1. HERO(2002)
去年観に行った周りの人々が尽く酷評していたので、全く期待しないであらすじ含め予備知識も持たず観たので、以外と楽しめました。特にトニーとマギーの演技力に泣かされました。恋愛映画は大の苦手ですが、こーゆう男女の描き方はツボで。「羅生門」同様の複数エピソードが盛り込まれる中、この2人で決して変わらないのが"人と剣"が決して離れない、とゆう真実。これって女だから余計にグッときてしまったのか、こうゆう風に誰かを愛してみたいし、愛されたいなぁなどと、年甲斐もなく思ったり(苦笑)ストーリーで考えるとそんなに複雑ではないけど、この作品は映像の芸術度の高さ(東洋の持つ美しさ)と、役者の演技力で魅ると楽しめるんだなぁ、と感じました。個人的に映像表現で好きだったのは、残剣と秦王の直接対決。緑の垂れ幕が一斉に散る所は、まるで舞台を観ているかの如く感じられました。 7点(2004-06-21 02:19:38) |
2. グリーン・デスティニー
ユンファのファンなので、それで観に行きました。彼が主演みたいな宣伝だったので、期待して行ったけど若い二人の話で、しかもストーリーが結構強引な感じで最後は「えー↓」って感じで映画館を後にした記憶があります。ワイヤーアクションは、それ程違和感はありませんでした。ちなみに点数中半分は、ヨー・ヨー・マの美しいチェロに捧げる点です(苦笑) 6点(2004-03-24 01:34:46) |
3. 男たちの挽歌
ウー×ユンファ作品の最高峰と云える作品です。この映画を観て、日本のヤクザ映画(任侠映画ではない)が、如何にヘボいかを思い知らされました。撃って撃って撃ちまくるんですが、撃ち方にウソを感じない。これぞマフィア。そこに男達の哀しみもちゃんと描かれていますから。 9点(2004-03-01 14:49:28) |
4. インファナル・アフェア
上映終了間際仕事帰り観に行こうと思ったら、夕方六時台で上映終了で、観に行けななかった悔しさが込み上げてくる程、素晴らしい作品でした。トニー・レオンもアンディ・ラウも、演技力抜群ですね。男の哀しみが滲み出てます。香港映画を観て衝撃を受けたのは「男達の挽歌」だったんですが、同等かそれ以上に傑作かもしれません。あと、空の色がとても綺麗でした。 8点(2004-03-01 04:03:37) |