41. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
人間そっくりのアンドロイド(又はA.I.)が感情を持って人間に反旗を翻すという今となってはSFの古典のような作品だけど、公開当時は物凄い先を行ってるストーリーに観客が付いていけなかったらしいですね。最終版しか見てないのでどのような変更点があるかは良く分らないですが、リドリー・スコットの近未来の映像とハリソン・フォードの演技がとてもいいです。しかし、レプリカントも悲しい宿命を背負ってるなと少なからず同情しました。特に最後が… 6点(2004-02-05 02:39:27) |
42. 孔雀王/アシュラ伝説
確かに今見たらべたなCG合成やアクションなど、あらが目立つ作品ですけど、まだ小さかった僕はそれでも充分楽しめたこと、そしてアベちゃんとの出会いの作品なんで、それほどひどい作品だとは思いませんでした。 6点(2003-11-03 10:19:47) |
43. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地激震
《ネタバレ》 ことの始まりは“天地大乱”と間違えて借りてしまったこと。まあ同じシリーズだから良いか、なんて思ってたのが間違いだった。この映画はリー・リンチェイのシリーズとは全く関係が無い!それどころか恐ろしいほどいい加減な作品だ。まず、時代からして大きく違っている。確かにウォン先生も柳生十兵衛も実在の人物だが、前者は19世紀、後者は17世紀の人間だ。十兵衛はタイム・スリップしてきたとでもいうのか!?しかも、明らかに中国人の顔だし、妹のさくらと話す時まで中国語だ。何故中国語がそこまで上手い!?その前に同じ日本人なのに何で中国語で話す必要があるんだ!?まあそれはまだ許せる。しかし、しかしだ!ストーリーの方もとんでもない事になっている。物語中盤で、その土地一帯を統治する総督とちょっとした騒動を起こすのだが、そこに十兵衛乱入、ウォン先生すかさず「こいつと決着をつけるために3日くれ!」といい、暫し猶予を貰う。そしていざ決闘。ここに関してはなんら問題は無いが、問題はその後。十兵衛さん負けちゃって「武士道を知らんのか?武士は決闘に負けたら自害しなくてはならん」え、ちょっと待って、刀の使い方、明らかに中国武術なのにここにきて武士道持ち出すんスカ?なら初めからカンフーなんか習うなよ!さらにウォン先生、自害をやめさせ「カンフーは寛大だ。また一からやり直そう」と、十兵衛改心、修行に目覚めるのであった…終わり…え゛…ちょっと待って!総督との決着はつけないんカイ!?と、、最後の最後まで何がやりたいのかわからん映画だったとさ… 3点(2003-11-03 09:15:42) |
44. 八仙飯店之人肉饅頭
なんかねぇ…ここまでゲンナリさせられる作品も珍しいよ。生きるために仕方なく人肉を喰ったりだとか、悪くても自分の趣味で喰ってるとかはよく聞く話だけど、料理して他人にまで喰わしてるとは…本当に実話かよ!?と思わず疑いたくなってしまう。全編にわたって残酷なシーンが何回も登場するけど、それだけならまだいいわけ。しかしねぇこの映画、それだけじゃないんだよ…問題は登場する刑事たち。前半はとにかく明るいというか明らかにコメディのような雰囲気を漂わせてるんだけど、それだけならまだいいの。でもねぇ、事件の捜査に至っては物凄~く手抜き。しかも犯人を自白させようと踏んだり蹴ったり、それでダメだと殺させた家族の親類がいる刑務所にぶち込んで集団リンチ、それでもダメだと3日間不眠不休で…と、犯人以上に残酷な拷問を繰り広げる。いやぁぶっちゃけ、ここまで憂鬱な気分になった映画は初めてだ。ここで断言しよう。この映画は“最低”である。 2023年10月8日更新 自分にとって数少ないトラウマを植え付けた作品なので、前回のコメントでは0点にしていたんですが、「そういう作品」として考えるとやはりよくできている、としか言えません。 あの頃から比べてこれ以上に残虐だったり陰惨だったりな作品をそれこそ山のように観てきましたがやっぱりこれを超えるのって出会えてません。なのでそう考えるとやはり0点はおかしいな、ということで点数を変更します。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-11-03 08:55:28) |
45. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
