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プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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1.  ボルベール/帰郷
説明的なセリフなどがないので、しばらくは状況設定や人間関係の把握にとまどうが、ある事件が発生した後は「ああこういう話なんだな」とわかる。わかった気になる。 しかし実際には、物語の大きな流れは、実はそこではなく、それはより大きな流れの過去が、繰り返されていることを示す伏流のようなものでしかないことが徐々にわかっていく。 とにかくストーリーラインは独創的で、ひとりひとりがやることは常識では理解できないほどぶっとんでいるのに、全体としては、納得させられてしまうところがすごい。ひとりひとりの芝居に説得力があるというのも大きいだろう。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-12-04 22:44:15)
2.  レッド・サン
三人のスターの見せ場を上手にからめつつ、不自然さを感じさせないストーリーにしたてた脚本が素晴らしい。三人の複雑な利害関係を少しずつ変化させていきながら、ストーリーを盛り上げていく手法は見事としかいいようがない。さらに峰不二子みたいな女と、圧倒的な共通の敵になるコマンチ族をうまく織り込んで、最高のエンディングまで もっていっている。もちろん当の三人も求められた役割を最高のレベルで演じており、この手の映画では必見とでも言えるようなできだ。三船のサムライは超デフォルメのできすぎで日本人にはちょっとむずがゆささえ感じられるし、コマンチやメキシコ人の描き方は例によって偏見もいいところだけれども、古き良き(?)時代のエンターテイメントと割り切れる人には、楽しく見られるだろう。
[地上波(字幕)] 8点(2010-02-28 00:34:51)
3.  理想の女 《ネタバレ》 
美しい映像と、ストレートなハッピーエンディングにやられました。特に室内装飾が美しく、あの時代の上流階級の優雅な雰囲気を存分に味わいました。脇のじいさん連中も、ゴシップ好きなおばちゃんも雰囲気を盛り上げてました。ヘレン・ハントは恋愛小説家以来、好きな女優さんですが、ダブル・ミーニングな演技が見事でしたね。 英語はあんまり聞き取れなかったけれど、字幕はなかなかよくできてました。脚本を入手して、見直したいと思います。
[地上波(字幕)] 9点(2010-01-17 23:36:51)
4.  ウェルカム!ヘヴン
ビクトリアってアタメの女の子だったんですねぇ。彼女の出演作リストを見ていて知りました。 あんまり歌が上手なんで、本職は歌手なのかって思っちゃったくらい。セクシーな歌とダンスと、天使のときのまじめな妻役とのギャップが楽しいです。そういう意味ではやっぱりすごい女優さんなんだなぁ。 ペネロペの映画は結構見てるんですが、この男前な演技もいいですねぇ。彼女の演技力を再認識しました。 この監督、女性の魅力を引き出すのが本当に上手ですねぇ。ストーリーや演出は確信犯的にB級スタイルでありながら、うまくずらしてくるのがいいなぁ。 ちなみにロラが夫のボクシングをやめさせようとしているのは、単に、それまでの悪行をカバーするに十分な善行を積む前に死んでもらったら困るからだと思いますよ。その善行の一つのポイントが「母親に謝罪すること」って言うのは確かに、お母さんが偉いラテンの国ならではという感じはしますね。ラテンの女性は働き者ですよー。スペインの街をあるいていると、昼間からバルでのんびりだべってるのは男ばっかりですしねぇ。
[地上波(字幕)] 8点(2007-06-15 22:30:02)
5.  サルサ!
「フランス映画」観の変わる、超B級のいかにもなストーリー、うすっぺらい演技、楽しいだけの音楽、そういう映画です。ブエナ・ビスタは渋すぎましたが、かといってこれじゃぁ・・・。
[地上波(字幕)] 3点(2006-11-22 00:17:18)
6.  WATARIDORI
独特のジャンルなので、他の映画と比較して良いとかそういうことは言えませんが、鳥と一緒に飛ぶこの浮遊感は、他では宮崎アニメでくらいしか味わえないでしょう。メイキングの映像もとても面白かった。鳥の親になりきるって、そりゃあ並大抵のものじゃないんですねぇ。動物好きの両親をうちによんだとき、夕食の準備の間なごんでもらうのにとても役に立ちました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-07 22:55:59)
7.  女王フアナ
絶頂期にある王国の女王が狂人として幽閉されるにいたるには、かならずもっと政治的な背景があったはず。それを単なる恋の感情だけで描くのはあまりに薄っぺらくとても見ていられなかった。
[DVD(字幕)] 2点(2005-10-07 22:43:43)
8.  ANA+OTTO/アナとオットー
 あのような結末になる必然性はちょっとわからなかったけれど、スペイン語の勉強をしたくなるくらいにはひきつけられました。スペイン+白夜+運命の出会い みたいなものにぴんとくる人にはお勧めします。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-10 17:23:06)
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