きにするのが至難の業。 なので、指が見えないアングルとかカット割りで逃げた方が無難。  この作品では、半分程度は3Dポリゴンで演奏シーンを造っているが、動きが不自然で笑ってしまう。 不自然な動きが、原作の漫画に寄せたせいなのか不明ですが、とにかくそういう結果。 で、手書きの演奏シーンでは、高揚感を伝えんが為なのか抽象的なエフェクトばかりになってしまい 余計に陳腐になってしまっている。 ジャズに慣れてる人なら、音聞けばわかるし、そんなギミックなんぞ不要だし邪魔なだけだ。 しかしこの映画見に来る人がジャズを知らないわけがない。 ロックやポップスのリスナーの為に描いたのだとしたら、相手が居ないのだから全く意味がない。 でその結果はカッコいいのか? とんでもない! ダサいです。 恥ずかしいわ・・  どーも全体に「ダサい」 多分原作の漫画のせいかも。 最近多いんだけど、主キャラが目標に向かって真っすぐ目線過ぎて、暑苦しいウザキャラでやんす。 「俺は世界一のジャズプレイヤーになる!」 と真顔、いやドヤ顔で言われてもなあ。 「海賊王に、俺はなる」とか・・。かわぐちかいじの主キャラも悩み皆無のドヤ顔でうっとおしい・・ あんた、楽器持って2年程度だよ? どんだけ顔の皮厚いのか・・ もう恥ずかしいのなんの・・ ピアノの彼が4歳から弾いて来て、まだ悩んでるのに、サックス2年じゃ無理です。 原作の設定が無理難題で大間違い。 音楽家をバカにし過ぎだ。 ジャズプレイヤーは、即興が全て。相手が誰だろうが、どんな曲だろうが、自分の世界をその場で クリエイトして行かなきゃならない。他流試合が日常茶飯事の世界。固定の仲間とだけ練習してる うちはジャズメンとしては下っ端でしかない。練習量も必要だが、練習方法も他とは違う。 その下積みをスルーして「世界一の・・」とか、ふざけんじゃないってのよ。わかってない。  ドラムに至っては、経験ゼロでメンバーにしちまって、開いた口がふさがらない。 舐めてんのか? もうコキオロシ始めたら止まりませんよこの映画。  と、罵詈雑言を言いましたが、唯一嘘が無いのは、音楽、音です。 ここでは第一級の演奏が聴けます。 映画館に響き渡るジャズの音は、間違いなく本物です。 映像を無視して音に集中すれば至福の時間が・・ 日本の宝「上原ひろみ」氏のピアノが凄いです。 以前一度コンサートで見ましたが蘇りましたよ。 感動で、鳥肌が止まりません。 この映画の価値はそこだけです。 本来なら駄作映画です。 がしかし、唯一のソレ(音楽・音)が凄すぎて、評価が上がってしまうんですよ。困った映画・・。  アニメの出来だけなら作り直せば良いのですが、自信過剰のウザいキャラ設定については原作が アウトなので、もう無理でしょう。 残念なのに、もう一回見たい(聞きたい)困った映画でした。
[映画館(邦画)] 7点(2023-03-09 19:05:47)(良:3票)
17.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
重苦しいテーマの真面目な映画かと思ったら、ネタバレ厳禁ビックリ映画だったんですね・・  予告編も本編大半も、単純な結末を想像してしまいますが、ラスト15分でオッタマゲ展開。 「そっちかーい」と、椅子から転げそうでした。(笑  そりゃまあ面白いお話にはなりましたけど、ちょっと待ってよ・・ 容疑者の佐藤君、前半後半で人間性変わり過ぎでしょ。 刑事を差し置いて、必死に説得するシーン、こんなに語れる人物でしたっけ? 保護司同行で就活面接のシーンじゃ、コミュニケーション障害の様相でしたが 立て板に水流すように説得の言葉が続くと人が変わったみたいですわ。 そこが気になって入り込めなかった。ここだけマイナス。  清原果耶ちゃんの驚きの役回りに、感動したので挽回してこの点数かな。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-28 11:39:09)
18.  グッバイ・クルエル・ワールド 《ネタバレ》 
なんなの、この映画? 何が言いたいのかワカラン。 設定や人物像もオカシイ。 どこも評価できません。  いろいろあるけど・・ 例えば、ハンマーで殴られた女の回復が早すぎる。 女の彼氏は首切られて死んだのに、女には手加減したというのか・・? んな事して、タレこまれたらヤバいとは思わなかったのか? アホキャラ設定?  バイオレンスムービーにもなれず、ヤクザ引退の葛藤がメインでもなく かと言ってコメディでも、アクション映画でもない。 見どころがありません。  結末も半端です。 「俺たちに明日はない」を狙ったつもり? そして誰もいなくなった・・て感じにしたかったのか・・  面白い映画見たい人には勧められないです
[インターネット(邦画)] 3点(2022-12-18 17:04:17)
19.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 
コメディとして見れば面白いです。SFとして見たら2点かも 各キャラの、アホなノリに抵抗ある人が多いでしょう。そこでも好き嫌い分かれる。 しかし、このアホな展開は、真面目で冷静なキャラが居たら成り立たないという現実。 タイムマシン登場という前代未聞の大事件が、大学のサークルという狭い世界だけで 終始するには、このアホキャラでないと無理。 そこは痛し痒しかも。  時代を感じるのは、出演者の2名。盗み癖のある学生役のムロツヨシと、カメラギャルの 真木よう子です。 今とは雰囲気違い過ぎて、言われないとワカリマセン。  にしても、監督の撮り方や演出には、違和感が残りました。 まあコメディに良くある 間が悪い、構図が変、セリフがピンと来ない等、肌に合わなかった人が多そうです。 曽我君への仕打ちがいじめの構図ぽくなってしまい、現在はタブーの色で見られそう。 素材としては面白いので、そろそろリメイクしてみても良いのでは? と思ってたら 最近アニメが作られたらしいですね。 そちらも楽しみです。
[DVD(邦画)] 7点(2022-10-10 10:34:24)
20.  竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 
アバターのキャラに拒絶反応。 赤毛のアンに近いかな。 見開いた目は苦手です。 で、「50億人が感動した歌声」て、大風呂敷どころじゃない。 歌唱力の欠片もない。 こんな鼻歌みたいなのに世界中が虜になるわけがない。 ストーリーが、アホ過ぎて、再生何度も止めては深呼吸、心臓にも悪い毒映画。 とにかく、見てて辛くて、怒りが込み上げて、鳥肌すら立ってくる。 この最低のセンスはどこから来たのか。 監督のセンスだけの問題? リアル世界のシーンも、どーも間が悪い。 意味のない数秒があちこちにある。 編集のセンスも低下してきた。 絵はキレイなので、もったいない。努力した作画スタッフが気の毒でしょうがないです。 音楽家をアニメで扱うのは、難易度高いのよ。ディズニーでさえ苦戦してるのに 50億人が惚れるとか、どれだけハードル上げたのかを理解できなかったのが敗因。
[地上波(邦画)] 2点(2022-09-26 00:32:33)(良:1票)
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