いやいやいやいや、凄いです。半端じゃないです。ブルース・リー強いです。カッコ良いです。ダブルヌンチャクや棒術、投げ矢等々、実にカッコ良いです!特にコロッセオでのチャック・ノリスとの死闘、本当の死闘、痛みが伝わってくるくらい凄いです。ストーリーだけ見るとあらがちらほら見えるけど、そんなの全てのアクション映画にいえることなんで細かいこと抜きにして見るのが一番です。実際、ストーリーを重視する俺でさえ全く気になりませんでした。いや、というよりファイト・シーンが凄すぎて気にす事すら忘れてた。ブルース・リー…やっぱりあなたは最高だ! 9点(2003-10-20 03:47:57)(良:1票) |
46. 無問題2
《ネタバレ》 始まって早々マトリックスかぁ。それに酔拳、挙句にグリーン・デスティニー?それにあの波動拳はなに?さらにブルース・リーもどき、馬鹿にしないで貰いたいなぁ。内容は色々な映画のごった煮みたいだけど、それにしてももう少し捻ってくれ。岡村のファイト・シーン期待してたのにがっかりだぁ… 4点(2003-10-16 02:42:25) |
47. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇
(この前ついついこの3部作のDVDを衝動買いしてしまいました)前2作ほどアクションは派手ではないですけど、それでも十分楽しめる作品です。アクションはとうとう人間業をはるかに超越し“過ぎ”てますけど、それよりも気になったのは、ウォン先生…何か前と感じが違う…。前作までは意外と硬派だったのに対し、今回はなんだかコメディータッチなのですよ!字幕で見ると案外そうでもないんですけど、吹き替えで見ると…結構イイキャラしてます(笑) 7点(2003-09-29 00:56:39) |
48. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
(リンチェイ主演3部作を借りたつもりが、何を血迷うたかこれの代わりに“~天地激震”なるものを借りてしまった…)天地黎明の方がアクション的には好きですけど、こちらもなかなかいい出来です。前作をはるかに超えるほどの人間離れした技がたびたび出てきますが、ワイヤーで吊ってると判りつつも積み上げられた椅子の上や梁の上での格闘戦は見ごたえ十分。その他にも、リンチェイの実力がはっきりとわかるほどに激しい棒術戦など、アクションにかけてはまさに一級品です。 8点(2003-09-29 00:43:55) |
49. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
初めてこの作品をビデオ屋で見かけたときに、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”とあまりにも題名が似てるため、ぱちもんか?と思いましたけど、全然違う話でした(笑)…以下感想…初めのうちは真剣にストーリーを追おうとしたんですけど、後半になるにつれてなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。深く考えるより、目の前の映像を楽しんだほうがいいって。さすが、中国全国武術大会で5度にわたって総合優勝に輝いているジェット・リーだけあって、その体さばきはまさに本物。常に心を乱さず、正確な脚さばきで相手を蹴散らし、着地のあとは余裕の表情。辮髪も何気に似合ってるし。“マトリックス”の後の口直しに最適です。 7点(2003-09-26 00:12:38) |
50. ドラゴン怒りの鉄拳
“死亡遊戯”で(ブルース・リー本人以外の)アクションの切れの無さに肩透かしを食らった俺にとって、本作は改めて彼の偉大さを思い知らせてくれました。これを見た後に近年のカンフー映画を見るとやはり、勢いというか、戦いの鋭さに欠けてると思います。日本人が悪人になっているので、少し納得いかない人もいるかもしれないけど、この頃(1800年後半~1900年初頭にかけて)の中国は、イギリスやフランス、日本などの列強にボロクソにされてたんで、このような扱いになっても半ば仕方ないでしょう。 とはいえ、同じく日本人が悪人になってるパー○ハー○ーは…駄作!!というより論外!! 8点(2003-09-24 02:21:45) |
51. HERO(2002)
《ネタバレ》 見終わった後、どこら辺が英雄なんだ?と思う人もいるかもしれませんが、その答えはパンフレットの冒頭に書いてあります。 テーマは、始皇帝暗殺。しかし史実を描いているというわけではなく、ほぼ空想の話だそうです。 剣技などはジェット・リーとドニー・イェンがワンチャイ以来顔をあわせた冒頭の戦闘を筆頭に実に迫力満点だけど、グリーン・デスティニー同様無意味且つ不自然に飛びすぎ、それに話が二転三転するので感情移入もしにくいです。 それ以外は、映像は綺麗ですし、 見ごたえある場面もあるので、まあ普通に楽しめるでしょう。 [映画館(吹替)] 5点(2003-09-02 03:15:44) |
52. ブルース・リー/死亡遊戯
