2. デイ・アフター 首都水没
《ネタバレ》 パニック映画で使い古された典型的なパターンでした。ロバート・カーライルの役は果たしてヒーローだったのかというか特に必要なのか疑問。活かされていない気がしました。 災害シーンはお金はかかっていそうなのですが、テレビドラマのようなテイストで特に盛り上がりもなく終わってしまった。それに、登場人物が多すぎて見ている側としてはキャラクターに感情移入できていないので、本来は感情を揺さぶられるべきである”目の前で身近な人が亡くなるシーン”も「フィクションだから俳優は無事だよな」とスルーしてしまう自分がいました。 仮に日本を舞台にしていれば、自分にとって慣れ親しんだ風景がむちゃくちゃになるの見ているだけで辛い気持ちになるのだろうから、あのような説明不足な演出でも十分なのかもしれません。そういう意味ではイギリスを知らない人に見せることを意識していないのでしょうか。音楽は同じフレーズの繰り返しで苦痛でしたね。 [地上波(吹替)] 3点(2008-09-15 15:12:53) |