1. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 時系列が乱れているので、話の進行についていくのに必死でした。故に何度か観て反芻したくなります。でも観なおすにはあまりにも重苦しくやりきれない作品。体力のある時に観るのをオススメします。ヤンのニヤけた顔(かわいい♪)が見れるのが、唯一の救いです。 [映画館(字幕)] 7点(2005-04-26 23:12:45) |
2. ターンレフト ターンライト
《ネタバレ》 ベタベタな恋愛物かと思ったら見事に裏切られ、ラストは超ナンセンスというか舞台のコントのようだった。でもかわいい映画なので許す。主役は金城さんじゃなくてもよかったのでは?脇の二人が強烈なので、その分印象が薄くなってしまった。 6点(2004-11-06 00:49:40) |
3. LOVERS
《ネタバレ》 飛刀門の策略自体、ほんとに最適で有効だったのかひたすら疑問なんですけど、別にそこは深く考えなくてもいい映画なんですね?恋愛映画なんですもんね?でもこの映画、男性キャラはチャン・ツィイーというプリマドンナの添え物って感じがしないでもない。それだけツィイーが輝いていたんでしょうけど、恋愛物としては凡庸な出来だと思います。 4点(2004-09-21 23:52:18) |
4. インファナル・アフェア 無間序曲
《ネタバレ》 1は、トニーとアンディの演技合戦が魅力でもあったのですが、その二人が今回出ていないので正直あまり期待はしていませんでした。しかし、今作は単なる二匹目のドジョウ狙いの続編ではなくかなり充実した内容で、よくもまあこんなに話を膨らませしかも辻褄合わせたなーと感心しました。正義と悪の境界線がホントに微妙で、ラウがクワンを殺した事は間接的にウォン警部への協力になってて、ヤンは任務の為とはいえたびたびおナワになってる。その皮肉さ故に、せつなくなります。ただ残念なのは、エディソンの描写が少なかったこと。ちょっとバランス悪いかなと思います。1での「ラウ」の屈折ぶりが魅力的だっただけに・・ね。あとBGMが流れ過ぎなのと、エディソンとショーンが同じ系列の顔ってのも気になる。ちなみに一緒に行ったダンナは、ショーンの事をずーっと「ラウ役」だと思って最後まで観てたらしく、「1でマフィアやのに警察に潜入してた男は、昔は逆の事してたんやなあ」って・・・。一体どんな話として観てたのか、考えるだにフシギです。 8点(2004-09-21 23:33:03) |
5. 炎の大捜査線2
《ネタバレ》 陰気で重い香港B級映画。暗さは「ミッドナイト・エクスプレス」の次くらいかな・・・というのは言い過ぎか。他国の脱獄物と違って、東洋独特のジメジメした雰囲気があり、主要な登場人物のエピソードが悲惨で見ているうちに気が滅入ってくる。見所はなんといっても金城武!他では見れない演技が堪能できるが、かっこよさを期待するファンにはショックかも。ちなみにジャッキー出演の前作と話は全然つながっていないそうです。 7点(2003-12-08 11:17:46) |
6. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
《ネタバレ》 普段アクション(?)映画をあまり見ない、ましてや香港時代のジョン・ウー初体験の身としましては、あっけにとられたというのが正直な感想です。爆発オンパレード、銃撃ちまくり、弾当たりまくり、殺しまくり、異常なまでのテンションの高さ。・・・貴重な経験になりました、はい。 4点(2003-12-02 00:01:28) |
7. ワイルド・ブリット
やるせなくて重ーーい映画です。ある意味「プラトーン」よりも戦争の悲惨さがひしひしと伝わってきます。『よそ者から見たベトナム戦争』という描き方をしているので、日本人の私にとって、リアルに感じられたのかも。 トニー・レオン目当てで見ましたが、サイモン・ヤムの方がかっこよかった。 4点(2003-12-01 23:50:17) |
8. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 今年観た中では私的ベスト3に入る作品。2回観てしまいました。ストーリーに突込みどころもありますが、終始はりつめた緊張感と主演二人の演技合戦と画面の勢いで、観てる間どっぷりと浸れます。観終わった後は、「あの二人の役が逆だったらどんな雰囲気になってただろう」とか、「ラストのエレベーターの中で一体どんな葛藤と細工があったんだろう」とかいろいろ妄想できて更に楽しいです。 9点(2003-11-19 00:53:01) |
9. ブエノスアイレス
《ネタバレ》 観終わった後ちょっぴり切なかった。この二人って私が今まで経験した恋愛よりも、はるかにピュアで痛々しくて情の深い恋愛してるんじゃないかって思いました。打算とかいやらしい駆け引きとかなくて、本音と本音のぶつかりあいというか、感情のままというか。同性同士だからわかりあえる分、より距離が近くて精神的に濃密になるのかなあ・・・?と、いろんなことを考えちゃいましたよ。冒頭のシーンでは思いっきりひいてしまったけど。 6点(2003-11-19 00:42:11) |
10. 世界の涯てに(1996)
恋愛もので難病ものです。でも、そんな単純な言葉で表現したくない、心に染み入る人間ドラマです。登場するすべての人物が、いとおしく思えます。メインの人物が中国人、香港人、イギリス人の3人なので、香港の中国返還を表現しているという解釈もあります。 香港の混沌とした人間くさい下町、対照的なスコットランドの人を寄せつけない荒涼とした海と大地、それらのバックグラウンドに個性的なキャラクター達が絡み合って、独特の「癒し」の世界が作られています。特に金城武の、ピュアでコミカルなキャラはピッタリ!私としては、彼の一番のハマリ役だと思います。ラストは決して悲劇ではありません。お涙頂戴でもありません。私は観かえすたびに、押し付けがましくない「生きるエネルギー」をもらっています。 10点(2003-10-15 13:08:07) |
11. HERO(2002)
これは史実に基づく話(たとえば「三国志」の映画化のようなもの)なのかなと思ってたら、全然違ってた。でも、他の方も書いてらっしゃったように『歴史ファンタジー』として観ると、けっこうはまりました。絵ハガキ的な映像の寄せ集めですが、俳優さんたちの好演が物語に深みを与えていますよね。特にトニー・レオンの、最後の微笑みにはやられました。あと、九寨溝を大画面で観れたのも最高。(絵ハガキ的って書いたけどさ) 7点(2003-09-18 01:04:29) |