Menu
 > レビュワー
 > camuson さん
camusonさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 405
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : ノルウェー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 
インドネシアで1960年代に起きた100万人規模の大虐殺(赤狩り)の加害者に密着したドキュメンタリー映画。当時はプレマン(free manの訛りらしい)と呼ばれる近所のチンピラが、大虐殺の実行を担っていたということです。その大虐殺実行者達が何人か集まって、学芸会よろしく、当時の虐殺を再現したりして、それを一歩引いてドキュメンタリーとしてまとめたものです。ちょっと落ち着いたパンチパーマのヤクザ風爺さん。腹で威圧するタイプの業界人風の仕切りたがりのデブなおっさん。この2人が主人公ですが、役者だと言われれば疑わないほど、素人では出せない迫力があります。何ら悪びれる様子もなく、簡便な方法として開発した針金で首を絞めるやり方を実地で解説したりする一方で、被害者役を加害者が血まみれになって演じてみたり、虐殺後にみた悪夢に現れる亡霊を前衛的なメイキャップで再現したり、被害者達が加害者に対して「殺してくれてありがとう」と次々と口にする妄想を再現したり(それなんて補完計画?)、加害者達にとって、ある種のセラピーになっているとも受け取れる、なかなか複雑なことになっていて、虐殺加害者のドキュメントというより、この映画を作るプロジェクトに参加する加害者達のドキュメントになっていて、メタ構造な上に、更に訳の分からんセラピーにもなっているという。もうね。訳が分かりません。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:46:30)
2.  春にして君を想う 《ネタバレ》 
アイスランド映画。大きく3つのパートにわかれています。(1)田舎住まいの独り身の爺さんが、娘家族の住む都会のマンションに出てきて暮らす。(2)マンションでは家族に疎んじられ、老人ホームに移り暮らす。(3)老人ホームでたまたま出会った幼馴染みと故郷の廃村に向けて逃避行する。(1)では、「東京物語」のような、田舎から出てきた老人が、子供家族に疎んじられる内容かなと思ったのですが、(2)で、いきなり老人ホームに場所が移り、今度は、老人ホームでの様々な問題を扱った内容かなと思ったのですが、(3)で、ほどなく、幼馴染みの婆さんと一緒に車を盗んで、故郷への逃避行に出発しロードムービーになるといった具合です。季節は春なのか夏なのか(邦題からすれば春なのでしょう)、雪や氷には覆われていないものの、樹木が育つ環境にはないようで、大地は草に覆われています。その草も、葉緑素が薄く、光が透過しやすいためか、蛍光ペンのように鮮やかな色をしていて、どこか寒々しい。海は荒く波しぶきを立て、大地に靄をもたらしていて、どこかシットリ、ヒンヤリ感があるとういう、独特の自然風土が面白いです。テーマを絞って、深掘りすることはないのですが、だからといって軽薄になることはなく、アイスランドの厳しい自然、辺境、最果ての土地が持つ寂寥感と相まって、渋くて深い味わいが得られているのですよね。
[DVD(字幕)] 6点(2023-03-26 15:40:06)
3.  15歳、アルマの恋愛妄想 《ネタバレ》 
いきなり白人の若い女が、ベッドの上でパンツの中に手を突っ込んで、オナニーしてるシーンから始まり、大爆笑です。それを見てる飼い犬の顔が神妙で笑いを誘います。この若い女(15歳、見えないが)が、エロ妄想をするという話です。この娘がPUFFYのかわいい方じゃない方くらいにはかわいくて、いい塩梅です。あまりかわい過ぎてもリアリティはなくなりますし、あまりブサ・・・平均より劣っていては、ふざけるなという話になりますし。で、クラスメートの男と二人っきりになったときに、なぜか生チンチンを押し当てられ、後日クラスメートの女子に話したところ、嘘つけと言うことになり、男も否定したため、妄想虚言癖と言うことになり、「チンチンアルマ」という不名誉なあだ名を付けられ、仲間はずれにされてしまいます。続きは作品をご覧ください。他のクラスメートの女が皆ブs・・・それほど美しくはなく、相対的に主人公が一番カワイイので、応援したくなります。ノルウェーの山奥の寒村を舞台にしたのも、内容との妙なギャップが生まれていて面白いですし、なんせノルウェーらしくて良いです。コメディー作品で、役者が過剰にコメディーを演じてしまうと、一気に安っぽくなって笑えなくなるのですが(日本のテレビドラマに多い気がします)、そこは抑制されていて自然な感じでとてもイイと思います。テレホンセックスで高額料金が請求されるシステム、今や忘れ去られたダイヤルQ2(死語)を、ノルウェー映画で思い出させられるとは・・・感慨深いものがあります。
[DVD(字幕)] 8点(2023-03-09 19:47:41)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS