1. プロテクター
《ネタバレ》 最後に見たのはレンタルビデオで20年以上前、記憶では結構気に入っていた作品という印象。 今回ゲオでDVD見つけて借りて来たのだが、再会してビックリ! こんな作品でしたっけ??? 時代が時代だからか、とにかくお色気シーンが多い。すっぽんぽんの全裸女性が次々と・・・ 股間部分に下向きの穴の開いたベッドにうつ伏せって、どんなプレイしようとしてたのか? まあ裸がイッパイで嬉しいっちゃあ嬉しいのですが。ジャッキーには似合わない。 麻薬の密輸作業シーンで全裸の女性が作業してるとか、どうにもこうにも不自然です。 セリフ字幕にも「お前らすっ裸で何してんだ?」と出てて笑い転げました。 アクションも記憶と全然違い、とにかくスピード感が無い。今更ガッカリするとは想定外。 ストーリーもお粗末で、設定もヒドイ。マシンガン乱射してたかと思うと、突然素手で格闘したり どうしてそうなったのかは気にしない制作陣。 狙撃手から守ろうとして6連発のバズーカを1発お見舞いしたのに、ヘリに襲われてるのは 援護せずに見てるだけとか・・ ??な展開ばかり。 脚本は学芸会レベルです。 基本の点数は4点レベルです。 でもジャッキー大好きなので、1点追加。 更に全裸女性がイッパイなので1点追加。 裸が多いとこは、なんだか、昔のカトちゃんケンちゃんの特番みたいでしたね。 [DVD(字幕)] 6点(2020-03-16 18:25:25) |
2. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 ミュージカルは苦手です。 でも、あっちのエマちゃんの「美女と野獣」は楽しめました。 こちらのエマちゃんは、どーも馴染めません。 歌が喉だけで発声してて、鼻歌になってます。最後のオーディションでは少し声が出てました。 あの歌い方は可愛らしさに拘ったのでしょうが・・ なんか見え透いてる。 笑い顔のアップもキツイ、圧化粧がヒビだらけになり、見るも無残。 楽曲もライトな作品ばかりで、耳に残らない。ホントのアメリカンエンタティメントはこんな程度じゃないはず。 冒頭のハイウエイの団体競技は、まあまあですが、長回しワンショットに拘り過ぎて、こじんまり感がある。 結果、あの大量の車が邪魔で、悲しいことに肝心のダンスに迫力がない。 新しい切り口なんだろうけど、イマイチだったのも事実。 ジャズの不人気を改めて見せ付けられて、ジャズ愛好家としては痛いストーリー。特に、クリスマスソングの仕事で 少しだけジャジーな演奏した瞬間にクビって、どーなのよ? ピアニスト居なくなって、それでいいのか・・? クビにする嫌味なキャラは、いつものあの方って、前作「セッション」の不快感が蘇った。 ライアン君がピアノ演奏するシーンは、シロートとしては違和感が無い。弾けるのかな? ナカナカ似合ってる。 ただなあ、パーティバンドで、ショルダーシンセぶら下げてるとこが超ダサイ。 ストーリーも、なんか半端で・・ 分かれて5年後に3~4歳の子供が居るラストって、オカシクない? 別れた後に女優として成功し、その直後に他の男と結婚して出産しないと間に合わない。 ライアン君への気持ちはその程度かいな・・。 知ってか知らずかライアン君の最後の微笑が切ない映画でした。 [映画館(字幕)] 5点(2018-01-24 23:31:27) |
3. ジョン・ウィック:チャプター2
ガンアクションとカンフーアクションで「ガンフー」との売り文句ですが、空手と柔道も入ってます。 お帰りなさい、アクションスター、キアヌリーブス! もう今回は問答無用のファイトシーンだらけです。 コレでもか・・また来たか・・このヤロまだ動くなら頭撃つよ・・お前は首投げだぞ・・うぉーりゃー。 て、角曲がる度に撃ち合いの繰り返し・・雑魚は何人居るんだよ・・てか防弾スーツでも痣だらけでしょ。 発砲音は100や200じゃないよ、トンでもない映画だ。子供は見ちゃ駄目な殺し方もありまっせ。 8億円もの賞金かけられて、関係ない殺し屋まで襲ってくるとなりゃ、街中だろうが電車の中だろうが どこでも試合開始。アクション映画にありがちな野暮なラブシーンは一切なし。ファンの心理鷲掴みの出来栄え。 前作で消化不良の原因と感じた「とろいドラマ要素」は、排除されました。すこぶるテンポがいい。 この高揚感は・・そう、あのマッドマックス・デスロードに匹敵のアドレナリンムービーだ。 昔のキアヌは、どこか中性的でアクションに空虚なところがあったけど、もうその面影はない。 いかつい男いや、無粋なオッサン臭も出てきたが、これぞキアヌの新境地でしょう。 筋肉ムキムキでもないし、市民を守る正義でもない、ギャングの抗争と大差ないのに、こんなにも親近感が。 いやあ、いいポジションにハマりましたよ。是非是非、3作目も待ってます。 ストレス解消に丁度良い映画! 是非映画館で見ましょう [映画館(字幕)] 9点(2017-07-07 21:45:40)(良:1票) |
4. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 なんだ新作のメッセージよりもヨハンソンの音楽(効果音?)が、ピッタリじゃないですか。 メキシコのスラムでの不気味な雰囲気を120%バックアップ。 映像もキレイな景色なのにどこか不安な感じが面白い。メキシコの方には失礼かも知れないけど コロンビアに次いでヤバイ国だと思ってしまう。こんなとこで警察官・捜査官やるなんて無理。 エミリーブラントの主演映画なのに、ヒロインの影が薄いのは、この物語なら納得かも。 裏の名前を持つ男アレハンドロが完全に食ってます。物凄い存在感。将来はマーロンブランドかも。 現実はこうじゃないと思いたいけど、アメリカのニュースでもたまに見るし、ヤバイよねえ。 組織撲滅に正攻法じゃラチがあかないとはいえ、内部抗争に干渉しまくり、射殺が基本の任務。 正義なのか只の殺し合いなのか、正義が判らなくなって行くヒロインを描いたようですが、 何故彼女が選ばれたのか判ってしまうと、違和感が消えて同情に変ります。厳しい現実。 しかし、なぜ原題の「暗殺者」から邦題「ボーダーライン」になったのか、そりゃ国境だし 正義と悪の境界の話だし、間違ってないけど、なんかカッコ良くないし軽いなあ。 タイトル吟味して、アクション映画風のトレイラーにして、プロモーション頑張れば もっと売れたんじゃないかなあ。 もったいない。 久々に硬派な映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2017-06-16 09:46:06) |
5. ATOM
上戸彩さんがアトムの声? いや別に、違和感ありませんです。 それより父親役の役所さんの声が、軽過ぎました。マイク遠かったの? せめてミックスで補正するか、録り直して欲しいくらい。和訳が英文に対し 長過ぎると早口になるから、そのせいかも知れないけど・・。うーむ 設定があちらのオリジナルで、判り難い背景もあり馴染めないまま進みますが 終盤のドタバタの後、創造主との和解の展開はベタですが、まあ期待通りでした。 進化したロボットAIと人間の関係を描きつつ、格差社会と差別問題も加味。 何故か日本の評判は低空飛行ですが、これはこれで良いのでは? あと一歩吹き替えが良ければ8点でした。 [DVD(吹替)] 7点(2017-02-19 18:22:45) |