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1.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
「怪獣映画の怪獣の足元って、こうなってるにきまってるじゃんね」 これをやってしまったのが平成ガメラの3作目イリス。 まさしく屋根の下に屋根をかけるやつで、心あるクリエイターが「それはしちゃだめなやつですよ」と必ず言うことなんじゃないか。  おジャ魔女どれみが「人々の魔女への憎しみガー」を徹底的に突き詰めて、アニメになるわけないじゃないですか。 御巣鷹山で奮闘する自衛隊員にテレビカメラが「どけー!」とわめく時代に作られた84年版ゴジラのように、押井の劇場版パトレイバー2が911を境に過去の遺物になったように、この映画は阪神淡路の経験をなにも拾わず、後年の311になんの示唆も与えなかった。  そしてそんなガメラ3に映画界の皆が出たがった。これが悲しい。 戦後日本の実写映画につきものの、ヤマンバの人から、新時代のツキモノになったオタクの人から三谷のお友達からみんな出た。日テレのアナウンサーなんか全員出てる。もう出てないのは真田広之だけだ。 こんなにワッセワッセと人が押しかけると、仕切る人はしらける。  押しも押されもしない会心作となった平成ファースト、理系の美意識でクールに佇立したレギオン編、信頼あるコンテンツに育っていた平成ガメラを寄ってたかって叩き潰した、日本映画界の不健全の確認である。最後!しめて下さい!の津川さんでホントに〆た。これしか取り柄がないのが日本の映画産業なのだな。
[地上波(邦画)] 1点(2023-09-03 14:13:52)(良:1票)
2.  Fukushima 50
原発が核爆発を起こすことはなく、福島の原発が東京銀座に死の灰を降らせることもありえない。日本を壊滅させる能力を、日本の原発はまったく持っていない。平成23年3月11日は、40年前の日本の技術力がマグニチュード9の地震と15メートルの津波に打ち勝った、日本の栄光の日だった。原作者の門田隆将氏はネットでは有名なぱよちんホイホイさんだが、福島事故の誤ったイメージに彼が乗っかった理由は、ただ菅直人の醜態を映像化して残したかった、それだけだろう。  日本人はこの十年で、原発報道に疲れ果てた。それは東日本大震災が起きたその日から、そうだった。日本が大変な時に、なんなんだ原発って?全国民が、1日目からそう感じてきた。今も連日視界に入ってくる最新ニュースや特集番組を、今は誰もが話半分で聞き流している。なんやかんやマスコミは言うが、あの津波被災と避難暮らしよりも惨めななにかを原発が連れてきたことなど一度もなかった、それを国民は少しずつ覚えたのである。  節目の2020年に公開されたこの映画も、私たちは「いいよもう」とウンザリしながら宣伝を眺めた。モチベの上がらなさは逆に考察に値した。映画の中身も、だいたい知ってることだけだった。この映画の4年前に、『シン・ゴジラ』が、旧来通りの日本政府だったらあの時こうだったという意欲的なシミュレーションを完璧に作り上げ、『君の名は』は、あの時なにもできなかった我々の代償行為の役目を果たし、どちらも歴史的な支持を集めた。そして、この映画の後に、あの『鬼滅の刃』が興収1位更新へと走り出した年だった。
[地上波(邦画)] 1点(2021-03-14 04:05:47)
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