1. シャンプー台のむこうに
《ネタバレ》 ドラマ構成は真っ当に施されているものの、勝敗はご都合的なものに過ぎないので減点せざるを得ない。 最悪そういった作家の都合による展開をさせる内容であったとしても、優勝させてしまっては白けるばかり。 決勝では負けたけどドラマは処理(解決)され、「次回は優勝を」と奮起する内容が妥当だと思う。まあ、母親に次回はないでしょうが、だからこそ「次回は優勝を」という言葉は希望の象徴のようになると思うのですが。 [地上波(字幕)] 5点(2008-01-13 15:13:54) |
2. シンプル・プラン
自分もあの境遇で、あの状況で、あの仲間がいれば同じ展開になりかねないという設定の匠に感嘆しましたし、恐怖を覚えました。 止めようと諭していた側が状態の変化でコロッと立場を逆転させてしまう描写など素晴らしい。 その他にも脚本上の技巧は多彩で、惚れ惚れさせられました・・・美しい。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-12-17 13:21:50) |
3. シャーロック・ホームズの冒険
《ネタバレ》 ユーモア溢れるダイアローグに興味を誘う意味深な伏線の数々。 かなり期待して展開を見守っていたのですが、結局全貌が明かされて終わるだけの内容(その内容もなんともマヌケですし)。 「シャーロック・ホームズの~」と名乗っておきながら彼の活躍もない(利用されてました、ちゃんちゃんっ)。 [DVD(字幕)] 3点(2007-12-02 23:50:23) |
4. ショコラ(2000)
《ネタバレ》 異端の者が周囲に波を立てるなんてのはよくあるし、放浪していた者が腰を据えるなんてのもよくある話。 チョコレートってアイテムを使ってというのが斬新なのかな。 個人的には放浪者が根を下ろすことを善しとするような説教臭さは嫌い。かといって再び、あの親子が旅立つ展開も頂けない。せめてジョニー・デップは戻ってこない方が良かったかな。 安定することの癒しと恐怖はうまく表現されていたと思います。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-08-12 10:37:21) |
5. シャイニング(1980)
今更ながら初めて観ました。 確かに恐怖心を煽るという意味では一級品ですね。 でも、父が狂う理由も、息子が異様なものを見る理由も序盤で説明してしまっているので、物語の構造からみせる驚きが皆無。これじゃ、単なる怖がらせ映画になってしまうような気がするのですが・・・。 しかしながら、映像が美しかったので甘めに評価。 [DVD(字幕)] 5点(2007-05-02 01:37:54) |