1. グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
《ネタバレ》 子供の頃に日曜洋画劇場で観て面白かった記憶がありますが、当時は「コナン・ザ・グレート」や「レッドソニア」が好きだったので純粋に冒険ものが好きだったのだと思います。大人になって観たら、お姫様の美しい裸体ばかりに夢中になりました。リアルな略奪シーンやペスト犬投げ込みというアイデアは現代の映画ではまず表現できないだろうからとても新鮮でしたし、これこそが中世であるような気がします。大好きな「ブラックブック」の監督&脚本コンビがその20年前に作った映画という事で、とても偉大な映画だと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2016-02-24 00:08:37) |
2. キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット
《ネタバレ》 10年振りに観ましたが、やはり超絶面白いです。全編に謎の癒しの空気が漂っています。主人公が王の申し出を断る理由が少し弱い気がしますが、彼が王を継いでいたら戦争が起こらず、あの凄まじい攻城戦を観る事が出来ないのでこれで良いと思います。あの時は鍛冶屋だったけど今は違う、あと時は墓堀職人だったけど今は違う、現代日本では難しいでしょうが、こういうのは大好きです。皆さんがご指摘されない所では、スキンヘッドの副官は渋い表情だけの演技でおいしい役だと思います。できれば死ぬまでに映画館で観たいです。 [DVD(吹替)] 10点(2016-02-12 20:47:03) |
3. 記憶探偵と鍵のかかった少女
《ネタバレ》 主演の二人が素敵で映画の雰囲気も良いのですが、ストーリー展開は微妙でした。「記憶探偵」という概念を作ったのだから、普通では解けないような謎解きが欲しかったです。主人公が騙されたというオチにするから問題解決の筋書きをガチにしなかったのだと思いますし、私たちも見て損したと思います。タイッサ・ファーミガは可愛いですがつまらなかった(その2)です。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-01-09 23:41:25) |
4. スガラムルディの魔女
《ネタバレ》 オープニングのたくさんの魔女たちの肖像画や冒頭の強盗シーンは良かったですが、本編は悪い意味で90年代初頭くらいの既視感がある内容で退屈でした。主人公が若い魔女と一応恋愛関係になりますが女性の方が一方的に好きなだけでいまいちです。奥さんが中腰で用を足そうとして便器から手が伸びてきた図は良かったです。 [インターネット(字幕)] 2点(2016-01-09 02:18:44) |
5. 刺さった男
《ネタバレ》 ふざけた映画かと思ったら徐々にシリアスな方向へ印象が変わっていくのが面白かったです。美人の奥さんが頑張っていて素敵でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-09 00:35:11) |
6. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 苦しい物語です。私も9歳でスティーブ・ジャクソンのソーサリーにハマってからは、12歳から20歳くらいまで自分のファンタジー世界を日々構築して両親や学校や受験、病気から現実逃避をしていました。誰にでも何かしらあるのでしょうが、このような通過儀礼をわかりやすく表現できていると思います。 [DVD(吹替)] 6点(2014-10-08 06:36:26) |
7. ●REC/レック(2007)
《ネタバレ》 出演者たちの熱演で面白かったです。主人公が巻き込まれ型なため、うまく追体験できました。終盤で『サイレントヒル』に出てくるような部屋が現れてツボでした。そこで解決の手がかりを得られるかと思いましたが、途中で終わってしまった印象なのが残念です。 [インターネット(字幕)] 5点(2014-09-21 18:05:25) |
8. ワイルド・スピード/EURO MISSION
《ネタバレ》 面白いですが、前作の「金庫」の方がインパクトがありました。賢くて強そうな印象だった悪役が戦車で暴走してひっくり返って捕まり、結局何がやりたかったのかわからなかったり、ラストで滑走路を延々と走ったり、かなり適当な部分が見受けられます。個人的には、ガル・ギャドットちゃん(ジゼル)が本作で退場してしまったのが大きなマイナスでした。 [映画館(吹替)] 5点(2014-08-14 23:40:11)(良:1票) |