1. カンフーハッスル
《ネタバレ》 「少林サッカー」がめちゃくちゃおもしろかったので期待したが、見終わった感想は「いまひとつ」かなあ…。ちょっと残酷な描写がきつかった。アパートのしがない住人が実は拳法の達人という設定はワクワクする。だけど、別に死なせる必要なかったんじゃないかなあ…。あと、主役のチャウ・シンチーが唐突に強くなるところはこの手の映画のお約束を外してるんじゃないだろうか。ちょっとあらすじ的に破たんしてる気がした。ヒロインの女の子も拳法の達人であったらおもしろかったな。そのほか、シャイニングやマトリックスのパロディは笑った。ほかにもいろんな映画のパロディが入ってるんだろうけど、「ああ、この監督はホントに映画が好きなんだな」と思わせる。70―80年代のカンフー映画のベテラン俳優たちをキャストに連れ出したのも正解だと思う。シンチー監督が言うように、やはり「本物の迫力」は違う。琴の音で真空波?をつくる拳法は「北斗の拳」の南斗聖拳からヒントを得たんじゃないかと思いますけど、やっぱ違いますよね? 6点(2005-01-07 17:26:57) |