1. ミツバチのささやき
絵意画 という感じです。遠く幼い頃の感性が、、えっと、難しいことよくわからないですがすんません。秋らしい映画として教えていただきました、まさにそうです。晩秋の佳き日に嫁がれるピュアで思慮深い紀宮様はもしかしたらお好きかもしれませんね。 ミツバチのさ’サーヤ’き・・呆れるほどしょうもない、すんません。ミツ8、サー8、そしてめでたい末広がり、もちろん8点をお贈り申し上げます。どうぞお幸せに。 [ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-15 02:32:57) |
2. おっぱいとお月さま
先日の朝、着替える時に息子が「デカプリオ~」と言ってトランクスの窓からショボプリオ2つUUを出して私に見せつけた揉←× もんで、本作を思い出しました。 この映画は、父さんにUUなしよばわりされ、母さんのおっぱいは赤ちゃんに取られてしまい、のシュン太郎:カタロニア人のテテ少年がフランスからやって来た旅芸人の踊り子のおっぱいに恋してしまうお話です。 エディット・ピアフのシャンソンで踊るマチルダ・メイはキュートなだけでなく、胸に釣り合う母性も持ち合わせていて、まぁ乳ダ・飲メイ、とばかりに少年を優しく包み込んでくれるのでありました。。うそ。 いや、そんな簡単にはいきませんが、恋のライバルやフランスへの嫉妬・敵対心なども盛り込んで、デリケートな男たちそれぞれのせつなさをキューンと伝えてくれます。(多少ええっ?と思う場面もあるが、スペインの明るい気質、だということでまぁ。) 夫婦のやっていき方などもちょっと考えさせられたり。 もうすぐお月見です。監督の名前までもがビガス・ルナ! 願い事をしながら鑑賞なさってはいかがでしょ。あ、お子さんと一緒はちょっとマズイかも・・夜泣きする赤ちゃんをあやしながらでしたらOKですよ(ええ方法アリ。まぁ観て)。 (また余談)おっぱいというのはいつまでも男性にとって憧れなのですが、女性だって小さい頃からお母さんのを触って育ったのですから、この球形の柔肌は好きなのです。たとえ自分で毎日お会いしてようが、左右不揃いであろうが、重力にすこぶる従順であろうが、見て安心できる存在であります。(男性には意外でしたかね?この感情。ほな。) [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-16 19:51:20)(笑:2票) (良:1票) |
3. イースト/ウエスト 遥かなる祖国
はぁぁ良かったです~。かなり前に観たのですが、まずはこの言葉しか出てきませんでした。実話を元にしたドラマでは今のところ一番好き。男の鑑!こんな旦那さん、探してもなかなかいないですね。生きてきた環境や価値観が違っても、寄り道をしたからと言っても、二人はまたいつか再生できる、ということがわかりつつあるホルモン減少中の熟女にオススメ。仕立て屋~でこのアマ!とお怒りの方もここのサンドリーヌ見たら気が収まるやもしれません(役やっちゅうの)。フランス(&欧)映画の良いとこばっかり集めて大きく仕上げた感じです。仏・露2国語が場面を締め、また心痛くもさせられまする。品と落ち着きある深い感動を味わいたい人はぜひ。(ダメやったら謝りますが、きっと期待に応えられると思いまする。ただし女性限定。) /これを「ネバーランド」の’ジェームズ少年’に見せてあげたい。その前に私が一発オミマイしてから(ぷんぷん!)。 9点(2005-01-21 17:48:58) |
4. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 激ボロ泣き。。自分で抱える彼女が強いのか、周囲の反応を恐れる彼女が弱いのか。実際こういう状況になればまずできないわ、若いのにえらいなぁ。彼女が取り乱したり、酷い病状に苦しむシーンはあまり出てこない。そんなことわかっているから私たちは見たくないのよ、この辺は女性監督だなぁと、感謝。また「いい人たち」しか出てこないのは、実際この人たちに対して’だけ’こう願っている、という意味なのではないかなあ。私はこういう出し方好きです(イヤな人たちのことはどうでもよくなるわよ、時間がないもの!)。彼女が挙げた10個のうち、「母」「娘」としての望みがささやかで泣ける~。問題は「女」としての望み・・お互いの家庭・身体へのトラブルがない限り、私はこの場合許したいなぁ。彼を好きになれてよかったね。(女性は、母・妻・娘である立場より「女」を優先してしまうイットキがあるのです。ダメ?甘い? でも男性なら・・でしょ!)。それから「妻」としての望みは・・実現してもそうでなくても彼女はいいと思っているんじゃないかなぁ、彼女をとりあえず安心させてくれた玉のれんさんに効果賞あげてほしいです(むぎむぎ♪さんに同感)。喋るレオノール・ワトリング(「トークトゥー~」強烈。お願い、これ以上ゴッツくならないで~)・喋るアマンダ・プラマー(「ガープ~」強烈。この人はゴッツい顔がいい)を見れました。私はウェイトレスさんがフツーすぎて大好き。労働する喜びさえをも教えてくれる涙作。若いママさんはかなり共感できるんじゃないかなぁ。 9点(2004-06-08 16:40:39)(良:2票) |
5. 汚れなき悪戯
《ネタバレ》 ♪聞き覚えのある哀しいメロディー、主題歌だったんですぇ、、今頃気づきました。。荷車が出てくる中盤以降はもう、無宗教のこんな私のどこからこんなに涙が溢れ出てくるのかわからんくらい泣けました。彼だけを抱擁してくれる「友と大男」はいたが、一番逢いたい人が空想でさえも存在しなかった、、もうたまりません。飢えたものに与え、弱きものを助ける、人と交わり愛する・・私が忘れてしまってることばかりです、心を入れ替えて出直します。12人の僧侶は「月」のことを指してるのかしら?? //モノクロのスペイン語ということで敬遠してました、黒猫クロマティ様他のレビュワーさんが薦めて下さいました、ほんとにありがとうございます。 10点(2004-04-24 20:46:01)(良:1票) |
6. あなたに逢いたくて
ワーキングガール(メラニー主演)以来私もジョーン・キューちゃんが好き~!なのですが、この邦題に萎えてしまい(歌みたいやし)、最近やっとこさ観ました。吉本新喜劇みたいなドタバタだったけど、男女の心変わり、うまいこと演じてました、男女3人、こんな気持ちにもなりますわな。この頃のメラニーはスリムでメグに似ているとこもある。元夫役ダニー・アイエロって良ーくみたら男前だわ(「月の輝く~」のヒトよねぇ)。ジョーンはああ!ダリル・ハンナより目立ってるわ。一柳みるさんのジョーンも◎でしたので、どなたかと一緒に吹き替え鑑賞も良いかもです。 6点(2004-03-21 17:02:45) |
7. 永遠のマリア・カラス
《ネタバレ》 ♪ラリーィ なぜ泣くの カラスの勝手でしょ~ ファニー・アルダン様をお慕い申し上げるかーすけ、ほんとはけなしたくないのだけど、ラストの急転、これはサスペンス並みに驚かされ&がっくり~。パクパク苦悩をもっと掘り下げて欲しかった。これも書きたくないけど、監督さんがお年を召されていることが裏目ではないかとさえ思う。自分はカラスを熟知してます、実力に反して彼女自身の苦しみはこれこれで、多少の誇張も入れて表現しました、観客の皆さんなら容易に理解していただけますでしょう・・といった老練なる自信である(私の思いすごしであってほしいです)。中盤までは皆さんが書いておられる通り、それはそれは盛り上がったので、最後にヘナッと気が抜けてしまった私でした。アルダンの英語はちょっと気になったけど、ハンデ克服努力が画面一杯に感じられたし、稽古中にキレるところなどは(ギリシャ系?の)カラスに似せて叫んでいたように思う。「ある晴れた日に」は良かった、生声付きやし。もっと気になったのはロン毛が超違和感のジェレミー・アイアンズ・・正面から映しても病弱な老人に見え、意欲満々の製作者という風格を感じられませんでした、演技は言うまでもなく素晴らしいんですが・・。ああ、大好きなジャンルなのにケナすだけになってしまいそうだ、、老女メイド役:ブルーナを演じた女優さんが祖母コン心をグラグラ揺らしてくれたので+1点。旧作になったらも一回観ます。 7点(2004-03-18 00:51:47) |
8. トーク・トゥ・ハー
《ネタバレ》 男と女の性の違いはわかっているつもりです。ですが、それでもこんなに悔し涙が出たのは初めてでした。綺麗なままに保つ事ができた彼女の外見に関しては彼は確かに尽くしました。彼の境遇も同情持てる。しかし女体・母体・生命をいかに傷つけたかをシーンで描写せず、あるいは、たった一文の字幕で結果を説明されると、ますます監督がこの男を哀れなヤツだと保護するようで、私は情けなかった。彼女をただただ綺麗に撮って最後まで意思表現をさせなかったところに、人形以下の扱いではないか、と抵抗してしまうのでした。興奮してるので、細部を見逃した感じもするが、もう一度観るのも疲れました。映像や音で誤魔化されへんで!//【04.02.22】良票を下さった女性?(たぶん)レビュワー様、申し訳ないです、ありがとうございました。頭に血の上った子宮持ちの目だけで観ると0点気分なのですが、私がもし独身青年であれば9点10点を間違いなくつけていたかと思います。もしも介護士の職についているならば、彼に対して激怒だけでなくある程度の同情もしたかもしれません。 彼女の可憐さと不憫さの描写はこの上ないと思うし、もう一組との対比、演出も素晴らしいです。共演俳優陣のしつこすぎない存在感も私は大好きなのです。が、やはり命をいくつか消すことで、こんな重いテーマをいくらか緩和され美化された気がして、ひどく感情的なレビューになってしまいました、ごめんなさい。 多くの人が御覧になって考えて欲しいのでオススメの一作です、そういう意味では大嫌いな作品ではありませんし、自分は特にフェミニストでもないただのおばはんです。 5点(2004-02-19 15:00:03)(良:1票) |
9. オール・アバウト・マイ・マザー
これ観て「女ってすごい」と殿方に思われたくないなー。確かに子どもの為ならなんでもします、って時もありますが、、こんなにいわゆる「フツウ」からかけ離れた設定で、誰もがこんなに強くやってけませんし、もっと経済的なしんどさの描写もやってくれなきゃ、おシャレな部屋うつしてもダメダメ~共感できない。無責任なペネロペには、子どもの今後の悲劇を予想でけんのか!?と立腹ですが、実際はこのくらいの程度が関の山ってこともありまして…情けない弱者でもありますんよオンナは…皆さんわかってね。しかしキャスティングは素晴らしかったです。赤ちゃんを抱くセシリア・ロス、とってもとーってもよくわかります、えらいよなー。おかまちゃんのアントニア・サンファンは最初男性かと思ってましたわ。マリサ・パレデスも「見ず知らずの人に頼る」スペイン版ブランチが笑えました、よく見たら美人だ。あのでっかい写真が「マザー」じゃないことが一番意外だったけったいな作品でした。 6点(2004-01-03 00:58:26) |
10. ドライ・クリーニング
《ネタバレ》 私にとって何が一番コワイかというと、この中の奥さんを責められない自分に気づいたことです、あー恐ろしい。ラストも迫力あります、まともな決断でありますように、、ただただ願うのみです。//(04/6/29)フランスではどうってことないんでしょうか・・こんなお丼(寸前?)はフツー考えられません。元旦にたった一人でこんなん観たからかどうか、、↑私えらいこと書いてます、渇いてたのでしょう(タイトルに合わせすぎ)。 7点(2004-01-02 16:06:50) |
11. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
あほな私はもちろん、だまされました。ケイト、体絞ってて拍手!ですが、メイクと服が、なーんか似合ってないんでは?と気になってました、ストーリーに関係ないけど。 8点(2003-12-08 12:49:35) |