41. フリー・ゾーン 明日が見える場所
《ネタバレ》 中近東の現実の一部を見ることができ非常に興味深かったです。戦争というのはあくまで国家間のものであり個人間のものではないことが描かれています。あまり見る機会の無いイスラエルやヨルダンの風景も新鮮でした。 しかし、イスラエル人とパレスチナ人の口喧嘩から逃げるように走り去るナタリー・ポートマンの姿は、パレスチナ問題に対して成すすべを失ってしまった欧米各国の姿を象徴しているようでしたね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-14 13:08:24)(良:1票) |
42. エル・ニド
《ネタバレ》 まあ、単純にまとめると大人ぶったガキに翻弄される哀れな初老の男の物語です。何というか、見ていて「おいおい」と突っ込みたくなるシーンが非常に多いです。 しかしながら、残り少ない人生を漠然と過ごし枯れるように一生を終えるより、生きる目的を見つけ それに殉ずる方が幸せなのかなとも感じました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-13 17:13:21) |
43. 僕と未来とブエノスアイレス
《ネタバレ》 アルゼンチンという国については、サッカーが強いということ以外はほとんどしらなかったのでこの作品は興味深く見ることができました。 ストーリー的には、ブエノスアイレスの古いショッピングセンターの中で繰り広げられる人間ドラマなんですが、移民の方が多くいるのは驚きました。(主人公もポーランド系ユダヤ人ですし。韓国系もいるし。) とりあえず、「ひまわり」は見ておきたいなと思いました。 [DVD(吹替)] 6点(2007-01-14 22:09:41) |
44. ブンミおじさんの森
《ネタバレ》 なんだか良くわからないけど、凄い映画であることはわかりました。なんと言うか、上映中ずっと自然の力に包まれるというか、胎内の中にいるような感覚(良く知りませんが)を味わえる作品でしたね。癒しや懐かしさのような不思議な感覚が心の奥底から呼び起こされるような感覚を味わえましたね。 ただ、非常に眠気を催させる映画でもありました。これで寝たら本当に気持ちいいだろうなと思いながらも我慢していましたが・・・・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2011-04-17 15:55:17) |
45. 歌姫カルメーラ
《ネタバレ》 旅芸人一座の悲劇を通してスペイン内戦の悲惨さを描いています。 コメディ調のストーリー展開が逆にラストの哀しさを増幅させているような気がしました。 しかし、あの最後に出てくる寸劇というかコントのレベルの低さは、ファシストというものを揶揄しているんですかね?(まあ、捕虜を侮辱するという意味なんでしょうが、それにしても酷すぎでした。) 解説等を見ると、旅芸人一座がファシストに抵抗したかのような印象を受けますが、あまりそういう感じでも無かったですね(結構取り入ってたりしてるし。葛藤はあったのでしょうが・・・・・)。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-02 16:12:44) |