後半のブルース・リー本人による格闘シーンは最高です。しかし、それに至るまでが… 5点(2003-09-02 02:57:18) |
53. ドランク・モンキー/酔拳
見てて素直に、はぁ、本物のカンフー映画見てるなぁと思える作品 7点(2003-09-02 02:52:57) |
54. グリーン・デスティニー
ストーリーはまあまあなんだけど、アクション、特に剣技に関しては申し分ない迫力。さすが、中国の歴史の深さを感じさせてくれる。が、あまりにも不自然、且つ無意味に飛びすぎ。“チャーリーズ・エンジェル”のメイキングで、中国の伝説には空を自由に飛ぶ人がたくさん登場するといっていたが、勢いもないのに脚をばたつかせただけであり得ない飛翔力を得るってのはいくらなんでも無理ありすぎ。そして碧銘剣、あんな切れ味抜群なら多少腕が立たなくても負けないだろうに… 5点(2003-09-02 02:23:42) |
55. ポリス・ストーリー/香港国際警察
《ネタバレ》 普通のアクション映画なら中盤か終盤に持ってくるようなアクションをいきなり序盤、しかもオープニングに持ってくるところがまず凄いです。 またアクションだけでなく、法廷でのやり取りのようなドラマ展開、分署での電話対応などのコメディ部分なども適度に挿入されており観ていてとても飽きない作りでした。 ただ、個人的にラストが非常に尻切れトンボというか、中途半端なところで終わってしまっている感があるので、観終わった後の余韻は少し少なめ、と感じました。ですが十分楽しい作品でした。 [地上波(吹替)] 7点(2003-07-01 03:49:23) |
56. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3
確か幽霊との恋愛話だっけか。2作目から見始めたから、何?この変わりようは?と思ったけど、そうなんですか。これが1作目にでてきた幽霊サン達なんですか。 5点(2003-06-01 02:30:49) |
57. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
1作目を見てないから何とも言えない。唯一つ言える事は、チャイニーズ・ホラーはどうにもギャグ路線が入ってる。これも確かそうだった気がする。でも、そんなにつまんなくはなかったと思う。これって確かラストに一人だけ魂が戻れなくなっちゃうやつだよね?確かそこで、やるせない思いをした覚えがある。 6点(2003-06-01 02:27:14) |
58. 酔拳2
なるほど!バー○ャファイターの酔拳ジジィの動きはこの映画が元になっているのか!ジャッキー映画特有の笑いの要素もあり、アクションも迫力があって申し分ない。特に悪の親玉の放つ連続蹴り(なかなかの威力だろう?)などは凄まじいものがある。やはり格闘モノは本場中国に限る。 7点(2003-05-25 22:31:50) |
59. 燃えよドラゴン
思えばこの作品を見て大きな衝撃をうけ、格闘技というものに興味を持った。ブルース・リーの映画が他のカンフー映画と違うのはやはりその“動き”だと思う。J・チェンなどのカンフー映画は、確かにアクロバティックで派手だが、どこか鋭さにかけている。その点ブルース・リーの映画はみな、その痛みが伝わってくるようなほどに動きがしなやかで切れがある。静から動に転じる時の動きの速さ、蹴りのスピード、そして滑らかな体の運びと、まるで実戦を見ているような緊張感がある(いまの役者でリーに匹敵する人物といえばリー・リンチェイくらい)。その中でもこの作品は、扱う武器もヌンチャクや棒などと豊富で、その他、各格闘技のチャンピオンなどが多数出演していたりと、格闘術も本物の動きで色々と見るところが多い。正にカンフー映画の傑作。 9点(2003-05-25 20:12:39) |
60. 霊幻道士
《ネタバレ》 多分生まれて初めて観たホラー映画がこれです。 小学校に上がるか上がらないかの時に親がビデオに録っておいたものを、部屋の隅っこで縮こまりながら観たのを覚えています。 それから何度も観返していますが、何度観ても先代の墓を開けるシーンは何とも言えない不気味な雰囲気と恐怖をあおる劇半で今でもぞくっとしますし、完全に怖がらせに来ている先代キョンシーのビジュアル共々今観ても十分な迫力。 キョンシー(ヤンさんとモンチョイ)、女幽霊、先代と敵が次々に代わりながらも雑多にならなく、うまくまとまっているのもいいですし、アクションもしっかりあり、笑いの要素もやり過ぎず、その上ちゃんと怖い、非常によくできた作品だと思います。 自分の中でホラー映画として惹かれる要素が「蘇った死者」「まじないや呪い」なのはこの映画を小さいころに観ているためだと思おので、そういった意味で自分の原点の一つですし、僕がホラーバカになるきっかけになった作品です。 [地上波(吹替)] 10点(2003-05-25 01:32:33) |