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プロフィール
コメント数 16
性別 男性
自己紹介 50代半ばのおじさんレビュアーです。
小学生高学年から中学生にかけて映画ファンになり、主に洋画を中心に映画館・テレビ・DVD諸々で鑑賞しています。年齢・時代とともに好きなジャンルは変わっていますが、基本何を見てもなにがしらの感動や興奮・胸をうたれることが多くレビュー採点は甘目かと。ちなみに採点は、初めて鑑賞した時を思い出して付けています。どうぞよろしくお願いいたします。

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1.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 
私にとって特に忘れられない映画のひとつ。なにせ観たのが公開当時の中学二年生、多感な年齢にはインパクト強すぎの映画でしょ(ポスター自体、湖から突き出る逆さ死体の足だもんね)。不穏な雰囲気漂う屋敷内の映像から始まり、これからとんでもない出来事がと匂わせる臨終シーン。どなたかレビューされていたかもしれないけど神経を逆なでするような画面一杯の明朝体のオープニング・クレジット、そこに重なる美しくも物悲しい愛のテーマ…もう冒頭だけでやられましたよ。ストーリーの秀逸さもさることながら、市川監督独自の映像美やカット割り、そして何といっても演技達者な役者陣(私が言うのも大変おこがましいけど…今思うとホントすごい出演者だよね)が揃い、実に見ごたえある傑作になっているかと。おどろおどろしい死体の場面や佐清のゴムマスクはホント怖かったし(被り直す際の口元の動作にぞっとした、今ではバラエティよりになっているのがちょっと複雑)、島田陽子さんの気丈ではあるけど愛にひたむきな大人の女性像、坂口良子さんのちょっと小生意気だけどキュートな相棒?、ご存じ加藤武さんのよし、わかった!、石坂浩二さんのひょうひょうとした中に人間味あふれ誰からも愛される金田一耕助…。あれから何度も観ているけど、普遍的な愛をテーマに、これほど残酷に美しく、大切なモノとストレートに語りかけてくる映画、個人的にやっぱ好きなんだなあ。ということで、忘れられない映画でもあり満点献上します。
[映画館(邦画)] 10点(2019-12-03 15:42:12)
2.  ラストコンサート 《ネタバレ》 
なぜこの映画のレビューを書くのか? なぜなら映画館にて初めて大号泣した作品だからだ! って別にいきらなくてもいいんだけど… なにせ私にとっては思い出多き映画。時は中学2年生、そもそも同時上映だったカサンドラクロスを観たくて男友達数人と映画館へ。先に始まったのがこのラストコンサート、恋愛映画というジャンルに思春期の私は何とも居心地悪いな~と思った直後、体に電流が走る!…そう、主演のパメラ・ヴィロレージに純朴な少年のハートは一瞬にして射抜かれたのだった。そのあとはとにかく映画にのめりこみ、ステルヴィオ・チプリアーニの美しくも胸を揺さぶられる音楽も相まって、あれよあれよとラストの大号泣まで一直線。当然のことながら友達には泣いたことがバレバレで、翌日からしばらく学校でからかわれたことも今ではいい思い出。とにもかくにもスクリーンの女優、しかも海外の女性に憧れを抱いたのはこの映画が初めてで、映画音楽に目覚めたのもこの映画だった。そしてこのあと、ロードショー・スクリーンという映画雑誌を読み漁ることとなる…ってごめんなさい、映画そのもののレビューがないじゃないか。まあ内容自体は言わずもがな恋愛映画の王道なので、好き嫌いははっきりわかれるんじゃないかと。べたな展開や細かいストーリーの粗もあるけど、今でも多くのファンがいるということは、やっぱりいい作品じゃないかと思うなあ。蛇足だけとカサンドラクロスももちろん面白かったよ!
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-21 01:23:48)
3.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
今は亡き両親とともに映画館にて鑑賞、当時10歳小学5年生。日本が沈没するという凄い設定に、とにかくドキドキしながら見たのを思い出す。仮面ライダー本郷猛だとかブルーライトヨコハマのお姉さんだなどと本筋とは関係ないところにも着目しつつ、地震発生のメカニズムを説明する場面では、子供なりにヘぇ~そうなんだと感心。あと富士山噴火のシーンでは「えっなんで頂上が爆発しないの?」と疑問を持ち、後に宝永火口の名前と場所を知ることでこちらも勉強になったのはいい思い出。なにせ子供時代の鑑賞でもあり、災害や列島各所の沈没シーンに度肝を抜かれたが、何よりも鮮明に記憶しているのは沈没への対策案の中で、「何もしない(日本列島とともに国民は一緒に…)」という案が語られるシーン。総理役・丹波哲郎の涙の表情は今でも忘れられない。何なんだその選択肢はと思いつつ丹波哲郎氏の名演技に圧倒されてしまい、子供心にそんな考えもありなのと妙に納得した思い出。大人になって見直すといろいろ粗も見えるけど、とにもかくにも私にとって映画の面白さを教えてくれた邦画作品であり、作品自体から感じる当時のエネルギーに敬意を払って8点献上。蛇足だけど、当時の特に邦画作品予告では、「特報!」「撮影快調!」「トップスター夢の競演!」「東宝(東映)が総力を結集!」といった仰々しい宣伝文句が毛筆字体でスクリーンいっぱいに出ていたけど、なんかワクワクしたよね~。映画が娯楽だった昭和のよき時代です。
[映画館(邦画)] 8点(2019-11-20 10:00:21)(良:1票)
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